カテゴリー「スノーシューイング」の10件の記事

2015年3月14日 (土)

「入笠山スノーシューイング」

本日は細君と長野県富士見町の「入笠山」にスノーシューイングに出かけてきました。
入笠山は2011年3月に初めてスノーシューデビューを果たした思い出の山です。

前回は中央線各駅停車をアプローチに使いましたが、今回は愛車バモスで出かけてきました。

中央道はまったく渋滞もなく途中休憩を挟んで午前9時には富士見パノラマスキー場の駐車場に無事到着し、身支度をして冬山登山ゴンドラ券(1650円)を購入してゴンドラに乗り込みました。
御覧のとおり八ヶ岳は雲に隠れ、時折小雪がちらつくあいにくの天候です。

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ゴンドラを降りてハイキング道の入り口でスノーシューを履きます。細君も先々週に続き今シーズン2度目のスノーシューなのでスムースに履くことができました。

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準備ができたので出発です。積雪は4年前の3月に比べて明らかに多いようです。

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快調に進みます。

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鐘打平の案内板にも結構な量の雪が乗っています。

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名前があるのか判然としませんが、しぷーい雰囲気の小屋がありました。

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グリーンのとろろ昆布のようなものは「サルオガセ」でしょうか。

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冬季閉鎖の山彦荘です。いい感じの山小屋ですね・・・。

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ここに立派なトイレがあるのですが、細君そこにいた男性ハイカーを熊と見間違ったようです( ^^) 。

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マナスル山荘本館に到着です。帰りに立ち寄って名物の鍋焼きうどんをいただく予定です。

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予報では昼前から晴れるということでしたが、なかなかすっきりした天気にはなってくれません。

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細君山頂直下の急登を頑張ります。

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山頂の一角に到着です。

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お天気こそいまひとつでしたが、山頂に無事到着できて満足しています・・・。

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風を避けてマットを出してテルモスの紅茶とビスケットで小休止しました。

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山頂直下は登りが結構急でしたが、そこを下るので当たり前ですが、最初のうちは急な下りになります。

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いたるところにサルオガセがぶる下がっています。

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細君はスノーシューでの下りがすっかり気に入ったようで「下りは楽しいわ(^^)/」とご満悦でした。

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こちらは松ぼっくりでしょうか?

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さあマナスル山荘本館まで戻ってきました。

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お目当ての名物鍋焼きうどん(900円)です。こちらは塩味。

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こちらは味噌味です。どちらもたっぷりの具とコシのあるうどんで大変おいしく暖まりました。
食事が出てくるのを待っている間に、「予約していた○○です。」という男性登山者が到着。小屋の女将さん?とのやりとりを聞いていて、何ともうらやましくなってしまいました。天気は微妙ですが、こんな小屋で静かな夜が過ごせるのは幸せだなと・・・。

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食後は入笠湿原を通ってゴンドラ駅に戻ることとします。

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結構雪が降ってきました。

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積雪十分で3月ですが、もうしばらくはスノーシューが楽しめそうな感じがします。日光戦場ヶ原の貴婦人の趣です。

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振り返ると入笠山山頂が見えています。集まっているのはわんこ連れの人達でしたが、わんこは寒くないんでしょうか・・・。

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湿原を通過してからは林間のトレースを辿って戻ります。

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ゴンドラ駅が見えてきました。

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スタート地点に無事に帰還です。

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ゴンドラであっという間に下山して帰る準備をします。

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帰路は日帰り温泉「ゆーとろん」(ネットの割引券利用で700円)で汗を流しました。
帰りの中央道も調布付近で若干の渋滞があったもののほぼ順調に帰京できました。下の写真は休憩で立ち寄った八ヶ岳PAから見た八ヶ岳です。ちょっと風が強そうですが雪はまだまだたっぷりありそうですね・・・。

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かくして今シーズン2度目のスノーシューイングも無事に終了する運びとなりました。
これはマナスル山荘本館で購入した山バッジです。

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そして信州限定「ばかうけ」と

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信州限定「じゃがりこ」です。

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4月になったら栂池にスノーシューに行きたいと思っているのですが・・・実現できるか・・・。

※ 今回のコース図と高低図です。

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2015年3月 1日 (日)

「大幽洞窟スノーシューイング」(2月28日)

昨日は、既になじみとなった水上のKさんにガイドをお願いして細君とスノーシューに出かけてきました。
関越のスキー客渋滞を回避すべく自宅を早朝に出発したのですが、事故渋滞に巻き込まれ、Kさんとの待ち合わせ場所の「道の駅 水紀行館」に7時半過ぎには着くだろうと見込んでいたのですが、8時50分到着とだいぶ時間がかかってしまいました。渋滞にはまらなければ2時間半かからない程度なのに・・・。

Kさんとは一昨年の谷川岳以来の再会です。Kさん曰く「今日の予定は一ノ倉沢ですが、天気もちょっと思わしくないので何にも見えないかもしれません。風があってもあまり影響のない『大幽洞窟』にしませんか?」との提案にOKを出してKさんの車にて宝台樹スキー場近くの駐車スペースを目指します。

