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2012年4月の5件の記事

2012年4月30日 (月)

「曇り空の下 筑波山に登る」

ゴールデンウイーク前半の三連休の初日と二日目は、好天に恵まれながら家庭の事情と仕事の関係で出かけることができませんでした。

後半四連休も初日の3日に北アルプスに残雪の山を楽しみに出かけようと思っていたところ、こちらも天気が悪そうで、その後は仕事の予定も入っているため、このままいくとどこへも行かずじまいとなりかねません。

そこで本日、天気は曇り空ですが、ホームグラウンドの筑波山に登ってくることにしました。

コースは薬王院コースです。薬王院の少し先の駐車スペースに車を停めて7時半前には出発しました。

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駐車場の向かい側が登山口となっています。

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尾根に取り付くと色鮮やかな新緑が迎えてくれます。天気は曇り空なるも出かけてきてよかった・・・。

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山吹色です。

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林道に出るとその後は階段上りが待っています。

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スミレの花も頑張って咲いています。

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この強烈な階段上りは効きました。

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名前がわからないのが残念です。調査結果「ミヤマシキミ」というらしい・・・。

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階段上りが終わるとやっと比較的フラットなトレイルとなります。

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新緑の向こうには山頂のテレビアンテナが見えています。

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山桜がまだ咲いています。

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道標がリニューアルされたようです。

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自然研究路も緑でいっぱいです。

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今月はじめに筑波山に登ったときに女体山下のカタクリが蕾をつけていたので、もうカタクリの花はとっくに終わっているものと思っていたのですが、このとおりです。

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御幸ヶ原も天気が悪いせいか時間が遅い割には人影はまばらです。

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八郷盆地の眺めもいまひとつ・・・。

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セオリーどうり、まずは男体山から・・・。

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参拝後女体山を目指します。山頂神社とロープウェイ駅が見えています。

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ケーブルカーの警音器の音が聞こえていましたが登山客はまばらです。天気が悪いせいからでしょうか。

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女体山でも二礼二拍手一礼の作法で参拝します。

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いつものポイントで撮影しました。

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山頂からの展望も今日はぱっとしません。

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一等三角点です。

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下山はカタクリの花を期待して、その群落がある筑波高原キャンプ場経由としました。

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予想どうり、まだまだたくさんのカタクリが咲いていました。

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色鮮やかな新緑に目を奪われます。

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またまたカタクリです。

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またまた緑のシャワーです。

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春の森には躍動感があるような気がします。

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タチツボスミレでしょうか。

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筑波高原キャンプ場の山桜は少々ピークを過ぎてしまったようです。

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キャンプ場は5月からということで静まり返っています。

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林道を薬王院への山道の分岐までせっせと歩きます。途中の沢筋にはニリンソウの群落がありました。

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林道歩きも変化があって苦になりません。

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緑が素晴らしい。曇天なのが残念ですが、それでも気分爽快です。

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薬王院近くの駐車場に無事に帰還しました。今日は天候がいまひとつでしたが、カタクリを中心とした春の花と鮮やかな新緑が楽しめて、すっかりリフレッシュできました。

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筑波山の山頂は雲がかかりそうです・・・。

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※ 今日のコース図と高低図です。

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2012年4月25日 (水)

「無情な天気予報」

ゴールデンウイークの天気予報が出ました。関東地方の予報はどうでしょう。

今のところ前半は概ね好天に恵まれるものの、肝心の後半は「曇り時々雨」でのスタートになっています。

今年最後の雪山歩きは長野県下へ出掛ける予定ですが、ご当地の予報も良くありません。

北海道や東北地方はそこそこの予報になっているのですが・・・。

何とか予報が変化してくれることを期待し続けるしかありません。文字通りの神頼みですね・・・。

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2012年4月21日 (土)

「気になるG.W.の天気」

今年のG.W.は前半も後半もそれぞれ仕事の日があって五月雨の休みとなりそうです。

ただ、何とか今シーズン最後の雪山歩きに出掛けたいと思っています。年明け以来、1月に赤城の長七郎山、2月に北横岳、3月に黒斑山、4月に谷川岳(トマノ耳)と雪山に登り続けて来ました。

その続編としてG.W.後半の5月3日に少々遠方に夜行日帰りで遠征することを検討中です。そこで気になるのはお天気です。2500メートルオーバーのピークハントをソロでと考えているので、是非とも好天を期待したいところです。

