カテゴリー「北アルプス」の6件の記事

2015年7月26日 (日)

「北ア・爺ヶ岳に登る」

昨夜出発の毎日アルペン号を利用して柏原新道から「爺ヶ岳」日帰りピストンにチャレンジしてきました。

アルペン号には新宿都庁の大駐車場から乗車しましたが、この駐車場、風が通らずサウナのようでバスを待つ間に大汗をかきました。

しかし、車内はエアコンが良く効いていて、電話で前日に申し込んだ際は、「残り三席」と言われていたのですが、台風12号を心配する向きのキャンセルが出たのか、私の隣は空席で快適に目的地まで運んでもらえました。このバスは猿倉行ですが、七倉で下車した人が一番多かったように思います。

爺ヶ岳登山口到着は午前4時半過ぎで下車したのは二名。あたりはまだ暗く、身支度を整えて5時少々前に出発です。

柏原新道は良く整備された登山道です。しばらく高度を上げていくと扇沢のターミナル駅を見下ろすことができるようになります。天気は上々の模様です。稜線からの眺望が大いに期待できます。

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右がズバリ岳、左が針ノ木岳です。北アらしい景観です。

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実際にはこのくらいの距離感かあります。

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出発から小一時間で、ケルンを通過します。

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谷筋は雪渓になっています。

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アップしてみると結構ズタズタです。

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それにしてもいい天気に恵まれました。

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左に見えるのは蓮華岳でしょうか。

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扇沢を囲むようにのびやかな稜線が続きます。

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ケルンを過ぎると種池山荘を遠望できる場所があります。

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高山植物も咲いています。こちらは「ゴゼンタチバナ」。

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石畳の標識付近はちょっと歩きにくい。

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石ベンチで出発以来初めてザックをおろして小休止です。

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「コイワカガミ」です。もう時期的には終わりの模様です。

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針ノ木大雪渓が俯瞰できるようになります。一度は登ってみたい。

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「ハクサンボウフウ」です。

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「アカモノ」です。

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アザミ沢の雪渓は、登山道が完全に出ていました。

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注意喚起する看板が設置されています。

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ガレ場を通過します。

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続いて雪渓を通過します。こちらはしっかりとしたステップが切ってあります。

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「ミヤマキンポウゲ」です。

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富士見坂で振り返ると御覧のとおり富士山が見えています。素晴らしい・・・。

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森林限界が近づくと一息で種池山荘です。

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山荘手前からの富士山です。

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「コバイケイソウ」の向こうに針ノ木岳を望みます。

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種池山荘に到着です。登山口から2時間50分かかりました。いつもの私なら、トレイルランナーくらいにしか抜かされることはないのですが、今日は普通のハイカー風の方4人に先を譲りました。寄る年波なのでしょうか・・・(*_*)。

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ザックをおろすことなく爺ヶ岳南峰を目指します。中央の三角錐が南峰その左が中央峰です。

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しばらく歩いて振り返るとこんな絶景が広がっています。種池山荘の柿色の屋根の上に聳えるのが立山三山、その右が剣岳です。

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剣岳です。左から長次郎雪渓、三の窓雪渓、小窓雪渓でしょうか・・・。

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こちらが高度を上げるとさらに素晴らしい眺望となります・・・。

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美しい双耳峰の鹿島槍ヶ岳です。

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この景観を見れただけで来た甲斐があります。

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南峰に到着しました。

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富士山の右手には南アルプスの山並みが続きます。

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南アの3000m級の峰々が続きます。

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富士山の左手には八ヶ岳連峰が・・・。八ヶ岳の手前は、先日細君と行った美ヶ原です。

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こちらは槍ヶ岳から前穂へと続く北アの核心部です。

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針ノ木岳の向こうに聳えるのは薬師岳方面でしょうか・・・。

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立山連峰です。

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数は少なめですが「コマクサ」も咲いています。

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こちらは調査中です。「ミヤマキンバイ」でしょうか?。

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よくわかりませんがこちらも「ミヤマキンバイ」でしょうか。

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「チシマギキョウ」ですね・・・。きっと・・・。

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爺ヶ岳中央峰に到着です。時刻は8時48分です。種池山荘からは、写真を撮りつつの道中だったためか、コースタイム通りの時間がかかりました。

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富士山です。

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槍・穂です。

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針ノ木岳です。

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立山三山です。

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剣岳です。

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鹿島槍ヶ岳です。

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爺ヶ岳北峰と鹿島槍ヶ岳です。

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中央峰の一角に親子連れのライチョウがいました。こちらは親鳥です。

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ちょっとわかりにくいですが雛ですかね・・・。二羽確認できました。(写真には一羽しか写っていません。)
ライチョウに出会うのは31年前の北ア・蝶ヶ岳山頂付近以来です。