道の駅からは30分弱といったところでしょうか・・・。到着すると狭いスペースには先行者が3台ほど既に駐車していました。

細君は一昨年1月の日光以来都合3度目のスノーシューです。

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大幽洞窟への道は遊歩道として整備されているようです。天候がどんどん回復してきて青空が見えてきています。本日「boreasのザック」デビューです。背負い心地は良好で50ℓの大型ザックも欲しくなってしまいました・・・。

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細君黙々と歩いていきます。

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Kさんにぴったりくっついて・・・。

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素晴らしい・・・。

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Kさんによるとこれはとちの木の芽でベタベタ成分があって、そのせいで凍らないんだそうです・・・。

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ルートはラッセルがしてあり歩きやすい。

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カラマツの雪景色が美しい。

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いい感じです・・・。

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Kさんに撮ってもらいました・・・。

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Kさんは既にロングスリーブシャツ1枚になっています。それだけ今日は暖かい( ^^) 。

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沢を離れて少々傾斜が増し始めます。

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細君は弱音を吐かずに元気に登っていきます。

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木々に積もった雪が日差しに照らされて時折バサッと落ちてきます。

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なんとも素敵な風景です。

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時折立ち止まって即席ネイチャー教室の生徒になります・・・。

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これはツキノワグマが木に登った際につけた爪の跡ですね。

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さらに傾斜が増してきました。

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Kさんによると足跡の主は「テン」ではないかと。

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それにしても天候が見事に回復してきました。

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ジュゴンみたいな雪形です。

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こちらはランチをとった場所にあった桂の木の室です・・・。二人くらいは余裕では入れる大きさです。今年は積雪が多く、この室の入り口も半分雪で塞がれていましたが、Kさんが食事の準備をしてくれている間にスコップで雪かきをして入れるようにしました( ^^) 。

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谷川の稜線がきれいに見えています・・・。登行意欲をかきたてられますね。

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さてランチです。

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といってもKさんの準備してきた野菜シチューをいただくだけですから細君もこの余裕です。

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ランチ後に出発して100メートルほどの急登を頑張ると大幽洞窟に到着です。このつららのようなものは「氷筍」と言うそうで、上からではなく下から成長するとのことです。超自然です・・・。

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何ともユニークな形です。

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天井からは霜が下がっています。こちらも結晶が美しい。

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可愛らしい氷筍たち・・・。

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見学を終えたら下山にかかります。

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洞窟の入り口には大きなツララができています。

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帰路は登ってきたルートではなく、若干急斜面をトラバースして尾根を目指します。左側は急傾斜ですが、細君も怖がることなく進んでいきます。

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急な尾根道を下ります。ちょっと重くはなってきましたが、トレースのないところを歩くのは正にスノーシューの醍醐味です。

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こちらのブナの木にも熊さんの爪跡が・・・。

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シリセーにチャレンジしますが、午後になって雪が重くなったせいか、うまいこと滑れません・・・。

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この頃には細君もだいぶスノーシューに慣れてきました。

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午前中枝に積もっていた雪はだいぶ落ちてしまいました・・・。

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さあ間もなくゴールです。その前に誰も歩いていない絶景ポイントに案内してもらいました。
細君大喜びです。

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記念撮影です。

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こちらは天神平から一ノ倉岳にかけての展望です。

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白毛門から笠ヶ岳、そして朝日岳です。

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こちらは巻機山へ続く稜線ですね・・・。スノーシューイング最後に刺激的な景観に接することができました。

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駐車場に帰還です。
楽しいガイドのKさんのおかげで、今までで一番長くスノーシューで歩いた細君も「楽しかった」と満足していました。

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今回のスノーシューイングは、一泊二日で初日は一ノ倉沢へ、二日目はKさんお任せのショートコースをお願いしていました。二日目の今日の予定は悪天候が見込まれたのでキャンセルとしました。

そのため宿泊先では、朝の時間を気にせずボリューム満点のおいしい食事と温泉を満喫し、久しぶりにリラックスすることができました。

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地ビールも美味しかった。

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宿泊先は谷川山麓「やど 莞山」でした・・・。写真は今朝の様子ですが雪が降っています。

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次回は是非細君ともども「一ノ倉沢」のスノーシューイング楽しみたいと思っています。もちろんガイドはKさんにお願いするつもりです。

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2013年3月 2日 (土)

「奥日光(小田代ヶ原)スノーシューイング」

今日は、日光湯元から刈込湖をめぐるスノーシューツアーに申し込んでいたのですが、一昨日ツアー会社から連絡があり中止となってしまいました。先日の地震の影響を考慮しての判断とのことです。

奥日光の天気予報は「雪」で北風が強いというものでしたが、ソロであればコースは適当にアレンジ可能と思い、先々週に引き続きスノーシューイングに行ってきました。

自宅を5時過ぎに出発・・・。いろは坂はほとんど雪もなく問題なく登れました。
ただ、竜頭の滝、赤沼茶屋を過ぎると強烈な地吹雪です。これをやり過ごしてとりあえず三本松の駐車場に車を入れます。駐車場はアイスバーンの上に新雪が積もっているという感じです。

茶屋「竜胆」で漬物を買います。バス利用も考えていたので10000円札をくずすためにお土産を先に購入しました。そして、光徳駐車場へ転進です。
駐車場には3台ほど車が停まっていましたが、みなさんクロカンスキーのようです。

