「大幽洞窟スノーシューイング」(2月28日)
昨日は、既になじみとなった水上のKさんにガイドをお願いして細君とスノーシューに出かけてきました。
関越のスキー客渋滞を回避すべく自宅を早朝に出発したのですが、事故渋滞に巻き込まれ、Kさんとの待ち合わせ場所の「道の駅 水紀行館」に7時半過ぎには着くだろうと見込んでいたのですが、8時50分到着とだいぶ時間がかかってしまいました。渋滞にはまらなければ2時間半かからない程度なのに・・・。
Kさんとは一昨年の谷川岳以来の再会です。Kさん曰く「今日の予定は一ノ倉沢ですが、天気もちょっと思わしくないので何にも見えないかもしれません。風があってもあまり影響のない『大幽洞窟』にしませんか?」との提案にOKを出してKさんの車にて宝台樹スキー場近くの駐車スペースを目指します。
道の駅からは30分弱といったところでしょうか・・・。到着すると狭いスペースには先行者が3台ほど既に駐車していました。
細君は一昨年1月の日光以来都合3度目のスノーシューです。
大幽洞窟への道は遊歩道として整備されているようです。天候がどんどん回復してきて青空が見えてきています。本日「boreasのザック」デビューです。背負い心地は良好で50ℓの大型ザックも欲しくなってしまいました・・・。
細君黙々と歩いていきます。
Kさんにぴったりくっついて・・・。
素晴らしい・・・。
Kさんによるとこれはとちの木の芽でベタベタ成分があって、そのせいで凍らないんだそうです・・・。
ルートはラッセルがしてあり歩きやすい。
カラマツの雪景色が美しい。
いい感じです・・・。
Kさんに撮ってもらいました・・・。
Kさんは既にロングスリーブシャツ1枚になっています。それだけ今日は暖かい( ^^) 。
沢を離れて少々傾斜が増し始めます。
細君は弱音を吐かずに元気に登っていきます。
木々に積もった雪が日差しに照らされて時折バサッと落ちてきます。
なんとも素敵な風景です。
時折立ち止まって即席ネイチャー教室の生徒になります・・・。
これはツキノワグマが木に登った際につけた爪の跡ですね。
さらに傾斜が増してきました。
Kさんによると足跡の主は「テン」ではないかと。
それにしても天候が見事に回復してきました。
ジュゴンみたいな雪形です。
こちらはランチをとった場所にあった桂の木の室です・・・。二人くらいは余裕では入れる大きさです。今年は積雪が多く、この室の入り口も半分雪で塞がれていましたが、Kさんが食事の準備をしてくれている間にスコップで雪かきをして入れるようにしました( ^^) 。
谷川の稜線がきれいに見えています・・・。登行意欲をかきたてられますね。
さてランチです。
といってもKさんの準備してきた野菜シチューをいただくだけですから細君もこの余裕です。
ランチ後に出発して100メートルほどの急登を頑張ると大幽洞窟に到着です。このつららのようなものは「氷筍」と言うそうで、上からではなく下から成長するとのことです。超自然です・・・。
何ともユニークな形です。
天井からは霜が下がっています。こちらも結晶が美しい。
可愛らしい氷筍たち・・・。
見学を終えたら下山にかかります。
洞窟の入り口には大きなツララができています。
帰路は登ってきたルートではなく、若干急斜面をトラバースして尾根を目指します。左側は急傾斜ですが、細君も怖がることなく進んでいきます。
急な尾根道を下ります。ちょっと重くはなってきましたが、トレースのないところを歩くのは正にスノーシューの醍醐味です。
こちらのブナの木にも熊さんの爪跡が・・・。
シリセーにチャレンジしますが、午後になって雪が重くなったせいか、うまいこと滑れません・・・。
この頃には細君もだいぶスノーシューに慣れてきました。
午前中枝に積もっていた雪はだいぶ落ちてしまいました・・・。
さあ間もなくゴールです。その前に誰も歩いていない絶景ポイントに案内してもらいました。
細君大喜びです。
記念撮影です。
こちらは天神平から一ノ倉岳にかけての展望です。
白毛門から笠ヶ岳、そして朝日岳です。
こちらは巻機山へ続く稜線ですね・・・。スノーシューイング最後に刺激的な景観に接することができました。
駐車場に帰還です。
楽しいガイドのKさんのおかげで、今までで一番長くスノーシューで歩いた細君も「楽しかった」と満足していました。
今回のスノーシューイングは、一泊二日で初日は一ノ倉沢へ、二日目はKさんお任せのショートコースをお願いしていました。二日目の今日の予定は悪天候が見込まれたのでキャンセルとしました。
そのため宿泊先では、朝の時間を気にせずボリューム満点のおいしい食事と温泉を満喫し、久しぶりにリラックスすることができました。
地ビールも美味しかった。
宿泊先は谷川山麓「やど 莞山」でした・・・。写真は今朝の様子ですが雪が降っています。
次回は是非細君ともども「一ノ倉沢」のスノーシューイング楽しみたいと思っています。もちろんガイドはKさんにお願いするつもりです。
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