「那須岳に登る」
本日は関東でも大気の状態が不安定という予報でしたが、「午前中勝負」で那須岳(茶臼岳・朝日岳・三本槍岳)に登ってきました。
前半戦は狙い通りの晴天で、2000メートルに満たないとは思えない稜線漫歩が楽しめました。
自宅を3時半に出発して那須岳県営無料駐車場に到着したのは6時半です。シューズを履いて6時40分には出発しました。
登山口や登山指導所の写真を撮ったはずなのですが、何故か画像が残っていません・・・(^.^)。
そしてこの展望です。
峰の茶屋跡の避難小屋が見えます。
ウラジロタデです。峰の茶屋跡までは一番多い花でした。
峰の茶屋跡から朝日岳方面を望みます。
こちらは茶臼岳方面です。
体を持っていかれるほどの強風吹きすさぶ日も珍しくないようですが、本日は比較的穏やかで多くの登山者が寛いでいます。
茶臼岳へは硫黄臭を嗅ぎながら登っていきます。
峰の茶屋跡避難小屋を振り返るとこんな感じです。朝日岳が少々雲に巻かれていますね・・・。
主稜線の東側は見事な雲海が広がっています。
稜線を西から東へガスが忙しく越えていきます。
ウラジロタデですね。
この辺りは火口跡といった感じです。
噴火の跡ですね・・・。
茶臼岳火口の淵に到着しました。
那須岳神社の鳥居です。
茶臼岳山頂です。那須岳神社が鎮座まします。
那須岳だけが雲海から頭を出しているといった感じで、遠望はききません。
火口をひと回りします。今日のベストショットですかね・・・。
峰の茶屋跡へ戻ります。朝日岳山頂が見えています。
峰の茶屋跡まで戻ってきました。
避難小屋は立派な作りでした。
朝日岳へと向かいます。こんな鎖場がありますが、危険はありません。
朝日岳のトラバースルートです。ここにも鎖が張られています。
朝日の肩に到着です。ここから朝日岳をピストンします。
山頂はすくそこです。
なんと言ってもここから見る茶臼岳は立派です。
山頂から三本槍岳方面のパノラマです。
ハクサンボウフウの群落です。
三斗小屋温泉への分岐です。
振り返ると朝日岳がガスに巻かれています。
ミヤマシャジンですかね・・・ちょっと花期には遅かったようです。
清水平方面を見下ろすとクマサザの茂る美しい斜面が広がっています。
木道を通過します。
味わいのある道標が立っています。
ミヤマリンドウでしょうか。
ミヤマキオン。
北温泉、赤面山方面も機会があれば歩いてみたいところです。
自然の造形美です。
クジャクチョウです。
三本槍岳を望みます。
ガスがだいぶ上がってきました。
三本槍岳山頂到着です。
飯豊や磐梯山が見えるらしいのですが、ガスられてしまい残念です。
昼食はラーメンの予定でしたが、食欲があまりなく羊羹でエネルギーをチャージします。
小休止の後山頂をあとにします。
山頂を振り返ります。
ガスに包まれます。
三本槍岳方面のパノラマです。
キベリタテハです。
那須の山はどちらかというと東北の山に近く、2000mに満たない標高ながら森林限界も低く、高山の雰囲気を十分に醸し出しています。
朝日の肩まで戻ると再びトラバース道で峰の茶屋跡を目指します。
茶臼岳もガスに巻かれています。
下りは早い・・・。
朝日岳を振り返ります。
アカモノでしょうか。
避難小屋まで戻ってきましたが、休憩せずにそのまま下ります。
この時間から登っていく人も結構います。
結局三本槍岳から一度もザックを下ろさずに下ってきました。
駐車場から朝日岳を見上げると、ガスが取れて山頂が見えています。
無事下山しました。
駐車場の売店で記念の山バッジを購入し、濃厚な那須高原牛乳で祝杯を上げました。
休暇村那須の日帰り温泉で汗を流してさっぱりしてから帰途につきました。
那須岳には大学四年の秋に友人と黒磯からバスでロープウェー駅までアプローチしたのですが、11月だというのに朝日岳が積雪で真っ白になっており、急遽計画を変更して日光に転進したことがありました。
今回は、遠望こそききませんでしたが、素晴らしい雲海や火山らしい茶臼岳、アルペン的な朝日岳、たおやかな三本槍岳と、それぞれ特徴のある3峰を同時に楽しめて、満足度の高い山歩きができました。
紅葉も魅力的で、その頃は大渋滞になるようですが、一度は訪れてみたいなと思っています。
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