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2010年4月 8日 (木)

熊よけ鈴

ひとりで山に行くことの多い私にとって、サルやシカそしてウサギといった動物達との出会いは決して少なくありません。また、そうした機会を得ることは「幸運」だと言えると思っています。

しかし、「クマ」となると話は別です。山歩きや山サイの際にふとあたりの木を見上げて熊棚を発見すると、正直なところ心中穏やかでなくなります。

もっとも我々から野生動物のテリトリーに入っていくわけですから、彼らに早めにこちらの存在を知らせて、お互いに不幸な出会いを回避するのが一番です。

そこでいつも熊よけ鈴を準備して、山歩きの場合はザックに、山サイの場合はハンドルバーに付けています。幸にして今まで「クマ」に遭遇したことはありません。

現在手元にある熊よけ鈴は3種類。

一つ目はカナダ製の鈴です。音色は「カランカラン」といった音で遠くまで響くものではありません。値段が値段ですのでやむなしといったところでしょうか。ただ、このタイプでもいい音色のものもあるようです。

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二つ目は水道橋のさかいやスポーツで購入した三連のものです。音色は「ジャランジャラン」といったところでしょうか。三連だけあって一つ目のものよりは大きな音を出します。

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最後はつい先日購入した真鍮製の釣り鐘型のものです。一番いい値段であるだけに澄んだ心地よい音色を出してくれます。(カタカナでは形容が困難です。)

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その名も「サヨナラ熊さん」という商品で富山で作られているものです。

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周波数の高い音でボリュームも十分です。山ではまだ使っていませんが、こんないい音で本当に熊さんが「サヨナラ」してくれるのかしらんと、実はちょっと心配しています。

(追伸) 中学生から高校生まで奥多摩の山に結構通いました。当時はひとりで歩いていても「熊が出る」なんてことはまったく考えていなかったと記憶しています。ところが山登りを再開してから同山域で「熊出没注意」の看板を見ることも多くなりましたし、ネット上にも多くの情報が出ています。(「登山家の山野井さんが奥多摩倉戸山で親子連れの熊と鉢合わせになり大けがをした」というニュースの影響も大きいと考えられます。)そんなこともあって最近の私は過度に臆病になってしまったような気がしています(>_<)。                                 

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