カテゴリー「山歩き」の94件の記事

2015年10月18日 (日)

「百蔵山・扇山に登る」

本日は山梨県大月市の「秀麗富嶽十二景」にも名を連ねている「百蔵山」と「扇山」にソロで登ってきました。
百蔵山は決して登りづらい山ではないのに中央線の車窓から眺めるばかりで、なぜか今まで登る機会に恵まれませんでした。一方、扇山には高校を卒業した年の春に担任のT先生を囲む有志ハイキングで登って以来ですので37年ぶりということになります。

今日のプランは中央線猿橋駅から百蔵山に登り、扇山まで縦走した後に「君恋温泉」で汗を流そうという欲張りなものです。

高尾駅で大月行に乗り換えますが、ホームにこんな天狗様が鎮座しているとは、今まで知りませんでした。

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小仏トンネルを抜けると青空が広がっています。
猿橋駅は、大菩薩の牛の寝通りをMTBで走った際に利用して以来でしょうか・・・。
トイレに寄って7時10分に出発します。

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本日登る二山です。左が百蔵山(ももくらやま)、右が扇山です。赤い橋は中央自動車道です。

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要所要所に指導標があって道迷いの心配はありません。

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来月登る予定の岩殿山です。

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百蔵山頂をズームするとこんな感じです。

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この分岐は右に取ります。(左に行った方が良かったのかもしれません。)

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浄水場下から望む百蔵山です。写真には写っていませんが、私の前をソロの山ガール歩いていました。しばらく林道(と言っても舗装路ですが・・・)歩きが続きます。

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途中思わぬところで冠雪した富士山に出会いました。やはり霊峰です。

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東ルートと西ルートの分岐で件の山ガールを追い抜きました。彼女はなかなか健脚のようで私が百蔵山頂に到着後10分弱で登ってきて、写真を数枚撮っただけでザックを下ろすこともなく、もと来たルートを引き返していきました。

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さらに林道を辿って高度を上げていくと・・・こちらも素晴らしい・・・。

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秋の野草です。名前は後日・・・。「リュウノウギク」です。

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林道の終点からいよいよ登山道に入ります。

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セリ科の植物かと・・・。

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急登が続きます。

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紅葉にはまだ早いようですが、ところどころに色づいた葉が輝いています。

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こちらはベンチのある「展望台」ともいうべきところ・・・。富士山どーんという感じです。

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松の木に似合いますね・・・。

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こちらも要調査です。「ダイモンジソウ」でしようか。

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葛野の福泉寺から登って来る尾根道に合流です。

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あと一息で山頂と思われます。木々に巻かれた白テープを見て「四十七士」を思い出しました。年ですね・・・。

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山頂の一角に到着です。秀麗富嶽十二景の名に恥じぬ眺望を堪能します。

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大月市の秀麗富嶽十二景で登ってないのは「百蔵山」、「九鬼山」、「雁ケ腹摺山&姥子山」、「奈良倉山」だったのですが、「百蔵山」はクリアーできました。それもこの眺望です。感謝、感謝。
ちなみに到着時刻は、8時47分です。

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山頂にはこんな石碑があります。

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山頂標識と大月市・秀麗富嶽十二景の説明板付近から富士山を望みます。

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雲があるのが、また素敵ですね。

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もう一枚。

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来春にかけて「秀麗富嶽一二景」を踏破してみようかと・・・。

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参りました・・・。

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山頂では後から登ってきた山ガール以外に誰にも会いませんでした。休憩もそこそこに扇山に向けて9時02分に出発です。

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落ち葉に目を奪われます。

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はじめは急な下りが続きますが、その後しばらくはMTBで走ったら気持ちよさそうなトレイルが続いています。

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綺麗ですね・・・。

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「四十七士」再登場。

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モミジや楓の紅葉はこれからでしょうか・・・。

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登りが続くようになります。結構足にきています。百蔵山の登りがオーバーペースだったのかもしれません。

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陽が射すとこんな感じになります。

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扇山山頂近しです。

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到着しました。10時44分です。背中からズボンにかけて大汗でびしょびしょです。

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富士山はだいぶ雲がまとわりついています。

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お昼は天ぷらうどんです。生卵も背負ってきました。ストーブは久々にスノーピークの登場です。

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うどんをいただいた後、コンビニの「わかめおにぎり」を入れておじやにしましたが、お味はいまひとつと言ったところでした。

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こちらも美味しかった・・・。

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37年前に来た時の山頂はもっと広々していたような気がします。苗木だった樹々が育ったせいなのかもしれません。

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すっきり富士山が見えていれば、こちらのベンチは特等席ですね。

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食事をしている間に少々雲が取れて、富士山がなんとか姿をみせてくれました。

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扇山だけであれば楽々ハイキングですので、次回は細君を誘ってみようかと・・・。

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昼食後の11時25分下山開始です。最初はこんな快適なトレイルが続きます。そう言えば5,6人トレイルランナーと出会いましたが、こういうところばかりであれば私でも十分走れるなと・・・。

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大汗をかいたので君恋温泉で入浴して帰ることにします。

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こんな石仏がありました。古の登山道なのでしょうか・・・。

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沢に下りきると「不動の滝」です。なかなか優美な滝でした。

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ここから若干登り返して果樹園の中を通ります。富士山が美しい。

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12時10分に君恋温泉に到着しました。パッと見、温泉旅館には見えません。

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玄関脇にかろうじてこんなものが出ています。

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名前は温泉ですが、温泉ではありません。500円の入浴料を払うと若女将とおぼしき女性が浴室まで案内してくれました。女湯しかまだ沸いていないので、こちら(女湯)でどうぞと・・・。