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身支度をします。カメラを出してまずは写真を1枚と思ったら、電源が入りません・・・。ありゃー充電した電池入れてくるの忘れたー。
三本松まで戻って電池あるかどうか茶屋で尋ねてみようかとも思ったのですが、どうせこの悪天です。携帯で代用することにしてスノーシューを履いて出発しました。

光徳沼は昨年1月以来です。

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国道を横断して泉門池を目指します。去年細君と来た時にはここでルートを誤ってしまいました。

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今日は間違えません・・・。

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戦場ヶ原も時折地吹雪が・・・・。木道は一部顔を出していましたが大半は雪に覆われています。ここで気温マイナス8度といったところです。

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泉門池へは途中赤沼・竜頭の滝方面への分岐を折れて小田代橋で湯川を渡らなければいけなかったのですが、結局湯川左岸をそのまま辿って湯滝まで行ってしまいました。

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湯滝レストハウスの脇で鹿よけゲートを開けて湯滝に到着します。時折太陽が見えたりしますが、ずっと小雪が降り続いています。

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湯滝は、やはり迫力があります。

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湯滝から10分程行ったところで若干の行動食を補給します。

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泉門池到着です。先々週に続いて展望皆無です(*_*)。

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泉門池のテーブルとベンチです。先々週より雪が減ったような感じです。
昨日の雨で雪のトップに近い部分はいったん溶けたようで、それが今朝の冷え込みでガチガチに凍ったという感じです。さらに今朝からの降雪で新雪が乗っていて、スノーシューで歩くとガリガリと大きな音が出ます。
快適とは言えません・・・。

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しゃくなげ橋から赤沼に出て、バスで光徳に戻ることも考えたのですが、この地吹雪の中バス停で待つのはしんどいので、小田代ヶ原をくるっと一回りして泉門池から戦場ヶ原を経由して光徳に戻ることとして、小田代ヶ原を目指します。

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大人数のパーティーとすれ違いました。

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この杭に沿って木道があるようです。

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去年2月に来た時と、どっこいどっこいの悪条件です。ただ、今日は気温が低めなのでソフトシェルに付いた雪が溶けることもなく快適です。

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シーズン中にハイブリットバスが走る林道に出ました。

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トイレのある四阿で休憩です。屋根の有難味を感じます。(トイレは冬季閉鎖です。)

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テルモスの熱い紅茶で一服します。風があるので雪が吹き込んできます。

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小田代ヶ原もモノトーンの情景となっています。

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小田代ヶ原の周回開始地点まで戻ってきました。

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泉門池の手前にベンチのある展望スペースがありました。往路では気が付かなかった・・・。

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泉門池まで戻ってきました。

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竜頭の滝方面への分岐です。

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小田代橋を渡って振り返ります。往路でもここを渡る予定でした(*_*)。

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湯川の流れです。

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ここでなんと携帯もバッテリー切れです。

その後は光徳まで往路を戻りました。途中「わかんじき」を履いたハイカーにお会いしました。

光徳駐車場に戻ると朝停まっていた車は既になく、別の車が3台停まっていました。

今回はカメラの電池忘れの他に、スノーブーツも忘れ、車にダナーのトレッキングブーツが積んであったから助かったものの、危うくスノードライブだけで帰らざる得なくなるとこでした。
加えて休憩時に使っているモンベルの折り畳み座布団をどこかで落としてしまい、踏んだり蹴ったりでした。

そんな状況でしたので、帰路はいつにも増して安全運転を心掛けました。

※ 今日のルート図と高低図です。

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2013年2月16日 (土)

「奥日光(湯滝~泉門池)スノーシューイング」

本日はM社主催の奥日光スノーシューツアーに細君と参加してきました。
折からの寒気の到来で気温は氷点下10℃を下回り、時折地吹雪となるコンディションでしたが、積雪はパフパフのパウダースノーで短い時間ではあったものの、スノーシューの醍醐味を十二分に味わってきました。

集合時間は湯滝駐車場に11時半ということでしたが、事前の調査では湯滝駐車場から出る際には、2駆&スタッドレスだと時として脱出不能になることもあるということで、当日先着するスタッフの方から路面状況を携帯に連絡してもらう算段をしておきました。

我が家のバモスはチェーンの装備がないため、路面が凍結しているような場合は、三本松の駐車場に駐車してバスで湯滝入口に向かうという計画です。

清滝ICを降りていろは坂を上り始めると早くも立ち往生しているワンボックスがチェーンを装着しているのに出くわし、心配しましたが、バモス&スタッドレスで問題なくいろは坂をクリアーしていきます。途中スタッフの方から携帯に「湯滝駐車場は除雪されていて、いろは坂をスリップせずに登れれば、湯滝の方も問題ないでしょう」と連絡が・・・。

途中三本松駐車場でトイレを済ませて身支度をしてから湯滝駐車場に向かいます・・・。無事到着できました。

集合時間になるとM社スタッフ2名の方から自己紹介、コース概況&留意点等の説明があり、簡単な準備体操の後、出発です。湯滝のレストハウスは本日は営業中していました(帰りに通った時には閉まっていましたが・・・)。まずは湯滝で記念撮影・・・。

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階段を降り切ったところから湯滝を見ます。比較的斜度が緩やかなのがわかります。

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ここで全員スノーシューを装着しました。細君のスノーシューは私と一緒に昨年新調したTSL製です。

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いよいよ出発です。今日は泉門池までの往復コースです。昨年2月に赤沼から泉門池を経由して湯滝まで一度歩いているので一度経験済みですが、積雪状況によって雰囲気はかなり変わります。

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時折日が差すものの地吹雪にも見舞われます。ただ、雪は軽く、トレースを外して新雪を楽しんだりして進みます。

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細君もパウダースノーに感激していました・・・。

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1時間ほどで泉門池に到着しました。昨年に続き今回も大変残念ながら男体山の姿は望めません。

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ちょっとわかりずらいですが、カモ君が元気に泳いでいます。

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20分ほどの休憩時間中にスタッフの方がコーヒーを沸かしてふるまってくれました。

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体が冷えてきたころには出発です。

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復路も順調に歩きます。

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この巨木には昨年も出会ったのをよく覚えています。

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間もなく湯滝です。

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パウダースノーのふわふわ感が伝わるでしょうか・・・?。

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休憩も含んで3時間弱のショートコースで、天気も決してよくありませんでしたが、新雪パウダースノーの感触が最高でした。

今シーズン中に日光にはもう一度来ることを予定しているのですが、次回も雪のコンディションに恵まれることを期待したいところです。

P.S. 湯滝駐車場からも問題なく国道に出ることができました。帰りのいろは坂もスリップせず無事に降りることができました。ただ、やはりチェーンは準備しておくべきかな・・・。

※ 今日のコース図です。

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2013年1月21日 (月)

「上高地スノーシューイング」(2013.1.19~20)

先週末は、C社主催の上高地スノーシューハイキングに参加してきました。
土曜日の夜新宿をバスで出発し、冬季の上高地の入り口である「釜トンネル」を目指します。
バスは足下も広く、そこそこの睡眠が確保できました。

 

釜トンネル入り口でバスを降りたのは日曜日の朝8時です。

 

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小雪がちらついています。

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トンネル内はライトがないとちょっと辛いです・・・。

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トンネルを出ると青空ものぞいていて、焼岳がひょっこり顔を出しています。

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大正池ホテルまでは除雪された車道を辿ります。

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大正池ホテルでトイレ休憩となります。ホテルは冬季休業中ですが、ここにある公衆トイレは男女共用で一つだけ使えるようになっています。

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天気はすっきりした晴れではありませんが、焼岳の全容が見えています。

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大正池に近づくと素晴らしい景観が広がっています。

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大正池の池畔は水面がかなり凍結していて、ガイドさんの指示に従っておそるおそる乗ってみます。

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焼岳は日本百名山にふさわしい山容ですね…。

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岳沢も見えています。

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上空は結構な風か吹いている模様です。

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立ち枯れを入れると絵になります。

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田代橋に向かう途中から焼岳を振り返ります。

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霞沢岳の稜線を朝日が越えてきました。

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田代池の分岐まで来ました。ここで穂高がドーンと見えてくれれば最高なのですが・・・。
残念ながら明神岳しか見えません。

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河童橋へ向かう途中、梓川の川岸のビューポイントで小休止です。

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皆さんふかふかのパウダースノーの中を歩き回って撮影に余念がありません。

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美しい流れです。

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「静謐な」上高地です。

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吊尾根はなかなか姿を見せてくれません。

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ここからの焼岳の眺めも素晴らしかった。

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明神も迫力満点です。

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吊尾根が見えてきました。

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田代橋から見る明神岳です。

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人工物が入っても絵になるのは流石です。

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六百山ですか・・・。

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積雪は70~80㎝といったところでしようか・・・。

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河童橋へ向けて林間のトレースを辿ります。

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振り返れば焼岳です。

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河童橋到着です。
何枚も写真を撮りました。

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水がきれいなこと・・・。
河童橋で小休止中、付近の木にいたカラスが人間の食べ物を狙って何度か急降下してきます・・・。油断していると貴重な食料をさらわれそうです。食べ物のないこのシーズン、カラスも必死の様子・・・。

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私も1枚撮ってもらいました。

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河童橋からの帰路の風の通り道にはシュカブラができています。

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夏の喧騒が嘘のようなバスターミナルです。

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霞沢岳方面の稜線です。霞沢岳にはぜひ登ってみたいと思っています。

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午後の焼岳はこんな感じです。

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昨年ピークハントした時は眺望ゼロでしたので、今度は晴天時にぜひ登ってみたいものです。

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今日最後の焼岳です。

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パノラマに収めてみました。

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明神岳ともお別れです。

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朝通った車道をトンネル目指して戻ります。

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釜トンネルに到着です。ヘッドランプを出して出口に向かいます。往路と違って下りなので楽ちんです。

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無事トンネルで出口に到着しました。

今回は前夜発日帰りの行程でしたので現地での行動時間も十分で冬の上高地スノーシューイングを存分に楽しむことができました。欲を言えばすっきりとした穂高連峰の雄姿に接したかったところですが、また次回にということで・・・。

スノーシューには今まで、入笠山、日光戦場ヶ原(2)、谷川岳、雨呼山と出かけてきて、今回が6回目でしたが、上高地は間違いなく第一級のフィールドであることを実感しました。

 

 

 

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2012年12月28日 (金)

「雨呼山スノーシューイング」

本日は群馬県みなかみ町藤原地区に所在する「雨呼山(あまよびやま)」にスノーシューイングに行ってきました。

地元みなかみ町のH社にガイドをお願いしました。平日ということもあって貸しきりでした。
低気圧が近づく中天気もなんとか持ちこたえ、意外に遠望の利く楽しいツアーとなりました。

出発は寺山峠の駐車場になります。上越国境の尾根がよく見えています。

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積雪も十分で快適なスノーシューハイキングが楽しめます。

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ガイドのMさんから森を構成する樹や鳥の名前、そして雪に付いた足あとから、その主を予想したりと様々なレクチャーを受けながら、ソロの時とはかなり趣の異なるトレッキングを楽しみます。

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山頂への最後の登りは鎖の下がる岩場ですが、ここは尾根北面をトラバースして山頂の西側の肩に出てそこから登ります。

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山頂からは藤原地区が手に取るように眺められ、991メートルの里山としてはなかなかの名山ではないかと思いました。

藤原地区は利根川沿いの集落ですが、山に囲まれた地域で雨が降らないと地元の人々がこの山に登って雨乞いをしたことから「雨呼山」と名付けられたということです。

奥に見えるのは武尊山です。

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山頂を後に風神岩、雷神岩を巡ります。こちらは雷神岩ですが、なかなかの絶景が足下に広がっています。

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山頂、風神岩、雷神岩の中心点に「石舞台」があります。この岩の上で雨乞いをしたそうです。

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その後昼食となりました。Mさんが手早く暖かいうどんを作ってくれます。私はその間スノースコップで「腰掛け」を制作?しました。

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食後はMさんが良く行くカモシカの寝床&餌場に寄ります。

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すると真新しいカモシカの足跡があり、彼?が餌を求めて掘り起こした土が露出しています。Mさん曰く「もう少し早ければ遭遇できたかもしれませんね」・・・・。

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その後は尾根の北側斜面をトラバースして下山に向かいました。途中立派なぶなの樹と一緒の記念撮影です。

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下山してきました。10時半頃出発して2時過ぎの帰着でした。

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雨呼山は本当に小さな山で国土地理院の地形図にも名前は出ていないものの急峻な岩場と豊かな森を擁するピリッとした味わいの山でした。

Mさんは自然のみならず歴史に関しても博学で色々と勉強させてもらいました。
次回は一の倉沢のツアーに参加してみたいと思っています。
 

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2012年4月 8日 (日)

「谷川岳にスノーシューで登る」

今日は春爛漫の「谷川岳トマノ耳」に登ってきました。
上野から新幹線で上毛高原駅に向かいます。

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駅では地元水上の山岳ガイドKさんと合流します。そうです、本日は谷川岳のスノーシューガイドをお願いしたのです。てっきり他にもお客さんがいるのだと思いきや、私一人の貸し切りでした。
Kさんの車にザックとスノーシューを積み込んで一路谷川岳ロープウェーを目指します。
ロープウェー山麓駅でKさんが登山届を提出しました。私はトイレを済ませて準備万端でゴンドラに乗り込みます。
天神平に到着すると多くの登山者が出発準備しています。我々もスノーシューを装着して天神尾根を目指して出発します。
のっけから急登となりますが、飛び出した尾根からは谷川岳の勇姿が望めました。

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昨日は真冬の寒さでこの稜線も吹雪いていたそうですが、今日は絶好のスノーシュー日和です。

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何とも迫力のある表情を見せてくれています。

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雲もだいぶ取れてきた感じです。

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浅間山が見えています。

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遠くに見えているのが武尊山ですが、ちょっと雲に隠れてしまっています。

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西黒尾根の向こうは新潟県側から雲が流れてきているようです。

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ザンゲ岩から歩いてきた尾根を振り返ります。温度が高いのか太平洋側は遠景がやや霞んでいます。

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オジカ沢の頭でしょうか・・・。

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山頂を目指す登山者が蟻のように見えます。ほとんど雲が取れてきました。

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スノーシューのヒールリフターに助けられ割と楽に急登をこなしていきます。

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登山者の他にスキーヤー、スノーボーダーも山頂を目指していきます。

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振り返ると登ってくる登山者が続いています。

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万太郎山方面の国境稜線です。冬は無理としても、いつかは縦走してみたいものです。

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肩の小屋です。

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肩の広場に到着しました。すっかり晴れ上がってきました。

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一息でトマノ耳に到着しました。「初めての谷川岳でこんな天気に恵まれるなんて運がいいですよ・・・」とKさんに言われました。

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オキノ耳を目指す登山者も結構います。Kさん曰くオキノ耳は眺望がいまひとつなんだそうです。雪庇がだいぶ発達しています。

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国境稜線の向こうには浅間山と苗場山方面が見えています。

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浅間山は先日黒斑山から見た時よりも白さを増しているような気がします。数日前の爆弾低気圧の影響でしょうか・・・。

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我々は肩の小屋まで戻り昼食休憩としました。といってもテルモスの紅茶とどら焼きといった簡単なものです。
補給の後は往路を戻るだけです。空が青さを増してきたようで風も穏やかなので熱いくらいです。私はアンダーウェアーにソフトシェルでしたが、それでも汗ばみました。

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武尊山の雲もすっかり取れて、その左には笠ヶ岳から至仏山が見えています。

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天神ザンゲ岩で一服します。

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熊穴沢避難小屋まで降りてきました。避難小屋は完全に雪に埋もれています。

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その後もKさんから適切なアドバイスをいただきながら順調にロープウェーの駅舎を見下ろす地点まで戻ってきました。ここからの眺望も素晴らしい。

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白毛門です。高校生の時に冬山訓練で登ったことが懐かしく思い出されます。

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真っ白なのが至仏山です。その右の笠の形をしているのが笠ヶ岳です。

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もう一度谷川岳の勇姿を目に焼き付ておきます。

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歩いてきたルートを振り返ります。
この後急斜面をスノーシューで降り、途中でツボ足に変更して無事にロープウェー山頂駅に戻り今日の行程を終えました。

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下山はKさんの指示で二度ほどスノーシューの脱着を行い、一部ツボ足で歩きました。
今日は本当に穏やかな天気でしたが、当然のことながらひとたび吹雪けばまだまだ冬に逆戻りのシーズンです。そういう意味からも大変運が良かったと思います。
的確なガイドをしてくれたKさんと山の神様に感謝感謝です。

※ 今日のコース図です。

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2012年2月29日 (水)

「奥日光(赤沼~小田代ヶ原~湯滝)スノーシューイング」

昨日の天気予報では、関東地方は南岸低気圧の影響で未明から大雪との予報でした。少々悩ましくもあったのですが、平日に出掛けられるのは滅多にないチャンスなので、奥日光で新雪のスノーシューイングを楽しんできました。

浅草駅6:20発の快速電車で出発です。

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乗車券は「まるごと日光 東武フリーパス」を購入しました。往復の電車とバス代込みで4,030円と大変リーズナブルです。有効期間が四日間もあるので日帰りでの利用はちょっともったいないような気もします。

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東武日光に到着しました。駅前では駅員さんが雪かき作業に余念がありません。

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東武バスに乗り換えて赤沼で下車します。バスの乗客は少なく赤沼で下車したのは私一人でした。、中禅寺湖畔でスノーシューを持った地元の方と思われる男性が乗ってきましたが、湯元まで行かれたのでしょうか・・。ここには公衆トイレと(使用可能です。)四阿があって身支度するには格好の場所となっています。こんな掲示↓がしてあります。

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赤沼茶屋は営業していません。

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さて出発します。10時を回ってしまいました。流石に降雪中だけあって明瞭なトレースはなく、新雪の感触が充分に味わえます。

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こんな橋を渡りましたが、橋にも踏跡は付いていませんでした。

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赤沼の掲示板にあった「ピンクリボン」です。要所要所にこれがあったので大変助かりました。もう少し吹雪いていたりしたら、ルートファインディングに苦労したかもしれません。

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竜頭の滝方面の分岐です。夏道の分岐には必ずこの立派な指導標が立っています。

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戦場ヶ原展望台に寄り道しましたが当然のことながら眺望はまったく得られませんでした。

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小腹が空いてきたので小休止とします。

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ワッフルとテルモスに入れてきたドリップコーヒーです。

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ノントレースなのでスノーシューを履いてもくるぶしから足首くらいまでは潜る感じです。若干コースを外すとずっぽりと膝くらいまではまってしまいます。

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モノトーンの静寂な世界が広がります。

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防鹿柵のゲートを通過します。熊の出没を知らせる掲示が出ています。昨年晩秋のことのようですが、流石に今は冬眠しているのではないでしょうか。

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湯滝への道を分けます。距離は短くなってしまいますが、こっちを通っても良かったのかもしれません。

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小田代ヶ原の一部ですが、相変わらず雪が降り続いていて遠望はききません。

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出発時の気温が-3℃で、この時期の奥日光としては結構高めのせいかジャケットに付いた雪は溶けてしまいます。

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本日二つ目のゲート。ここを過ぎれば林道も近いはずです。

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林道に出たところに立派な案内板が立っていました。

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林道は轍がついているものの新雪が積もっています。最近の戦場ヶ原関連のブログを見ていると、雪がしまっていて「スノーシューがなくても大丈夫」というものが多かったのですが、今日は間違いなく「必携」という感じです。

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スノーシューが単調な林道歩きに変化をもたらしてくれます。

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小田代ヶ原はこんな感じです。天気のいい時に再訪しなければ・・・。

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新雪に私の残したトレースがついています。

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公衆トイレのある四阿でスノーシューを外して小休止です。 降雪時には屋根のある施設は大変有り難い。ここで湿雪で濡れしまったジャケットとオーバーグローブからレインウェアーのジャケットとレイングローブに換装?してみました。

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新たな身支度で出発します。50メートルほどのところにゲートかがあり小田代ヶ原への入口となっているのですが、木道が不安定になっているということで通行止めになっていて、林道を迂回するように指示が出ています。下の二枚の写真はゲートの中から撮ったものですが、この後再びゲートを通って林道に戻り、弓張峠を目指しました。

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林道が左に大きくカーブするところが弓張峠で小田代ヶ原への入口がありました。

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林間にはほとんどトレースがなく「ピンクリボン」とGPSと地形図が頼りです。

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小田代ヶ原の西側を進んでいくと再び防鹿柵とゲートに出会います。

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泉門池に向けて相変わらずモノトーンの静寂な世界の中を進んでいきます。

