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2013年4月 9日 (火)

「谷川岳に登る」

今日は休みが取れたので、昨年に引き続き「みなかみのKさん」にガイドをお願いして「谷川岳」に登ってきました。

新幹線の上毛高原駅にKさんに迎えに来ていただいて谷川岳ロープウェー駅に向かいます。Kさん曰く「去年より雪が少なく、季節が一か月早く進んでいるみたいです。」とのこと。
一応スノーシューを準備してきましたが、Kさんの指示で車に置いて行くことになりました。

ロープウェー山頂駅に到着するといい感じの青空が広がってきました。歩き始めてしばらくすると暑いくらいで、KさんはTシャツ一枚に、私は長袖アンダーの上にTシャツの重ね着になりました。予報では南風が強めに吹くということでしたが、ほとんど風もありません。

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去年の4月8日の谷川岳は雪に覆われてのっぺりとした感じでしたが、今年はあちこちに岩場が出ています。

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俎嵓の岩壁もまっ黒です。

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見下ろす谷間も落ちるべき雪はみんな落ちてしまっている感じです。

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熊穴沢避難小屋に到着して小休止です。昨年は完全に雪の下でしたが、今年はこの通りです。

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ブッシュがあちこちに出ています。

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去年と一日違いなのにこの差は何なのでしょう・・・。

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何だか今日は山頂が遠く感じます。山頂駅から山頂直下の急斜面の下までは、ずっとツボ足で歩きました。

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上州武尊です。左奥には日光白根山が見えています。

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俎嵓山稜です。

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山頂下の大指導標が近づいてきました。

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土台がだいぶ出ています。

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肩の小屋もほとんど雪をかぶっていません。

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トマの耳まであと一息です。

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トマの耳にもほとんど雪がありません。向かいのオキの耳も同様です。

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Kさんに撮ってもらいました。

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トマの耳との間の雪庇もだいぶ崩れてしまっています。

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天神平方面の眺めです。

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左から燧ケ岳、至仏山、笠ヶ岳と続きます。

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苗場山(テーブルマウンテン)です。

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だいぶ熊笹が出ていますね・・・。

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この稜線はどこか海外の山を彷彿とさせています。

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肩の小屋前のベンチで大休止した後下山開始です。

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尾瀬と武尊です。

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ほんとに雪が少ない。Kさんも「春の谷川ツアーは来週あたりでおしまいかな?」と言っていました。

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熊穴沢避難小屋から山頂を振り返ります。

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登りの時にはこの岩場の下りがいやらしいのですが、帰りは登りなのでロープ頼りにぐいぐいと・・・。

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ブナの林をトラバースします。雪が腐っていて踏み抜き連発です。

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光の角度で印象が変わります。

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白毛門方面です。

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天神平を見下ろす広場で最後の展望を楽しみます。これは尾瀬ですね。

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こちらは武尊です。

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最後に谷川岳をバックに記念写真を撮ってもらいました。

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ロープウェーで下る途中で月の輪熊の親子を発見しました。慌てて写真を撮りました。写真右上に一頭だけ写っているのがおわかりでしょうか? 山で熊を目撃したのはこれが初めてです。
Kさんによると熊が活動し始めるとまとまった雪は降らないそうです。

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帰りはKさんおすすめの「上牧風和の湯」まで車で送っていただきました。私以外に一人のおじいちゃんが入っているだけで、まったりとすることができました。

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入浴後は関越交通バスに上牧駅前で乗り上毛高原駅に出ました。

今回の山行は当初「スノーシューツアー」の予定だったのですが、早い春の訪れで残念ながらスノーシューは楽しめませんでした。

ただ、人の少ない残雪の谷川岳は天気に恵まれたこともあり素晴らしかった。
来年もまた春の谷川岳に登ってみたいものです。

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