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2012年4月 8日 (日)

「谷川岳にスノーシューで登る」

今日は春爛漫の「谷川岳トマノ耳」に登ってきました。
上野から新幹線で上毛高原駅に向かいます。

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駅では地元水上の山岳ガイドKさんと合流します。そうです、本日は谷川岳のスノーシューガイドをお願いしたのです。てっきり他にもお客さんがいるのだと思いきや、私一人の貸し切りでした。
Kさんの車にザックとスノーシューを積み込んで一路谷川岳ロープウェーを目指します。
ロープウェー山麓駅でKさんが登山届を提出しました。私はトイレを済ませて準備万端でゴンドラに乗り込みます。
天神平に到着すると多くの登山者が出発準備しています。我々もスノーシューを装着して天神尾根を目指して出発します。
のっけから急登となりますが、飛び出した尾根からは谷川岳の勇姿が望めました。

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昨日は真冬の寒さでこの稜線も吹雪いていたそうですが、今日は絶好のスノーシュー日和です。

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何とも迫力のある表情を見せてくれています。

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雲もだいぶ取れてきた感じです。

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浅間山が見えています。

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遠くに見えているのが武尊山ですが、ちょっと雲に隠れてしまっています。

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西黒尾根の向こうは新潟県側から雲が流れてきているようです。

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ザンゲ岩から歩いてきた尾根を振り返ります。温度が高いのか太平洋側は遠景がやや霞んでいます。

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オジカ沢の頭でしょうか・・・。

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山頂を目指す登山者が蟻のように見えます。ほとんど雲が取れてきました。

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スノーシューのヒールリフターに助けられ割と楽に急登をこなしていきます。

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登山者の他にスキーヤー、スノーボーダーも山頂を目指していきます。

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振り返ると登ってくる登山者が続いています。

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万太郎山方面の国境稜線です。冬は無理としても、いつかは縦走してみたいものです。

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肩の小屋です。

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肩の広場に到着しました。すっかり晴れ上がってきました。

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一息でトマノ耳に到着しました。「初めての谷川岳でこんな天気に恵まれるなんて運がいいですよ・・・」とKさんに言われました。

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オキノ耳を目指す登山者も結構います。Kさん曰くオキノ耳は眺望がいまひとつなんだそうです。雪庇がだいぶ発達しています。

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国境稜線の向こうには浅間山と苗場山方面が見えています。

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浅間山は先日黒斑山から見た時よりも白さを増しているような気がします。数日前の爆弾低気圧の影響でしょうか・・・。

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我々は肩の小屋まで戻り昼食休憩としました。といってもテルモスの紅茶とどら焼きといった簡単なものです。
補給の後は往路を戻るだけです。空が青さを増してきたようで風も穏やかなので熱いくらいです。私はアンダーウェアーにソフトシェルでしたが、それでも汗ばみました。

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武尊山の雲もすっかり取れて、その左には笠ヶ岳から至仏山が見えています。

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天神ザンゲ岩で一服します。

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熊穴沢避難小屋まで降りてきました。避難小屋は完全に雪に埋もれています。

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その後もKさんから適切なアドバイスをいただきながら順調にロープウェーの駅舎を見下ろす地点まで戻ってきました。ここからの眺望も素晴らしい。

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白毛門です。高校生の時に冬山訓練で登ったことが懐かしく思い出されます。

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真っ白なのが至仏山です。その右の笠の形をしているのが笠ヶ岳です。

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もう一度谷川岳の勇姿を目に焼き付ておきます。

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歩いてきたルートを振り返ります。
この後急斜面をスノーシューで降り、途中でツボ足に変更して無事にロープウェー山頂駅に戻り今日の行程を終えました。

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下山はKさんの指示で二度ほどスノーシューの脱着を行い、一部ツボ足で歩きました。
今日は本当に穏やかな天気でしたが、当然のことながらひとたび吹雪けばまだまだ冬に逆戻りのシーズンです。そういう意味からも大変運が良かったと思います。
的確なガイドをしてくれたKさんと山の神様に感謝感謝です。

※ 今日のコース図です。

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2012年4月 1日 (日)

