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2012年1月の6件の記事

2012年1月29日 (日)

「36年前のピッケル」

やや記憶が不正確かもしれませんが、36年前の高校2年生の冬合宿前に荻窪の「フレンド」でサレワのピッケルを購入しました。

大学を卒業してから一度も出番がなく、先日物置から出してみたところ錆びだらけになっていました。

正直なところ、これから先ピッケルを使うような山登りをするかどうかはわかりませんが、このままにしておいては道具に対して申し訳ないとの思いから、本日錆び落としとオイル塗りを実施しました。

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錆はなかなか頑固で粗めのサンドペーパーでざっと落とした後に細めのサンドペーパーで仕上げました。

ヘッド部もなんとか見られる姿になりました。

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石突き部分も同様です。

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「SALEWA」のステッカーもだいぶくたびれてしまっています。

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シャフトはグラスファイバーでサイズは70㎝と今ではあまり流行らないであろう長身君です。

ヘッドカバーも完全にオイルが飛んでしまっていたのでミンクオイルを塗り込みました。

購入当初は赤色のシャフトだったのですが、二度ほど八ヶ岳で使用したところヘッドにガタが出てしまい、購入店に持ち込んで青色シャフトの新品と交換してもらったものです。

久しぶりに手にすると、やっぱりどこかで使ってやりたくなるのが人情です。八ッの天狗岳や谷川の白毛門あたりに登ってみたくなりました。

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2012年1月28日 (土)

「宝篋山① 小田城コースから常願寺コース」

今日は今年初めての「宝篋山」に登ってきました。(今年一回目という意味でタイトルに①と表記しています。)

自宅を7時半前に出発して「つくば市宝篋山小田休憩所」に到着したのは8時半前でした。

休憩所のトイレをお借りして8時半には出発しました。

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駐車場には10台ほど車が駐車しています。今朝早い時間には曇天だったのですが、すっかり青空になりました。

002                                         今日は今まで歩いたことない大師堂を経由して小田城コースに出るルートを歩いてみることにします。

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途中こんな羅漢様が並んでいる場所があります。(ここが大師堂らしいのです。)様々な表情をされています。いつ頃のものなのかはわかりません。

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006                                         要所要所に親切な指導標が設置されています。

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しばらく進んでいくと立派な「要害展望台」があります。今日は残念ながらあまり遠望はききません。

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コース途中に富岡山頂展望所との案内標識があったので、コースを外れて立ち寄って見ることにします。

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山頂からは牛久大仏が見えています。

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筑波山も前景とあいまって美しい。

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宝篋山頂をちょっとズームしてみました。

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ひとしきり展望を楽しんで先ほどの分岐に戻ります。ここからはフラットな歩きやすい山道が続きます。自転車の入山が規制される前に一度MTBで走ったことのある道です。(その時には小田城コースを下りきりました。)

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朝日を浴びるこんな自然の造形も・・・。

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七曲の案内看板の前後はジクザクに高度を稼ぎます。

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硯石です。なんてことない石なんですが・・・。                      

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標高350メートル辺りからところどころに残雪が現われます。

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下浅間の鳥居は大きく傾いていました。前回通った際の記憶が定かでないので震災の影響かどうかは判然としません。

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滑り止めが必要なほどではありませんが、結構雪が残っているところもあります。

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山口コース②との分岐点のベンチで一服します。風もなく陽射しが暖かで快適です。

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山頂直下の急登です。積雪の影響か、ぬかるんでいて、ずるっとすべるところがあります。

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山頂直下には「関東の富士見百景」の碑があります。残念ながら今日は富士山の姿は見えません。

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山頂到着。駐車場から1時間少々でした。

定番の筑波山の全景です。宝篋山にはもう10回以上登っていますが、この風景は見飽きることがありません。

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昨年震災の後に来たときは、壊れてしまっていた宝篋印塔ですが、すっかり元どおりに修復されていました。(昨年12月に登った際に既に修復されていたのですがカメラに収めるのを忘れていました。)

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霞ヶ浦の湖面もきらきらと輝いて見えます。山頂には到着時に5人ほどのハイカーがおられました。駐車場の車の台数からしてもっと賑わっているものと思いましたが、少々意外でした。もっとも途中下山してくるトレランの方に数名会いましたが・・・。

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山頂は北面に5cm程度の積雪が残っています。今日は風が穏やかですが気温は低く、ピリッとした空気です。

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早めのお昼にしました。 昨年暮れの細君同伴の際の反省からウィンドスクリーンを持参しています。ただ、風は微風でした。(^-^;

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食後にコーヒーを味わいます。

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10時5分下山開始です。高度計の標高との誤差は10mでした。

下りは常願寺コースを取ります。

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山桜の森は日当りがいいためか、まだらに雪が残っているだけです。

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尖浅間は巻き道もありますが、きっちり山頂を経由します。

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山頂には先行パーティーがおられたので、山頂標識をカメラに収めただけで素通りしました。

