「高尾・ 小下沢を歩く」
昨日は、高尾山域の小下沢に行ってきました。沢歩きに出かけるのは実に30年ぶりです。
高尾駅から小仏行のバスに乗り込みます。
7時12分発の始発バスでしたが、座席が埋まる程度の乗車率です。
大下バス停で下車します。
帰りのバス時間をチェックしました。
小下沢梅林を過ぎた地点の沢へ下る踏跡から入渓しました。
今日は新しい沢靴を履きました。後日紹介したいと思います。
沢歩きは、30年近く前に出かけた大山・春岳沢以来です。
出だしから水流の中をザブザブと歩いて誠に気分がいい・・・。
小下沢は、すぐ隣を並行する形で小下沢林道が通っているのですが、水は澄んでおり、ゴミも全くと言っていいほどなく、美しい沢です。
こんなゴルジュ帯を通過します。
滑滝や小滝の通過は結構楽しめます。
気分のいい場所が何か所かありました。
ちょっとした釜は腰くらいまで入って通過します。
陽が当たると何とも美しい。
飽きずに進みます。
少し沢が広がってきました。
小下沢キャンプ場跡に到着です。景信山への登山道が木橋で横切ります。
しばらく行くと堰堤に出くわします。ここは右岸から高巻きました。
いくつのか小滝を越えていくと・・・。
2つ目の堰堤です。これは少し戻って林道に上がって高巻きます。
倒木やボサが気になるところもありましたが、通過困難というほどでありませんでした。
沢幅が再び狭まると・・・。
2メートルの滝が出現です。今日は誰にも会わないだろうと思っていたところ、なんと先行パーティーがいました。
2段5メートル滝は先行パーティーの一人が登ったところで、先に登らせてもらいました。左岸の水流沿いが比較的登りやすいのではないでしょうか。
滝を登ったところで沢歩きはおしまいです。
下の写真は2段5メートルの滝で遊ぶ先行パーティーを林道から見下ろしたものです。
沢を歩いている時は、ほとんど汗もかきませんでしたが、林道歩きもそんなに暑くなく助かりました。
こんな立派な記念碑が立っています。
中央道が見えてくるとバス停までもう一息です。
無事に大下バス停まで戻ってきました。所要時間は3時間20分といったところでした。
今回、沢に行ってみようと思ったのは「ウォーターウォーキング」という本に触発されたためです。
高校、大学と20本近くの沢登りをしましたが、この本を読んで、必ずしも山頂を目指さず、水と戯れることを目的に沢を歩くというスタイルが大変気になっていました。
今回は手近な高尾山域でお隣を林道が走っているという沢でしたが、水流の中をじゃぶじゃぶ歩くのは快適で、良い雰囲気の場所もいくつかあり、非常にリフレッシュできました。
今シーズン中にもう一回くらい沢歩きができるとハッピーなんですが・・・。
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