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2012年6月の4件の記事

2012年6月24日 (日)

「日光男体山に登る」

昨日、今日と梅雨の中休みとなりました。

そこで本日午前3時半に自宅を出発して中禅寺湖畔「二荒山神社中宮祠」を目指しました。そうです・・・目的地は「日光男体山」です。

神社の駐車場には6時半前に到着しました。第一駐車場は8割方埋まっていました。地元栃木の方が多いようです。

スニーカーをトレッキングシューズに履き替えて6時40分に出発します。まずは「中宮祠」で簡単な登山届けと初穂料を納めてお札をいただきます。と言ってもどなたも社務所におらず、木箱にお金を入れました。

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今の季節は登拝門は午前6時開門のようです。

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一合目まではあっという間です。こんな大きな碑をどうやって運んだのでしょう。これも寄進なのでしょうか。

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二合目は気がつかずに通過してしまったようです。三合目です。結構な登りが続きます。

日光宇都宮道路を走っていたときは山の姿は見えなかったのですが、青空が広がっています。

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三合目からは林道歩きとなります。

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途中中禅寺湖が見下ろせる場所がありました。結構登ってきています。

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標高が高いので、まだまだ新緑が楽しめます。

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ここが四合目と思われます。ここから林道と別れを告げて再び登山道を登っていきます。

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五合目に到着です。熊笹が増えてきました。

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高度もどんどん上がってきます。

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ちょっとハプニングです。アンダーアーマーのタイツに穴が開いてしまいました。小枝が突き刺さったようです。

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ちょっと雲が出てきました。山頂まで何とか晴天が続くと良いのですが・・・。

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六合目は気がつかずに七合目に到達しました。

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大岩の露出する登山道をつめていきます。傾斜も増して来ました。

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こんな立派な鳥居もあります。やはり信仰の山です。

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森林限界となりました。階段道が続きますが、極めて登りにくかったです。

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残雪を纏う白根山の雄姿です。

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雲がわいてきています。

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太郎山神社が望めます。

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戦場ヶ原を見下ろします。

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戦場ヶ原の先には白根山です。山頂に雲がかかり始めています。

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やってきました。男体山頂の一角までほんの一息です。

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ちょうど9時に山頂に到着です。駐車場から2時間20分でした。

こちらは太郎山でしょうか。どうも今ひとつ自信がない・・・。

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女峰山でしょうか・・・。がかろうじて見えています。

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せっかくなのでパノラマを撮ってみました。

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「奥宮」です。

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男体山頂の最高点です。

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一等三角点です。

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最高点からもパノラマを撮ってみました。反対側の関東平野方面はガスガスで何も見えませんでした。

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光と影が織り成す風景・・・。

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二荒山大神もどなたかの寄進なんでしょうね・・・。

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天気がよければ山形県の月山まで見えるようです・・・。

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会津駒ケ岳です。近々登ってみたいと思っています。

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遠くに見える残雪の連山は・・・・。

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中禅寺湖は全容が見えています。それにしてもこの高度感は素晴らしい。

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山頂の西の端っこにある太郎山神社にも行ってみました。

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塩ラーメンで腹ごしらえします。

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山頂には結局40分近く滞在しました。9時40分に下山開始です。若干下った地点から中禅寺湖を見下ろすと遊覧船が見えます。

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下りは小走りで・・・と行きたかったのですが、この時間でも登ってくる人が多く、そうもなかなか行きません。

途中「六根清浄」を唱えながら金剛杖を突いて登る白装束の一団とすれ違いました。

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岩々の下りは骨が折れます。

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だいぶガスって来ています。

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登りには気がつかなかった六合目の碑を発見。

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シロヤシオです。だいぶ散ってしまっていました。

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林道まで降りてきました。このあたりはさんさんと陽が注いでいます。ここまでくればもう一息です。

・・・と思いきや、この後林道をショートカットする登山道で滑って右足首を思い切り捻ってしまいました。

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足を着くと非常に痛いので、しまっていたストックを出してゆっくり下ります。

見ようによっては顔のようにも見える樹のこぶです。

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神社はまだか・・・。足が痛い・・・。

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ようやく降りてきました。何とか無事に帰還できて何よりです。

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駐車場に帰還したのは11時40分でした。足を痛めたせいで思いのほか時間がかかりました。駐車車両は5分の1ほどなくなっています。やはり地元の人は早い・・・。

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かくして、ずっと気になっていた「男体山」に登ることができました。

今回の教訓は、「一人の下りは極力慎重に」です。次は「日光白根山」に登ってみたいところです。

※ 今回のルート図と高低図です。

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2012年6月12日 (火)