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今日は細君に無理を言っておにぎりを作ってもらいました。お昼にします。

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大展望を満喫したら下山します。往路と重複しますので山々の説明はこの際省略させていただきます・・・( ^^) 。

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「ヤマハハコ」です。

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種池山荘が近づいてきました。

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剣・立山の大展望も見納めです。

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種池山荘到着です。

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「チングルマ」の群落です。

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「コバイケイソウ」の群落も素晴らしい。

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「ハクサンボウフウ」です。

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「ミヤマキンポウゲ」です。

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「コバイケイソウ」です。

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山荘で記念の山バッチを購入して・・・

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下山開始です。9時46分に山荘を後にしました。

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「ミヤマキンポウゲ」です。

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お花畑ともお別れです。

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「ハクサンフウロ」が咲いています。

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「ハクサンボウフウ」です。

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下りは早い。早くも雪渓到着です。

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扇沢のターミナル駅が見えてきました。

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登山口に到着です。下りは夜行の疲れも出てかバランスを崩して2度ほどしりもちを着きました。結構下りはバテバテだったかもしれません。時刻は11時20分です。

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ここから扇沢のターミナル駅までのだらだら登りの舗装路は、疲れた足には厳しいものでした。

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信濃大町行きのバスは12時半で小一時間待ちましたが、途中大町温泉郷で下車し、「薬師の湯」で汗を流しました。ターミナル駅でもらった割引券利用で500円とリーズナブル。館内も広く好感度の高い日帰り温泉です。

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爺ヶ岳は数年前から夜行日帰りで登れる北アの山としてフォーカスしていたのですが、今回は天候と体調と大展望に恵まれて、大変快適に登ってくることができました。山と高原地図のコースタイムが8時間15分であることを考えれば、休憩込みの6時間20分は上出来かと・・・。これならまだまだ日帰りで常念や白馬も登れるかと・・・。

ただ、やはり時間に余裕をもって小屋に一泊すれば、朝夕の景観をブラスして楽しめるわけで、次回は是非稜線にある小屋に泊って山を楽しみたいと思うのでした。

この夏、あと一度くらいは北アに登ってみたいですね・・・。


※ 今日のルート図と高低図です。もみじ坂の下りルートが何故か一直線になっています。

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2013年8月 4日 (日)

「八方尾根トレッキング」(「信州の旅」三日目)

本日(8月3日)は「八方尾根トレッキング」を楽しんできました。

宿をチェックアウトして八方尾根ゴンドラリフト乗り場へと向かいます。乗り場近くの駐車場には8時15分頃到着しましたが、ツアー客等で既に行列ができていました。
昨年9月に唐松岳に登った際には閑散としていたのに、やはり夏休みです。

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ゴンドラを降りてから二度リフトを乗り継ぎます。

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リフト終点からは登山道を辿ることにします。天気は曇りで八方池からの眺望も危ない雰囲気です。
ただ、登山道の両側は様々な高山植物で彩られていて飽きることがありません。

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「シモツケソウ」です。

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「オヤマソバ」でしょうか・・・。

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「ハクサンシャジン」です。

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ガスの間から雲海が見えました。天候好転の兆しか・・・。

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「タカネマツムシソウ」です。

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「展望案内図」がなんとなく空しく思えます。

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「シモツケソウ」です。

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何の蕾でしょうか・・・。「ネバリノギラン」かな・・・。

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「タカネマツムシソウ」です。見事な花です。昨年九月には八方池付近で咲残りが見られた程度でしたが、さすがに夏本番・・・美しい。

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「オオバギボウシ」です。

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「オヤマソバ」です。

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「ハクサンシャジン」です。なかなかきれいな花姿の株を探すのが難しい・・・。

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「シモツケソウ」です。一番多く見られたかもしれません。

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「ハクサンボウフウ」です。この花も美しい。

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「ウメバチソウ」です。時期としてはこれからでしょうか・・・。

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「ハクサンシャジン」です。綺麗な株です。

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花が開いている「オオバギボウシ」です。

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「ヤマホタルブクロ」です。

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「タテヤマウツボグサ」です。とても鮮やかな色です。

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「クガイソウ」です。

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「イワシモツケ」です。花をアップで撮らなかったのが残念。

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「ミヤマアズマギク」?。

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「キバナノカワラマツバ」です。

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「シモツケソウ」と「イワシモツケ」です。

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「キンコウカ」です。初めて見たのは昨年の尾瀬でした。

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雪渓が現れました。冷たい空気が流れてきます。

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「イワイチョウ」です。

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花弁に皺があるのが特徴ですね。

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雪渓脇にはお花畑が広がります。「ニッコウキスゲ」も咲いていました。

