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2012年7月15日 (日)

「北ア・焼岳に登る」(2012.7.13~7.14)

三連休の初日に北アルプス南端?の「焼岳」に登ってきました。

前夜23時に新宿を出発する「さわやか信州号」で上高地帝国ホテルを目指します。

帝国ホテルで下車すると大粒の雨が落ちてきました。ホテルの軒先をお借りして雨支度を整えます。レインウェアーの上着とスパッツを着装し、ザックにはレインカバーをセットして出発です。

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梓川も増水している模様です。

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西穂高登山口にある登山下山者カード入れにあらかじめ準備してきた登山計画書を投函しました。

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ここからしばらくは梓川右岸の車道を進むのですが、もうそろそろという頃合になっても焼岳の登山口にたどり着かずに、よもや見落としたかと不安になり、一度西穂高登山口入口まで戻ったので、30分ほど時間をロスしてしまいました。

結局のところあと少々進めば無事に登山口にたどり着けたのです・・・。

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樹林帯のぬかるんだ登山道を進みます。

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沢を渡ったところで小休止しました。

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この黄色の花は・・・。後ほど調査です・・・。→ 「オオバミゾホオズキ」でしょうか。

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ちょっと高度感のある岸壁をアルミの橋でトラバースします。

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しばらく草付きの斜面を登っていきます。

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眼下に大正池が望めます。

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今度は高さ10メートルほどのアルミはしごの上りです。見た目ほど高度感はありません。

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清楚な白い花です・・・。後ほど調査します。→「ゴゼンタチバナ」でしょうか。

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稜線は近い・・・。

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ガスの山稜も風情があります。

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焼岳小屋に到着しました。

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こじんまりとした山小屋らしい山小屋でした。

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こちらの花も要調査です。→「テガタチドリ」でしょうか。

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焼岳展望台を目指します。

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ガスの稜線ではマーキングペイントが心強い味方です。

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山頂は近いか・・・。

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山頂直下にはこんな噴気孔がありました。硫黄の匂いも強烈です。

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焼岳北峰到着です。視界ゼロ・・・。残念。

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何も見えない山頂でお湯を沸かしてラーメンとおにぎりの昼食を摂りました。

展望がなく若干の風もあって寒いせいか、他の登山者のみなさんも長居はせずに早めに下山し行かれます。

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これは・・・。

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これは・・・。きのこの仲間でしょうか・・・。イオウゴケというらしい。

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ネット上ではよく見るのですが・・・。→「イワカガミ」ですね。

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下りは火山特有のザレた道をスリップしないように下っていきます。それでも何度か尻餅を付きました。

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いやあ見事なくらい何も見えません。先月の霧ヶ峰とどっこいどっこいでしょうか・・・。

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焼岳展望台との鞍部目指して下っていきます。

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ちょっとボケましたがアザミです。

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雲の切れ間から日が差します、眼下に見えるのは大正池ですね・・・。

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展望台から焼岳小屋への下りで振り返ります。

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焼岳小屋では記念にバッジを購入しました。

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小屋の前には大きな水溜りが出来ていて飛び石で横断するような状況です。

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小屋からの下りでは朝よりも視界が効くようになりました。

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長いハシゴを慎重に下ります。

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こんなにハシゴがあったっけ?というくらいにハシゴが出てきます。

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この空中トラバースがやはり最大の難所でしょうか・・・。

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樹林の中の下りがやたらと長く感じました。

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ようやく林道に到達しました。先月の男体山で痛めた右足首の調子があまり良くなく、下りに気を使ったせいか、思った以上に疲れました。

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上高地温泉ホテルで日帰り入浴します。人も少なく温泉は最高でした。ただ、一気に疲れが出たような気もします。

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帰りのバスは上高地バスターミナル16時30分発なので、河童橋界隈で食事をして時間調整しました。河童橋から焼岳を仰いでも山頂部分はしっかり雲に巻かれています。今回はまったく眺望を得られませんでしたので、チャンスがあれば秋の晴天にでも中房温泉から登ってみたいと・・・。

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五千尺ホテル側から見る岳沢方面です。先月細君と来た時に比べると随分と雪が減っています。

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バスの受付もスムースに済ませることができました。

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今回は5月の奥久慈男体山に続いて長男が同行しました。夜行バス利用で早朝からの行動ということもあり、結構堪えた様です。

それでも下山後の温泉を満喫し、帰りのバスの車中では次回はテント泊まりで出かけたいと「夢」を語っていました。

私も気持ちは学生時代のままですが、体の方は・・・。無理のない計画を検討しないと・・・。

※ 今回のルート図と高低図です。

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