「霧ケ峰を歩く」

本日はウィークデーではありますが、長野県下の「霧ケ峰」を歩いてきました。

梅雨前線の影響で天気はいまひとつの予報でしたが、午前中勝負であれば雨の確率も低いと判断して、上諏訪駅から霧ケ峰インターチェンジまでタクシーを奮発(4800円)しました(バスの始発は9時50分までないんです。)。

インターチェンジは濃霧で「視界悪し」です。タクシーの運転手さんに車山への登山道入り口を教えてもらい助かりました。

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例年6月中旬がレンゲつつじの見ごろなんだそうですが、今年はまだこんな感じです。

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濃い霧で何にも見えませんが、すぐ近くをビーナスラインが走っています。

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指導標はこんな感じで、あまり整備されていません。もっとも晴れていればビーナスラインと平行して歩くことになるので、必要ないのかもしれません。

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コロボックルヒッュテです。一度泊まってみたいものです。

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少し霧が晴れてビーナスラインが見えました。時折大型バスが通ります。

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車山山頂に到着です。ここまで半袖で歩いてきましたが、動いていないと流石に寒い・・・。ウィンドブレーカーを羽織ります。

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二等三角点標柱です。

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気象観測所のレーダーがあります。

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車山神社に参拝しました。

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タンポポの仲間でしょうか・・・。

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山頂では写真を撮っただけで休まずに蝶々深山へ向かいます。山頂直下にはリフトの駅舎がありました。運行していますが人影はありません。長靴を履いた自然保護関係のスタッフと思しき方にお会いしただけでした。

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急な階段道を下っていくと車山乗越に到着です。

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緩やかな登りの後、蝶々深山に到着です。相変わらず濃い霧で何も見えません。

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ここも素通りして物見岩を目指します。

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物見岩に到着です。ここでゼリーを飲んで栄養補給しました。

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岩にできた水溜りの回りに美しいコケが張り付いています。

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カラマツの新芽でしょうか・・・。

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印象深い白樺の木がありました。

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車山で前述のお一人にお会いした後は、年配のご夫婦を一組追い越しただけです。時折鹿の鳴き声のする霧の中を歩いていると、少々寂しい気分になります。

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鹿よけのゲートがありました。高山植物をニホンジカから守るために設置しているとのことです。

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八島ヶ原湿原に出ました。晴れていれば絶景なのかもしれませんが、これはこれで風情があります。

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歩きやすい木道を辿っていきます。

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近くに駐車場があるせいか何人かのハイカーに行き会いました。折りたたみ傘を出しましたが、雨が降っているわけではなく、たっぷりと水気を帯びた樹の下を通るときの水滴よけで使います。

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こんな不思議な木が・・・。

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りんごの花のような白い花ですが・・・。また調べないと・・・。(調査の結果「ズミ」のようです。)

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湿原を離れて沢渡へ向けて林道を歩いていきます。

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御射山遺跡に到着です。

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中世にこのあたりで武芸の競技会が開かれていたとは・・・。

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花が開くには、まだしばらくかかりそうです。

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標高が高いだけあって、まだまだ新緑が美しい。

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ちょっといい雰囲気ですよね・・・。

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沢渡からインターチェンジへと続く登山道の前半はあまり歩かれていないようです。途中苔むした場所があり、こんな美しい緑が・・・。

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遊歩道に出ると、とたんに道が立派になりました。

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ちょっとピンボケです。キンポウゲでしょうか?。

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ところどころに置き忘れのような大岩がありますが、溶岩なんだそうです。車山も火山だったんですね・・・。

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蕨のようなシダのような・・・。

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いやあ自然の芸術ですね・・・。

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インターチェンジからこの自然研究路を100分で一周できるそうです。天気のいいときに細君と来てみたいものです。

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最後の休憩です。インターチェンジまで100m程度なのですが、カッコーとウグイスの鳴き声が高原にこだましています。

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今朝の出発点に戻りました。今朝は「車山肩」方面に進みました。

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案内板には大変わかりやすいルートマップが表示されています。

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しめくくりに「自然保護センター」に立ち寄りました。ドライブインで土産を買って1時過ぎの上諏訪行きのバスに乗り込みました。

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今回は終日霧に包まれた静かな山歩きとなりました。花の季節には少々早かったようです。

晴天を狙って再訪したいと思います。

※ 今日のコース図です。

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2012年6月10日 (日)