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注意してみないと分からないくらい小さな株ですが「イブキジャコウ」です。

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「キンコウカ」です。星形の花が特徴です。

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「ケルン」の説明版です。「息(やすむ)ケルン」の説明版を読むとしみじみします。

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八方ケルンで記念撮影です。人の顔に見えてしまうのは私だけでしょうか・・・。

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「ハクサンシャジン」と「ハクサンボウフウ」です。

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花の終わった「ヤマブキショウマ」でしょうか。

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「タカネナデシコ」です。優雅な雰囲気があるかなと・・・。

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「オヤマソバ」と登山者。

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「イブキジャコウ」です。

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「クモマミミナグサ」です。

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「タカネマツムシソウ」です。周りの株はこれから咲くのでしょうか・・・。

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「ミヤマアキノキリンソウ」です。

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ガスガスの八方池。

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「キンコウカ」です・・・おそらく・・・。

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「イブキジャコウ」です。

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おっとガスが切れてきました。

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池の全容が・・・。

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ケルンの写真も一応撮っておきましょう。

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「ハクサンシャジン」です。今日一番の花でしょうか。

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「タカネマツムシソウ」。こちらもシャープに撮れています。

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ケルン脇のこの位置で結局小一時間粘りましたが、昨日の栂池自然園同様、白馬三山は姿を見せてくれませんでした。
昨年9月の唐松岳ピストンの際も往路、復路ともにガスで何も見えなかっただけに残念です。

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「カライトソウ」です。

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「ハッポウウスユキソウ」です。八方尾根特産種ですね。

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「ミヤマウイキョウ」でしようか・・・。
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「オヤマソバ」の群落です。

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「ハクサンオミナエシ」です。

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「シモツケソウ」の蕾です。

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「シロバナニガナ」です。

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「タカネマツムシソウ」です。まだ開花途中でしょうか・・・。

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ピンボケですが「ミヤマコゴメグサ」です。

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いつまでも居たいところですが、ケルンから池を回って撤収です。

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カエルの鳴き声が聞こえていました。去年のオタマジャクシかしらん・・・。

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丸山方面もガスが取れません。

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「ヤマハハコ」です。まだ蕾ですね。

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ガスが巻いていた方が絵になるかな・・・。

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ケルンのある稜線を行く登山者です。

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「チングルマ」の群落です。

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「オンタデ」?・・・降参。

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「オオバギボウシ」です。ほっとします・・・。わかりやすいので(*_*)。

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「シモツケソウ」です。これもわかりやすい。

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再び「ヤマハハコ」です。

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「キンコウカ」です。

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ポピュラーな花は名前も覚えやすいのですが・・・。

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「シナノオトギリ」です。

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「イワシモツケ」の群落です。

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「ヤナギラン」と開花した「ヤマハハコ」でしようか?

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トレッキングの最後は蝶々に締めてもらいたいと思います。
さてお名前は・・・「ヒョウモン蝶」の仲間であることは突き止めましたが、種類までは・・・。
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リフト2基とゴンドラ一基を乗り継いで下山します。

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流石に閑散としています。

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一応コース図登載しておきます。

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さてこれから長い道のりを我が家へ向けて帰ることとなります。その前に汗を流してさっぱりしようと「十郎の湯」に立ち寄りました。こんなところに温泉が・・・という感じの立地ですがお湯はつるつるして上々でした。

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八方尾根は冒頭で書いたように昨年9月に唐松岳ピストンした際に登っているのですが、八方池からの白馬三山の荘厳な風景と高山植物をたっぷりと鑑賞しようという目的で、このトレッキングを計画しました。

結果、八方池からの眺望は叶いませんでしたが、高山植物の方は十分に堪能できました。ただ、写真から名前探しをするのに予想以上に骨が折れました。

さて、「信州の旅」はこれにて終了です。入浴後、安全運転で無事に帰宅いたしました。

8月中に本格的に山歩きを一度はしたいと考えています。


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「栂池自然園トレッキング」(「信州の旅」二日目)

信州の旅二日目(8月2日)は(車中泊も計算すると三日目ですが・・・)、「栂池自然園」にトレッキングに行ってきました。

展望湿原から待望の白馬三山は見ることが叶いませんでしたが、豊かな自然と美しい高山植物を堪能できた素晴らしい一日でした。

宿からゴンドラリフト乗り場までは車で3分程度で到着します。
シューズを履いて出発するころには小雨が落ちていました。

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ゴンドラリフトに約に20分程乗車してからロープウェイに乗り換えます。平成の最初のころまでは自然園の入り口まではバスでも行けたそうですが、その後車道を整備することが周辺環境に多大な影響を与えるという判断からロープウェイを設置することとなったそうです。

