« 「夏用アンダーウェアー」 | トップページ | 「新生活」 »

2013年8月29日 (木)

「尾瀬・燧ケ岳に登る」

昨夜の夜行バスに乗って尾瀬に行ってきました。目的地は燧ケ岳・・・。
大清水からの日帰り往復です。

ネットで検索するといくつか大清水からの日帰り記録があり、往復ツアーバス利用で時間的制約があっても実現可能と判断し決行しました。

前夜集合場所の池袋に行ってみると大型バスに乗客は半分程度で二席を一人で使え快適でした。
天下の尾瀬も8月も下旬の平日となれば、こんな感じなのでしょうか・・・。

さてバスは順調に尾瀬戸倉に到着し鳩待峠行のマイクロバスとの接続を待って大清水へ向かいました。
大清水着は4時50分・・・降車したのは私の他に女性が1名でした。

Cimg0168
午前5時過ぎにスタートしました。帰りのバスは大清水15時です。気合を入れて歩き始めます。

Cimg0170
一之瀬休憩所には35分弱で到着・・・。先を急ぐので素通りです。

Cimg0171
山アジサイです。

Cimg0174
三平峠も近い・・・。

Cimg0175
三平峠到着です。

Cimg0176
尾瀬沼山荘到着です。天候は曇りですね・・・。


Cimg0178_2
尾瀬沼は一級河川なんですね・・・。

Cimg0180
ハクサンボウフウでしょうか・・・。

Cimg0181
オオカメノキです。ノリウツギかも・・・。

Cimg0183
雲間から青空がのぞいています。天候好転の兆しだといいのですが・・・。

Cimg0186
アザミです。

Cimg0185
ミヤマトリカブトです。もしかしたらオゼトリカブトかも・・・。

Cimg0187
長蔵小屋までの木道はツキノワグマが出没する模様です。途中木道上に大型動物のものと思われる糞があり、少々緊張しました。

Cimg0189_2
6時45分に長蔵小屋に到着しました。登山客はすでに出発したのかシーンと静まっています。


Cimg0190
青空が広がってきました。

Cimg0193_2
沼山峠に向かう木道です。この辺りは7月中旬にはニッコウキスゲの群落になるのでしょうか・・・。

Cimg0194
川の水も澄んでいます。

Cimg0195
調査中です。イワショウブですね・・・。初めて見ました。ピンボケですが。

Cimg0196
アキノキリンソウです。

Cimg0197_2
長英新道の分岐までやってきました。

Cimg0198_2
登り始めは平たんな道が続きます。事前情報どおりところどころ泥濘となっています。

Cimg0199
何組かのパーティーを追い越しつつハイペースで進んでいきます。

Cimg0200
オヤマリンドウでしょうか・・・。

Cimg0201_4
調査中・・・。オオハナウド?、オオカサモチ?、うーんセリ科は難しい。

Cimg0204
ようやく眺望が開けてきました。尾瀬沼が見下ろせます。天気もまずまずといったところです。

Cimg0205
ムシカリの実・・・?。

Cimg0206
こんな梯子が何か所か現れます。

Cimg0208
リンドウの群落です。

Cimg0210
いい感じですね・・・。

Cimg0212
緑にダケカンバの白が映えて美しい。

Cimg0213
Cimg0214
ミノブチ岳山頂到着です。一気に好展望が広がります。

Cimg0215
グレ岳です。

Cimg0216
御池岳です。

Cimg0217
俎嵓は少々ガスっています。

Cimg0218
と思いきやミノブチ岳から少々進むと全容が現れました。

Cimg0219
本日のベストショットです。

Cimg0220
ヤマハハコの群落です。この辺りから山頂下まではお花畑が広がっています。

Cimg0221
マルバタブキです。

Cimg0222
俎嵓山頂に到着しました。9時ジャストです。大清水から4時間・・・まずまずのペースです。人は思いのほか少なく数名程度です。みなさん御池方面から登ってこられた模様です。
帰りのバスが大清水3時なので、当初は10時に燧ケ岳を折り返す予定でいましたが、これなら柴安嵓をピストンしても余裕です・・・(*^^*)。

Cimg0225_3
最高峰はお隣の柴安嵓ですが、三角点はこちらにあります。

Cimg0226
小休止後、柴安嵓ピストンに向かいます。

Cimg0227_2
鞍部から振り返る俎嵓です。

Cimg0228_4
柴安嵓に登る途中で振り返る俎嵓です。

Cimg0229_2
柴安嵓山頂に到着しました。

Cimg0230
居合わせた私より一回りほど年長とお見受けしたハイカーが一枚写真を撮ってくれました。
今日は、スカルパのショートカットシューズ、フォックスファイアーのトレッキングタイツ、モンベルのショートパンツ(もともとウォータースポーツ用でインナー付のパンツでしたが、インナーを鋏でカットして使っています。腰の部分がメッシュになっていてタイツとの相性がいいんです。)、ファイントラックのノースリーブアンダー、アディダスのロングスリーブシャツといったいでたちです。ロングコースを意識して軽快なスタイルを心掛けましたが正解でした。

