「筑波山に登る」
裏筑波からの登山道沿いでは、例年4月月下旬から5月上旬にかけてニリンソウの群落が現れるということを知り、訪ねてみることにしました。
筑波山には、20年ちょっと前に茨城県民になった以降、20回近く登ってきていますが、今日の「男の川」コースは初めてです。
自宅を5時半前に出発して、男の川橋の駐車スペースに到着したのは7時過ぎでした。一番乗りで他に車は見当たりません。
シューズをハイキングブーツに履き替えて軽くストレッチをして7時20分に出発します。天気は「晴れ」ですが、空気はややヒンヤリとしています。
当たりの新緑が朝日に照らされて、何とも美しい。
男の川は男体山を源にしているところから名づけられた模様です。
上の解説板に記載されている大滝不動尊がこちらです。
登山道にはところどころにスミレが可憐な花咲かせています。
今日のお目当てのニリンソウの登場です。小さな清楚な花です。
期待どおりに群落が随所にあります。
朝早いせいか、花弁が開いていないものも多くあります。
ひとつの株から2つの花を咲かせるので「ニリンソウ」とはよく言ったものです。
「いやあすごい!」と思わず独り言が出てしまいます。
以下、比較的きれいに撮れた写真を掲載します。
上を見上げれば新緑が美しい。
スミレも頑張って咲いています。
こちらは「ミヤマシキミ」です。
30分強で薬王院からの登山道に合流しました。山桜もまだ見頃です。
早春の好ましいトレイルです。
男体山頂下をぐるっと一周している自然研究路は、立身石近くで大崩落があり、二次災害の危険もあって通行止めになっているそうです。
誰もいない山道には小鳥のさえづりだけがこだましています。
カタクリはおそらく1週間前くらいまでが最盛期だったのではないでしょうか・・・。
御幸ヶ原に出る直前にもこんな群落がありました。
御幸ヶ原に到着です。快晴ではあるのですが、春霞なのか遠望はいまひとつと言ったところです。
男体山への登路で見つけたスミレです。
8時12分、男体山頂到着です。
スミレの種類はタチツボスミレくらいしかわからないので、これから勉強しなければと思っています。
御幸ヶ原は早立ちのハイカーがちらほらといった感じです。
ヤマツツジでしょうか・・・。
8時30分、女体山頂到着です。今日のカメラは一眼レフなので、大鳥居のズームもシャープに撮れています。
霞ヶ浦も見えています。
男体山も美しい。残念ながら富士山や日光の山々は霞んでしまって見ることができませんでした。
写真の男性はトレイルランナーで、山頂ワンタッチで下っていきました。
見下ろす田んぼには水が入っているところも多いようです。
女体山を後に筑波高原キャンプ場を目指して下ります。
こちらも美しい若葉です。
このトレイルはカタクリの群落が大変多いのですが、既にピークは過ぎてしまっていました。
ちょっと頭が切れてしまっていますが、中にはこんな株も残っていました。
気持ちの良い下りで、自ずとスピードがアップします。
キャンプ場に到着しました。
バーベキューコーナーのベンチをお借りして小休止します。ここも桜の花が青空に映えて美しい。
朝コンビニで買った稲荷寿司とお茶です!(^^)!。
小休止の後は林道で駐車場所へと戻ります。
桜はまだまだ楽しめました。
次回は女の川から登ってみようかと・・・。
9時25分、駐車場所に帰還すると10台ほどの駐車スペースは既に満車となっていて、人気のコースであることがわかります。
今日のザックはカリマータトラ、シューズはセダークレストでした。
確か何年か前のハイキング誌で裏筑波のニリンソウが紹介されていたのですが、ふとそのことを思い出して出かけみました。大正解でした。
ニリンソウは、ゴールデンウィーク位まで楽しめるのではないでしょうか・・・。次回は細君を誘ってみようかと・・・。
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