「筑波山梅林見物とバリエーションルートからの筑波山」
昨日強風と雨をもたらした低気圧も通過し、本日は「晴天」の予報となりました。
そこで筑波山梅林の見物をかねて筑波山にバリエーションルートから登ってきました。
いつもの市営駐車場には7時前に到着しました。スニーカーをトレッキングシューズに履き替えて出発です。駐車場の奥に梅林への連絡路があります。
「梅まつり」は昨日で終了していました。今年は開花が遅れたため梅まつりの期間も延長したそうです。
天候はまずまずで梅の花が青空に映えています。
私はやはり白い梅が好きですね。
この梅林からも関東平野が一望できます。
自転車で何度か訪れている(近くの林道が良いコースなので・・・)のですが、開花の時期の訪問は初めてです。
花をめでた後は、いよいよ本日メインのバリエーションルートに向かいます。下の写真がルートの取り付きですが、市営駐車場と梅林との連絡路の途中の「十字路」から山側に入るトレイルがそれです。指導標も何もないですが、ルート自体はよく踏まれている感じです。
最初はやや谷状のトレイルをたどりますが、やがて鉄砲登りとなります。
大きな岩がごろごろしていますが、下の写真の様に岩と木に赤のペイントがされていていますので、これを忠実にたどっていけば迷うことはないと思います。
ただ、傾斜が増してくるとペイントがやや見つけにくいところもあって、足場がぬかるんでいるような時は慎重に行動することが必要となりそうです。
途中振り返ると木々の間から関東平野が望めます。
古道であるのかこんな歴史遺構?がありました。
傾斜が多少緩むと熊笹の生えるブナ林となってきます。
笹の中のトレイルをたどると「立身石」に飛び出しました。今朝も結構冷え込んだのか霜柱が確認できました。
立身石からは自然研究路をたどります。ペイントに導かれてきたとは言えここまでのルートはそれなりに気を使う登りだったので、整備された登山道の有難味が身に染みます。
御幸ヶ原からの登山道を合わせて男体山に向かいます。今年最初の男体山頂です。
今日は雲が多めであまり遠望は利きません。
山頂神社に参拝して御幸ヶ原に向かいます。
御幸ヶ原はケーブルカーの始発時間前のせいか人影はまばらです。私は加波山方面の写真を撮って、そのまま女体山に向かいました。
女体山直下までスタコラと割合ハイペースで登ってきました。
神社で参拝を済ませて山頂に到着です。
雲間から霞ヶ浦に陽が注いでいます。
いつものように筑波山神社の大鳥居を見下ろします。この山頂は本当に爽快です。カップルが一組とソロの方がお一人くつろいでいました。
さて下山にかかります。神社裏のこの「天の浮橋」を通ります。橋ができてから山頂付近は一方通行となりました。
「カタクリの花まつり」開催中でしたが、ぱっと見花の姿は確認できません。
よーく探してみると蕾?をつけているカタクリがたくさんありました。見ごろは一週間から十日後くらいでしょうか。
御幸ヶ原に戻ってくるとケーブルカーでおみこしが運ばれてきました。なにやら神事が始まるようですが帰りを急ぐ私は写真を一枚失礼させていただいた後、下山します。
帰りは御幸ヶ原コースを取ります。
途中立派な杉の木があり足下には杉の倒木が・・・。見上げてみると木の上の方が裂けていました。
登ってくる人が大変多く、何度となく止まって道を譲ります。実は御幸ヶ原コースを下るのは今回初めて(登ったことしかありませんでした。)で、下ってみると改めて登りのきつさがわかりました。
筑波山神社に参拝して駐車場に戻りました。
御神橋から振り返ると社殿への石段を多くの人が登っていきます。
駐車場に無事に帰還しました。総時間ちょうど3時間のバリエーションハイキングでした。
梅林連絡路から立身石へ突き上げるルートはペイントが多くついていて山慣れた人であれば問題なく歩けるのではないかと思います。ただ、一本の道標もないので初心者の方は避けた方が無難でしょう。本日も立身石まで一人のハイカーにも会いませんでした。また、途中急傾斜の部分も多くスリップすれば危険な場所も皆無ではありません。降雨時はもちろんのこと雨の続いた後や残雪時にはお勧めできません。お出かけになる際はあくまで自己責任で・・・。
| 固定リンク
「山歩き」カテゴリの記事
- 「百蔵山・扇山に登る」(2015.10.18)
- 「大人の遠足in西沢渓谷」(2015.09.12)
- 「大菩薩嶺に登る」(2015.09.05)
- 「北ア・爺ヶ岳に登る」(2015.07.26)
- 「八ヶ岳・蓼科山に登る」(2015.07.20)
「茨城の山」カテゴリの記事
- 「筑波山に登る」(2015.04.26)
- 「剣ヶ峰・浅間山MTBツーリング」(2013.05.03)
- 「筑波山に登る③」(2013.05.02)
- 「筑波山梅まつり」と「筑波山登山②」(2013.03.08)
- 「宝篋山に登る②」(2013.02.24)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント