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2015年4月の4件の記事

2015年4月29日 (水)

「南高尾山稜を走る」

今日は細君と神奈川の大山近くに軽いハイキングに行くつもりだったのですが、細君の体調が思わしくなくキャンセルとなりました。

そこで私一人で「南高尾山稜」にトレイルランニングに行ってきました。

高尾山口駅の工事も終わって素敵な駅舎に生まれ変わっていました。

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駅を8時15分にスタートしました。高尾山入口の信号で甲州街道を横断して裏道を進んでいくと立派な道標が立っていました。

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ゆっくりペースで登っていくと「四辻」で尾根の上に出ます。

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ヤマツツジがあちこちで咲いています。

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先行するハイカーを追い抜いて比較的快調に進んでいきます。するとアメリカ人と思われる20代くらいの女性2名のトレランパーティーに追い抜かれました。早いこと・・・。

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ツツジのアップです。

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気温は思ったほど高くなく、時折冷たい風も吹いて爽やかです。アンテナ塔が立ってるのが目指す「城山」でしょうか・・・。

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草戸峠に到着です。

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続いて草戸山に到着です。立派な展望台がありました。コースタイム1時間35分のところ45分で到着しましたからオヤジにしては上出来でしょう・・・。

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榎窪山の山頂には地元の方と思われる年配の男性が寛いでいます。

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トレイルはこんな感じで舗装路と違い足にも優しく、快適です。

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三沢峠に到着です。三叉路になっています。

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この花がたくさん咲いていましたが何でしょう・・・。時期としてはもうお終いに近い感じです。

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こいつは何だ・・・。

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新緑は元気を与えてくれるような気がします。

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みどり一色の中の赤いツツジは目立ちます。

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今日は基本的に巻道は使いません・・・。

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泰光寺山です。眺望はありません。

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西山峠です。快適なトレイルが続きます。

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金毘羅山頂です。新緑に染められていますね…。

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大垂水峠に至るトレイルの最後のピーク大洞山です。すべてのピークで眺望がないのが、南高尾山稜の人気のなさにつながっているのかもしれません。その代りランナーはもとよりハイカーにとっても静かな山走り、山歩きが楽しめます。

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大垂水峠で甲州街道を歩道橋で渡ります。この下は自転車でも一度走っています。

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本当は甲州街道に沿って相模湖方向に進んで再びトレイルに入るコース計画だったのですが、学習の歩道コースに入ってしまいました。構わずにそのまま進みます。ここいらから少々疲れとともに持病の坐骨神経痛が出てきました。

こちらはシャガの花ですね。初めて見たのは奥久慈男体山でした。

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正面の階段を上ります。

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天気はこんな感じで雲が多めですが、その分気温の上昇が抑えられているようで助かります。

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一丁平で高尾山からの縦走路に合流して城山を目指して無事に到着しました。時刻は10時41分です。高尾山口を出てから2時間26分かかった計算です。城山山頂は大勢のハイカーで賑わっています。茶屋の人が名物なめこ汁をしきりに勧めていました。

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こちらはツツジでしょうか・・・。

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これはもしかすると紅梅と白梅か・・・。

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八重桜が美しい。

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小休止して水分と行動食を補給しました。

城山山頂を後に高尾山を目指します。こちらはもみじ茶屋です。ビールがおいしそう( ^^) 。

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高尾山頂到着です。紅葉の頃ほどではないにしろハイカーでごった返しています。こちらはわずかなスキを狙って撮った写真です。

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下山は稲荷山コースを取りましたが、続々とハイカーの皆さんが登ってきます。それでも坐骨神経痛を気にしつつ一気に下りました。

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もうお昼ですが、これから徒歩あるいはケーブルカーで高尾山を目指す人も結構いるんですね。多くの人に愛される山「高尾山」素晴らしい。

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高尾山口駅には11時55到着しました。出発から帰還まで3時間40分。踏破距離は約17.5㎞といったところです。