ロープウェイ駅から自然園入口までは車道を少々歩きます。

「オオカサモチ」でしょうか。

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こちらがロープウェイの終点です。

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「ヤマブキショウマ」です。

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「ヒオウギアヤメ」です。

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「ヤマハハコ」です。

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栂池ヒュッテに到着です。

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こちらは旧栂池ヒュッテです。1階が展示スペースとして開放されていました。

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さていよいよ自然園トレッキングのはじまりです。

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「クルマユリ」の群落です。

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「オタカラコウ」です。

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「ミヤマキンポウゲ」です。

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「タテヤマリンドウ」です。小さな花です。

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「クルマユリ」です。

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「モミジカラマツ」です。

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再び「クルマユリ」です。

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のっけから写真を撮りながらのトレッキングですのでなかなか進みません。

「タカネナナカマド」でしようか・・・「ウラジロナナカマド」かも・・・。

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「アサギマダラ」がお食事中です。アサギマダラは「旅する蝶」とも呼ばれ1,500㎞も旅をするそうです。この可憐な蝶のどこにそんなパワーがあるのでしょうか・・・。

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「風穴」に到着です。あたりには冷気が漂い、一部には積雪も残っていました。

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「アオモリトドマツ」ですね・・・。栂池のツガはこのアオモリトドマツを指しているんだそうです。

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「キヌガサソウ」です。はじめて見ることができましたが予想以上に大型の花です。

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「ニッコウキスゲ」の群落です。

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ガスにけむっていますが、それもまた風情があります。

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細君が何か観察中です。

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「チングルマ」の果穂でした。

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「タテヤマリンドウ」です。

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食虫植物「モウセンゴケ」です。゜

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「エゾシオガマ」です。

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再び「タテヤマリンドウ」です。水色の小さな可愛らしい花です。

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「ニッコウキスゲ」が胸を張るように咲いています。

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少々幻想的な遊歩道を進んでいきます。

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再び「ニッコウキスゲ」です。

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「タテヤマリンドウ」と「モウセンゴケ」のカーペットです。

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「クロトウヒレン」です。

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「楠川」を渡ります。


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「シナノキンバイ」です。
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「ミヤマキンポウゲ」です。

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「モミジカラマツ」です。

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「ゴゼンタチバナ」です。

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「ハクサンボウフウ」です。

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「オオバミゾホウズキ」です。

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標高2,010mの「展望湿原」目指して頑張ります。

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「ニッコウキスゲ」の群落が広がります。

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時折青空が見えるのですが・・・・。

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「ゴゼンタチバナ」です。

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稜線部も時折姿を見せてくれるのですが・・・。

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「展望湿原」到着です。ウッドデッキが設置されていて、さながら観覧席のようです。
小一時間ここで粘りましたが、白馬岳は姿を見せてはくれませんでした。
昨日の午後安曇野から栂池に向かう際には、白馬岳と大雪渓が見えていたので昨日がねらい目だったのかもしれません・・・(*_*)。

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粘った末にあきらめて下山することとしました。復路は「ヤセ尾根コース」を取ります。

「コバイケイソウ」です。

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木道を歩くハイカーを見下ろします。

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こちらは「調査中」です。「ソバナ」でしょうか・・・。

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ちょっと微妙ですが「オオカサモチ」でしょうか・・・。

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お花畑です。

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「シラネアオイ」です。

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「コバイケイソウ」でお食事中の「アサギマダラ」。

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「マイヅルソウ」でしょうか・・・。

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「コイワカガミ」。

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「ゴゼンタチバナ」。

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アオモリトドマツの林の中を歩いていきます。

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晴れそうで晴れません。

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パノラマです。


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再びガスが下りてきます。

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「ニッコウキスゲ」です。

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スカッと晴れていれば、さらに絵になるのに・・・。

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ダメです。

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残念ですが仕方ありません・・・。

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「ワタスゲ」です。

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「イブキトラノオ」の群落です。

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「モミジカラマツ」。

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背の高い「ダケカンバ」の脇を通過します。

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細君がどうしても見たいと言っていた「アカモノ」をやっと見つけました。

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可愛らしい釣鐘型の花です。

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「チングルマ」です。果穂と花の両方がみられるというのも、ちよっと不思議な気がします。

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こちらは「ミヤマキンポウゲ」。

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「チングルマ」の果穂です。

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少々ピントが甘いですが「イワイチョウ」です。

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トレッキングも終盤となりました。

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「キヌガサソウ」です。幾何学模様のようです。

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またまたピントが甘いですが「オオヒョウタンボク」です。

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いい景色です。

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ヒュッテの赤い屋根が見えてきました。

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最後に記念撮影です。

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3時10分の臨時便に乗って山を下ります。

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ここでゴンドラリフトに乗り換えます。

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下山後は「雪どけサイダー」で乾杯しました。

Sdscf0291

昨日の時点では半ば雨も覚悟していたのですが、自然園のトレッキング中は曇り一時晴れといった天気で、展望湿原からの絶景こそ望めなかったものの、多くの高山植物に接し大変満足できました。

次回栂池ヒュッテに泊って早朝の自然園を楽しむというのもありかなと思いました。

※ 今日のコース図です。

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さて明日は「八方尾根トレッキング」の予定ですが八方池からの絶景は見ることができるでしょうか・・・。

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2012年9月23日 (日)

「北ア・唐松岳に登る」(2012.9.22) 

一昨日のムーンライト信州81号白馬行きを利用して北アルプスの唐松岳に登ってきました。

八方池からの白馬三山の眺望を大いに期待したのですが、ガスに巻かれてすっきりした眺望は得られませんでした。

それでもやはり北アは景観が素晴らしい・・・。充実の夜行日帰りハイクを堪能しました。

前日、新宿駅には余裕をもって到着しました。駅のアナウンスでは「ムーンライト信州は満席で指定券は完売」ということでしたが、私の隣は白馬までずっと空席で他にも空席が目立っていました。

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ムーライト信州は2009年にマウンテンバイクで夏沢峠越えをして以来二度目の利用です。

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白馬駅には定刻に到着しました。空は曇り空です。5時55分の猿倉行きバスを待ちます。バス停には係りの方が切符の販売と案内のために出ていました。

バスは満席で補助椅子まで出していました。

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八方のバスターミナルまでは5分ほどの乗車時間で到着です。ここからは案内標識に導かれてゴンドラ駅まで歩きます。

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ゴンドラ駅には10分強で到着しました。ゴンドラ始発は7時半なので一時間以上待ちます。

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登山者カードを提出します。

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ゴンドラに乗ると山が見えてきました。白馬遣でしょうか・・・。

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ゴンドラとリフト二本を乗り継いで八方池山荘まで高度を上げます。

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リフト終点からいよいよ登山開始です。出発は8時ジャストです。だいぶ雲が出ています。

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雲が取れることを祈りながら稜線沿いの登山道(木道が整備された巻道もあります。)を登っていきます。

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赤い屋根の八方池山荘を見下ろします。

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雲が取れませんねぇ・・・。

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おっと不帰の峰々が見えてきました。

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雪渓が突き上げているのが不帰キレットでしょうか・・・。

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白馬三山は姿を表してくれません・・・。

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八方尾根名物のケルンです。

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八方池が見えてきました。

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この花は・・・確認します。

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八方池に到着です。まだ人も少なく静寂な雰囲気です。

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ジョウシュウアズマギクでしようか・・・。

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八方池のケルンを見上げます。

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天気が良ければこの祠の後方に白馬三山が姿を見せてくれるはずなのですが・・・残念です。

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池を覗くとオタマジャクシが泳いでいます。カエルになる頃にはかなり気温も下がると思われますが、大丈夫なんでしょうか・・・。

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タカネマツムシソウですかね。

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八方池をあとに丸山ケルンを目指します。

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前を行く人はダブルステッキにトレラン用のザックを背負ってハイペースで登っていきました。

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この実は・・・ナナカマドでしょうか。

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アザミ?それともタムラソウ?

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背景が青空だったら・・・。

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名前はわかりませんが・・・「秋色」です。

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ハクサンシャジン。

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何とかすっきり晴れてくれないでしょうか・・・。

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下ってくる方々にも結構すれ違います。前夜唐松岳頂上山荘泊まりの人達でしようか・・・。

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カライトソウ。

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ミヤマトリカブトですかね。

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ミヤマキオン。

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扇雪渓です。立ち寄りませんでした。

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丸山を目指します。

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到着しました。ただ、眺望は得られません。

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ここからの尾根道は、結構紅葉も進んでいました。

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右側に見えるピークが唐松岳ですね。

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キレット方面が見えるようになってきました。

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白馬三山は、やはり姿を見せてくれません。

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なかなかの迫力です。

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パノラマです。

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まとわりつく雲は取れません。

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オヤマリンドウです。

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いい感じの青空です。

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トラバースルートには鎖やロープの張ってある場所が何箇所かありました。

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突如唐松岳頂上山荘が現れました。時刻は10時です。

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後立山の主稜線に出たところでパノラマをパチリ。

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天水用のタンクがたくさんあります。

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不帰から天狗の頭方面です。

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五竜岳がどっしりとした山容を見せてくれています。白馬から五竜まで縦走したのは三十年近く前のことになってしまいました。