どうやら一番風呂のようで少々熱めのお湯は最高でした。そして湯上りには「味噌田楽」のサービスがありました。ただ、お客さんはほったらかしでビールをお願いしようと声をかけるも応答はなく、玄関の自販機に缶ビールがあったので購入しようと思ったのですが、休止の模様でした。

そんなわけで失礼ながら商売っ気はありませんが、また来てみたいと思える素朴さでした。

こちらは君恋温泉玄関から見る富士山です。

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宿でタクシーを呼んでもらい「鳥沢駅」に出ました。迎車料金込みで2000円くらいかと思いきや2400円ほどかかりました。鳥沢交通というタクシー会社でしたが、都合により10月一杯で廃業するそうです・・・。残念ですね。

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朝早かったせいか帰りの電車はうつらうつらしながら、それでも無事に帰宅しました。
休憩込みで5時間というハイキングでしたが、たっぷり汗を絞られて、「低山侮れず」との思いを強くしました。


※ 本日のルート図と高低図です。
  猿橋駅を出てしばらくしてガーミンをONにしていないことに気付いたので駅からの出だ  しのトラックが記録されていませんがご容赦を。

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2015年9月12日 (土)

「大人の遠足in西沢渓谷」

本日は、元職場の仲間と「西沢渓谷」に行ってきました。

本,年6月のリベンジでもありました。

出発準備中に大きな地震に見舞われ交通機関の状況が心配されましたが、JR中央線の「あずさ」は通常運転を行っていて、予定の「あずさ51号」で塩山に向かいます。

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塩山駅で地震の影響で到着の遅れる仲間を待ったのち、ジャンボタクシーで西沢渓谷入り口「不動小屋」まで入りました。天気は雲が多めですが日差しのあるまずまずの状況です。
よもぎ餅を購入したりして10時15分には出発しました。

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休業中の西沢山荘通過です。トイレ休憩としました。

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緑と土のトレイルがなんとも好ましい雰囲気を醸し出しています。

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「大久保の滝」を見下ろします。かなりの落差です。

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「三重の滝」です。

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ここ数日の台風並びに前線通過の影響か水量豊富で、ものすごい迫力です。

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「人面洞」です。

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人によって顔と認識する部分が違うようです・・・。

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渓谷沿いの整備された遊歩道を進みます。ハイカーはさほど多くありません。

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水と光と音に癒されますね・・・。

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「竜神の滝」です。

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こちらもなかなかの迫力です。

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「貞泉の滝」です。

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落ち口は水流に磨かれて滑り台のようです。

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われら8人パーティーは順調に進んでいきます。

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釜のエメラルドグリーンが素晴らしい。

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こちらも絵になる光景です。

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花はもうお終いですね・・・。

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いよいよ「七ツ釜五段の滝」に到着です。

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高校時代以来二度目の訪問となりますが、素晴らしい自然の造形美です。

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もう一枚露出を変えて・・・。

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最初にこの滝を訪れた人間はなんて思ったのでしょう・・・。やはり神様の造形と思ったのでしょうか・・・。

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もう一枚・・・。

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ここからは沢を離れて旧トロッコ軌道敷跡の遊歩道まで階段の続く急登を上がります。

トイレののある休憩スペースで昼食休憩とし、コーヒーを淹れて寛ぎます。大人数でわいわいといただく食事も格別です。

食後はトロッコ軌道後をおしゃべりを楽しみながら下ります。こちらは途中の大展望台からの「鶏冠山」の眺望です。

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途中に当時のトロッコが展示されています。サイドには手動ブレーキが装備されていました。

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何度も転落事故があったというのも頷けます。

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鶏冠山を見上げるネトリ大橋を渡ると朝通過したトイレの立つ広場です。

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不動小屋には2時25分に帰還し、迎えをお願いしていたタクシーで「はやぶさ温泉」に向かいました。柔らかいぬるめの掛け流しのお湯を堪能して再びタクシーで塩山駅の南口に向かいました。

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駅近くの「串蔵」という焼き鳥屋さんで打ち上げをして駅前のお土産屋さんに立ち寄って・・・

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新宿行のかいじに乗車して無事に帰京しました。

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春の高尾山以来の多人数の山行でしたが、20代から60代までの男女混成パーティーで大変楽しい1日が過ごせました。
今年6月の西沢渓谷訪問の際は、遊歩道の改修工事中で「貞泉の滝」で折り返しましたが、今回は無事に周遊コースを辿れて満足できました。

次回は「日向山」にこのメンバーで行こうとという話も出ていました・・・。

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2015年9月 5日 (土)

「大菩薩嶺に登る」

ここのところ秋雨前線の影響で連日はっきりしない天候が続いていましたが、今日の日中はまずまずのお出かけ日和という予報に気を良くして、細君と日本百名山でもある「大菩薩嶺」に登ってきました。

朝は6時20分に出発しましたが、中央道は既に渋滞していて、自宅出発から3時間ほどかかって上日川峠の駐車場に到着すると満車。やむなく峠から200メートルほど手前の路肩に駐車します。

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駐車場所を確保してトレッキングシューズに履き替えて出発です。御覧とおりけっこうな駐車車両があります。半袖だと少々寒いくらいの気温です。

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上日川峠です。高校1年の時に初めて大菩薩を訪れた際の記憶はほとんどありません。陽射しはあるのですが、ガスも出ています。

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ロッジ長兵衛の全景です。閑散としています。

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福ちゃん荘までは林道を避けて登山道を辿ります。細君も快調に登っていきます。

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福ちゃん荘に到着です。

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ここから唐松尾根を雷岩目指して登ります。

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陽射しを受ける緑はいつもながら思うのですが・・・美しい・・・。

