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2010年12月の7件の記事

2010年12月30日 (木)

茨城「仏頂山と高峰」に登る

昨日の時点では、本日の午前中は晴天が見込まれました。しかしながら朝起きてみるとどんよりとした曇り空が広がっています。

ちょっと躊躇しましたが、とりあえず雨の心配はなさそうなので、秘かに予定していた栃木県境の低山「仏頂山」と「高峰」に行ってきました。

コースは仏頂山麓の楞巌寺の駐車場から高峰を往復するというもので結構歩き出がありそうです。

朝8時前に出発して駐車場には9時15分に到着しました。駐車場手前には国の重要文化財に指定されている山門があります。

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茅葺屋根の風情のある山門です。

さて身支度をしてまずは楞巌寺の見学です。

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見学を済ませてから階段を降り登山道に入るのですが、入り口にこんな看板が立っています。出発は9:30でした。

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どう注意すればいいのでしょうか?(高峰からの帰路首にベルを付けた猟犬に出会いました。主のハンターの姿はなく、藪から出てきた彼は私を見つけるも一瞥をくれただけでまた藪の中へ消えていきました。)

登山道は関東ふれあいの道になっていて、道標も要所にあり、道もよく整備されています。

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木々の間から目指す仏頂山頂が望めます。

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関東ふれあいの道の特徴である丸太階段がやたらに多いのがいただけません。

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結構なアルバイトの後山頂に到着しました。樹木に囲まれた静かな頂ですが眺望はありません。

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小休止の後高峰を目指します。茂木の分岐からは丸太階段の激下りが待っていました。

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途中伐採地があって栃木県側の眺望が開けます。

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桃太郎石を過ぎ

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高峰を望みつつ丸太階段を下っていくと

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見事なV字型が印象的な「奈良駄峠」に到着しました。

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この峠は今年の1月に栃木の鶏足山にMTBツーリングに出かけた帰路に栃木県側から茨城県側に越えたのですが、茨城県側は採石場の影響で登山道がズタズタに寸断されていました。今日確認してみると茨城県側へ下る登山道には「×」の標識が出ていました。

さて高峰へのルートは、またまた丸太階段の急登で始まります。

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緩やかな道を歩いたり

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  丸太階段を登ったりを繰り返すと

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高峰山頂に到着です。道標の後方は雨巻山です。

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この先のパラグライダー基地が南側が開けた休憩適地とのネット情報があったので、山頂では休憩せずに行って見ることにしました。

すると期待を裏切らない大展望が広がっています。

まずは筑波山から加波山、燕山、雨引山が正面に連なります。

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その左奥にはパラボラ山から浅間山と連なる尾根が延びています。

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さらにその左に愛宕山から難台山、吾国山が連なっています。

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スカッとした青空だったらさらに素晴らしかったのに・・・少々残念です。それでもじっくりと眺望を楽しむことができました。

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お湯を沸かして食事の準備をしていると雪が舞ってきました。どうりで寒いわけです。

カップラーメンをすすって体を温めてからパッキングを済ませました。今回はガスストーブ用のブースターを持参しましたが、ガスの気化・燃焼状態はいまひとつでした。やはり冬季は寒冷地用のガスの使用が望ましいようです。

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ここからは往路を戻ります。まずは高峰を通過します。往路では気が付きませんでしたが、山頂の道標の栃木側にこんなプレートがありました。

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先を急ぎます。少々雪が積もってきています。

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仏頂山山頂のテーブルもうっすら雪化粧です。

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こんな情景にココロを惹かれます。

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丸太階段の急坂は躓かないように注意して下ります。

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駐車場には12:50に無事到着しました。麓では小雨となっていました。

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仏頂山と高峰は以前から気になっていた山なのですが、ようやくその頂を踏むことができました。

駐車場からの往復コースはアップダウンが多く低山ながら侮れません。しかし、パラグライダー基地からの展望は素晴らしく、なかなかの好コースと言えるのではないでしょうか。

今度は春の好日に再訪したいと思います。

※ 本日のルート図です。

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2010年12月25日 (土)

雪山トレッキング計画中

今こんな本を読んでいます。

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最後に「雪山」と言える山に登ってから30年近くの歳月が過ぎました。装備品も手元に残っているのは錆だらけのサレワのピッケルぐらいでアイゼンもわかんもダブルヤッケ(今ではもう死語かもしれません。)もオーバーミトンもオーバーシューズもみんな行方知れずとなっています

来年は何とか北八ヶ岳あたりで雪山を楽しみたいと考えているのですが、ウェアーやロングスパッツ等を新規に購入する必要があり、予算的にも馬鹿になりません。

それでも何だか「無性に雪を踏んでの山歩きがしたい。」、現在そんな心境なのです。

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2010年12月23日 (木)

道志山塊「菊花山・御前山・神楽山」を歩く

昨日の予報では、本日は「快晴」となっていました。「この機会を逃すまい」という意気込みで、地図には名前も出ていませんが、富士山の好展望の得られる大月市南側に連なる低山を歩いてきました。

出発は始発電車です。登山口の大月駅改札を出ても夜が明けたばかりといった感じでした。

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駅前商店街を南へ向かいバイパスへの突き当たりを右折してしばらく歩くと、左手の墓地の手前に登山口を示す道標が立っていました。

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登山口から山頂までは結構きつい登りが続きます。朝日に輝く大菩薩連嶺・滝子山の上にはお月さんが出ています。

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どんどん高度を上げていくと無辺寺からのルートを合わせます。