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こんなポールも立っていてコースを指示してくれています。

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振り返るとこんな感じです。スノーシューでの新雪歩きを堪能できました。

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間もなく泉門池です。

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太陽がうっすらと見えます。ちょっと雪も小降りになってきたようです。

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泉門池に到着しました。晴れていれば池の向こうに男体山が見えるのでしょうけど・・・。

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ベンチを見ると若干除雪されています。どなたか別のコースから来られたようです。バスでお会いした方でしょうか・・・。

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コーヒーとパンで腹ごしらえした後出発したのですが、午後になって気温が上がったのか雪が随分と重くなって少々足にきているようです。またまた休憩を入れました。泉門池からは比較的明瞭なトレースが付いています。

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湯滝まで500メートルの案内に元気づけられます。

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湯滝に近づくと木橋が現れます。

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勉強不足で名前はわかりませんが、こんな立派な木がありました。

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湯滝直前の木橋から湯川の清流を眺めます。

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湯滝到着です。この展望テラスに上がる階段をスノーシューのまま上るのに少々骨が折れました。それにしてもこのスケールは素晴らしい。

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落ち口を見上げます。

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湯滝のレストハウスはお休みでした。今日一番きつかったのはレストハウスからバス停までの除雪されていない車道歩きでした。重い雪が疲れた足に応えました。

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それでも無事にバス停到着です。1時台のバスは行ったばかりでしたので待ち時間が50分弱ありましたが、装備品の整理をして時間調整します。ただ流石にちょっと体が冷えたかもしれません。

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今日のお供は、1月の「長七郎山」につづいて「ゴロー」です。時間調整後2時20分のバスに乗り込んで、雪の中のスノーシューの旅も無事にエンドです。

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帰りは1,300円を支払って「スペーシア」でビールで祝杯して帰京しました。

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スノーシューは今日で3回目ですが、過去3回の中で最もスノーシュー本来の性能が発揮できたのではないかと思われます。また、さすがに悪天候の平日ということもあり、赤沼から湯滝まで誰にも会うことなく静寂の世界を堪能しました。次回は是非晴天を狙って再訪したいと・・・。

※ 今日のコース図です。

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2012年1月 8日 (日)

「奥日光・光徳沼~逆川橋スノーシューイング」

新年最初の山歩き(スノーシュー)に奥日光へ行ってきました。

当初の予定は光徳の駐車場に車をデポして路線バスで湯滝入口まで行き、泉門池、逆川橋を経由して光徳に戻るというものだったのですが、光徳への到着が遅れてしまったため、光徳から逆川橋までの往復コースとしました。今日の相棒はスノーシューデビューの細君です。

自宅を7時前に出発(計画上は6時半前の出発でした。)し、清滝ICまでは順調に進みます。心配していたいろは坂の登りもスタッドレスのおかげでまっく問題なく三本松に到着です。

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茶店「竜胆」でスノーシューをレンタルしました。スノーシューとストックのセットで一日800円とリーズナブルです。

三本松駐車場で身支度を済ませてから車で光徳へ転進します。光徳駐車場では時折粉雪が舞いますが、見上げる空は青空です。

さあ気分良く出発します。このコースのハイライトは数百メートル先の光徳沼です。

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大変雰囲気の良いところです。細君も携帯で撮影に余念がありません。

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逆川を木橋で渡って右岸を進みます。積雪量を心配しましたが、まったく問題ありませんでした(もっともスノーシューがなくてもトレースがしっかり付いているのでOKでしたが・・・)。

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足元はこんな感じです。

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しばらく進むと細君が「木の上に何かいる!」というので「どこどこ」と探して見ると猿君が6~7メートルほどの木の上で何かを一生懸命食べていました。

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猿は群れで行動するはずなので周囲を見渡しましたが仲間の姿は見えません。何かワケありなのでしょうか・・・と思いきや10mほど先の山側の樹林帯に10頭ほどの群れを発見しました。そういえば先ほど橋を渡ったところの道標に「この付近はクマのテリトリーなのでラジオや鈴などの鳴り物を・・・・」といった趣旨の貼り札がしてありました。逆川の左岸からほんの少ししか離れていないところを車道が走っているのにもかかわらず、猿君にせよ、おそらく冬眠中の熊君にせよ、流石は国立公園だけあり豊かな自然が残されているもんだと妙に感心してしまうのです。

樹林帯に気持ちのいいフカフカのトレイルが伸びています。細君は初めてのスノーシューですが元気に歩いてくれています。

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水辺まで降りてみると、こんな自然の芸術作品が見られました。

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逆川橋で国道を横断して雪で真っ白の川べりで小休止しました。光徳からちょうど1時間といったところです。

ここから泉門池まで往復してみようかということになり国道沿いに北上しますが分岐がありません。5~600m進んだところで、どうもおかしいと思って引き返しました。(地図をよく読まなかったのが敗因です。)

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この間の若干のアルバイトが細君には応えたようでした。そこで泉門池は次回に取っておき往路を光徳に戻ることとしました。

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国道を横断して道標をもう一度見ると

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案内図が親切に貼り付けてありました。

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我々は逆川橋の上流で国道を横断しましたが、正しくは三本松方向に橋を渡ったところに戦場ヶ原への入口がある模様です。