体調はまずまずだったのですが、さらに距離を延ばすためには坐骨神経痛を何とかする必要があるという課題を改めて認識させられた半日トレイルランでした。

次は懸案の雲取山日帰りランでしょうか。

※ 今日のコース図と高低図です。(ログを取っていなかったので手書きです。)

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2015年4月26日 (日)

「筑波山に登る」

裏筑波からの登山道沿いでは、例年4月月下旬から5月上旬にかけてニリンソウの群落が現れるということを知り、訪ねてみることにしました。
筑波山には、20年ちょっと前に茨城県民になった以降、20回近く登ってきていますが、今日の「男の川」コースは初めてです。

自宅を5時半前に出発して、男の川橋の駐車スペースに到着したのは7時過ぎでした。一番乗りで他に車は見当たりません。

シューズをハイキングブーツに履き替えて軽くストレッチをして7時20分に出発します。天気は「晴れ」ですが、空気はややヒンヤリとしています。

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当たりの新緑が朝日に照らされて、何とも美しい。

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男の川は男体山を源にしているところから名づけられた模様です。

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上の解説板に記載されている大滝不動尊がこちらです。

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登山道にはところどころにスミレが可憐な花咲かせています。

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今日のお目当てのニリンソウの登場です。小さな清楚な花です。

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期待どおりに群落が随所にあります。

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朝早いせいか、花弁が開いていないものも多くあります。

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ひとつの株から2つの花を咲かせるので「ニリンソウ」とはよく言ったものです。

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「いやあすごい!」と思わず独り言が出てしまいます。

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以下、比較的きれいに撮れた写真を掲載します。

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上を見上げれば新緑が美しい。

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スミレも頑張って咲いています。

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こちらは「ミヤマシキミ」です。

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30分強で薬王院からの登山道に合流しました。山桜もまだ見頃です。

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早春の好ましいトレイルです。

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男体山頂下をぐるっと一周している自然研究路は、立身石近くで大崩落があり、二次災害の危険もあって通行止めになっているそうです。

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誰もいない山道には小鳥のさえづりだけがこだましています。

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カタクリはおそらく1週間前くらいまでが最盛期だったのではないでしょうか・・・。

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御幸ヶ原に出る直前にもこんな群落がありました。

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御幸ヶ原に到着です。快晴ではあるのですが、春霞なのか遠望はいまひとつと言ったところです。

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男体山への登路で見つけたスミレです。

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8時12分、男体山頂到着です。

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スミレの種類はタチツボスミレくらいしかわからないので、これから勉強しなければと思っています。

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御幸ヶ原は早立ちのハイカーがちらほらといった感じです。

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ヤマツツジでしょうか・・・。

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8時30分、女体山頂到着です。今日のカメラは一眼レフなので、大鳥居のズームもシャープに撮れています。

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霞ヶ浦も見えています。

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男体山も美しい。残念ながら富士山や日光の山々は霞んでしまって見ることができませんでした。

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写真の男性はトレイルランナーで、山頂ワンタッチで下っていきました。

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見下ろす田んぼには水が入っているところも多いようです。

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女体山を後に筑波高原キャンプ場を目指して下ります。

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こちらも美しい若葉です。

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このトレイルはカタクリの群落が大変多いのですが、既にピークは過ぎてしまっていました。

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ちょっと頭が切れてしまっていますが、中にはこんな株も残っていました。

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気持ちの良い下りで、自ずとスピードがアップします。

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キャンプ場に到着しました。

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バーベキューコーナーのベンチをお借りして小休止します。ここも桜の花が青空に映えて美しい。

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朝コンビニで買った稲荷寿司とお茶です!(^^)!。

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小休止の後は林道で駐車場所へと戻ります。

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桜はまだまだ楽しめました。

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次回は女の川から登ってみようかと・・・。

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9時25分、駐車場所に帰還すると10台ほどの駐車スペースは既に満車となっていて、人気のコースであることがわかります。
今日のザックはカリマータトラ、シューズはセダークレストでした。

