ガイドブック
「今度の週末は山に行きたい」という時に目的地をいかなる手段・方法で選定するかというのは結構悩ましいところです。
昨今のインターネット全盛時代にあっては紙ベースで目的地探しをする御仁は自ずと絶滅寸前になっているのではないでしょうか・・・。
私自身もご多分に漏れずにネットでのチェックは欠かせないものになっています。しかしながら、本来はどちらかと言えば絶滅危惧種に分類されて然るべき人間だと思っています。
そんなこともあり、先日「東京周辺の山」というアルペンガイドの別冊(出版社は山と渓谷社ですが、今ではおそらく絶版です。)をネットで購入しました。(本体価格は400円でした。)
ついこの間まで書店のガイドブックコーナーにでんと構えていたように思うのですが、時の流れは速く、入手は古本市場頼みの感があります。
我が家に到着して手にとって開いてみると、山登り一辺倒だった当時と大して変わらない感覚が蘇り、「ここも行きたい、あそこも行きたい」と半ば憑かれたような状況にいとも簡単に陥ってしまうのです。
振り返れば学生時代も、クラシカルな・・・あるいはマイナーなルートを求めてアルペンガイドや山渓・岳人のバックナンバーを神田の古本屋街で探し回ったものです。
今回久しぶりにガイドブックを購入して、過去の自分を懐かしく思い出すとともに、「山歩きを本格的に再会すべし」との思いを新たにしたところなのです。
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