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2012年2月の4件の記事

2012年2月29日 (水)

「奥日光(赤沼~小田代ヶ原~湯滝)スノーシューイング」

昨日の天気予報では、関東地方は南岸低気圧の影響で未明から大雪との予報でした。少々悩ましくもあったのですが、平日に出掛けられるのは滅多にないチャンスなので、奥日光で新雪のスノーシューイングを楽しんできました。

浅草駅6:20発の快速電車で出発です。

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乗車券は「まるごと日光 東武フリーパス」を購入しました。往復の電車とバス代込みで4,030円と大変リーズナブルです。有効期間が四日間もあるので日帰りでの利用はちょっともったいないような気もします。

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東武日光に到着しました。駅前では駅員さんが雪かき作業に余念がありません。

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東武バスに乗り換えて赤沼で下車します。バスの乗客は少なく赤沼で下車したのは私一人でした。、中禅寺湖畔でスノーシューを持った地元の方と思われる男性が乗ってきましたが、湯元まで行かれたのでしょうか・・。ここには公衆トイレと(使用可能です。)四阿があって身支度するには格好の場所となっています。こんな掲示↓がしてあります。

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赤沼茶屋は営業していません。

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さて出発します。10時を回ってしまいました。流石に降雪中だけあって明瞭なトレースはなく、新雪の感触が充分に味わえます。

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こんな橋を渡りましたが、橋にも踏跡は付いていませんでした。

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赤沼の掲示板にあった「ピンクリボン」です。要所要所にこれがあったので大変助かりました。もう少し吹雪いていたりしたら、ルートファインディングに苦労したかもしれません。

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竜頭の滝方面の分岐です。夏道の分岐には必ずこの立派な指導標が立っています。

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戦場ヶ原展望台に寄り道しましたが当然のことながら眺望はまったく得られませんでした。

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小腹が空いてきたので小休止とします。

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ワッフルとテルモスに入れてきたドリップコーヒーです。

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ノントレースなのでスノーシューを履いてもくるぶしから足首くらいまでは潜る感じです。若干コースを外すとずっぽりと膝くらいまではまってしまいます。

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モノトーンの静寂な世界が広がります。

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防鹿柵のゲートを通過します。熊の出没を知らせる掲示が出ています。昨年晩秋のことのようですが、流石に今は冬眠しているのではないでしょうか。

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湯滝への道を分けます。距離は短くなってしまいますが、こっちを通っても良かったのかもしれません。

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小田代ヶ原の一部ですが、相変わらず雪が降り続いていて遠望はききません。

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出発時の気温が-3℃で、この時期の奥日光としては結構高めのせいかジャケットに付いた雪は溶けてしまいます。

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本日二つ目のゲート。ここを過ぎれば林道も近いはずです。

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林道に出たところに立派な案内板が立っていました。

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林道は轍がついているものの新雪が積もっています。最近の戦場ヶ原関連のブログを見ていると、雪がしまっていて「スノーシューがなくても大丈夫」というものが多かったのですが、今日は間違いなく「必携」という感じです。

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スノーシューが単調な林道歩きに変化をもたらしてくれます。

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小田代ヶ原はこんな感じです。天気のいい時に再訪しなければ・・・。

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新雪に私の残したトレースがついています。

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公衆トイレのある四阿でスノーシューを外して小休止です。 降雪時には屋根のある施設は大変有り難い。ここで湿雪で濡れしまったジャケットとオーバーグローブからレインウェアーのジャケットとレイングローブに換装?してみました。

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新たな身支度で出発します。50メートルほどのところにゲートかがあり小田代ヶ原への入口となっているのですが、木道が不安定になっているということで通行止めになっていて、林道を迂回するように指示が出ています。下の二枚の写真はゲートの中から撮ったものですが、この後再びゲートを通って林道に戻り、弓張峠を目指しました。

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林道が左に大きくカーブするところが弓張峠で小田代ヶ原への入口がありました。

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林間にはほとんどトレースがなく「ピンクリボン」とGPSと地形図が頼りです。

