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2013年4月の5件の記事

2013年4月27日 (土)

「八ヶ岳・横岳に登る」

G.W.初日の本日は、八ヶ岳の横岳に杣添尾根から登ってきました。
同行者は先月の天狗岳に続いてI君です。

清里・野辺山あたりは青空の広がるポカポカ陽気だったようですが、八ヶ岳の稜線は、気温氷点下5℃で諏訪側から強烈な西風が吹いていて、油断すると飛ばされそうな勢いでした。
体感気温は相当低かったのではと…。

写真は、フィルターに汚れがあったようで、一部に不鮮明部分がありますが、ご容赦を!

自宅を午前2時半に出発して途中I君を拾って横岳杣添尾根登山口に到着したのは7時。身支度をして出発したのは7時半でした。

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右手前方の電信柱手前(タクシーで到着したソロの登山者が立っている。)に登山口があります。

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別荘地の中を抜け30分ほど登ると南八ヶ岳林道に出ます。林道を左に辿ると四阿のある休憩適地となります。ここからは沢沿いに登ります。途中左岸から右岸に木橋で渡ると本格的登りが始まりました。
最初は雪は少なめですが、その下がアイスバーンとなっているところも多く、アイゼンを履きます。

森林限界に出るまで黙々と登りが続きます。上空は風が強いようでゴーゴーと音がしています。

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立ち枯れが目立つようになると森林限界までもう一息です。

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金峰山が見えています。奥秩父は快晴ですかね・・・。こちらは・・・

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赤岳はすっぽり雲に覆われています。

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森林限界に出ました。強風を覚悟していましたが、風の影響はほとんどありません。

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高度もだいぶ上がってきました。見えているのは野辺山あたりでしょうか・・・。

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三叉峰がうっすらと見えてきました。

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稜線部に指導標が立っているのが見えてきました。すぐそこのようですが、ここからの登りは結構しんどかった。

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パノラマです。晴天ならば最高なんですが。

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苦しい急登の後三叉峰到着です。

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稜線は諏訪側から佐久側への強風が吹きまくっています。御覧のとおり指導標にもエビのっしっぽが・・・。

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奥ノ院を目指します。

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時折薄日か差したりします。こちらは阿弥陀岳です。山頂まで見えた瞬間もありました。

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小同心をバックにI君です。

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一瞬雲が切れました。
横岳の荒々しい稜線とすくっとした赤岳の雄姿が印象的です。

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奥ノ院到着です。

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山頂の気温はマイナス5℃で、気温自体はそんなに低くはないのですが、強風のためじっとしているとどんどん体が冷えるということで、残念ですがさっさと下山にかかります。

登りで一番しんどかった付近を下ります。

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杣添尾根に入るとさっきまでの強風が嘘のように穏やかになりました。

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樹林帯に入る手前でジャケットとオーバーグローブを脱いで小休止しました。その後は樹林帯をひたすら下っていきます。

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南八ヶ岳林道に出ました。MTBで一度は走ってみたい・・・。

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駐車場に無事帰還です。所要時間は6時間半といったところでしょうか・・・。

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横岳は大学4年の夏に夏沢峠から赤岳への縦走で通過して以来実に30年ぶりの登頂でした。
杣添尾根は初めてでしたが危険個所もなく赤岳に次ぐ高峰横岳に到達可能な貴重な積雪期のルートではないでしょうか・・・。
主稜線では強風に吹きまくられましたが、赤岳の雄姿を見ることもでき、満足度の高い山行となりました。

来月も雪の山に登ってみたいと思っているのですが・・・。


※ 本日のルート図と高低図です。

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2013年4月21日 (日)

「G.W.の予定」

今週末は低気圧の通過で全国的に悪天候で、北日本では雪の降ったところも多かったようです。
当初の予定では、八ヶ岳に出かける予定だったのですが、天気予報に従って見送りました。

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そうすると次はG.W.の計画となるわけですが、今週末に八ヶ岳リベンジに挑もうと・・・。そして5月の連休は、久しぶりにMTBで峠越えでもしたいなと考えています。

お天気に恵まれることを祈るのみです。

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2013年4月14日 (日)

「ロードバイク試運転」

1月にタイヤ交換をしてから一度も乗っていないロードバイクの試運転に行ってきました。

コースは大仏経由の大須賀津までのつもりでした。

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霞ヶ浦まで出てみるとまっすぐ走れないほどの風に煽られます。

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あと数キロですが、あっさり大須賀津行きは断念して往路を戻ることに・・・。

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流入河川の土手には春の花がたくさん・・・。

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久しぶりの自転車はやはり爽快でした。

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2013年4月13日 (土)

