「奥久慈男体山に登る」
本日は帰省中の長男を伴って茨城県大子町の名峰「奥久慈男体山」に登ってきました。
素晴らしい晴天に恵まれてちょっとハードなクサリ場と新緑のシャワーを楽しんできました。
自宅を早朝に出発して古分屋敷手前の駐車場に到着したのは8時近くでした。
トレッキングシューズに履き替えて出発します。今日はクサリ場の多いコースなのでトレッキングポールは携行しません。それにしてもピーカンの絶好のアウトドア日和になりました。
はじめは男体トンネルの手前を登ってしまい、地元のおばあちゃんにルートを確認して修正しました。トンネルを抜けてまっすぐ行けば良かったんです。
分岐点には立派な道標が立っています。登山届けを入れるボックスもありました。
可憐なシャガの花が咲いていました。
男体山を見上げます。クサリ場の連続する健脚コースとはどのあたりを登るのでしょう・・・。
沢を渡って右へ行くのが「一般コース」です。我々は「健脚コース」をとります。
しばらく樹林帯を進むと杉の植林帯を急登していきます。
やがて自然林の森となります。緑がまぶしい。
こんなでかい岩に巨木が乗っかっているように見えますが、根は岩の反対側を回り込んで地中に伸びています。自然の驚異です・・・。
クサリ場が始まりました。この後も相当数のクサリ場を越えていくこととなりますが、クサリがなくとも容易に登れるところと、クサリの有り難味が実感できるところと、難易度は様々でした。ただ、昨日の雨で非常にスリップしやすく場所によっては結構てこずりました。
青空と新緑のコントラストが素晴らしい。
結構高度を稼いできました。
最後のちょっと長めのクサリ場を越えると男体山から袋田の滝への縦走路に出ました。立派なあずまやが立っています。
見下ろす下界が箱庭のようです。
ここから山頂へは一頑張りです。
山頂の男体権現です。展望は最高です。
ちょっとはなれたところに一等三角点が設置されていて山名板がありました。
見下ろすとトンネルへとつながる橋が見えています。橋の先のカーブを曲がったところに車を停めたので、残念ながら愛車は確認できませんでした。
あまりに日差しが強烈なため、大円地越まで下りて早めの昼食を取ることにしました。
下りの途中で男体権現を見上げます。断崖の上に祠があるのが良くわかります。
健脚コースと打って変わって、こちら一般コースは歩きやすい登山道が続きます。
つつじは盛りを過ぎてしまったようです。
行く手は鷹取岩方面でしょうか・・・。
穏やかな登山道も振り返ると断崖の縁に付けられているのがわかります。
さらに進むとこんな緑のトンネルに入っていきます。
大円地越に到着しました。
お湯を沸かして昼食とします。少々虫が多かったものの雰囲気は最高の場所でした。
とにかく緑が美しい。
昼食後、古分屋敷目指して下り始めます。下り口に鷹取岩への分岐があります。紅葉の時期にでも是非訪れてみたいところです。
緑一色の景観で体の中まで染まりそうです。
さてあと少しです。
無事に駐車場所に戻りました。
奥久慈男体山は地元県に住んでいながら初めて登りました。
健脚コースは、その名に恥じないクサリ場の連続するコースで結構楽しめました。
次回は袋田の滝への縦走や鷹取岩とセットにした周回コース等も歩いてみたいと思います。
好天に恵まれたナイスなワンデイハイクでした。
P.S. 帰路「金砂(かなさ)温泉」で汗を流しました。日曜日なのにほぼ貸しきり状態でさっぱりしてから帰路につきました。
※ 本日のコース図です。
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