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小田代ヶ原の西側を進んでいくと再び防鹿柵とゲートに出会います。

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泉門池に向けて相変わらずモノトーンの静寂な世界の中を進んでいきます。

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こんなポールも立っていてコースを指示してくれています。

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振り返るとこんな感じです。スノーシューでの新雪歩きを堪能できました。

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間もなく泉門池です。

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太陽がうっすらと見えます。ちょっと雪も小降りになってきたようです。

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泉門池に到着しました。晴れていれば池の向こうに男体山が見えるのでしょうけど・・・。

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ベンチを見ると若干除雪されています。どなたか別のコースから来られたようです。バスでお会いした方でしょうか・・・。

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コーヒーとパンで腹ごしらえした後出発したのですが、午後になって気温が上がったのか雪が随分と重くなって少々足にきているようです。またまた休憩を入れました。泉門池からは比較的明瞭なトレースが付いています。

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湯滝まで500メートルの案内に元気づけられます。

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湯滝に近づくと木橋が現れます。

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勉強不足で名前はわかりませんが、こんな立派な木がありました。

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湯滝直前の木橋から湯川の清流を眺めます。

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湯滝到着です。この展望テラスに上がる階段をスノーシューのまま上るのに少々骨が折れました。それにしてもこのスケールは素晴らしい。

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落ち口を見上げます。

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湯滝のレストハウスはお休みでした。今日一番きつかったのはレストハウスからバス停までの除雪されていない車道歩きでした。重い雪が疲れた足に応えました。

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それでも無事にバス停到着です。1時台のバスは行ったばかりでしたので待ち時間が50分弱ありましたが、装備品の整理をして時間調整します。ただ流石にちょっと体が冷えたかもしれません。

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今日のお供は、1月の「長七郎山」につづいて「ゴロー」です。時間調整後2時20分のバスに乗り込んで、雪の中のスノーシューの旅も無事にエンドです。

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帰りは1,300円を支払って「スペーシア」でビールで祝杯して帰京しました。

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スノーシューは今日で3回目ですが、過去3回の中で最もスノーシュー本来の性能が発揮できたのではないかと思われます。また、さすがに悪天候の平日ということもあり、赤沼から湯滝まで誰にも会うことなく静寂の世界を堪能しました。次回は是非晴天を狙って再訪したいと・・・。

※ 今日のコース図です。

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2012年2月19日 (日)

「宝篋山② 山口コース②から小田城コース」

本日は先月に引き続き「宝篋山」に登ってきました。

山口集落の臨時駐車場に車を止めて8時25分に出発しました。ここで標高10mですので山頂までの標高差は450mになります。

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目指す山頂が見えています。

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ここから仰ぎ見る筑波山は私のお気に入りです。

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ベンチのある休憩ポイントで一息入れました。

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今日のお供はカリマータトラです。

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目が痛くなるような青空が素晴らしい。

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今日は比較的遠望が利くようですので山頂到着が楽しみです。

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今まで寄り道したことのない「おみざらし」に行ってみることにします。

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水場のようなところでしたが、冬場のせいか水流はありません。

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「おみざらし」を過ぎNHKのアンテナ塔脇の急登を頑張れば山頂です。

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輝く連山は八ヶ岳でしょうか?

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日光の男体山もだいぶ白くなっています。

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こちらは浅間山でしょうか?

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一昨日雪が降った割には筑波山は白くなっていませんでした。

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ちょっと狙いがずれましたが富士山も見えています。

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山口の駐車場に戻るには遠回りなのですが、帰路は小田城コースとします。途中大峰平展望所に寄り道しました。

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展望所といっても雑木に阻まれてすっきりした眺望は得られません。

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小田城コースの核心部はほとんど水平の歩きやすいトレイルです。

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愛宕神社に降り立ちました。

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交通量の多い県道を通り、途中から田んぼのあぜ道を経由して小田の駐車場に戻りました。

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宝篋山もなかなか立派な山容です。

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短い時間でしたが今回も快適な山歩きができました。

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2012年2月11日 (土)