「久しぶりのロードバイク」

関東地方は昨日「梅雨入り宣言」が出されました。

ところが今朝6時に起きてみると青空が出ています。そこで3月以来本当に久しぶりにロードバイクで霞ヶ浦まで行ってみることにしました。

まずは大仏様にご挨拶です。

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霞ヶ浦まで出てみると筑波山がすっきりと見えています。

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半袖のジャージにショートパンツでちょうどいい爽やかなお天気になりました。

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大須賀津の展望台で一休み・・・。霞ヶ浦も穏やかです。

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帰路は「風車の広場」を経由して帰りました。

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走行距離は58㎞、時間は3時間のショートツーリングでした。(一応50㎞オーバーでしたので「ツーリング」のカテゴリーに掲載しました(^^)。)

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P.S. 今日は6月の第一日曜日です。そうです「霞ヶ浦一周サイクリング大会」の開催日でした。帰路、大須賀津から風車の広場に向かう途中、多くのサイクリストに出会いました。

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2012年6月 4日 (月)

「雨の上高地を歩く」(2012-06-03)

昨日の日曜日は新緑の上高地トレッキングに細君と出掛けて来ました。

天候は途中豪雨に見舞われ、決して恵まれたものではありませんでしたが、新緑と残雪の穂高と清らかな水の流れを堪能した半日トレッキングでした。

交通手段は、都内ターミナル駅を7時に出発する「C社」のバスツアーを利用しました。

ほぼ満席のバスで約四時間半かかって大正池バス停に到着です。

釜トンネルあたりから小雨が振り出していたので、下車後すぐに雨具を着込みました。その間にも続々とツアーバスが到着し「雨具持っているのかしらん」と思える観光客が次々に降りてきます。

大正池の池畔からは残雪を纏う穂高連峰の一部が望めます。

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焼岳に雪が少ないのは地熱の影響でしょうか・・・。

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癒される景色です。

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あいにくの天候ですがラッキーなことに岳沢を見ることができました。

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美しい花です。名前は後で調べてみます。⇒ どうやら「ムシカリ」のようです。

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はっとする美しさです。

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西穂方面は稜線まで見えています。

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大正池から田代池方面へ向かうと観光客も少なくなります。

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田代池分岐からの眺めです。これで穂高の全容が見えれば言うことなしなのですが・・・。ここまで見えただけでも感謝しないと・・・。

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田代池です。新緑が素晴らしい。

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カモ君がしきりに何かをついばんでいます。

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ちょっと明るくなってきたような気もするのですが・・・。

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梓川の清流と新緑が素晴らしい。

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田代橋まで来ると、またまた観光客の集団に遭遇しました。

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橋の上からの眺望です。

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田代橋で梓川右岸に渡り、ウェストン苑池のあずまやで雨宿りがてらランチとしました。ランチはツアーのオプションでお願いしたおにぎり弁当でしたが、ボリュームも味も大満足でした。

ただ、食事をしているとバケツをひっくり返したような大雨となり大休止を余儀なくされました。

ここからは完全装備で出発です。

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河童橋も雨ですが、雨に煙る穂高も味わい深いものです。

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河童橋からは左岸を明神へ向かって歩いていきます。

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明神橋で再び右岸に渡って明神池を目指します。

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夫婦ともども26年ぶりの明神池です。鏡のような水面に細君も大感激です。26年前も雨でした。

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ニ之池の景観もなかなかのものです。

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嘉門次小屋で岩魚の塩焼きとビールをいただきました。本当はゆっくりしたいところでしたが、雨宿り大休止で時間を食ってしまい、バスの時間が迫って来ていることもあって、後ろ髪を引かれつつ帰路につきます。

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ところどころにニリンソウの群落があります。バスの添乗員さんの話では横尾にはニリンソウの大群落があるそうです。今回のツアー参加者もそれを目当てにしている人が多かったようです。(その場合上高地バスターミナル下車での横尾往復となります・・・。)

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雨にぬれた緑が鮮やかさを増しています。

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帰路は下り基調なので細君もハイペースです。

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小梨平キャンプ場まで戻ってきました。一度はキャンプしてみたい・・・。

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いつまでも眺めていたい清流です。

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河童橋からの穂高です。見納めです。バス出発まで時間があったので細君は職場と自宅用の土産物を調達しました。

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両手に土産物袋を下げてバスターミナルへ向かい、無事にバス車中の人となりました。

今回はあいにくの雨の上高地となってしまいましたが、雨装備を整えて行ったおかげで楽しい半日トレッキングを楽しむことができました。

それにしてもやはり上高地の景観は素晴らしいものです。平日の人の少ない時期に再訪できれば最高なのですが・・・。

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