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こんな感じのトレイルが続きます。

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急登に変わると途中カミキリムシがじっとしているのを発見しました。

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こちらの花は・・・?。

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アザミですね。

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雷岩に到着しました。持参したスイーツをいただいて小休止とします。

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甲府盆地もガスに巻かれてすっきりとは見えません。大菩薩湖の全容が望めます。

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わらびもち入りのこちらをいただきました。

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雷岩上空は、時折ぽっかりと青空が見えるのですが、すっきりとは晴れてくれません。

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ザックを雷岩にデポして「大菩薩嶺」をピストンすることにしました。ここは高校2年で初めて訪れた時と変わらぬ印象で何も見えない平凡な頂でした。

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雷岩まで戻って「大菩薩峠」を目指します。

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晴れていれば気分のいい稜線なのですが・・・。

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残念です。

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こんなポイントを通過して・・・。

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「賽の河原」を目指します。

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ちょっとした岩場も登場しますが、細君順調に下っていきます。

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「賽の河原」の避難小屋です。もともとの青梅街道は、現在の峠ではなくこちらを越えていたそうです。

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歩いてきた稜線を振り返ります。

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「ウメバチソウ」ですね・・・。

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中里介山の文学碑だったような・・・。


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立派な介山荘が峠にあります。

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こんなお地蔵さんも・・・。

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峠に立ったのは実に39年ぶりです。高校1年の11月にソロで新宿を信濃森上行きの夜行急行で出発し、塩山駅で下車、5時の始発バスまでシュラフを出して寝たのが懐かしく思い出されます。その時は小金沢連嶺を湯の沢峠まで縦走し、初鹿野駅(現在の甲斐大和駅)まで歩いたと記憶しています。

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介山荘で記念の山バッジを買って下山します。このクマザサの斜面は私の好きな風景です。

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下りは快調に・・・。

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途中苔の美しいところがありました。

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「勝縁荘」を通過します。ちょっとレンズが曇っているかな・・・。私が高校生の頃はここにもキャンプサイトがあって利用しました。

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「ヤマシシウド」?

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上日川峠まで下りてきました。朝ほとんど満車だった駐車場もだいぶ歯抜けになっています。

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上日川峠までバス若しくはマイカーを利用すると休憩込みで3時間強の行程で、百名山の頂を踏めるということで入門者には人気のコースとなっているようです。また、ピストンではなく周回コースが取れるというのも人気に拍車をかけているようです。

8月に思い切った山歩きができなかったので、今日の山行はガスで眺望には恵まれませんでしたが、何にもまして私自身のガス抜きになりました・・・。

今日の日帰り温泉は「やまと天目山温泉」です。ぬるっとしたPH値の高いお湯を楽しめます。(写真撮るの忘れました。)
中央高速は小仏トンネル手前で渋滞が始まっていましたが、大して時間をロスすることもなく帰宅できてラッキーでした。


※ 本日のコース図と高低図です。(大菩薩嶺はザックを置いてピストンしたため、ログが取れていませんがご容赦を・・・。)

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次回の細君とのハイキングは・・・どこに行こうか・・・。

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2015年7月26日 (日)

「北ア・爺ヶ岳に登る」

昨夜出発の毎日アルペン号を利用して柏原新道から「爺ヶ岳」日帰りピストンにチャレンジしてきました。

アルペン号には新宿都庁の大駐車場から乗車しましたが、この駐車場、風が通らずサウナのようでバスを待つ間に大汗をかきました。

しかし、車内はエアコンが良く効いていて、電話で前日に申し込んだ際は、「残り三席」と言われていたのですが、台風12号を心配する向きのキャンセルが出たのか、私の隣は空席で快適に目的地まで運んでもらえました。このバスは猿倉行ですが、七倉で下車した人が一番多かったように思います。

爺ヶ岳登山口到着は午前4時半過ぎで下車したのは二名。あたりはまだ暗く、身支度を整えて5時少々前に出発です。

柏原新道は良く整備された登山道です。しばらく高度を上げていくと扇沢のターミナル駅を見下ろすことができるようになります。天気は上々の模様です。稜線からの眺望が大いに期待できます。

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右がズバリ岳、左が針ノ木岳です。北アらしい景観です。

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実際にはこのくらいの距離感かあります。

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出発から小一時間で、ケルンを通過します。

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谷筋は雪渓になっています。

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アップしてみると結構ズタズタです。

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それにしてもいい天気に恵まれました。

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左に見えるのは蓮華岳でしょうか。

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扇沢を囲むようにのびやかな稜線が続きます。

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ケルンを過ぎると種池山荘を遠望できる場所があります。

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高山植物も咲いています。こちらは「ゴゼンタチバナ」。

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石畳の標識付近はちょっと歩きにくい。

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石ベンチで出発以来初めてザックをおろして小休止です。

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「コイワカガミ」です。もう時期的には終わりの模様です。

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針ノ木大雪渓が俯瞰できるようになります。一度は登ってみたい。

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「ハクサンボウフウ」です。

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「アカモノ」です。

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アザミ沢の雪渓は、登山道が完全に出ていました。

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注意喚起する看板が設置されています。

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ガレ場を通過します。

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続いて雪渓を通過します。こちらはしっかりとしたステップが切ってあります。

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「ミヤマキンポウゲ」です。

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富士見坂で振り返ると御覧のとおり富士山が見えています。素晴らしい・・・。

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森林限界が近づくと一息で種池山荘です。

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山荘手前からの富士山です。

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「コバイケイソウ」の向こうに針ノ木岳を望みます。

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種池山荘に到着です。登山口から2時間50分かかりました。いつもの私なら、トレイルランナーくらいにしか抜かされることはないのですが、今日は普通のハイカー風の方4人に先を譲りました。寄る年波なのでしょうか・・・(*_*)。

