「雨呼山スノーシューイング」
本日は群馬県みなかみ町藤原地区に所在する「雨呼山(あまよびやま)」にスノーシューイングに行ってきました。
地元みなかみ町のH社にガイドをお願いしました。平日ということもあって貸しきりでした。
低気圧が近づく中天気もなんとか持ちこたえ、意外に遠望の利く楽しいツアーとなりました。
出発は寺山峠の駐車場になります。上越国境の尾根がよく見えています。
積雪も十分で快適なスノーシューハイキングが楽しめます。
ガイドのMさんから森を構成する樹や鳥の名前、そして雪に付いた足あとから、その主を予想したりと様々なレクチャーを受けながら、ソロの時とはかなり趣の異なるトレッキングを楽しみます。
山頂への最後の登りは鎖の下がる岩場ですが、ここは尾根北面をトラバースして山頂の西側の肩に出てそこから登ります。
山頂からは藤原地区が手に取るように眺められ、991メートルの里山としてはなかなかの名山ではないかと思いました。
藤原地区は利根川沿いの集落ですが、山に囲まれた地域で雨が降らないと地元の人々がこの山に登って雨乞いをしたことから「雨呼山」と名付けられたということです。
奥に見えるのは武尊山です。
山頂を後に風神岩、雷神岩を巡ります。こちらは雷神岩ですが、なかなかの絶景が足下に広がっています。
山頂、風神岩、雷神岩の中心点に「石舞台」があります。この岩の上で雨乞いをしたそうです。
その後昼食となりました。Mさんが手早く暖かいうどんを作ってくれます。私はその間スノースコップで「腰掛け」を制作?しました。
食後はMさんが良く行くカモシカの寝床&餌場に寄ります。
すると真新しいカモシカの足跡があり、彼?が餌を求めて掘り起こした土が露出しています。Mさん曰く「もう少し早ければ遭遇できたかもしれませんね」・・・・。
その後は尾根の北側斜面をトラバースして下山に向かいました。途中立派なぶなの樹と一緒の記念撮影です。
下山してきました。10時半頃出発して2時過ぎの帰着でした。
雨呼山は本当に小さな山で国土地理院の地形図にも名前は出ていないものの急峻な岩場と豊かな森を擁するピリッとした味わいの山でした。
Mさんは自然のみならず歴史に関しても博学で色々と勉強させてもらいました。
次回は一の倉沢のツアーに参加してみたいと思っています。
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