「小貝川でカヌーを漕ぐ」

今日はM社主催の初心者向けのカヌー教室に参加してきました。
場所は地元茨城県小貝川の福岡堰です。

堰にある公園の芝生でフォールディングカヌーの組み立てから教わります。予想していたより単純で、テントを立てる要領と共通点がたくさんありました。

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いよいよ乗り出します。福岡堰でせき止められた小貝川はちょっとした湖のようになっていてカヌーを楽しむにはよい環境です。ただ、今日は風か冷たかったのが残念でした。

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筑波山を眺めつつカヌーを漕ぐというのもなかなか贅沢です。

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細君は途中から艇上でお休みモードです。

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1時間少々の漕ぎ時間でしたが、なかなか楽しめました。
陸に上がった後は、分解から収納までの実習時間です。
親子連れの皆さんも真剣に取り組んでいました。

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購入するとなるとなかなかハードルは高いですが、次は群馬あたりの湖でのツアーに参加してみたいと思います。

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2013年4月 9日 (火)

「谷川岳に登る」

今日は休みが取れたので、昨年に引き続き「みなかみのKさん」にガイドをお願いして「谷川岳」に登ってきました。

新幹線の上毛高原駅にKさんに迎えに来ていただいて谷川岳ロープウェー駅に向かいます。Kさん曰く「去年より雪が少なく、季節が一か月早く進んでいるみたいです。」とのこと。
一応スノーシューを準備してきましたが、Kさんの指示で車に置いて行くことになりました。

ロープウェー山頂駅に到着するといい感じの青空が広がってきました。歩き始めてしばらくすると暑いくらいで、KさんはTシャツ一枚に、私は長袖アンダーの上にTシャツの重ね着になりました。予報では南風が強めに吹くということでしたが、ほとんど風もありません。

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去年の4月8日の谷川岳は雪に覆われてのっぺりとした感じでしたが、今年はあちこちに岩場が出ています。

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俎嵓の岩壁もまっ黒です。

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見下ろす谷間も落ちるべき雪はみんな落ちてしまっている感じです。

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熊穴沢避難小屋に到着して小休止です。昨年は完全に雪の下でしたが、今年はこの通りです。

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ブッシュがあちこちに出ています。

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去年と一日違いなのにこの差は何なのでしょう・・・。

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何だか今日は山頂が遠く感じます。山頂駅から山頂直下の急斜面の下までは、ずっとツボ足で歩きました。

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上州武尊です。左奥には日光白根山が見えています。

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俎嵓山稜です。

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山頂下の大指導標が近づいてきました。

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土台がだいぶ出ています。

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肩の小屋もほとんど雪をかぶっていません。

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トマの耳まであと一息です。

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トマの耳にもほとんど雪がありません。向かいのオキの耳も同様です。

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Kさんに撮ってもらいました。

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トマの耳との間の雪庇もだいぶ崩れてしまっています。

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天神平方面の眺めです。

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左から燧ケ岳、至仏山、笠ヶ岳と続きます。

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苗場山(テーブルマウンテン)です。

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だいぶ熊笹が出ていますね・・・。

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この稜線はどこか海外の山を彷彿とさせています。

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肩の小屋前のベンチで大休止した後下山開始です。

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尾瀬と武尊です。

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ほんとに雪が少ない。Kさんも「春の谷川ツアーは来週あたりでおしまいかな?」と言っていました。

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熊穴沢避難小屋から山頂を振り返ります。

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登りの時にはこの岩場の下りがいやらしいのですが、帰りは登りなのでロープ頼りにぐいぐいと・・・。

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ブナの林をトラバースします。雪が腐っていて踏み抜き連発です。

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光の角度で印象が変わります。

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白毛門方面です。

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天神平を見下ろす広場で最後の展望を楽しみます。これは尾瀬ですね。

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こちらは武尊です。

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最後に谷川岳をバックに記念写真を撮ってもらいました。

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ロープウェーで下る途中で月の輪熊の親子を発見しました。慌てて写真を撮りました。写真右上に一頭だけ写っているのがおわかりでしょうか? 山で熊を目撃したのはこれが初めてです。
Kさんによると熊が活動し始めるとまとまった雪は降らないそうです。

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帰りはKさんおすすめの「上牧風和の湯」まで車で送っていただきました。私以外に一人のおじいちゃんが入っているだけで、まったりとすることができました。

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入浴後は関越交通バスに上牧駅前で乗り上毛高原駅に出ました。

今回の山行は当初「スノーシューツアー」の予定だったのですが、早い春の訪れで残念ながらスノーシューは楽しめませんでした。

ただ、人の少ない残雪の谷川岳は天気に恵まれたこともあり素晴らしかった。
来年もまた春の谷川岳に登ってみたいものです。

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