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下りはスタスタとハイペースになります。

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林道まではあっという間でした。

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振り返ると優しい山容です。

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何度登ってもいい山です。

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小田休憩所が見えてきました。だいぶ車が増えました。

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山頂から55分で下山しました。休憩所の野外ベンチで一休みします。

中世には、この付近に一大伽藍が展開されていたようで感慨深いものがあります。

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地元で「小田山」とも呼ばれ愛されている「宝篋山(ほうきょうさん)」は、お手軽に登れてしまうのに、筑波山や関東平野の大展望が待っていてくれる本当に良い山なのです。以前は藪山だったところ近年地元の方のご努力で登山道が整備されたと聞きますが、ゴミもない今の姿がいつまでも続いて欲しいと願わずにはいられません。

今年も機会を見てまた通いたいと思います。

※ 今日のコース図です。

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  続いて高低図です。

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2012年1月25日 (水)

「スノーシューは『ミレー』で」

21日(土)の長七郎山には昨年「入笠山」にスノーシューイングに出掛ける前に購入したミレーのザックを使用しました。

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「ミレー」らしいお洒落なデザインはもちろんのこと、バックカントリースキーやスノーシューにおける使い勝手を良く考えて作られているザックです。シックな色遣いもグッドです。

しっかりしたウェストベルトには行動食等を入れられるポケットも装備されています。

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表面にはスノーシュー取り付け可能なストラップがあり、昨年、入笠山にスノーシューイングに出掛けた際も重宝しました。

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思う存分スノーシューを楽しむ上で、もってこいの容姿です。

背面パッドも背中に蓄熱することを極力避けるべくデザインされています。

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ファスナーオープンタイプで容量は27リットルです。購入時にワンサイズ上のタイプにするか悩んだのですが日帰りでクッキング等しなければ十分な容量です。

先日日光に出掛けた際は、相方の個人装備も私が携行する都合上、ミレーは留守番となりましたが、今シーズン中に何とかスノーシューにお供させてやりたいところです。

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2012年1月22日 (日)

「赤城・長七郎山に登る」

昨日1月21日(土)は、赤城山の「長七郎山」に登ってきました。今回はA社が催行する「雪山入門教室」への参加です。

雪山が初めての人達が対象の模様ですが、私の参加動機は、

①久しぶりに雪山を楽しみたい。②アプローチがバスに乗っていればいいというお手軽さ。③ひとりで行くよりリーズナブル。

というやや不純なものでした。

往路は事故渋滞等の影響で、大沼近くの県立ビジターセンターへの到着が予定よりも1時間強遅れてしまいました。

ビジターセンターで身支度を済ませて再びバスに乗って赤城スキー場に移動していよいよスタートです。

スキー場の東側を登っていきます。既に11時を回っているにもかかわらず、お天気が良くないせいか先行者のトレースはなく、新雪の感触が味わえます。

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参加者を三組に分けてそれぞれの組にプロガイドさんが付きます。(カメラの時刻設定が狂っているのでご容赦を・・・以下同様です。)

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八丁峠に到着です。ここで小休止して行動食を摂り「小沼(この)」を目指します。

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積雪は20から30cmといったところでしょうか。                                           005

小沼へは下り基調ですが、こちらも途中までトレースがありません。

ほどなく小沼湖畔に到着しました。辺りは静寂そのものです。

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さあここから長七郎山へは直登となります。ところによって積雪は50cmほどとなりますが、つぼ足ラッセルで十分に登っていけます。大学卒業以来30年ぶりの新雪ラッセルに少々興奮しました。

樹林帯を抜け尾根筋に出ると山頂が望めます。

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ここからはうっすらとしたトレースがありました。少々の登りで長七郎山に到着です。スタートからずっと雪が降り続いており残念ながら眺望はゼロです。

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ガイドさんに私の写真も撮ってもらいました。

010                                          記念撮影をして鳥居峠に向けて下山開始です。

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存分に雪の感触を味わって鳥居峠で待っていたバスに乗り込んでビジターセンターに戻りました。

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いつもひとりのことが多い私にとって団体行動は制約が多いのも事実ですが、短時間ながらも十分に雪の感触を楽しめた充実の半日スノーハイクでした。

帰路は日帰り温泉に立ち寄って冷えた体を温めて、バスに乗車した後は関越道の渋滞もなく、うつらうつらしているうちに予定より少々早めに出発点の新宿に帰着しました。

赤城山は初めて足を踏み入れる山域でしたが、アプローチさえ上手に組み立てれば結構楽しめそう・・・という感想を持ちました。

今度はソロで黒檜山や地蔵岳にも登ってみたいと思います。

※ 本日のルート図と高低図です。

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2012年1月10日 (火)

