「八ヶ岳・蓼科山に登る」
三連休の最終日、細君と八ヶ岳連峰最北端の名峰「蓼科山」に登ってきました。
コースは御泉水自然園先の七合目登山口駐車場からのピストンです。
心配していた天気も快晴と言ってよく、山頂からはまずまずの展望を堪能しました。
自宅を4時10分に出発して蓼科山七合目登山口駐車場に到着したのは7時50分でした。運転だけで正直疲れます。
駐車場で出発準備している間、結構な風が吹いていて、ウィンドブレーカーを着こんでちょうどいいくらいです。ただ、天気は良く、目指す蓼科山頂がすっきりと見えています。
蓼科神社の鳥居をくぐって登山道に入ります。最初はこんなゆるい登りが続きます。
馬返し到着ですが、素通りしました。
傾斜は徐々に増していき・・・
途中のこんな苔の緑(葉っぱはマイヅルソウですかね・・・)に感動しつつ・・・
ザンゲ坂の急登を頑張ります。振り返ると残雪の北ア?が見えています。
ただ、北アルプス方面は、雲が多くすっきりとした山姿は確認できません。これは山頂からも同様でした。
将軍平の蓼科山荘に到着です。1時間30分少々かかりました。
山荘前の簡易売店で、山バッヂと手拭い&バンダナを記念に購入します。
将軍平からは、最初は緩傾斜ですが、すぐに大岩の中の急登となり、それでも何とか蓼科山頂ヒュッテ脇に到着します。ヒュッテ脇にはこんな立派な看板が設置されていました。
ヒュッテは帰りに寄ることとして、山頂へ向かいます。すると南八ヶ岳の全容が・・・。
左から主峰赤岳、中岳、阿弥陀岳、権現岳の峰々です。
すっきりした素晴らしい展望に感謝です。
手前の樹林におおわれたピークが北横岳です。
こちらは美ヶ原です。左のアンテナ群が見えているピークが、王ヶ頭、右端が牛伏山です。
山頂で居合わせた方にお願いして、写真を撮ってもらいました。到着時刻は10時50分です。
蓼科山頂は広く中央部はわずかに窪んでいて、そこには蓼科神社が鎮座されています。奥に見えている方位板のところまで行ってみます。
方位板の土台に登って見る南八ヶ岳です。赤岳の頭だけ雲に巻かれて見えません。
広い山頂のあちこちで多くの登山者が寛いでいます。
この方位板は1960年の設置ということで、私と同い年です。
浅間山です。
山頂には多くの人が集まっています。
さて我々は蓼科山頂ヒュッテでお昼にすることに・・・。なんと焼き鳥店が店開きをしています。
ラーメンを注文しました。2500mオーバーの高所でどんぶりに入ったラーメンを食べることができるのは何とも幸せですね・・・。
これが我々が食事をした山頂レストラン?です。
食後は将軍平に向かって急な大岩ごろごろ道を下ります。
浅間山もすっきりと姿を見せてくれました。噴煙は見えないかな・・・。
将軍平の蓼科山荘を見下ろします。多くのハイカーが続々と登ってくるため、下山する方もやや渋滞気味です。膝ががくがくする頃将軍平に無事到着しました。
持参の冷たいスイーツで一息入れた後、七合目目指して出発です。
細君は膝がカクカクして力が入らないといいつつ結構なペースで下っていきます。ザンゲ坂通過です。
傾斜が緩んで来ました。
登山口到着です。
登りでは写真を撮りませんでしたが、立派な鳥居があります。
駐車場に無事に帰還しました。1時20分です。出発からちょうど5時間の行程でした。
細君は足に豆を作っていましたが、5人ほどのハイカーを追い抜く見事な下りっぷりでした。
高速に乗る前に「河童の湯」に立ち寄って汗を流しました。大人400円とリーズナブルなお値段のこじんまりとした日帰り温泉でしたが、リフレッシュできました。
蓼科山は36年前に高校山岳部の冬山合宿の引率で登って以来の登頂でした。
山頂からの眺望は雄大で、機会があれば山頂ヒュッテに泊って夕日、朝日をぜひ見てみたいものです。
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