« 週末の山サイ計画 | トップページ | ガイドブック »

2010年5月15日 (土)

御前山・湯久保尾根MTBツーリング

奥多摩の御前山・湯久保尾根は前々から一度走ってみたいと思っていました。

というのも「湯久保尾根」の下りが、ほぼ乗車率100%という情報だったからです。ただ、御前山の山頂へは鋸山林道のヒルクライムと尾根道の押し・担ぎで3時間近くかかる模様です。

「明日は行楽日和」という昨日の天気予報に気をよくして、本日出かけてきました。

朝早い電車で輪行します。

2009923_001

午前6時14分に武蔵五日市駅に降り立ちます。予報どおりの快晴です。

2009923_003

6時32分発の藤倉行きバスで「神の戸岩入口」まで距離を稼ぎました。バスではハイカーと釣り人が何人か一緒でしたが、ここで↓下車したのは私だけでした。

2009923_004

ここからいよいよ標高差1,000mを超える上りの始まりです。

沢沿いのひんやりする舗装路を上っていくと神の戸岩(かのといわ)が見えてきます。

2009923_006

2009923_007

「神の戸岩」とはよく命名したものだと思います。両岸の大岩を穿って流れる沢の様子は神秘的ですらあります。

真っ暗なトンネル↓で岩の下を抜けひたすら上り続けます。

2009923_008

かなり標高を上げたところで一箇所眺望の開ける場所↓がありました。

2009923_009

ここから大ダワまでは日差しは強いものの風がひんやりと心地よく快適な上りとなりました。

2009923_011

大ダワに到着です。バス停から63分かかりました。↑立派なトイレがありのぞいてみると清潔に管理されていました。ただ、トイレの壁にこんな注意書きが貼ってあり、ハンドルバーに熊鈴を付けて来て正解でした。↓

2009923_014

ここからは登山道で御前山の山頂を目指します。

2009923_016

鞘口山を越えてアップダウンは続きます。大ダワに駐車してあった車の持ち主と思われるハイカーの方が御前山から降りてくるのにすれ違いました。

ところどころ乗れるところがあるのが救いです。

2009923_017

2009923_019

ようやく「湯久保尾根」分岐↓に到着です。ここに自転車をデポして山頂ピストンでもいいかと思ったのですが、やはり山頂まで自転車で行こうと決心し、ここから一気に担ぎ上げました。 

2009923_020

山頂には大ダワから70分で到着しました。まずまずのタイムではないでしょうか・・・。

山頂から遠望する飛龍山方面です。↓

2009923_024

こちらは南側の丹沢方面です。↓

2009923_025

2名のハイカーの方にお会いしました。お二人ともソロでした。

2009923_026

1405メートル・・・。高度計だとバスを降りてから973メートル の標高差です。疲れました。

2009923_027

バス停を出発したのが7時10分でしたので、小休止を含めて2時間20分ほどかかりました。

この頃少し雲が出はじめ、日差しを遮りだしたので、汗ばんだ体を冷やさないよう、どら焼きを一個ほおばって休憩もそこそこに下山にかかります。

最初は尾根の東側のトラバースが続いて乗れませんが、尾根上に出ると面白いように乗れるようになります。

2009923_030_3 

ただ、ところどころに比較的新しい倒木があります。もっとも回避は容易でした。

2009923_032

富士山が望める場所がありましたが、あいにく頭は雲に覆われています。

2009923_033

途中「仏岩の頭」の露岩帯は慎重に下りました。↓

2009923_036

ここを過ぎるとまた快適に乗れるようになりました。見えているのは浅間尾根でしょうか・・・。↓

2009923_038

山つつじと新緑のコントラストがすばらしい。↓

2009923_039

集落が近づくと九十九折となりますが、ここも乗って降りられます。↓

2009923_041

無事に北秋川沿いの宮ヶ谷戸集落に降り立ちました。結局写真を撮る以外はほとんどノンストップで、山頂から1時間20分の極楽下りを十分楽しみました。

2009923_043

その後は武蔵五日市まで自走します。途中ロードレーサーに何回か抜かされます。また、五日市方向から上ってくる自転車乗りにも結構会いました。

武蔵五日市駅には、北秋川街道に降り立ってから30分で到着し、御前山山頂(1405m)から実に標高差1230mのダウンヒルも終了です。今回は缶コーヒーで祝杯をあげました。

2009923_044

※ 今回のコース図です。

2010515

(追記) このコースの大ダワから御前山山頂までは、高校一年の冬休みに御岳山から御前山まで縦走した際に歩いています。当時の鋸山林道は未舗装だったと記憶しています。また、湯久保尾根はそれより前の中学二年の時に歩きました。いずれも25年以上前のことで、今回改めてMTBで走って感慨もひとしおでした。

|

« 週末の山サイ計画 | トップページ | ガイドブック »

MTBツーリング」カテゴリの記事

奥多摩」カテゴリの記事

コメント

>motoiさん
いゃあ恐れ入ります。
書き込み遅くなって大変失礼しました。
今日会長からメールをいただいて初めて気が付きました。
本当にありがとうございます。

投稿: yamanokami | 2010年5月30日 (日) 21時36分

こんにちはです。Y夫婦の旦那の方です。
山サイ憧れますが、自分はMTBを売ったのでもうできませんが。。。。

で、以前お話ししましたXTRのSTIシフター(Vブレーキ用)とRDが本当に1セット余っていました。
今度、HMBお泊り会に持って行きますね。

投稿: motoi | 2010年5月16日 (日) 15時26分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 御前山・湯久保尾根MTBツーリング:

« 週末の山サイ計画 | トップページ | ガイドブック »