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夜行の寝不足が応えたのか、山荘から山頂までの最後の上りはえらく効きました。山頂到着は10時17分。八方池山荘から2時間17分でした。トータルでは、まずまずです。

立山・剣方面も雲に巻かれていてすっきりしません。

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頂上山荘を振り返ります。

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パノラマです。

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天狗の頭方面も微妙に雲かまとわりついています。

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唐松沢雪渓を見下ろします。

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五竜への縦走路です。

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立山方面です。

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天狗の頭方面への縦走路です。

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日差しは燦々なのですが・・・。

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定番の行動食オールレーズンでエネルギー補充。

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左が立山、右が剣でしょうか・・・。

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遠くに見えるのは富山平野でしょうか・・・その先は日本海。関東人の私にはちょっと不思議な気がします。

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三十年前の記憶はほとんどありません。20分ほど休憩して下山開始しました。

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当然ですがGPSもドンピシャです。

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山頂から少々下った地点から唐松沢雪渓を見下ろします。

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山頂を振り返ります。

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山荘に立ち寄って記念の山バッジを購入しました。

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下りは快調に飛ばします。

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右が唐松岳です。

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山頂をズームしてみました。

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紅が美しい。

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丸山を望みます。

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丸山でお湯を沸かして昼食休憩としました。最後の登りで踏ん張りがきかなかったのは、朝食をしっかり取らなかったためかもしれません・・・。

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チングルマです。

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ハクサンボウフウ・・・タカネイブキボウフウ?

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八方池まで戻ってきました。

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下界はよく見えています。

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八方池ケルンです。

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タカネマツムシソウ。

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コウメバチソウ。

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遠望もあまりきかないので、山頂ではまずまずの展望に恵まれたと感謝しないといけないかもしれません。

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ハクサンシャジン。

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帰路は木道をたどるルートを取りましたが、こちらは沢沿いであるためかシーズンには豊富な高山植物が楽しめそうです。

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コウメバチソウ。

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午後1時に無事に八方池山荘に到着しました。休憩も含めて山頂から2時間20分かかったことになります。再びリフトとゴンドラを乗り継いで下山します。

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山麓駅から八方バスターミナルまで歩き、白馬駅までバスに乗りました。早めに下山できたので当初の予定していなかった新宿行きの直通のあずさに乗ることができました。

ただ、八方温泉で汗を流せなかったのが少々残念です。

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唐松岳頂上山荘で購入した山バッジです。

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唐松岳は約三十年ぶり二回目の登頂となりました。決して安くない交通費をかけて日帰りは少々もったいない気もしますが、それでも一日で後立山のピークハントができるというのは、やはり素晴らしいことだと思います。

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2012年8月 8日 (水)

「北ア・燕岳に登る」

昨夜の「毎日アルペン号」で中房温泉に向かい、今朝早くから北アルプスの「燕岳」に登ってきました。

ここのところ山頂からの眺望に恵まれない山行が続いていましたが、本日は快晴に恵まれ最高の展望を満喫してきました。

毎日アルペン号は前日に電話予約しましたが、運良く座席を確保できました。

当日新宿から無事乗り込みます。バスは乗り換えなしのため小型バスでしたが足元にも十分余裕があって大変快適でした。

中房温泉には予定どうりに到着です。比較的よく眠れました。

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一応14:15分のバスを目途に下山するつもりです。

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標高差約1300mの登りです。

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のっけから結構な急登となりますが、ところどころこんなカットが眺められます。今月号のヤマケイの「日本の名急登100」にも登場している合戦尾根だけのことはあります。

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第一ベンチ通過です。

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ヒメシャジンですかね?

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第二、第三ベンチも通過します。

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富士見ベンチも通過・・・。

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長野県側は雲海が広がっています。

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大天井岳が姿を表しました。トラバースする登山道が見えています。

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アキノキリンソウでしょうか?

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合戦小屋までは結構きつかった・・・。

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昨夜は燕山荘で泊まったと思われる方々が早くも下山していきます。

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気持ちの上では「やっとこさ」合戦小屋に到着です・・・。ただタイムは上々でした。ここで昨晩朝食用に調達したいなり寿司で腹ごしらえしました。

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ハクサンボウフウですかね・・・。怪しい・・・。

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小さなひまわり「ウサギギク」。

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いやあ見えました槍の頭が・・・。

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上の写真はズームしてますが、実際にはこんな感じです。

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燕岳を指す道標の右下に槍の穂先が見えています。

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安曇野方面は一面雲海です・・・。

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私は槍ヶ岳に登ったことはないのですが、この風景を目にすれば誰しも登高意欲を掻き立てられるのではないでしようか・・・。

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燕山荘に近づいたところに一箇所だけこんな鎖場がありますが危険はありません。

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山小屋というには立派すぎる建物です。

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標高2600m地点に到達しました。

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遠く後立山から白馬方面が望めます。

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テガタチドリでしょうか・・・。(ハクサンチドリかも・・・。)

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トリカブトです。

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調査中です。

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ウラジロタデでしょうか?