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確か何年か前のハイキング誌で裏筑波のニリンソウが紹介されていたのですが、ふとそのことを思い出して出かけみました。大正解でした。

ニリンソウは、ゴールデンウィーク位まで楽しめるのではないでしょうか・・・。次回は細君を誘ってみようかと・・・。

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2015年4月19日 (日)

「大山に登る」(4月18日)

昨日は、細君とともに丹沢大山国定公園に所在する「大山」に登ってきました。
小田急線を秦野駅で下車し北口のヤビツ峠行バス停に向かうと既に多くの人が並んでいます。座ることこそできませんでしたが、ヤビツ峠まで無事に運んでもらいました。

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天気は全国的に晴れということでしたが、北寄りの風が吹いています。イタツミ尾根から山頂を目指します。

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山桜が満開です。

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登山道はしっとりと湿っている感じで、歩きやすい。ただ、細君は、なかなか歩幅に合わない階段に手こずっていました。

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丹沢表尾根方面の眺望です。中央の堂々としているのが塔の岳でしょうか・・・。その右手の三つの頭は丹沢三峰ですね。

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下社からの道を合わせます。

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さて山頂までもう一息です。

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振り返ると富士山が大きい。

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山頂に到着しました。もっとクリアーな展望を期待していたのですが、春霞なのかあまり遠望は利きません。

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奥の院脇のベンチで小休止としました。

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下山は見晴台から二重の滝を経てケーブルカー駅に出ることとします。

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見下ろす大山川です。標高の高いこの尾根は、これから春本番といった感じでしょうか。

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この花はちよっと調査が必要です。おそらくドウタンツツジかと思いきや、アセビの模様です。

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こちらは山桜。

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途中細君が足のつま先の痛みを訴えたので、靴の紐を下山モードに締め直したところ、一発で解消し、ご本人も「靴紐ひとつでこんなに変わるんだ‼」と驚いていました。

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こちらはミツバツツジですね。

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見晴台までは距離の割に少々時間がかかりました。子供連れを中心に多くの人で賑わっています。

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二重の滝経由で下社を目指します。風さえ避ければぽかぽかです。

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この界隈でも熊が出るんですね。

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下社への道は大山の南面をトラバースするルートですが、道自体はよく整備されていて危険はありません。

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二重の滝に到着しました。力強さはありませんが美しい滝です。

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ミツバツツジですね・・・。

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下社に詣でました。

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ケーブル駅の手前にはわかりやすいハイキングコースの案内図がありました。

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下社からの下山はケーブルカーを利用します。この車両は50年に渡って活躍しましたが、間もなく現役を引退するそうです。

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ケーブル駅から今日の食事処の「東學坊」までの道すがらお土産を購入しました。

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見上げる山肌に春の息吹を感じます。

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目的地東學坊に到着です。

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お風呂と豆腐懐石をいただくこととします。

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おそらく本日の一番風呂をいただいてから、おいしい豆腐料理に舌鼓を打ちました。

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大山は社会人になって間もない頃に、蓑毛から春岳沢を遡行して登って以来ですから33年ぶりくらいになると思います。流石に登山道や山頂の印象は薄れていて、それだけに新鮮な山歩きを楽しむことができました。細君の足も大事に至らなくて良かった・・・。

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2015年4月12日 (日)

「谷川岳に登る」

今日は二年ぶりに春の谷川岳に天神尾根から登ってきました。
ガイドはおなじみの水上のKさんにお願いしました。彼にガイドしてもらうのはこれで四回目になります。

新幹線上毛高原駅でドッキングして、ロープウェー駅へと向かい、ゴンドラに無事乗り込んで山頂駅に降り立ち、アイゼンを付けて出発しました。

いつも通りのっけから急登になりますが、Kさんのリードで着実に登ります。天神平スキー場ではスノボのイベントが開催されていて、DJが賑やかです。

それにしてもいい天気です。春の谷川は3度目ですがいずれも快晴に恵まれています。

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この斜面を登りきると、ドーンと谷川本峰が聳え立ちます。天張っているパーティーがいます。

