「宝篋山① 小田城コースから常願寺コース」
今日は今年初めての「宝篋山」に登ってきました。(今年一回目という意味でタイトルに①と表記しています。)
自宅を7時半前に出発して「つくば市宝篋山小田休憩所」に到着したのは8時半前でした。
休憩所のトイレをお借りして8時半には出発しました。
駐車場には10台ほど車が駐車しています。今朝早い時間には曇天だったのですが、すっかり青空になりました。
今日は今まで歩いたことない大師堂を経由して小田城コースに出るルートを歩いてみることにします。
途中こんな羅漢様が並んでいる場所があります。(ここが大師堂らしいのです。)様々な表情をされています。いつ頃のものなのかはわかりません。
しばらく進んでいくと立派な「要害展望台」があります。今日は残念ながらあまり遠望はききません。
コース途中に富岡山頂展望所との案内標識があったので、コースを外れて立ち寄って見ることにします。
山頂からは牛久大仏が見えています。
筑波山も前景とあいまって美しい。
宝篋山頂をちょっとズームしてみました。
ひとしきり展望を楽しんで先ほどの分岐に戻ります。ここからはフラットな歩きやすい山道が続きます。自転車の入山が規制される前に一度MTBで走ったことのある道です。(その時には小田城コースを下りきりました。)
朝日を浴びるこんな自然の造形も・・・。
七曲の案内看板の前後はジクザクに高度を稼ぎます。
硯石です。なんてことない石なんですが・・・。
標高350メートル辺りからところどころに残雪が現われます。
下浅間の鳥居は大きく傾いていました。前回通った際の記憶が定かでないので震災の影響かどうかは判然としません。
滑り止めが必要なほどではありませんが、結構雪が残っているところもあります。
山口コース②との分岐点のベンチで一服します。風もなく陽射しが暖かで快適です。
山頂直下の急登です。積雪の影響か、ぬかるんでいて、ずるっとすべるところがあります。
山頂直下には「関東の富士見百景」の碑があります。残念ながら今日は富士山の姿は見えません。
山頂到着。駐車場から1時間少々でした。
定番の筑波山の全景です。宝篋山にはもう10回以上登っていますが、この風景は見飽きることがありません。
昨年震災の後に来たときは、壊れてしまっていた宝篋印塔ですが、すっかり元どおりに修復されていました。(昨年12月に登った際に既に修復されていたのですがカメラに収めるのを忘れていました。)
霞ヶ浦の湖面もきらきらと輝いて見えます。山頂には到着時に5人ほどのハイカーがおられました。駐車場の車の台数からしてもっと賑わっているものと思いましたが、少々意外でした。もっとも途中下山してくるトレランの方に数名会いましたが・・・。
山頂は北面に5cm程度の積雪が残っています。今日は風が穏やかですが気温は低く、ピリッとした空気です。
早めのお昼にしました。 昨年暮れの細君同伴の際の反省からウィンドスクリーンを持参しています。ただ、風は微風でした。(^-^;
食後にコーヒーを味わいます。
10時5分下山開始です。高度計の標高との誤差は10mでした。
下りは常願寺コースを取ります。
山桜の森は日当りがいいためか、まだらに雪が残っているだけです。
尖浅間は巻き道もありますが、きっちり山頂を経由します。
山頂には先行パーティーがおられたので、山頂標識をカメラに収めただけで素通りしました。
下りはスタスタとハイペースになります。
林道まではあっという間でした。
振り返ると優しい山容です。
何度登ってもいい山です。
小田休憩所が見えてきました。だいぶ車が増えました。
山頂から55分で下山しました。休憩所の野外ベンチで一休みします。
中世には、この付近に一大伽藍が展開されていたようで感慨深いものがあります。
地元で「小田山」とも呼ばれ愛されている「宝篋山(ほうきょうさん)」は、お手軽に登れてしまうのに、筑波山や関東平野の大展望が待っていてくれる本当に良い山なのです。以前は藪山だったところ近年地元の方のご努力で登山道が整備されたと聞きますが、ゴミもない今の姿がいつまでも続いて欲しいと願わずにはいられません。
今年も機会を見てまた通いたいと思います。
※ 今日のコース図です。
続いて高低図です。
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