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ハクサンフウロです。

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ミヤマキンポウゲの群落です。

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トリカブトです。

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山荘直下の登山道脇はお花畑となっていてすっかり楽しませてもらいました。稜線に出ると大展望が待っていました。

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本日の目的地である燕岳もこのとおりです。

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燕岳まではちょうど1kmなんですね・・・。

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ちょっと時期遅れの感じが否めませんが、コマクサです。

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槍ヶ岳のこの景観は見飽きることがありません。

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コマクサの群落です。

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有名?なイルカ岩と槍ヶ岳のコラボです。

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ハクサンフウロとハクサンボウフウ。

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クルマユリ・・・。

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ウサギギク。

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燕岳への道中から燕山荘を振り返ります。一旦下ってまた上りになっているのがわかります。

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パノラマも見事です。

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花崗岩を着飾った美しい容姿です。

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前穂から槍までも美しい。

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コマクサは高山植物の女王と呼ばれているそうです。

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山頂下にはこんな登りも待っています。傾斜は写真で見るより緩やかです。

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山頂に到着しました。

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信じられないことに誰もいません。貸切です。

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北方には剱岳と立山の勇姿が・・・。

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常念から後立山方面までぐるっとパノラマ撮影してみました。

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後立方面からやや望遠で・・・。

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剣、立山。

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三ッ岳。

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野口五郎岳。

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鷲羽岳、ワリモ岳。

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双六岳。

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笠ヶ岳。

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槍ヶ岳。

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奥穂高、吊り尾根、前穂高。

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大天井岳。

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常念岳。

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富士山。

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八ヶ岳。

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南アルプス。

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ひとしきり眺望を楽しんでからカップラーメンで腹ごしらえしました。今日は何故か、ややシャリバテ気味のような気がします。

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早めの食事を終えて山頂に別れを告げて燕山荘を目指します。

チシマギキョウですね。

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北燕岳への分岐を分けます。

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今日のような晴天はそうそうないのでは・・・と思いたくなってしまいます。幸運に感謝ですね。

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めがね岩です。

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花崗岩と砂礫とハイマツが絶妙のコントラストですね。

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コマクサ再登場です。

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山頂目指す登山者。

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近いうち(今年は無理です。)にぜひ登ってみたい槍ヶ岳。

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槍ヶ岳二題?。

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砂礫の斜面にはコマクサが群生しています。

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女学校の校章がコマクサの図案であるのが亡くなった母の自慢だったのを思い出します。

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男性的な槍ヶ岳と女性的なコマクサ・・・対照的です。

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稜線漫歩の後、燕山荘に到着です。

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今日の晴天への感謝と無事の下山を祈念しつつ乾杯です。

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燕山荘では記念に山バッチを購入しました。

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離れられなくなってしまいそうなロケーションです。

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見下ろす谷間には雪渓が残ります。

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さあ下山開始です。ハクサンフウロにもさようなら・・・。

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長野県側はまだまだ雲海に覆われています。

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槍ヶ岳も見納めです。

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それにしても最高の天気です。

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雲上のハイウェーですね。

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ウサギギク。

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大天井岳も見納めです。

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合戦小屋名物のスイカで水分補給しました。

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甘いスイカでした。      

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十分に水分補給した後中房温泉目指して最後の下りです。

ギンリョウソウ発見です。

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カメラのレンズに水滴が付いてしまいやや見づらくなってしまっています。

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日光男体山で痛めた右足首はまだ痛みますが、前回の至仏山よりは楽に下れました。登山口の湯原の湯に到着です。休憩込みで出発から帰着まで6時間半強でした。おかけで当初予定のバスまでには充分すぎるほど時間的余裕がありました。

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温泉に浸かって汗を流して、山菜蕎麦とビールで今山行の締めくくりとしました。

「中房温泉」の山バッジも購入しました。

H248788_146
今回の山行は前日に急遽決定したのですが、アプローチのバスも順調かつ快適、そしてなんと言っても燕岳からの大展望を堪能できた素晴らしいものでした。

また山頂から多くの北アの名峰が指差せ、大いに登高意欲を駆り立てられました。

なかなか思うようには出かけられませんが、少しづつあちこちに足跡を残していきたいと思います。

※ コース図と高低図です。

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2012年7月15日 (日)