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ザックをおろすことなく爺ヶ岳南峰を目指します。中央の三角錐が南峰その左が中央峰です。

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しばらく歩いて振り返るとこんな絶景が広がっています。種池山荘の柿色の屋根の上に聳えるのが立山三山、その右が剣岳です。

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剣岳です。左から長次郎雪渓、三の窓雪渓、小窓雪渓でしょうか・・・。

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こちらが高度を上げるとさらに素晴らしい眺望となります・・・。

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美しい双耳峰の鹿島槍ヶ岳です。

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この景観を見れただけで来た甲斐があります。

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南峰に到着しました。

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富士山の右手には南アルプスの山並みが続きます。

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南アの3000m級の峰々が続きます。

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富士山の左手には八ヶ岳連峰が・・・。八ヶ岳の手前は、先日細君と行った美ヶ原です。

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こちらは槍ヶ岳から前穂へと続く北アの核心部です。

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針ノ木岳の向こうに聳えるのは薬師岳方面でしょうか・・・。

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立山連峰です。

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数は少なめですが「コマクサ」も咲いています。

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こちらは調査中です。「ミヤマキンバイ」でしょうか?。

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よくわかりませんがこちらも「ミヤマキンバイ」でしょうか。

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「チシマギキョウ」ですね・・・。きっと・・・。

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爺ヶ岳中央峰に到着です。時刻は8時48分です。種池山荘からは、写真を撮りつつの道中だったためか、コースタイム通りの時間がかかりました。

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富士山です。

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槍・穂です。

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針ノ木岳です。

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立山三山です。

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剣岳です。

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鹿島槍ヶ岳です。

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爺ヶ岳北峰と鹿島槍ヶ岳です。

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中央峰の一角に親子連れのライチョウがいました。こちらは親鳥です。

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ちょっとわかりにくいですが雛ですかね・・・。二羽確認できました。(写真には一羽しか写っていません。)
ライチョウに出会うのは31年前の北ア・蝶ヶ岳山頂付近以来です。

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今日は細君に無理を言っておにぎりを作ってもらいました。お昼にします。

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大展望を満喫したら下山します。往路と重複しますので山々の説明はこの際省略させていただきます・・・( ^^) 。

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「ヤマハハコ」です。

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種池山荘が近づいてきました。

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剣・立山の大展望も見納めです。

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種池山荘到着です。

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「チングルマ」の群落です。

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「コバイケイソウ」の群落も素晴らしい。

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「ハクサンボウフウ」です。

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「ミヤマキンポウゲ」です。

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「コバイケイソウ」です。

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山荘で記念の山バッチを購入して・・・

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下山開始です。9時46分に山荘を後にしました。

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「ミヤマキンポウゲ」です。

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お花畑ともお別れです。

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「ハクサンフウロ」が咲いています。

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「ハクサンボウフウ」です。

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下りは早い。早くも雪渓到着です。

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扇沢のターミナル駅が見えてきました。

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登山口に到着です。下りは夜行の疲れも出てかバランスを崩して2度ほどしりもちを着きました。結構下りはバテバテだったかもしれません。時刻は11時20分です。

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ここから扇沢のターミナル駅までのだらだら登りの舗装路は、疲れた足には厳しいものでした。

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信濃大町行きのバスは12時半で小一時間待ちましたが、途中大町温泉郷で下車し、「薬師の湯」で汗を流しました。ターミナル駅でもらった割引券利用で500円とリーズナブル。館内も広く好感度の高い日帰り温泉です。

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爺ヶ岳は数年前から夜行日帰りで登れる北アの山としてフォーカスしていたのですが、今回は天候と体調と大展望に恵まれて、大変快適に登ってくることができました。山と高原地図のコースタイムが8時間15分であることを考えれば、休憩込みの6時間20分は上出来かと・・・。これならまだまだ日帰りで常念や白馬も登れるかと・・・。

ただ、やはり時間に余裕をもって小屋に一泊すれば、朝夕の景観をブラスして楽しめるわけで、次回は是非稜線にある小屋に泊って山を楽しみたいと思うのでした。

この夏、あと一度くらいは北アに登ってみたいですね・・・。


※ 今日のルート図と高低図です。もみじ坂の下りルートが何故か一直線になっています。

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2015年7月20日 (月)

「八ヶ岳・蓼科山に登る」

三連休の最終日、細君と八ヶ岳連峰最北端の名峰「蓼科山」に登ってきました。 コースは御泉水自然園先の七合目登山口駐車場からのピストンです。 心配していた天気も快晴と言ってよく、山頂からはまずまずの展望を堪能しました。

自宅を4時10分に出発して蓼科山七合目登山口駐車場に到着したのは7時50分でした。運転だけで正直疲れます。

駐車場で出発準備している間、結構な風が吹いていて、ウィンドブレーカーを着こんでちょうどいいくらいです。ただ、天気は良く、目指す蓼科山頂がすっきりと見えています。

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蓼科神社の鳥居をくぐって登山道に入ります。最初はこんなゆるい登りが続きます。

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馬返し到着ですが、素通りしました。

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傾斜は徐々に増していき・・・

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途中のこんな苔の緑(葉っぱはマイヅルソウですかね・・・)に感動しつつ・・・

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ザンゲ坂の急登を頑張ります。振り返ると残雪の北ア?が見えています。

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ただ、北アルプス方面は、雲が多くすっきりとした山姿は確認できません。これは山頂からも同様でした。

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将軍平の蓼科山荘に到着です。1時間30分少々かかりました。

