「北八ヶ岳・北横岳に登る」
本日は、1月の「長七郎山」に引き続きA社の雪山入門教室で「北八ヶ岳・北横岳」に登ってきました。
今回は10本歯アイゼンの足慣らしが主たる目的でした。
中央道を走るバスの車中からは、南アルプスの北部・南部の山々が指差せて、自分で車を運転していたら余所見せずにはいられなかったのではと・・・バスで良かったです。
ピラタスロープウェーの山麓駅には10時45分頃に到着し、身支度を済ませて11時30分のロープウェーに乗り込みました。
到着した山頂駅の前には坪庭の絶景が広がります。
スキーヤーはもちろんですが、登山者も大変多く賑わいを見せています。
空は青く風も穏やかで、冬の八ヶ岳には高校、大学と何度か通いましたがこんな坪庭の光景はおそらく初めてではないでしょうか。
目指す北横岳方面からは早くも下ってくる登山者がいます。
南八ヶ岳の右には甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳が確認できます。
1時間ほどの登りで北横岳ヒュッテに到着します。
辺りにはこんな光景が広がっています。
小休止の後山頂を目指します。
北横岳南峰が近づいてきました。
南峰山頂からはすばらしい眺望が広がっています。とりわけお隣の蓼科山はなかなか堂々とした山容です。
南八ヶ岳もすっきりと見えています。
南峰から北峰に移動します。振り返ると南峰からこちらを目指す人が続々と続きます。しばし眺望を堪能しました。
記念撮影の後南峰に戻りました。
中央アルプスです。
御岳山です。太陽が高くなっているので少々霞気味です。
自然の造形美です。
テントは冬用ウィンパー、ザックはキスリングを背負い、わかんを履いて縦走した学生時代と比べると今日の八ヶ岳はいろいろな意味で隔世の感があります。
奥秩父の金峰山も見えています。
北横岳ヒュッテに戻って大休止となりました。今日の行動食は私にとっての定番「オールレーズン」にしてみました。
休憩後往路を戻ります。あっという間に坪庭まで降りてきました。縞枯山が美しい。高校の冬合宿で北八ツ縦走(蓼科山から)+赤岳ピストンをした際、悪天に見舞われ坪庭の端っこのつもりで緊急避難で天張ったところ、翌朝視界がきくようになったらロープウェー駅の目と鼻の先だったということが懐かしく思い出されました。
下山してきた北横岳方向を振り返ります。
本当に天候に恵まれました。
このままロープウェーに乗るのが惜しい・・・。
山頂駅から7分で山麓駅に到着です。下山後はツアーリーダーの指導で整理体操(ストレッチ)を行いました。
そして16時ちょっと前に再びバスに乗り込み「縄文の湯」に向かい体を十分に温めて帰路につきました。
写真は湯上りに見た夕日に照らされる蓼科山です。
バスの車中でツアーリーダーが「今日は大変天気に恵まれいい雪山入門になったと思います。ただ、雪山ってこんなもんか・・・と思ってもらっては困ります。」という趣旨のお話をされていました。
それだけ今日の条件が良かったということに他ならないと思います。ラッキーでした。
本当に素晴らしい半日スノーハイクでした。
※ 今日のコース図です。
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