「北八ヶ岳・北横岳に登る」

本日は、1月の「長七郎山」に引き続きA社の雪山入門教室で「北八ヶ岳・北横岳」に登ってきました。

今回は10本歯アイゼンの足慣らしが主たる目的でした。

中央道を走るバスの車中からは、南アルプスの北部・南部の山々が指差せて、自分で車を運転していたら余所見せずにはいられなかったのではと・・・バスで良かったです。

ピラタスロープウェーの山麓駅には10時45分頃に到着し、身支度を済ませて11時30分のロープウェーに乗り込みました。

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到着した山頂駅の前には坪庭の絶景が広がります。

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スキーヤーはもちろんですが、登山者も大変多く賑わいを見せています。

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空は青く風も穏やかで、冬の八ヶ岳には高校、大学と何度か通いましたがこんな坪庭の光景はおそらく初めてではないでしょうか。

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目指す北横岳方面からは早くも下ってくる登山者がいます。

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南八ヶ岳の右には甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳が確認できます。

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1時間ほどの登りで北横岳ヒュッテに到着します。

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辺りにはこんな光景が広がっています。

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小休止の後山頂を目指します。

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北横岳南峰が近づいてきました。

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南峰山頂からはすばらしい眺望が広がっています。とりわけお隣の蓼科山はなかなか堂々とした山容です。

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南八ヶ岳もすっきりと見えています。

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南峰から北峰に移動します。振り返ると南峰からこちらを目指す人が続々と続きます。しばし眺望を堪能しました。

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記念撮影の後南峰に戻りました。

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中央アルプスです。

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御岳山です。太陽が高くなっているので少々霞気味です。

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自然の造形美です。

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テントは冬用ウィンパー、ザックはキスリングを背負い、わかんを履いて縦走した学生時代と比べると今日の八ヶ岳はいろいろな意味で隔世の感があります。

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奥秩父の金峰山も見えています。

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北横岳ヒュッテに戻って大休止となりました。今日の行動食は私にとっての定番「オールレーズン」にしてみました。

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休憩後往路を戻ります。あっという間に坪庭まで降りてきました。縞枯山が美しい。高校の冬合宿で北八ツ縦走(蓼科山から)+赤岳ピストンをした際、悪天に見舞われ坪庭の端っこのつもりで緊急避難で天張ったところ、翌朝視界がきくようになったらロープウェー駅の目と鼻の先だったということが懐かしく思い出されました。

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下山してきた北横岳方向を振り返ります。

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本当に天候に恵まれました。

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このままロープウェーに乗るのが惜しい・・・。

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山頂駅から7分で山麓駅に到着です。下山後はツアーリーダーの指導で整理体操(ストレッチ)を行いました。

そして16時ちょっと前に再びバスに乗り込み「縄文の湯」に向かい体を十分に温めて帰路につきました。

写真は湯上りに見た夕日に照らされる蓼科山です。

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バスの車中でツアーリーダーが「今日は大変天気に恵まれいい雪山入門になったと思います。ただ、雪山ってこんなもんか・・・と思ってもらっては困ります。」という趣旨のお話をされていました。

それだけ今日の条件が良かったということに他ならないと思います。ラッキーでした。

本当に素晴らしい半日スノーハイクでした。

※ 今日のコース図です。

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2012年2月 7日 (火)

「10本爪・出歯アイゼン」

アイゼンを新調したということは前に「出番を待ってます」で書いたとうりなのですが、少々触れててみたいと思います。

学生時代の冬山では「KAJITA」の10本爪アイゼンをずっと愛用していました。その彼が行方知れずとなってから冬山ともすっかり御無沙汰状態が続いていましたが、4~5年前から雪を狙っての低山山行を再開し、当初は4本爪、続いて8本爪とアイゼンを購入しました。
しかしながらもう少々高度を上げた山にも行ってみたいと思い、衝動的に10本爪の出歯アイゼンを購入してしまったわけです。

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岩稜登攀等の本格的使用には耐えられない代物ですが、磨いたピッケルと併せて彼らに相応しい活躍の場を与えてやりたいと思うこの頃なのです。

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