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2012年9月23日 (日)

「北ア・唐松岳に登る」(2012.9.22) 

一昨日のムーンライト信州81号白馬行きを利用して北アルプスの唐松岳に登ってきました。

八方池からの白馬三山の眺望を大いに期待したのですが、ガスに巻かれてすっきりした眺望は得られませんでした。

それでもやはり北アは景観が素晴らしい・・・。充実の夜行日帰りハイクを堪能しました。

前日、新宿駅には余裕をもって到着しました。駅のアナウンスでは「ムーンライト信州は満席で指定券は完売」ということでしたが、私の隣は白馬までずっと空席で他にも空席が目立っていました。

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ムーライト信州は2009年にマウンテンバイクで夏沢峠越えをして以来二度目の利用です。

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白馬駅には定刻に到着しました。空は曇り空です。5時55分の猿倉行きバスを待ちます。バス停には係りの方が切符の販売と案内のために出ていました。

バスは満席で補助椅子まで出していました。

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八方のバスターミナルまでは5分ほどの乗車時間で到着です。ここからは案内標識に導かれてゴンドラ駅まで歩きます。

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ゴンドラ駅には10分強で到着しました。ゴンドラ始発は7時半なので一時間以上待ちます。

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登山者カードを提出します。

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ゴンドラに乗ると山が見えてきました。白馬遣でしょうか・・・。

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ゴンドラとリフト二本を乗り継いで八方池山荘まで高度を上げます。

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リフト終点からいよいよ登山開始です。出発は8時ジャストです。だいぶ雲が出ています。

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雲が取れることを祈りながら稜線沿いの登山道(木道が整備された巻道もあります。)を登っていきます。

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赤い屋根の八方池山荘を見下ろします。

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雲が取れませんねぇ・・・。

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おっと不帰の峰々が見えてきました。

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雪渓が突き上げているのが不帰キレットでしょうか・・・。

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白馬三山は姿を表してくれません・・・。

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八方尾根名物のケルンです。

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八方池が見えてきました。

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この花は・・・確認します。

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八方池に到着です。まだ人も少なく静寂な雰囲気です。

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ジョウシュウアズマギクでしようか・・・。

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八方池のケルンを見上げます。

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天気が良ければこの祠の後方に白馬三山が姿を見せてくれるはずなのですが・・・残念です。

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池を覗くとオタマジャクシが泳いでいます。カエルになる頃にはかなり気温も下がると思われますが、大丈夫なんでしょうか・・・。

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タカネマツムシソウですかね。

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八方池をあとに丸山ケルンを目指します。

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前を行く人はダブルステッキにトレラン用のザックを背負ってハイペースで登っていきました。

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この実は・・・ナナカマドでしょうか。

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アザミ?それともタムラソウ?

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背景が青空だったら・・・。

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名前はわかりませんが・・・「秋色」です。

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ハクサンシャジン。

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何とかすっきり晴れてくれないでしょうか・・・。

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下ってくる方々にも結構すれ違います。前夜唐松岳頂上山荘泊まりの人達でしようか・・・。

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カライトソウ。

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ミヤマトリカブトですかね。

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ミヤマキオン。

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扇雪渓です。立ち寄りませんでした。

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丸山を目指します。

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到着しました。ただ、眺望は得られません。

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ここからの尾根道は、結構紅葉も進んでいました。

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右側に見えるピークが唐松岳ですね。

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キレット方面が見えるようになってきました。

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白馬三山は、やはり姿を見せてくれません。

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なかなかの迫力です。

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パノラマです。

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まとわりつく雲は取れません。

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オヤマリンドウです。

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いい感じの青空です。

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トラバースルートには鎖やロープの張ってある場所が何箇所かありました。

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突如唐松岳頂上山荘が現れました。時刻は10時です。

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後立山の主稜線に出たところでパノラマをパチリ。

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天水用のタンクがたくさんあります。

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不帰から天狗の頭方面です。

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五竜岳がどっしりとした山容を見せてくれています。白馬から五竜まで縦走したのは三十年近く前のことになってしまいました。

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夜行の寝不足が応えたのか、山荘から山頂までの最後の上りはえらく効きました。山頂到着は10時17分。八方池山荘から2時間17分でした。トータルでは、まずまずです。

立山・剣方面も雲に巻かれていてすっきりしません。

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頂上山荘を振り返ります。

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パノラマです。

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天狗の頭方面も微妙に雲かまとわりついています。

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唐松沢雪渓を見下ろします。

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五竜への縦走路です。

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立山方面です。

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天狗の頭方面への縦走路です。

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日差しは燦々なのですが・・・。

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定番の行動食オールレーズンでエネルギー補充。

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左が立山、右が剣でしょうか・・・。

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遠くに見えるのは富山平野でしょうか・・・その先は日本海。関東人の私にはちょっと不思議な気がします。

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三十年前の記憶はほとんどありません。20分ほど休憩して下山開始しました。

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当然ですがGPSもドンピシャです。

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山頂から少々下った地点から唐松沢雪渓を見下ろします。

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山頂を振り返ります。

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山荘に立ち寄って記念の山バッジを購入しました。

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下りは快調に飛ばします。

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右が唐松岳です。

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山頂をズームしてみました。

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紅が美しい。

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丸山を望みます。

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丸山でお湯を沸かして昼食休憩としました。最後の登りで踏ん張りがきかなかったのは、朝食をしっかり取らなかったためかもしれません・・・。

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チングルマです。

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ハクサンボウフウ・・・タカネイブキボウフウ?

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八方池まで戻ってきました。

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下界はよく見えています。

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八方池ケルンです。

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タカネマツムシソウ。

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コウメバチソウ。

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遠望もあまりきかないので、山頂ではまずまずの展望に恵まれたと感謝しないといけないかもしれません。

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ハクサンシャジン。

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帰路は木道をたどるルートを取りましたが、こちらは沢沿いであるためかシーズンには豊富な高山植物が楽しめそうです。

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コウメバチソウ。

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午後1時に無事に八方池山荘に到着しました。休憩も含めて山頂から2時間20分かかったことになります。再びリフトとゴンドラを乗り継いで下山します。

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山麓駅から八方バスターミナルまで歩き、白馬駅までバスに乗りました。早めに下山できたので当初の予定していなかった新宿行きの直通のあずさに乗ることができました。

ただ、八方温泉で汗を流せなかったのが少々残念です。

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唐松岳頂上山荘で購入した山バッジです。

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唐松岳は約三十年ぶり二回目の登頂となりました。決して安くない交通費をかけて日帰りは少々もったいない気もしますが、それでも一日で後立山のピークハントができるというのは、やはり素晴らしいことだと思います。

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