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2012年7月23日 (月)

「尾瀬・至仏山に登る」

昨晩の夜行バスで一路尾瀬戸倉を目指し、至仏山に登ってきました。

尾瀬へのツアーバスは何社からも出ていますが、前々日に三社ほど電話してみると、いずれも「満席」との返答です。一時は諦めたのですが、前日になってネットで検索すると新宿駅新南口発の「尾瀬号」という夜行路線バスがありました。電話で問い合わせると往路、復路ともにオーケーと言う返事で即予約しました。

当日新宿に行ってみると大型バスに乗客8名で、ゆったりと尾瀬戸倉まで移動することができました。

戸倉の関越交通営業所にて鳩待峠行きの小型バスに乗り換えます。

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鳩待峠に到着すると心配した天気はまずまずで至仏山の山肌がはっきりと見えています。

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5時20分には鳩待峠をあとにしました。

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峠から山ノ鼻への登山道を歩くのは実に26年ぶりです。

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メインの登山道ですが、こんなクマよけの鐘が二箇所に設置されています。もちろん私のザックにも「さよなら熊さん」が装着済みです。

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山ノ鼻には50分ほどで到着しました。

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ここのテン場にも一度泊まってみたいところです。

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アザミの花が目を引きます。

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至仏山登山口への分岐です。

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立派な案内看板があります。

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ここから下山するまで多くの高山植物を見ることができました。

まずはヤグルマソウです。

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至仏山も山頂に少々ガスがかかっているものの、山容がほとんど見えています。この時点では山頂からの大展望をまだまだ期待していました。

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ワタスゲですが前日の雨で綿が潰れてしまっています。

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こちらはキンコウカ。

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池塘を中心に絵になる光景が広がっています。

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パノラマ写真を撮ってみました。

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木道のどん詰まりが至仏山登山道入口ですが、まるで別世界への入口が口を開けているように見えます。

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こちらの名前は要調査です。

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至仏山への取り付き地点には「登り専用」であることを注意喚起する看板が設置されています。

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登山届けを提出しました。

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ニッコウキスゲもピークは過ぎてしまっていますが、まだ姿を見せてくれています。

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ホソバヒナウスユキソウ。

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こちらもニッコウキスゲです。

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ヤグルマソウです。

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ダイモンジソウと思われます。

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こちらも後日調査です。「ノビネチドリ」でしょうか・・・。

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蛇紋岩の至仏山の森林限界は、低いようです。

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尾瀬ヶ原を挟んで反対側には燧ヶ岳が聳えています。

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尾瀬ヶ原をアップしてみるとこんな感じです。まだこの時間では木道を歩いている人はほとんど見えません。

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残念ながら雲が広がってきています。

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一番奥に見えているのは下田代十字路の山小屋群でしょうか。
 
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山頂までの中間地点に到着です。

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この蛇紋岩は大変滑りやすく降雨時には登りであっても難儀すると思われます。

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ハナニガナでしょうか。

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ニッコウキスゲがぽつんと咲いています。

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すっかりガスに巻かれてしまいました。

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タカネシオガマです。至仏山では一番目立っていました。

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イワシモツケでしょうか。

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タカネシオガマとイワシモツケです。

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クルマユリでしょうか・・・。

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ハクサンシャクナゲです。

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ホソバヒナウスユキソウ。エーデルワイスの親戚ですね・・・。

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同じく・・・。

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ジョウシュウアズマギクでしょうか。

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こんな休憩所が設けてあります。ゼリーで栄養補給しました。

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ホソバヒナウスユキソウ。

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タカネバラでしょうか。

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だいぶ高度を上げてきました。

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ピンクの花はヨツバシオガマ。

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ハクサンイチゲと思われます。

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山頂に到着です。時間はコースタイムを短縮しましたが、結構疲れました。前回の焼岳に続き眺望ゼロです・・・(^.^)。

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二等三角点が設置されています。

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お湯を沸かしてまずはラーメンで腹ごしらえします。マルキルのボトルもパッキンを交換して現役復帰しています。

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食後はコーヒーでリラックス・・・。

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ホソバヒナウスユキソウとヨツバシオガマの群落・・・。至仏山から小至仏への稜線上にはこのパターンが一番多く見られました。

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イブキジャコウソウでしょうか。

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タカネバラでしょうか・・・。

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相変わらずがスっています。
 
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ハクサンシャクナゲも少々ピークを過ぎているような・・・。

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小至仏山頂です。

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シナノキンバイとチングルマの群落。

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イワカガミです。

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チングルマですね。

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ウラジロヨウラクです。

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希少種オゼソウでしょうか。

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ハクサンコザクラがピンクの可愛らしい花を付けています。

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シナノキンバイです。

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ハクサンイチゲ。

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イワカガミです。

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シナノキンバイです。
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オヤマ沢田代が近くなってきました。

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笠ヶ岳への分岐です。一度は湯の小屋温泉まで歩いてみたいものです。

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オヤマ沢田代です。ガスも晴れ日が差して気持ちがいい・・・。

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パノラマ撮ってみました。

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マイヅルソウの群落です。

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日が差して青空が覗いています。

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タテハチョウの仲間だと思われます。休憩中ですね・・・。

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鳩待峠へはこんな階段道が多く出てきます。

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樹間に尾瀬ヶ原が望めます。

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雲がすきっと取れてくれるといいんですけど・・・。

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ハナニガナでしょうか・・・。

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ミヤマキンポウゲです。

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やっと戻ってきました。鳩待峠到着です。11時を10分ばかり回ったところです。出発から帰還まで5時間50分でした。まずまずのタイムでしょうか・・・。

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戸倉へのバスチケットとラムネを購入して密やかに乾杯します。

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山バッジを購入しました。ちょっとコジャレたデザインが気に入りました。

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尾瀬には26年ぶりに訪れました。前回は細君と鳩待峠から尾瀬ヶ原、尾瀬沼を回って大清水に抜けました。

今回は至仏山のピークハントだったわけですが、あまりに多くの高山植物が咲いていて写真を多く撮ったまでは良かったのですが、名前がさっぱり分からず、掲載するにも難儀しました。

一応ネットで調べて花名を可能な限り記載していますが、結構誤っているかもしれませんのでご容赦ください。

山頂でガスに巻かれたのは残念でした・・・・。次回は春山シーズンにスノーシューで登ってみたいものです。

それから山頂への登りで尾瀬ヶ原の向こう側に聳えていた燧ヶ岳にも登らないと・・・。

※ 今日のコース図と高低図です。

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