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こちらは白毛門、朝日岳方面の絶景です。

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俎嵓もだいぶ雪を落としています。Kさん曰く今年は「雪が多いといわれてるんですが・・・」とのことです。なかなか微妙かな・・・。

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熊穴沢避難小屋は結構出ていました。2012年の春に登った時に比べるとだいぶ少ない。

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右から笠ヶ岳、至仏山そして燧ケ岳です。

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登山者よりもスキーヤー、スノーボーダーの方が多い感じてす。

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右がオジカ沢の頭、左が俎嵓です。

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肩の小屋の広場へ向けて大雪面の急登を登ります。下山してくる人も多い。始発のロープウェー組でしょうか・・・。

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トマノ耳山頂付近では雨氷が見られました。

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トマノ耳はパスして、本日はオキノ耳まで足を延ばすことにします。まだまだデカい雪庇が残っていますね・・・。

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こんな穴ぼこがところどころに空いています。慎重に行かないと。

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オキノ耳へのトレース沿いにも雨氷が見られました。

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振り返るトマノ耳もシャープな山容です。

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岩の表面が凍っています。昨晩雨が降り、今朝の冷え込みで凍ったものでしょうか・・・。

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雨氷と平標山方面の主脈縦走路です。

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山頂に到着しました。オキノ耳は2度目です。

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トマノ耳山頂の人がだいぶ増えたようです。

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夢中でシャッターを押したくなる風景です。

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こちらは、巻機山ですね・・・。

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奥に見えるのは左が越後駒ヶ岳、右が中の岳でしょうか・・・。

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朝日岳方面です。

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左から燧ケ岳、至仏山そして笠ヶ岳です。

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左奥が日光白根山、手前右が武尊山です。

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主脈縦走路です。

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一ノ倉岳方面です。

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それにしても立派な雪庇です。

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オキノ耳への道中から振り返るトマノ耳です。

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雪庇が落ちたら・・・・。

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トマノ耳山頂で記念撮影です。

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肩の小屋もすっかり出ています。

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多くの登山者、スキーヤー、ボーダーが休憩中です。肩の小屋の脇で昼食休憩としました。居合わせた群馬県警谷川岳警備隊の方とKさんは顔見知りで、会話を弾ませていました。

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休憩後は大斜面をアイゼンをしたままグリセードよろしく駆け下ります。

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いつも思うのですが、俎嵓山稜は、ヨーロッパアルプスを彷彿とさせます。

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西の方は少し霞みかかってきています。明日から天気も下り坂の模様です。

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下りは早い。

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この大雪面を滑走してくるスキーヤーが多くいました。

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あちこちで雪がズタズタになっています。

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余裕の下山です。

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唯一の悪場ですが、少々渋滞しています。

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先ほどの悪場の通過で皆さんの靴に泥がついているようで、トレースが茶色くなりました。

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天神平直近のピークから振り返る谷川岳です。すこし薄雲が出ています。

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こちらは白毛門、笠ヶ岳、朝日岳です。

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武尊山、尾瀬方面です。これで見納めです。

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天神平ロープウェー駅に向けて急斜面を駆け下ります。

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かくして極めて穏やかな晴天に恵まれた春の谷川岳も無事に終了しました。今回も安全確保と楽しい話題を提供してくれたガイドKさんに感謝です・・・。

下山後上毛高原駅まで送ってもらい、新幹線で快適に帰京できました。下の写真は上毛高原駅構内にある天狗のお面です。

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来年は武尊山や日白山にぜひ登ってみたいと思っています。

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