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山荘前の簡易売店で、山バッヂと手拭い&バンダナを記念に購入します。

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将軍平からは、最初は緩傾斜ですが、すぐに大岩の中の急登となり、それでも何とか蓼科山頂ヒュッテ脇に到着します。ヒュッテ脇にはこんな立派な看板が設置されていました。

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ヒュッテは帰りに寄ることとして、山頂へ向かいます。すると南八ヶ岳の全容が・・・。

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左から主峰赤岳、中岳、阿弥陀岳、権現岳の峰々です。

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すっきりした素晴らしい展望に感謝です。

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手前の樹林におおわれたピークが北横岳です。

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こちらは美ヶ原です。左のアンテナ群が見えているピークが、王ヶ頭、右端が牛伏山です。

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山頂で居合わせた方にお願いして、写真を撮ってもらいました。到着時刻は10時50分です。

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蓼科山頂は広く中央部はわずかに窪んでいて、そこには蓼科神社が鎮座されています。奥に見えている方位板のところまで行ってみます。

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方位板の土台に登って見る南八ヶ岳です。赤岳の頭だけ雲に巻かれて見えません。

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広い山頂のあちこちで多くの登山者が寛いでいます。

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この方位板は1960年の設置ということで、私と同い年です。

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浅間山です。

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山頂には多くの人が集まっています。

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さて我々は蓼科山頂ヒュッテでお昼にすることに・・・。なんと焼き鳥店が店開きをしています。

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ラーメンを注文しました。2500mオーバーの高所でどんぶりに入ったラーメンを食べることができるのは何とも幸せですね・・・。

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これが我々が食事をした山頂レストラン?です。
食後は将軍平に向かって急な大岩ごろごろ道を下ります。

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浅間山もすっきりと姿を見せてくれました。噴煙は見えないかな・・・。

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将軍平の蓼科山荘を見下ろします。多くのハイカーが続々と登ってくるため、下山する方もやや渋滞気味です。膝ががくがくする頃将軍平に無事到着しました。

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持参の冷たいスイーツで一息入れた後、七合目目指して出発です。

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細君は膝がカクカクして力が入らないといいつつ結構なペースで下っていきます。ザンゲ坂通過です。

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傾斜が緩んで来ました。

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登山口到着です。

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登りでは写真を撮りませんでしたが、立派な鳥居があります。

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駐車場に無事に帰還しました。1時20分です。出発からちょうど5時間の行程でした。

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細君は足に豆を作っていましたが、5人ほどのハイカーを追い抜く見事な下りっぷりでした。

高速に乗る前に「河童の湯」に立ち寄って汗を流しました。大人400円とリーズナブルなお値段のこじんまりとした日帰り温泉でしたが、リフレッシュできました。

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蓼科山は36年前に高校山岳部の冬山合宿の引率で登って以来の登頂でした。
山頂からの眺望は雄大で、機会があれば山頂ヒュッテに泊って夕日、朝日をぜひ見てみたいものです。

蓼科山荘で購入した記念品の品々です。

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2015年7月12日 (日)

「奥秩父・金峰山に登る」

ち今日は、早朝4時過ぎ発で車で越えられる日本最高所の峠「大弛峠(おおだるみとうげ)」を目指し、同所に車をデポして奥秩父の盟主、「金峰山」にピストンで登ってきました。

今回は3年前の日光白根山に続き、長男と次男がお供です。
自宅を4時に出発して大弛峠に到着したのは7時50分でした。バモスに大の大人が3人乗っての道中は結構きつかった・・・。
ただ、途中日本鹿に出会ったりの飽きない道のりでした。

峠に着いてみると駐車場は満車で、山梨県側手前500メートル位までの路肩は駐車車両が並んでいる状態です。
我々も路肩に車を停めて8時10分には峠からの山道に入りました。

故あって大弛峠から山頂到着までの前半の写真は没(どうやらSDカードの接触不良が原因だったようです。)となり、山頂からの後半戦のみの掲載となります。

山頂には無事に到着し、五丈岩前の広場でまったり昼食休憩とします。我々が休んでいる間に何人かの人が五丈岩クライムにチャレンジしていました。

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朝に比べると山梨側は雲が上がってきていて、登りの途中に見えていた富士山も確認できなくなっています。

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山頂側を見上げると、こんな感じです。

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昼食はお湯を沸かしてカップラーメンを食し、食後に長男が準備してきたこんなもので栄養補給します。まずまずの味でした。

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歩いてきた「鉄山」、「朝日岳」方面を望みます。

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多くのハイカーで賑わっています。

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山頂標識は「2599m」になっていましたが、こちらの展望案内は「2598m」になっています。なぜでしょう・・・。

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こちらは判然としませんが、仙丈と甲斐駒でしょうか・・・。

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左端が権現、その右が赤岳から横岳、硫黄と続く南八ヶ岳の山並みです。

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帰路、山頂で居合わせた登山者にお願いして写真を撮ってもらいました。

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こんな岩のトンネルがあります。

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手前の岩山が瑞牆(みずがき)で奥が八ヶ岳です。

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こちらは小川山です。

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手前右が朝日岳、奥に見えるのが三宝山、甲武信ヶ岳、木賊山でしょうか・・・。

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瑞牆山の向こうは佐久方面です。

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山頂を振り返ります。もう午後ですが、比較的穏やかで安定した天気に恵まれて何よりです。

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まだまだ多くの登山者が登ってきます。

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朝日岳と鉄山の間に見えているのが国師岳と北奥仙丈岳です。

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金峰山小屋を見下ろします。ここに泊って夕焼けとご来光を見るという企画も良いかもしれません。

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再び瑞牆と八ヶ岳。

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仙丈と甲斐駒。一番左に見えるのが北岳でしょうか・・・。

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新緑?、新芽?

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見晴の良い稜線から樹林帯のトレイルに変わります。

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鉄山はピークをかすめてトラバースで通過です。

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青空と立ち枯れと緑のコントラストが美しい。

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朝日岳の肩から金峰山を振り返ります。なかなか優美な姿です。

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朝日岳山頂で最後の休憩です。

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奥秩父らしい尾根道が続きます。

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長男が膝に故障を抱えているためピッチは上がりません。

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最後の絶景ポイントです。

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さああとひと踏ん張り・・・。

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大弛峠帰還です。

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大弛小屋をちょっとだけ覗いてみました。

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峠の駐車場の車も7割がた減っていて、朝とはだいぶ様子が異なります。

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路肩に停めたバモス君に無事に再会・・・。装備品の撤収後、帰路につきます。

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帰りは「笛吹の湯」に寄って汗を流しました。

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その後の中央道は恐ろしい渋滞で勝沼インターから自宅まで通常時の倍の時間を要しました。

金峰山には高校2年と大学1年の時、いずれも高校山岳部(1回目は現役で、2回目はOBで)の春山合宿奥秩父全山縦走で2回登っています。
したがって雪のない時期に登るのは今回が初めて・・・。それも36年ぶりということで感慨もひとしおでした。

この夏、できれば爽快な山歩きをあと何回か楽しめればなと思っています。

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2015年7月11日 (土)

「美ヶ原トレッキング②&八島湿原」(信州の旅三日目)

最終日は4時起きで牛伏山に登ってご来光をお迎えしました。
山頂に到着すると浅間山方面の空がオレンジ色に染まっています。

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西には北アルプスの穂高から槍までが綺麗に見えています。

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その北側には常念、大天井、燕、爺、鹿島槍、五竜、唐松、白馬三山と飛騨山脈が続きます。

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こちらは蓼科山と南八ヶ岳の峰々・・・そして編笠山の右肩には富士山が姿を見せています。

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こちらは南アルプスの峰々です。

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日の出まであと少々です・・・。

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王ヶ頭はすぐそこです。

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出ました。ご来光です。

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何とも素晴らしい・・・。

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穂高連峰もモルゲンロートになっています。

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牛伏山の山頂にはざっと20名ほどのハイカー&ツーリストがご来光を待っていました。
皆さんきっと満足されたのではないでしょうか・・・。

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説明を要しませんね・・・。

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牛君たちもお目覚めの様子です。

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今日は河童橋から、あるいは田代池から、すっきりとした穂高が見えているのではないでしょうか・・・。

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こんなお手軽に日本の名峰を指差せるのは、他にはなかなかないのではないでしょうか・・・。これも山頂付近の小屋に泊ってこその醍醐味に他なりません・・・。

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かなり明るくなってきました。

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中央は「木曽御嶽山」です。

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もっと陽が高くなると富士山も霞んで見えにくくなるのでは・・・。

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宿に戻ってから6時15分発のマイクロバスツアーに細君と参加・・・王ヶ頭はマイクロバスで通過、王ヶ鼻は200メートルほどの歩きで山頂を踏むという、なんちゃってトレッキングでした。

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王ヶ鼻からの穂高連峰と槍ヶ岳です。牛伏山よりも距離が縮まった気がします。見下ろす松本市も素晴らしい。

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中央に富士山を捉えます。

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この角度からの南アルプスもなかなか見られないかと・・・。

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蓼科から富士山までを1枚に・・・。

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再度富士山に登場してもらいます。

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こちらは中央アルプスです。

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御嶽山です。

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乗鞍です。

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槍&穂高です。

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表銀座から鹿島槍までもくっきりと見えています。

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鹿島槍から白馬三山までの後立山連峰です。

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イワキンバイです。

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王ヶ鼻山頂の石仏です。みんな御嶽山の方角を向いています。

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ウスユキソウです。

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調査中です。テガタチドリかな・・・。

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こちらも・・・。車軸草です。

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先頭でこちら向きに説明してくれているのがミニツアー引率の山本小屋のご主人です。昨夜のスライド上映会でのユーモアあふれるおしゃべりと言い、今朝のミニツアーのガイドと言い、人柄の滲む大変好感の持てるものでした。

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さて宿に戻ると朝食となりました。御覧のメニューです。パン、ミルク、スープはおかわり自由で朝から満腹です。

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お世話になった山本小屋をチェックアウト後は、ビーナスラインを霧ヶ峰方面までドライブしました。途中予定外の八島湿原に立ち寄ります。以前霧ヶ峰を歩いた際は濃霧で展望皆無でしたが、今日はこの晴天です。

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車山山頂のレーダーも良く見えます。山本小屋のご主人の話では、富士山山頂測候所のレーダーを移築したものだそうです。

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ニッコウキスゲも咲いていました。

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トラノオでしょうか・・・。カライトソウ?。

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オオカサモチ・・・?。シシウドかも・・・。

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池塘は人の心を癒す力を持っている気がします。

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こちらもニッコウキスゲ・・・。

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手前に見える元気な葉っぱはバイケイソウでしょうか。

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こちらは・・・。アヤメでしょうか。

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八島湿原ともお別れです。

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次回はレンゲツツジのシーズンを狙って霧ヶ峰を訪れたいと思います。

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かくして2泊3日の信州の旅は無事に終了しました。初日こそ雨に降られたものの昨日今日は最高のお天気に恵まれ、上高地&美ヶ原の自然を存分に味わうことができました。

今年の冬は美ヶ原でクロスカントリースキーをしてみたくなりました・・・。

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「上高地トレッキング②&美ヶ原トレッキング」(信州の旅二日目)