「北ア・焼岳に登る」(2012.7.13~7.14)

三連休の初日に北アルプス南端?の「焼岳」に登ってきました。

前夜23時に新宿を出発する「さわやか信州号」で上高地帝国ホテルを目指します。

帝国ホテルで下車すると大粒の雨が落ちてきました。ホテルの軒先をお借りして雨支度を整えます。レインウェアーの上着とスパッツを着装し、ザックにはレインカバーをセットして出発です。

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梓川も増水している模様です。

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西穂高登山口にある登山下山者カード入れにあらかじめ準備してきた登山計画書を投函しました。

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ここからしばらくは梓川右岸の車道を進むのですが、もうそろそろという頃合になっても焼岳の登山口にたどり着かずに、よもや見落としたかと不安になり、一度西穂高登山口入口まで戻ったので、30分ほど時間をロスしてしまいました。

結局のところあと少々進めば無事に登山口にたどり着けたのです・・・。

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樹林帯のぬかるんだ登山道を進みます。

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沢を渡ったところで小休止しました。

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この黄色の花は・・・。後ほど調査です・・・。→ 「オオバミゾホオズキ」でしょうか。

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ちょっと高度感のある岸壁をアルミの橋でトラバースします。

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しばらく草付きの斜面を登っていきます。

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眼下に大正池が望めます。

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今度は高さ10メートルほどのアルミはしごの上りです。見た目ほど高度感はありません。

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清楚な白い花です・・・。後ほど調査します。→「ゴゼンタチバナ」でしょうか。

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稜線は近い・・・。

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ガスの山稜も風情があります。

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焼岳小屋に到着しました。

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こじんまりとした山小屋らしい山小屋でした。

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こちらの花も要調査です。→「テガタチドリ」でしょうか。

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焼岳展望台を目指します。

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ガスの稜線ではマーキングペイントが心強い味方です。

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山頂は近いか・・・。

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山頂直下にはこんな噴気孔がありました。硫黄の匂いも強烈です。

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焼岳北峰到着です。視界ゼロ・・・。残念。

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何も見えない山頂でお湯を沸かしてラーメンとおにぎりの昼食を摂りました。

展望がなく若干の風もあって寒いせいか、他の登山者のみなさんも長居はせずに早めに下山し行かれます。

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これは・・・。

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これは・・・。きのこの仲間でしょうか・・・。イオウゴケというらしい。

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ネット上ではよく見るのですが・・・。→「イワカガミ」ですね。

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下りは火山特有のザレた道をスリップしないように下っていきます。それでも何度か尻餅を付きました。

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いやあ見事なくらい何も見えません。先月の霧ヶ峰とどっこいどっこいでしょうか・・・。

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焼岳展望台との鞍部目指して下っていきます。

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ちょっとボケましたがアザミです。

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雲の切れ間から日が差します、眼下に見えるのは大正池ですね・・・。

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展望台から焼岳小屋への下りで振り返ります。

H24714_063
焼岳小屋では記念にバッジを購入しました。

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小屋の前には大きな水溜りが出来ていて飛び石で横断するような状況です。

H24714_065
小屋からの下りでは朝よりも視界が効くようになりました。

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長いハシゴを慎重に下ります。

H24714_071
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こんなにハシゴがあったっけ?というくらいにハシゴが出てきます。

H24714_074
この空中トラバースがやはり最大の難所でしょうか・・・。

H24714_075_2
樹林の中の下りがやたらと長く感じました。

H24714_076
ようやく林道に到達しました。先月の男体山で痛めた右足首の調子があまり良くなく、下りに気を使ったせいか、思った以上に疲れました。

H24714_077
上高地温泉ホテルで日帰り入浴します。人も少なく温泉は最高でした。ただ、一気に疲れが出たような気もします。

H24714_078
帰りのバスは上高地バスターミナル16時30分発なので、河童橋界隈で食事をして時間調整しました。河童橋から焼岳を仰いでも山頂部分はしっかり雲に巻かれています。今回はまったく眺望を得られませんでしたので、チャンスがあれば秋の晴天にでも中房温泉から登ってみたいと・・・。

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五千尺ホテル側から見る岳沢方面です。先月細君と来た時に比べると随分と雪が減っています。

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バスの受付もスムースに済ませることができました。

H24714_083

今回は5月の奥久慈男体山に続いて長男が同行しました。夜行バス利用で早朝からの行動ということもあり、結構堪えた様です。

それでも下山後の温泉を満喫し、帰りのバスの車中では次回はテント泊まりで出かけたいと「夢」を語っていました。

私も気持ちは学生時代のままですが、体の方は・・・。無理のない計画を検討しないと・・・。

※ 今回のルート図と高低図です。

H24714_4

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