「筑波山梅林見物とバリエーションルートからの筑波山」

昨日強風と雨をもたらした低気圧も通過し、本日は「晴天」の予報となりました。

そこで筑波山梅林の見物をかねて筑波山にバリエーションルートから登ってきました。

いつもの市営駐車場には7時前に到着しました。スニーカーをトレッキングシューズに履き替えて出発です。駐車場の奥に梅林への連絡路があります。

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「梅まつり」は昨日で終了していました。今年は開花が遅れたため梅まつりの期間も延長したそうです。

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天候はまずまずで梅の花が青空に映えています。

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私はやはり白い梅が好きですね。

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この梅林からも関東平野が一望できます。

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自転車で何度か訪れている(近くの林道が良いコースなので・・・)のですが、開花の時期の訪問は初めてです。

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花をめでた後は、いよいよ本日メインのバリエーションルートに向かいます。下の写真がルートの取り付きですが、市営駐車場と梅林との連絡路の途中の「十字路」から山側に入るトレイルがそれです。指導標も何もないですが、ルート自体はよく踏まれている感じです。

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最初はやや谷状のトレイルをたどりますが、やがて鉄砲登りとなります。

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大きな岩がごろごろしていますが、下の写真の様に岩と木に赤のペイントがされていていますので、これを忠実にたどっていけば迷うことはないと思います。

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ただ、傾斜が増してくるとペイントがやや見つけにくいところもあって、足場がぬかるんでいるような時は慎重に行動することが必要となりそうです。

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途中振り返ると木々の間から関東平野が望めます。

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古道であるのかこんな歴史遺構?がありました。

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傾斜が多少緩むと熊笹の生えるブナ林となってきます。

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笹の中のトレイルをたどると「立身石」に飛び出しました。今朝も結構冷え込んだのか霜柱が確認できました。

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立身石からは自然研究路をたどります。ペイントに導かれてきたとは言えここまでのルートはそれなりに気を使う登りだったので、整備された登山道の有難味が身に染みます。

御幸ヶ原からの登山道を合わせて男体山に向かいます。今年最初の男体山頂です。

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今日は雲が多めであまり遠望は利きません。

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山頂神社に参拝して御幸ヶ原に向かいます。

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御幸ヶ原はケーブルカーの始発時間前のせいか人影はまばらです。私は加波山方面の写真を撮って、そのまま女体山に向かいました。 

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女体山直下までスタコラと割合ハイペースで登ってきました。

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神社で参拝を済ませて山頂に到着です。

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雲間から霞ヶ浦に陽が注いでいます。

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いつものように筑波山神社の大鳥居を見下ろします。この山頂は本当に爽快です。カップルが一組とソロの方がお一人くつろいでいました。

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さて下山にかかります。神社裏のこの「天の浮橋」を通ります。橋ができてから山頂付近は一方通行となりました。

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「カタクリの花まつり」開催中でしたが、ぱっと見花の姿は確認できません。

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よーく探してみると蕾?をつけているカタクリがたくさんありました。見ごろは一週間から十日後くらいでしょうか。

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御幸ヶ原に戻ってくるとケーブルカーでおみこしが運ばれてきました。なにやら神事が始まるようですが帰りを急ぐ私は写真を一枚失礼させていただいた後、下山します。

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帰りは御幸ヶ原コースを取ります。

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途中立派な杉の木があり足下には杉の倒木が・・・。見上げてみると木の上の方が裂けていました。

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登ってくる人が大変多く、何度となく止まって道を譲ります。実は御幸ヶ原コースを下るのは今回初めて(登ったことしかありませんでした。)で、下ってみると改めて登りのきつさがわかりました。

筑波山神社に参拝して駐車場に戻りました。

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御神橋から振り返ると社殿への石段を多くの人が登っていきます。

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駐車場に無事に帰還しました。総時間ちょうど3時間のバリエーションハイキングでした。

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梅林連絡路から立身石へ突き上げるルートはペイントが多くついていて山慣れた人であれば問題なく歩けるのではないかと思います。ただ、一本の道標もないので初心者の方は避けた方が無難でしょう。本日も立身石まで一人のハイカーにも会いませんでした。また、途中急傾斜の部分も多くスリップすれば危険な場所も皆無ではありません。降雨時はもちろんのこと雨の続いた後や残雪時にはお勧めできません。お出かけになる際はあくまで自己責任で・・・。       

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