「日光白根山に登る」
昨日は3時起きで自宅を出発し、群馬県片品村丸沼高原の白根山ロープウェーを目指しました。
ロープウェーで600mほど標高を稼ぎ、山頂駅から日光白根山、五色沼を周回するコースで山歩きの素晴らしさをたっぷりと楽しんできました。
この日の天気予報は午後3時くらいから「雷雨」でしたが、まったくそのとおりの結果となりました。ただ、午前中を中心に日差しのあるまずまずの天気で、結果として始発ロープウェー利用で午後早めの下山を計画したのは大正解でした。
往路はお盆の帰省ラッシュで東北道が渋滞という情報があったので、北関東道を途中で降り、一般道で宇都宮まで行き、日光宇都宮道路に乗りましたが、この判断は正しかったようで、ロープウェー駅には7時過ぎには到着することができました。駅舎はオープンしていましたが、チケット売り場や売店は始発の10分前くらいにならないと開かないようです。
今日の同行者は息子ふたりです。
もちろん登山届けも出しました。
団体さんもいて結構な賑わいです。
8時始発のところ少しだけ待って乗ることができました。
山頂駅についてみると何とか白根山の全容が見えています。
早速スタートしました。
最初のうちは比較的緩やかな幅広な登山道を歩きます。
ロープウェー駅を起点とする自然観察コース等には立派な案内板があります。
大日如来の手前あたりから本格的登りへと変わっていきます。
七色平の分岐です。このあたりの樹林帯は冬場のスノーシューも楽しめるようです。
結構きつい登りが続きます。
カニコウモリの群落です。
キオンでしょうか・・・。
地獄ナギを通過します。
一層本格的な登となります。
ほどなく森林限界となりました。
お花畑が広がっています。
ロープウェーの山頂駅が見下ろせます。
錫ヶ岳が高い。
山頂も近い・・・。
登りの足取りも心なしか軽やかになります。
ハクサンフウロです。
もう一息。
自信ないですが「ハクサンボウフウ」でしょうか。
稜線(山頂火口丘の一角)に出ると山頂は目と鼻の先となります。
山頂到着です。狭い山頂で人も多かったので奥白根神社のあるピークに移動して早いお昼にします。
山頂直下からは五色沼が見下ろせます。
ちょっと離れて山頂を見るとこんな感じです。
奥白根神社です。
食事の準備をしているとイワヒバリがやってきました。写真を撮らせてもらったら「それじゃあ」という感じで飛び立っていきました。
昼食は定番かつワンパターンメニューです。
オヤジに準備をさせておいて、後からのんきにやってきます。
パノラマにするとこんな感じです。山頂の頭が切れてしまっていますが・・・。
食後下山開始です。下山は五色沼経由とします。
高山の雰囲気が出ていますでしょう・・・。
積乱雲がだいぶ出てきました。
はじめは五色沼を見下ろしつつ下ります。
快適、快適。
なかなか良い感じです。
ハクサンフウロのミニ群落です。
今回のベストショットかと・・・。
下りは結構傾斜もきつくスリップ注意です。
名前調査中です。
オタカラコウ、ミヤマキオン等の黄色い花の群落です。
だいぶ平坦になりました。
避難小屋に到着です。
かなり年季は入っていますが、大事に使われているようです。
五色沼で寛いでいると鹿君が現れました。立派な角を持った雄鹿です。
改めて山頂を振り返ります。結構降ってきました。
パノラマです。
鹿君さようなら。また機会があったら会いたいものです。
周辺の景観を目に焼き付けておかないと・・・。
ハクサンフウロです。
沼に向かってまったりとしていると、音もなく背後に今度は雌鹿が近づいていました。
人間に慣れているところからして、たまに餌をもらうこともあるのでしょうか。
ハナニガナです。
名残惜しいですが天気も心配なのでそろそろ五色沼を後にしないと・・・。
ミヤマシャジンでしょうか・・・。
白根山も見納めかと・・・。
弥陀が池へ向かって尾根を乗っこします。
お花畑ですね・・・。
五色山への分岐です。
弥陀が池に到着すると、なんとここにも鹿がいました。
こちらの鹿も人間を警戒する様子はほとんどありません。
この池も風情のあるところです。紅葉の頃もいいのではないでしょうか・・・。
ミヤマキオンです。
弥陀が池から七色平・六地蔵等を巡る周遊路への下りはなかなかの急降下でした。
平坦な周遊路に到着です。
こんな木道もあったりして・・・。
ちょっとレトロな避難小屋が立っています。
七色平到着です。そんなに特色のある場所ではありませんでした。
無事にロープウェー山頂駅に戻ってきました。この頃から雨がぱらつき始めました。
まずは乾杯です・・・。帰りの車の運転が控えているので「ノンアルコール」で・・・。
振り返ると白根山は完全にガスに巻かれてしまっています。
かくして今山行も無事に幕を閉じました。
帰路は日光の湯元温泉の「湯の家旅館」で日帰り入浴しました。久しぶりに乳白色の温泉らしい温泉に入ることができて満足です。
金精トンネルを抜けて栃木県側に出たところから結構な降雨量だったのですが、帰路、東北道から北関東道に入るまでの間、時折閃光を伴うスコールのような雨に見舞われました。
我々は早め早めの行動でラッキーだったと思います。
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