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さらに一頑張りすると山頂に到着です。山頂手前は左右が切れ落ちるヤセ尾根となっており少々緊張しました。

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お目当ての富士山の眺めは山頂からよりも手前のピークからの方が遮るモノがなく良好でした。これが↓山頂からの富士山です。枝が少々邪魔をしています。

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こちらが↓手前の小ピークからのモノです 。遮るモノがありません。

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本日の富士山頂付近は風が強い様子で雪煙が舞っています。

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山頂の標高は643.7メートルです。↑大月駅を出た直後にGPSの調子が悪かったせいか、標高差が不正確です。

小休止の後沢井峠を目指します。落ち葉で一部ルートが滑りやすく、注意して下ります。途中にはこんな古びた道標もありました。

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御前山への分岐を過ぎて沢井沢の頭を目指します。ピークに到達すると小振りな道標が路面に置かれていました。「厄王山」というのは御前山を指しています。

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沢井沢の頭は眺望こそないものの静寂で、ここで朝食?にしました。今日は出がけにコンビニで仕入れたカップラーメンとおにぎりですが、ガスストーブのブースターを忘れてしまったためガスの気化が今ひとつで、水を沸騰させることができませんでしたが、カップラーメンに十分な温度にはなんとか達したようでした。

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食事を済ませてから御前山の分岐まで戻ります。

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分岐からは比較的歩きやすい道を辿ります。途中冠雪した大菩薩連嶺が美しく望める場所がありました。

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真新しい苗木が植林されている斜面もあります。

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御前山のピークには順調に到着しました。こちらも菊花山に勝るとも劣らない大展望が広がっています。

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富士山の眺望も素晴らしい。手前左に見えるのが九鬼山でしょうか。

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山頂の南側はスパッと切れ落ちています。

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山頂を後に本日最後の神楽山のピークを目指します。下り始めてすぐに山頂を振り返るとこんな感じです。写真だと実感が湧きませんが結構急勾配です。

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猿橋駅への分岐を見送ってひと登りで到着した神楽山頂はアンテナの立つ平凡なところでした。

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猿橋駅の分岐まで戻ってから下りにかかります。

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中央高速めがけて下って行くような感覚です。

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倒木をやり過ごしたりしながら行くと・・・

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舗装道路に降り立ちます。

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百蔵山と扇山のどっしりとした山容を仰ぎつつ・・・

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舗装路をのんびり歩いていくと猿橋駅南口に到着しました。

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全行程休憩を含めて3時間強と短いモノでしたが、急峻なアップダウンと大展望で小粒ながらピッリッとした味わいのある山歩きが楽しめました。

※ 本日のコース図と高低表です。歩き始めにGPSの調子が悪く大月駅からの赤線が少々途切れていますがご容赦願います。

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2010年12月20日 (月)

雪を待つ「アイゼン」

近郊の低山からもちらほら雪の便りが届くようになりました。いよいよ低山スノーハイクのシーズンインです。

そこで待機中の軽アイゼンのチェックをしました。

一つ目は4本爪タイプでシューズの土踏まず部分に装着するタイプです。

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メーカーはエバニューで初冬から早春の低山ハイクにはいつもお供してもらっています。ザックの中から取り出す機会もそう多くはないのが実情ですが、予想外の積雪&凍結に備えての保険みたいなモノだと思っています。

二つ目は2000メートル級の山でも活躍する8本爪のタイプです。

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こちらもエバニュー製です。ただ昨年購入直後に筑波山にスノーハイクに行ったところ、固定バンドが吹っ飛んでしまい(下山してから気付きました。)ました。そこで購入店に持ち込むと流石にエバニューだけあって迅速に修理対応してもらうことができました。

三十数年前の学生時代には日本の誇るカジタの10本歯のアイゼンを愛用していたのですが、今は手元にありません。

なかなか本格的雪山に登る機会は得られませんが、今年の冬も近郊の低山でこれらのアイゼンの効き具合を確かめられるスノーハイクを楽しみたいと思っているところです。

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2010年12月13日 (月)

「冬用トレッキングパンツ」

日曜日に自宅近くのスポーツ用品店で「提携カード利用で10%OFF」の広告に購買意欲を刺激されて、冬用の「トレッキングパンツ」を購入しました。

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太陽光で発熱するという「HEAT NAVI」という素材が使われ、かつ、全面ストレッチというなかなか優れもののパンツです。

メーカーは「Marmot」で既に春夏スリーシーズン用のトレッキングパンツを愛用していますが、ストレスのない履き心地は大変快適です。今回購入のパンツも履いてみるとやはり快適で、アンダーにタイツを履かなくても充分いけそうな感じです。

後は出掛ける時間が作れるかという課題が残りますが、今月中に何とか1日はと思っているところです。

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2010年12月11日 (土)

冬の好日

朝から好天の休日なりました。

今日は愛犬の通院日なので、その前に近所の公園まで彼女と一緒に散歩を楽しんできました。

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誰もいない公園は日差しも暖かで人も犬もリラックスできました。

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2010年12月 4日 (土)

高尾山断念

始発電車で「高尾山へ行こう」と昨晩遅く帰宅してから、子供の遠足前夜のように枕元にザック等を並べて就寝しました。

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しかし、結果として寝過ごしてしまいました。いつもでしたらそれても気を取り直して出掛けているのですが、今日はお昼前から所用があってそれも叶いません。

外を眺めると天気は予報どおりの快晴・・・

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誠に残念ですが、時間に余裕のある次の機会に再チャレンジするつもりです。

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