「ザックの新顔」

奥日光にスノーシューに行くにあたりザックを新調しました。

メーカーはコロンビア、容量は30リッターです。細君と日帰りの山歩きに出かける時は、決まって彼女の個人装備のほとんどを私が担ぐことになるので、このくらいの容量が必要なのです((+_+))。写真のとおり下部に独立した収納スペースがあります。フロントと雨蓋にはポケットがあり、それもかなりのものが入ります。

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ショルダー&ウエストベルトもしっかりした作りです。背当パッドも熱がこもらないよう工夫されています。

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購入価格は近所のスポーツ用品店で割引券を使用して約8,000円で、この手のザックとしてはお得感があるのではないでしょうか・・・。

肝心の使い心地ですが、これまた上々でした。良い買い物をしたとひとり悦に入っています。

このザックの他にここ一年あまりでいくつかのザックを購入していますので追々掲載したいと思います。

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2012年1月 8日 (日)

「奥日光・光徳沼~逆川橋スノーシューイング」

新年最初の山歩き(スノーシュー)に奥日光へ行ってきました。

当初の予定は光徳の駐車場に車をデポして路線バスで湯滝入口まで行き、泉門池、逆川橋を経由して光徳に戻るというものだったのですが、光徳への到着が遅れてしまったため、光徳から逆川橋までの往復コースとしました。今日の相棒はスノーシューデビューの細君です。

自宅を7時前に出発(計画上は6時半前の出発でした。)し、清滝ICまでは順調に進みます。心配していたいろは坂の登りもスタッドレスのおかげでまっく問題なく三本松に到着です。

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茶店「竜胆」でスノーシューをレンタルしました。スノーシューとストックのセットで一日800円とリーズナブルです。

三本松駐車場で身支度を済ませてから車で光徳へ転進します。光徳駐車場では時折粉雪が舞いますが、見上げる空は青空です。

さあ気分良く出発します。このコースのハイライトは数百メートル先の光徳沼です。

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大変雰囲気の良いところです。細君も携帯で撮影に余念がありません。

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逆川を木橋で渡って右岸を進みます。積雪量を心配しましたが、まったく問題ありませんでした(もっともスノーシューがなくてもトレースがしっかり付いているのでOKでしたが・・・)。

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足元はこんな感じです。

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しばらく進むと細君が「木の上に何かいる!」というので「どこどこ」と探して見ると猿君が6~7メートルほどの木の上で何かを一生懸命食べていました。

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猿は群れで行動するはずなので周囲を見渡しましたが仲間の姿は見えません。何かワケありなのでしょうか・・・と思いきや10mほど先の山側の樹林帯に10頭ほどの群れを発見しました。そういえば先ほど橋を渡ったところの道標に「この付近はクマのテリトリーなのでラジオや鈴などの鳴り物を・・・・」といった趣旨の貼り札がしてありました。逆川の左岸からほんの少ししか離れていないところを車道が走っているのにもかかわらず、猿君にせよ、おそらく冬眠中の熊君にせよ、流石は国立公園だけあり豊かな自然が残されているもんだと妙に感心してしまうのです。

樹林帯に気持ちのいいフカフカのトレイルが伸びています。細君は初めてのスノーシューですが元気に歩いてくれています。

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水辺まで降りてみると、こんな自然の芸術作品が見られました。

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逆川橋で国道を横断して雪で真っ白の川べりで小休止しました。光徳からちょうど1時間といったところです。

ここから泉門池まで往復してみようかということになり国道沿いに北上しますが分岐がありません。5~600m進んだところで、どうもおかしいと思って引き返しました。(地図をよく読まなかったのが敗因です。)

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この間の若干のアルバイトが細君には応えたようでした。そこで泉門池は次回に取っておき往路を光徳に戻ることとしました。

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国道を横断して道標をもう一度見ると

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案内図が親切に貼り付けてありました。

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我々は逆川橋の上流で国道を横断しましたが、正しくは三本松方向に橋を渡ったところに戦場ヶ原への入口がある模様です。

復路ではさらに青空が広がりポカポカと最高のスノーシュー日和になりました。寒がりの細君もジャケットを脱いでフリースになります。

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木橋で左岸に渡るとほどなく光徳沼に到着です。

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真っ白な光徳牧場を通って

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無事に出発点の駐車場に帰還しました。ここのトイレは清潔で大変快適です。三本松よりもお勧めです。

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本日レンタルしたスノーシューです。カメラのレンズに水滴が付いていてちょっと画像が変ですがご容赦を・・・。小柄な女性にはストックが長いようですが・・・。

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スタッドレスも初出動でした。

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帰路は三本松に立ち寄ってスノーシューを返却し、「竜胆」で遅い昼食を済ませて「三本松茶屋」で土産物を仕入れます。

そしていろは坂を慎重に下って「やしおの湯」で汗を流して帰宅しました。

出発から帰還まで2時間半程度のスノーシューイングでしたが、積雪も思ったよりあって、天候にも恵まれてまずまずの「歩き初め」となりました。

2月になったら泉門池をリベンジで訪れたいと思っています。

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