「大菩薩嶺に登る」
ここのところ秋雨前線の影響で連日はっきりしない天候が続いていましたが、今日の日中はまずまずのお出かけ日和という予報に気を良くして、細君と日本百名山でもある「大菩薩嶺」に登ってきました。
朝は6時20分に出発しましたが、中央道は既に渋滞していて、自宅出発から3時間ほどかかって上日川峠の駐車場に到着すると満車。やむなく峠から200メートルほど手前の路肩に駐車します。
駐車場所を確保してトレッキングシューズに履き替えて出発です。御覧とおりけっこうな駐車車両があります。半袖だと少々寒いくらいの気温です。
上日川峠です。高校1年の時に初めて大菩薩を訪れた際の記憶はほとんどありません。陽射しはあるのですが、ガスも出ています。
ロッジ長兵衛の全景です。閑散としています。
福ちゃん荘までは林道を避けて登山道を辿ります。細君も快調に登っていきます。
福ちゃん荘に到着です。
ここから唐松尾根を雷岩目指して登ります。
陽射しを受ける緑はいつもながら思うのですが・・・美しい・・・。
こんな感じのトレイルが続きます。
急登に変わると途中カミキリムシがじっとしているのを発見しました。
こちらの花は・・・?。
アザミですね。
雷岩に到着しました。持参したスイーツをいただいて小休止とします。
甲府盆地もガスに巻かれてすっきりとは見えません。大菩薩湖の全容が望めます。
わらびもち入りのこちらをいただきました。
雷岩上空は、時折ぽっかりと青空が見えるのですが、すっきりとは晴れてくれません。
ザックを雷岩にデポして「大菩薩嶺」をピストンすることにしました。ここは高校2年で初めて訪れた時と変わらぬ印象で何も見えない平凡な頂でした。
雷岩まで戻って「大菩薩峠」を目指します。
晴れていれば気分のいい稜線なのですが・・・。
残念です。
こんなポイントを通過して・・・。
「賽の河原」を目指します。
ちょっとした岩場も登場しますが、細君順調に下っていきます。
「賽の河原」の避難小屋です。もともとの青梅街道は、現在の峠ではなくこちらを越えていたそうです。
歩いてきた稜線を振り返ります。
「ウメバチソウ」ですね・・・。
中里介山の文学碑だったような・・・。
立派な介山荘が峠にあります。
こんなお地蔵さんも・・・。
峠に立ったのは実に39年ぶりです。高校1年の11月にソロで新宿を信濃森上行きの夜行急行で出発し、塩山駅で下車、5時の始発バスまでシュラフを出して寝たのが懐かしく思い出されます。その時は小金沢連嶺を湯の沢峠まで縦走し、初鹿野駅(現在の甲斐大和駅)まで歩いたと記憶しています。
介山荘で記念の山バッジを買って下山します。このクマザサの斜面は私の好きな風景です。
下りは快調に・・・。
途中苔の美しいところがありました。
「勝縁荘」を通過します。ちょっとレンズが曇っているかな・・・。私が高校生の頃はここにもキャンプサイトがあって利用しました。
「ヤマシシウド」?
上日川峠まで下りてきました。朝ほとんど満車だった駐車場もだいぶ歯抜けになっています。
上日川峠までバス若しくはマイカーを利用すると休憩込みで3時間強の行程で、百名山の頂を踏めるということで入門者には人気のコースとなっているようです。また、ピストンではなく周回コースが取れるというのも人気に拍車をかけているようです。
8月に思い切った山歩きができなかったので、今日の山行はガスで眺望には恵まれませんでしたが、何にもまして私自身のガス抜きになりました・・・。
今日の日帰り温泉は「やまと天目山温泉」です。ぬるっとしたPH値の高いお湯を楽しめます。(写真撮るの忘れました。)
中央高速は小仏トンネル手前で渋滞が始まっていましたが、大して時間をロスすることもなく帰宅できてラッキーでした。
※ 本日のコース図と高低図です。(大菩薩嶺はザックを置いてピストンしたため、ログが取れていませんがご容赦を・・・。)
次回の細君とのハイキングは・・・どこに行こうか・・・。
| 固定リンク
「山歩き」カテゴリの記事
- 「百蔵山・扇山に登る」(2015.10.18)
- 「大人の遠足in西沢渓谷」(2015.09.12)
- 「大菩薩嶺に登る」(2015.09.05)
- 「北ア・爺ヶ岳に登る」(2015.07.26)
- 「八ヶ岳・蓼科山に登る」(2015.07.20)
「大菩薩」カテゴリの記事
- 「大菩薩嶺に登る」(2015.09.05)
- 大菩薩・牛ノ寝通りMTBツーリング(2010.06.12)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント