「奥多摩・小坂志川中流を歩く」
本日は、最後の夏休を使って奥多摩南秋川の小坂志沢中流に沢歩きに行ってきました。
最寄駅を始発電車で出発して、武蔵五日市で6時18分発数馬行きのバスに乗る予定だったのですが、休日ダイヤと平日ダイヤを取り違えていて、バスに間に合わないというハプニングありました。
やむなく大枚つぎ込みタクシーで笹平まで行きました。フロントガラスを雨が若干濡らし、運転手さんに「くれぐれも気を付けて」と激励されます。
まずは南秋川を橋で渡って小坂志川沿いを進みます。
途中お寺のある所で小坂志川を右岸に渡り、入渓点に降り立ちます。
足回りはモンベルの沢靴です。バランスを取るためにストックも準備しました。
出発は7時20分過ぎです。
雨はすでに上がっていて薄日も差し込むまずまずの天気です。
小坂志川は、平らな川底のなかなか良い雰囲気の流れです。
少し進むと市道山へのハイキングコースが木橋で頭上を通過しています。
水は美しく気分も上々です。
こんな早瀬もあります。
美しいトロと早瀬が交互に続いていきます。
両岸が迫るゴルジュのようなところもあります。
滝と言えるものはほとんどなく、ところどころにこんな小滝があるのみで、初心者でもまったく問題なく遡行できます。
左岸を林道が通っているのですが、それを感じさせない風景が続きます。
湯場ノ沢が合流します。
コンクリート護岸が続くようになり、少々興ざめです。
それでも流れ自体は水もきれいで問題ありません。
伐採によるものと思われる倒木が続くところがありますが、なんとか通過しました。
赤い橋がかかる林道終点に到着です。本日の沢歩きはここまで・・・。橋をくぐった右手に踏跡があり、林道に上がれます。
到着は8時55分でしたから、1時間半の手軽な行程でした。
林道に上がる前に沢靴からローカットシューズに履き替えました。
林道はこの先も続いているようですが、チェーンがかかっていました。
帰りは笹平10時34分のバスに乗る予定なのでのんびりと人気の全くない林道を歩いて戻ります。
途中道のど真ん中にガマ君が陣取っていました。近づいても身動き一つしません。車も通らないので安心しきっているのかもしれません・・・。
林道はこんな感じで退避場所も少ないので、車の進入は控えた方が良いようです。
途中市道山への登山道の木橋に降りてみました、比較的新しい橋のようです。
入渓点のお寺の入り口の橋まで戻ってきました。この橋を渡って右手に進むと川に降りる階段があります。
笹平には10時に到着してしまったので、南秋川の川原に降りて早めの昼食をとることにしました。ストーブとコッヘルは最近新調したものです。
南秋川の清流です。のんびりするには最高の場所です。
食後にバス停に向かって今日の半日沢歩きも無事に終了となりました。
前回の小下沢で、すっかり沢熱?に取り付かれてしまい今回の小坂志川に出かけることとしたわけですが、この「中流」には滝らしい滝もなくまさに沢歩きを楽しむにはうってつけでした。
赤い橋から先に進むと滝登りも楽しめ、さらに充実したものとなるようですが、時間的制約もあって別の機会に譲ることとしました。
10月にももう一度沢歩きに出掛けたいなと思っています。
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