復路ではさらに青空が広がりポカポカと最高のスノーシュー日和になりました。寒がりの細君もジャケットを脱いでフリースになります。

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木橋で左岸に渡るとほどなく光徳沼に到着です。

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真っ白な光徳牧場を通って

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無事に出発点の駐車場に帰還しました。ここのトイレは清潔で大変快適です。三本松よりもお勧めです。

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本日レンタルしたスノーシューです。カメラのレンズに水滴が付いていてちょっと画像が変ですがご容赦を・・・。小柄な女性にはストックが長いようですが・・・。

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スタッドレスも初出動でした。

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帰路は三本松に立ち寄ってスノーシューを返却し、「竜胆」で遅い昼食を済ませて「三本松茶屋」で土産物を仕入れます。

そしていろは坂を慎重に下って「やしおの湯」で汗を流して帰宅しました。

出発から帰還まで2時間半程度のスノーシューイングでしたが、積雪も思ったよりあって、天候にも恵まれてまずまずの「歩き初め」となりました。

2月になったら泉門池をリベンジで訪れたいと思っています。

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2011年3月 5日 (土)

「入笠山」スノーシューハイク

本日は念願の2000メートル級の山へスノーシューを使ったハイキングに行ってきました。

目的地は長野県の「入笠山(1955m)」です。

早朝6:14高尾発「松本行き」の各駅停車で出発しました。

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車内は各ボックス席に一人程度といった感じで空いています。天気はピーカンで絶好のアウトドア日和なのに、朝早いからでしょうか・・・。

富士見駅まで2時間以上の各駅停車の旅でしたが、車窓からは雪を纏った山々を眺めることができまったく飽きませんでした。(甲斐駒ヶ岳です。↓)

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富士見駅では富士見パノラマリゾートまでの無料バスを待ちます。

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無料バスは20分少々の待ち合わせでスキー場まで運んでくれました。冬山登山券(往復1600円)を購入してゴンドラに乗り込みます。

10分程度で頂上駅まで運んでくれました。

八ヶ岳のパノラマが眼前に広がっています。

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ハイキングコース入口のベンチに座ってスノーシューを履きました。実はこのスノーシュー2週間ほど前にアマゾンで衝動買いしたモノなのです。

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5000円台の安物ですが今日のコースでは不自由なく使えました。もっともトレースはしっかりとした圧雪状態でしたので、スノーシューがなくても全然問題はなかったと思います。

林間コースを快適に進んでいきます。

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ほどなくして入笠湿原に到着です。湿原と言ってもこのシーズンには雪原となっていますが・・・。

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湿原のすぐ近くに山彦荘が建っていますが、今日はお休みのようです。

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それにしても抜けるような青空と穏やかな風で歩いていると汗ばんできます。

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しばらく進むとマナスル山荘に到着しました。こちらは営業中です。

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マナスル山荘から本格的なの登りになります。スノーシューのクランポンが雪を良く捉えてくれて快適に?高度を上げます。しばらく登ると蓼科山が優美な姿を見せてくれます。

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赤岳&阿弥陀岳も迫力があります。

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傾斜がかなり急になってきました。

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最後の登りを頑張ると絶景が広がる山頂に到着です。北八ヶ岳の峰々です。

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こちらは南八ヶ岳です。

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あまりの素晴らしさに言葉もありません。八ヶ岳の右側には奥秩父の山々が連なります。

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甲斐駒と仙丈です。

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ネットでおなじみの山頂の標識です。

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続いて中央アルプスです。

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御嶽山です。

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乗鞍岳です。

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諏訪湖の向こうには北アルプスの山々。

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奧穂高から槍ヶ岳までアップしてみました。↑

こんな碑があります。

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360度の展望を楽しんでから昼食のためのお湯を沸かします。

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お湯が沸くのを待つ間も展望を楽しみました。赤岳のアップです。

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霧ヶ峰から車山高原です。

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蓼科山の左奧は上越の山々でしょうか・・・。

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登山者もだんだんと増えてきます。

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昼食はカレーラーメンです。

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食後にパッキングをしてスノーシューを履いてから下山です。

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下りは半ば滑りながらあっという間に湿原まで下り立ちました。

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ゴンドラ駅にはお昼前に到着しました。

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スキーヤーもスノーボーダーも絶景に向かって滑り込んでいきます。

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GPSの調子が今ひとつだったのでコース図を撮っておきました。

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下りのゴンドラからの眺めも秀逸でした。

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予定より随分と早く下山してしまったのでタクシーを呼んで駅まで戻り、12:39の「あずさ」で帰ることにしました。

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タクシーは駅前から来てもらって1400円と思ったよりリーズナブルでした。

今日はミレーのザックを使いました。このザックについてはまたリポートしたいと思います。

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「中央東線」という表記を見て「結構遠くまで来たんだなぁ・・・」と実感しました。

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帰りのの「あずさ」は流石に早く、14時半過ぎには新宿に帰ってきました。

今日のコースは距離からすると大変短いモノでしたが、早起きして出掛けた甲斐あって大展望を満喫でき、素晴らしい時間を過ごせたと満足しています。

スノーシューは初めて履きましたが、わかんと違ってかかとが上がるためクランポンを雪に蹴り込むことも可能で「結構使えそう」という印象を持ちました。

低山のスノーシーズンは間もなく終わりを告げますが、何とか機会を作ってまた出掛けたいと思います。      

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