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2013年6月25日 (火)

「奥鬼怒・鬼怒沼に登る」

今日は以前から一度行ってみたいと思っていた「鬼怒沼」に登ってきました。
天気は曇りで今ひとつでしたが、まとまった雨に降られることもなく美しい風景を目に焼き付けることができ、満足できました。

前日に奥鬼怒四湯のひとつ「加仁湯」に宿泊しました。

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10年近く前に「八丁の湯」のログハウスには泊ったことがあるのですが、こちらは正真正銘の旅館といった趣です。
温泉は言わずもがなではありますが、源泉掛け流しの素晴らしいお湯でした。

二日目は7時に朝食をいただき、お願いしてあったお昼のおにぎり弁当をザックに入れて7時半には出発しました。

オロオソロシの滝の展望台で小休止します。

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地形図を見ても鬼怒沼の台地の端っこに辿りに着くまでは等高線の間隔の詰まったきつい登りですが、体感としてもそのとおりでした。

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鬼怒沼の中心部に到着です。加仁湯出発からちょうど2時間でした。

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さっき朝ごはんを食べたばかりのような気もしますが、ここで下りに備えて腹ごしらえします。

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天候はいまひとつですが、鬼怒沼の全景が見渡せますので「よし」としなければなりません。

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まったく人気のない静寂な山上湿原が広がっています。

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沼の入り口にはチングルマの群落がありました。

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イワカガミがあちこちに咲いています。

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これはヒメシャクナゲでしょうか・・・。

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コバイケイソウでしょうか。まわりにある白い果穂はワタスゲです。昨夜の雨でつぶれてしまっています。

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チングルマです。

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あちこちに点在する池塘も見事です。

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昨夜同宿だった20人弱の団体さんが到着しました。

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晴れていればもっと素晴らしいのでしょうが、大いに満足できました。ただ、花はこれからが本番という感じで、やや時期が早かったかもしれません。

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沼に滞在している時にポツポツと雨が落ちてきましたが、カッパを着用するほどではありませんでした。
下山は登りの辛さがうそのように快調に下ります。こちらの写真は、小休止した丸沼の分岐です。

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下りついた日光沢温泉の裏手にはクリンソウの群落がありました。

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クリンソウは今シーズン日光に見に行きたいと思っていて、時期を失してしまったので、思わぬところで見れてラッキーでした。

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風情のある建物です。

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加仁湯にはお昼ちょうどに帰還しました。宿の方のご厚意に甘えて温泉につかって汗を流し、バスを待つ間に祝杯をあげます。

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まったりとした時間を過ごしてマイクロバスに乗り込みお世話になった加仁湯を後にしました。

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鬼怒沼も素晴らしかったですが、宿の加仁湯のもてなしも素晴らしく、充実した2日間を過ごすことができました。
奥鬼怒四湯・・・残すは日光澤温泉と手白澤温泉ですが、いずれ機会を作って是非とも訪れたいと思います。

P.S. 痛めていたふくらはぎが気がかりでしたが、登りも下りもOKでまずは一安心でした。



※ 今日のコース図と高低図です。

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