二日目は「徳沢園」から上高地バスターミナルまで晴天の下トレッキングした後、「美ヶ原高原ホテル・山本小屋」に転進しました。

まずは早朝の徳沢を少々散策してみます。

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宿に戻って朝食をいただきます。

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デザートまで付いて朝から食べ過ぎました。

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食後速やかにパッキングしてチェックアウト手続きを済ませて外に出てみると、前穂が迫力一杯に聳えています。

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途中の清流も昨日の雨とはまた違った味わいがあります。

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梓川沿いに出てみると絶景が広がります。それにしても天気に恵まれました。

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道中の緑も水分をたっぷり擁して素晴らしい。キジムシロでしょうか・・・。

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今日も明神池に立ち寄ることとします。

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今日は明神岳がすっきりと見えています。

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鏡のような明神池です。

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見上げる明神岳は迫力満点です。

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「いやあ・・・きれいだな」という以外に形容できない景観が広がります。

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ゴゼンタチバナでしょうか・・・。

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水面に明神岳の雄姿が映ります。

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穂高稜線の小屋への荷揚げと思われるヘリが飛んでいます。

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明神池から流れ出す水の美しさも格別です。

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穂高神社奥宮です。

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今日は焼岳が姿を見せてくれています。

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河童橋方面からのハイカーもまばらです。

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岳沢分岐です。

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うーん・・・きれいだ・・・。

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水と緑と空の青の織りなす絶景です。この辺りは岳沢湿原と言うそうです。

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穂高の稜線はやや雲が出ています。

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もう終わってしまっているかと思った石楠花が美しい花を咲かせています。

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河童橋手前から振り返ります。吊尾根も見えそうで見えない・・・。

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すっきり晴れればこんな展望か広がるはずなのですが・・・。

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河童橋到着です。六百山が迫力をもって聳えています。

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この清流は本当に美しい・・・。

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焼岳は何とか姿を見せてくれています。

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ソフトクリームで乾杯?です。

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今回は「MILO」の45リッターのザックで行きました。細君の衣装類を持ってもまだまだ余裕があり、良き選択だったと思います。

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夏山最盛期はこれからといったシーズンなので、まだまだ人の少ない上高地でした。おかげで雨と晴れと両方の上高地の景観を存分に楽しむことができました。

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舞台は「上高地」から「美ヶ原」へ・・・。バモス君はエンジンをうならせながら、やっとの思いで「山本小屋」に到着しました。ご苦労様でした・・・。

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チェックインを済ませてから、時間も早いので辺りの散策に出かけることとします。天気はそこそこ遠望も利いてまずまずです。

草原台地の向こうには蓼科山&南八ヶ岳連峰が連なっています。

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まずは「美しの塔」へ・・・。裏に回って鐘をついてみました。牛達がやや反応したような・・・。

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こちらは調査中です。ヤマラッキョかもしれません。

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ハクサンフウロですね。美ヶ原で一番多く見られた花でした。

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牛伏山に登ってみました。山本小屋と王ヶ頭が良く見えます。

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四阿山、根子岳そして浅間山方面です。

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再び八ヶ岳です。

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360度の展望です。子供たちが小さい頃、近くのオートキャンプ場をベースに登って以来の二度目の牛伏山です。

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途中山本小屋ふるさと館で仕入れたビールで乾杯します。最高・・・。

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長閑な景観です。

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こちらも調査中です。テガタチドリですね。

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写真から清々しい空気が伝わってくるような気がします。

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山本小屋に戻りました。看板猫?が迎えてくれます。小屋の方によるともともと捨て猫で小屋番の仲間入りしてから既に17年目になるんだそうです。

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決して新しい施設ではありませんが、暖かいサービスが提供される居心地の良い小屋です。

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さて夕食です。豪華・・・。

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細君ともどもお腹いっぱいいただきました。

さあ明日は最終日です。

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「上高地トレッキング」(信州の旅一日目)

7月9日(木)から7月11日(土)まで2泊3日で細君とのトレッキングを主体にした夏休み「信州の旅」に出かけてきました。

写真をたくさん撮りましたので少し時間をかけて整理したいと思います。

初日は6時過ぎにバモスで自宅を出発、上高地入口の沢渡駐車場をひたすら目指します。予報的中で時折雨のぱらつくあいにくのお天気です。

それでも10時10分には沢渡駐車場に到着しました。ここで2日分の駐車料金1200円を支払います。駐車場でバスを待つ間、出発準備しているとタクシーの運転手氏に「お客さん、上高地まで行くお客さんがあと二人いますので相乗りでどうですか?」と声を掛けられます。迷わずお願いした結果、時間も料金も節約となり道中のガイドまでしてもらえて無事に大正池まで到着することができました。

霧雨状態ですが、大正池の景観はやはり素晴らしい。

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大正池からしばらく進むと水の美しさが際立つこんな風景にも出会えます。

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木々の緑と清流が得も言われぬ美しさです。

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こちらはカラマツソウです。

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川床の美しさにも注目です。

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新芽のコントラストもいいですね。

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指導標も国立公園に相応しい・・・。

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こちらはズミのような気もしますが、ちょっと違うかも・・・です。

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大正池の立ち枯れの木は年々減ってきているそうです。

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田代湿原に到着です。ガスに巻かれて穂高の眺望はありません。

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こちらは調査中です。トリアシショウマでしょうか・・・。

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田代池に到着しました。こちらもいつまでも離れがたい雰囲気を持っています。

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遊歩道を取り巻く樹林帯も味わい深い・・・。

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途中梓川の河畔に出られる場所は、スノーシューで訪れた場所です。

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こちらは調査が必要です。「タテヤマウツボグサ」でしょうか・・・。