Cimg0232_4
尾瀬沼を見下ろします。

Cimg0234
こちらは会津駒ケ岳です。
今年の5月に残雪の会津駒を計画したのですが発熱のため体調不良に陥り実現しませんでした。
是非行ってみたい山のひとつです。

Cimg0235
俎嵓です。


Cimg0236
尾瀬ヶ原方面です。正面に至仏山が見えるはずなのですが雲が邪魔しています。

Cimg0237
すっかりいい天気になって気分上々です。

Cimg0239
こんな山頂標識もありました。

Cimg0240
さて、俎嵓に戻ります。鞍部にはタテヤマリンドウが咲いていました。

Cimg0242
帰り道から見る柴安嵓と尾瀬ヶ原。

Cimg0244
同じく柴安嵓と平ヶ岳。

Cimg0245
会津駒ヶ岳。

Cimg0246
俎嵓山頂を9時55分に出ました。ミノブチ岳まで戻ってきて振り返ると、すっかりガスが出ています。

Cimg0248
さらに下る途中で振り返る俎嵓。

Cimg0250
きれいなダケカンバがありました。

Cimg0251
ノンストップでひたすら下っていきます。途中長蔵小屋orビジターセンターのスタッフとおぼしき三名の男性が登山道の草刈りをされていました。「お疲れ様です。」と声をかけると「気を付けて」と激励されます。

Cimg0254
長英新道分岐まで戻ってきました。

Cimg0255
大江湿原を沼山峠方面に団体さんが向かっています。近づくと地元の小学生のようでした。

Cimg0256
Cimg0257
途中の清流には魚が・・・。イワナ?。

Cimg0258
燧ケ岳を振り返ります。絶景ですね・・・。


Cimg0259
長蔵小屋の売店前で一息入れます。

Cimg0260
缶コーヒーと記念の山バッジを2種類、それから手拭いを購入しました。

Cimg0261
小屋はなんとなく小学校のような雰囲気です。

Cimg0262
陽の当たり加減で山腹に帯が入っていますね…。

Cimg0263
Cimg0267
12時ジャストに長蔵小屋を出発です。大清水まで2時間弱といったところでしょうか・・・。

Cimg0268
ビューポイントにて。

Cimg0270
Cimg0271
朝は閉まっていた無料休憩所・・・素通りして三平峠を目指します。

Cimg0273_2
気持ちのいい登山道を登ります。

Cimg0275
三平峠をパスしてからはひたすら下り・・・岩清水の水場でのどを潤した他はノンストップです。
一之瀬休憩所からは単調な林道を黙々と歩きます。

Cimg0277
大清水の入り口ゲートが見えてきました。

Cimg0278
帰還です。時刻は1時半です。流石に疲れました・・・。

Cimg0280_3
洗顔した後、休憩所に飛び込んで生ビールとカレーライスをオーダー。

Cimg0281
「ビールサーバーのタンクの入れ替えをしたので良かったら・・・」と言われて右側のジョッキはおまけしてもらいました。

Cimg0279

全行程8時間25分(休憩時間込)でした。

当初は北アルプスの爺ヶ岳か八ヶ岳の赤岳を考えていたのですが、いずれも交通手段(夜行バス)を確保できずに断念・・・。ならば尾瀬はどうだろうと検索すると、こちらはスムーズにバス便を確保できました。
今年の7月に一度東武の尾瀬号利用で燧ケ岳を計画したのですが、仕事の都合でキャンセルとなってしまったので、燧ケ岳には思い入れがありました。

とは言え大清水からの往復は25キロ超のロングコースです。ツアーバス利用のため帰りの時間に制限があって「間に合わなかったら」とも思いましたが、歩いてみるとまったく問題なく時間的にはかなりの余裕がありました。

ただ、腰と膝には相当の負担をかけた模様で明日の出勤が少々不安です・・・。

最後に先日購入したファイントラックのアンダーウェアーのインプレッションを・・・。
今回は「パワーメッシュ」の方をアディダスの長袖ウェアーの下に着こみました。
やはりどんなに大汗をかいても、この製品自体はサラッとした着心地が持続します。運動量が多い場合にはうってつけだという印象でした。自転車にも使ってみたいと思います。

※ 今日のカメラは、装備の軽量化のため「CASIO EXILIM EX-ZS6」です。
暗さにには少々弱いですが、全体としてはそこそこに綺麗に撮れました。
※ 今日のコース図と高低図です。

2013829
高低図の所用時間は、GPSの電源offを忘れていたため、実時間より長くなっていますのであしからず。

2013829_2

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村

|

« 「夏用アンダーウェアー」 | トップページ | 「新生活」 »

山歩き」カテゴリの記事

尾瀬」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「尾瀬・燧ケ岳に登る」:

« 「夏用アンダーウェアー」 | トップページ | 「新生活」 »