この夏のメインイベントととも言える「富士山一周」を本日実行しました。
今日は最初にコース図を掲載します。
東京駅を6時前の東海道線各駅停車沼津行きで出発しました。国府津まで行き、御殿場線に乗り換え御殿場で下車したのは8時少し前でした。
富士山口の駅前で自転車を組み立てて8時20分には出発しました。
最初は「篭坂峠」を目指します。道中早くも富士山が出迎えてくれます。
須走りの町はずれからも富士の崇高な姿を仰ぎ見ることができます。正面に見えているのが「富士浅間神社」です。
道中の無事を祈って「東口本宮富士浅間神社」にて参拝しました。
ここからは本格的な登りとなりますが、激坂といったものではなく、イーブンペースで登っていける適度な斜度となっています。
富士山に見守られながらのヒルクライムが続きます。風が爽やかで快適です。
篭坂峠には1時間半で到着しました。
ここからは山中湖へ向かっての高速ダウンヒルが楽しめます。
平日のせいか山中湖畔も静かです。ここからのルートは「旧鎌倉往還」なんだそうです。
富士登山ルートの吉田口にある「北口本宮富士浅間神社」にも参拝しました。
社殿の両サイドに立派な御神木が天を突くように立っていました。
道の駅「なるさわ」に向かう途中からも富士山を仰ぐことができます。
本当はこの先で裏道にルートを取らなければならなかったのですが「139号線」をそのまま進んでしまい、富岳風穴で一休みしました。
風穴は、夏休みの喧騒が嘘のようで、わずかな観光客がいるだけでした。アイスクリームを食べて元気を出します。
139号線はトラックやトレーラーの走行が多く走りにくいこと、この上ない状況でした。(今日の写真の何枚かには、調子の悪いレンズカバーが写りこんでしまっていますがご容赦ください。)
途中、本栖湖の美しい湖面が遠望できます。
道の駅「朝霧高原」で一休みしようかと思いましたが、写真だけ撮って出発しました。
富士山は姿を隠してしまいました。
交通量の多い国道を離れて県道75号を進みます。
白糸ノ滝までもう一頑張りです。
滝に到着です。こちらは「音止めの滝」です。虹がかかっていました。

いよいよ白糸ノ滝です。
滝見物の後、茶店で昼食を摂りました。山菜そば、500円也でした。
食後は少し元気が出たように感じましたが、御殿場まで42㎞の標識を見てがっくり来ました。
まだ33㎞もあります。アップダウンが結構あって、もうヘロヘロになってきました。
たまらず脇道に退避して小休止します。
裾野市に入るとようやく下り基調となります。
下りの前に大休止しました。
ここで今回の装備について一言・・・。まだ暑さの残る季節のツーリングということで、荷物はすべてリアキャリアに装着したキャリアバッグで運びました。背中に汗をかく、あの不快感とも無縁で大変快適でした。欠点と言えば、輪行作業に若干手間取るのと、輪行袋の中でのキャリアの座りが.悪いことでしょうか・・・(シートポストへの装着は六角レンチを使用するタイプのため、シートポストごとフレームから外して輪行袋に収納しました。)。これからのシーズンであればザックで背負ってしまうのが、やはりお手軽でしょうか・・・。
ここからは、時速50㎞オーバーの高速ダウンヒルを堪能しました。
やっとこさ御殿場市に戻ってきました。
午後から富士山を見ることができなくなってしまったものの、最高の天気に恵まれました。遠くに見えるのは箱根外輪山でしょうか・・・。
御殿場駅に到着です。今日はじめて知ったのですが、御殿場駅はJR東海エリアで、今朝東京駅からスイカで乗った私は、駅で現金で精算することとなりました。JRさんパスの汎用性を是非検討してください。
久しぶりの100㎞超のツーリングで坐骨神経痛も途中から痛み出し、なかなかハードなツーリングでした。
帰路は小田急の特急あさぎり6号で新宿経由で帰宅しました。
計画当初はもっと短時間で周回できると、タカをくくっていましたが、想像以上に厳しい一日となりました。
もっとトレーニングしないと・・・。