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行き交う人も少ない中、ウェストンレリーフに到着します。

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レリーフを後にすれば河童橋は間近です。残念ながら穂高も焼岳も厚い雲に覆われています。

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岳沢への分岐近くではこんなスポットに出会えます。二度目の訪問ですが、お気に入りの場所です。


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その後息を飲むほどの美しい流れに何度も出会います。

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本当に人が少なく快適に歩めます。

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みずみずしい緑も格別で、あいにくの天気も苦になりません。もっとも土砂降りだったら別ですが・・・。

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明神橋です。

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河童橋から小一時間で穂高神社奥宮に到着です。

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雨がややパラついていますが、ここも素晴らしい。何度訪れても飽きることはありません。

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結構な雨粒が池に吸い込まれていきます。

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穂高神社奥宮の狛犬です。

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嘉門次小屋で定番の岩魚の塩焼きとビールで小休止しました。

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小休止の後、徳沢を目指します。途中徳本峠の分岐を見送ります。上高地入りのクラシカルルートである島々から徳本峠越えの道は是非辿ってみたいと思っています。

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トリアシショウマかな・・・。

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今宵の宿・・・氷壁の宿「徳沢園」に到着です。

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こちらは我々が宿泊した部屋です。細君の記念日だったので奮発しました。

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夕食メニューも満足度の高いものでした。

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ステーキが出てきたのには少々驚きました。

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デザートもお洒落です。

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館内も雰囲気よく・・・

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できれば再訪してみたいと・・・。

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かくして一日目の夜は静かに更けていきました。

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2015年6月28日 (日)

「高尾山に登る」

今日は自宅を10時前に出発という遅めの立ち上がりで、高尾山の北面から登って北面に下るという半日ハイクを細君と楽しんで来ました。

高尾駅までは京王線でアプローチしました。高尾駅到着時刻は11時近かったので流石にハイカーの姿は少なく、なんとなくホッとしました。

駅前から徒歩にて甲州街道から小仏へ向かう旧甲州街道へと進路を取ります。

それにしても暑い。バスを使わなかったことを少々・・・いや、かなり後悔しました。
最初に目指すは裏高尾で美味しい豆腐を作っている「峰尾豆腐店」です。

汗びっしょりになったころ圏央道の真下にある「高尾梅の里」の立派なトイレをお借りして小休止です。右側に見えているのがトイレです。きっと圏央道の開発で作られた施設なのでしょう。

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ここからしばらく歩くと「峰尾豆腐店」に到着です。「寄せ豆腐」一丁、「がんもどき」二枚、「おからドーナッツ」ワンパックを購入しました。ちなみにドーナッツはすぐに細君と一個ずついただきましたが、美味しかったです。ハイ…。

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豆腐店を後にさらに進むと日影のバス停です。バス停を過ぎてしばらく進むと林道の分岐があります。緑の濃い好ましい林道で、傍らには日影沢の清流が流れて涼しい・・・。

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林道をとぼとぼと歩いていくと日影キャンプ場に到着しました。テルモスに入れてきた冷たいレモンティーで一息入れます。

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キャンプ場からは林道と別れて「いろはの森学習の歩道」を進みます。

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巨木も多い、見どころ満載の歩道ですが、風が無くいかんせん暑い・・・。

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キャンプ場から続く林道を横切ります。

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広葉樹林だけに新緑は格別です。

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途中のベンチでレモンティーと残りの「おからドーナッツ」で腹ごしらえします。あまり脂っこくないので食べやすい・・・。

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ところどころジグザグの急登もありますが、総じて好ましいトレイルです。

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4号自然研究路に合流しました。

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引き続き「いろはの森学習の歩道」で山頂を目指します。木の階段が続きます。

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階段を登りつめるとベンチのある小ピークとなり、山頂は大混雑との判断でこちらでお昼にすることにしました。まずは寄せ豆腐とがんもどきをいただきます。保冷剤を入れた小型クーラーバックに入れてきたので、冷えた豆腐は美味しい。+(プラス)冷えた発泡系飲料?で大満足です。高尾駅で買ってきたおにぎりもいただきました。

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食後はこれも保冷剤と一緒に担ぎ上げたスイーツをいただきます。食べ過ぎで苦しい・・・。

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昼食後は簡易舗装の1号自然研究路に合流して山頂を目指します。無事に到着です。

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居合わせたハイカーの方に写真を撮っていただきました。ちなみに午後になって雲も多く山頂からは富士山は望めませんでした。

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こんな味わい深い山頂標識もあります。初めて見たような・・・。

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薬王院にお参りしました。

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ミシュラン三ツ星以来いったいどのくらいのハイカーが訪れたのでしょうか・・・?。

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天狗様もいつも通りです。

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アジサイも美しい。

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蛸杉です。

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ビアマウントのところで蛇滝口への下山路を取ります。

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緑濃いトレイルが続きますが、この時間でもまだ登って来る方に何人かお会いしました。

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蛇滝に到着です。今日は水行をされている方はおられず辺りは静まり返っています。

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ここからは沢沿いの林道を惰性で下っていくとやがて圏央道の真下で旧甲州街道に出て、右折してしばらく歩くと無事に「蛇滝口」のバス停に到着しました。

運の良いことにバス停に着いたのは3時13分だったのですが、16分にバスが来て車中の人となりました。

今回は昨晩天気予報を見て急に思い立って出かけたのですが、都内で31度を記録した真夏日で標高の低い高尾山系は北面と言っても流石に暑く、細君には少々厳しいハイキングになったかもしれません・・・。

次回はいよいよ夏休み長野の旅の予定です。

※ 今日のコース図と高低図です。

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