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2013年7月13日 (土)

「愛犬死す」

平成8年に我が家の一員となってから、17年間ともに暮らしてきた愛犬が本日天に召されました。

先週日曜日に草津白根山に細君とハイキングに出かけた翌日月曜日に自宅で心臓発作を起こして、二晩動物病院に入院し、水曜日に無事に退院したものの、高齢の彼女には相当の負担がかかっていたようで、その後は夜間もずっと荒い息遣いをしていました。

今日は朝ごはんもぺろりと平らげたのですが、やはり呼吸は荒く、そのため午前中に通院しました。
無事に診察を終えて帰宅した直後、再び心臓発作を起こし、一度は呼吸が止まったようでしたが、細君の呼びかけと私の心臓マッサージの効果があり、再び息をしてくれまた。しかし、それから約1時間後に細君の腕の中で静かに息を引き取りました。

私たちが日曜日に白根山に行っている最中に発作が起きても決しておかしくない状況だったはずです。共働きの私たちがたまたま休みで在宅していた月曜日に発作を起こし、二晩の入院中も頑張り抜き、退院して夫婦二人がそろっているところで息を引き取ったのは、決して偶然ではなく、彼女の強い意思が働いたのではと・・・と細君と話しています。

彼女との数々の思い出が走馬灯のように頭のなかに浮かんでは消え、浮かんでは消えていきます。

長男は東京で生活していますが、一昨日帰省して元気な彼女に会うことができました。我が家で暮らす次男は退院後の木曜日に休みを取って一日世話をしてくれました。二人とも彼女の最後を看取ることは叶いませんでしたが、今日の朝東京に戻った長男は再び帰省し、次男は遅い帰宅後、目にいっぱい涙をためて、呼吸をしなくなってしまった彼女の体を愛おしそうにさすっていました。。

とても利口な犬で人の表情をよく読み、子供たちが小さい頃は何度もキャンプに一緒に出掛けたものです。最近でこそあまり外には出なくなりましたが、2週間に一度動物病院に通い、高齢の割には大変元気に過ごしていました。

Photo

別れは大変辛く、しばらくは心にぽっかりあいた穴も塞がりそうにありませんが、私たち家族の心の中でいつまでも生き続けて欲しいと願いつつ、懇ろに弔ってやりたいと思っています。

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コメント

コメントありがとうございます。
普段の生活を送るように心がけています。

投稿: 管理人 | 2013年7月27日 (土) 12時32分

初めまして。
私も3年前の8月に15年間一緒にいてくれた愛犬(シェルティー)が亡くなりました。
私達にとっては犬ではなく家族だと思うので亡くなってしまった悲しみは本当に深いものだと思います。

今頃はきっと『虹の橋』で楽しく走り廻っていることだと思います。
そして飼い主さんと会えるその日まで待っていてくれることでしょう。

気を落とさずに元気でいて下さい。
それではまた。

投稿: きんちゃん | 2013年7月17日 (水) 14時00分

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