カテゴリー「中央沿線の山」の9件の記事

2015年10月18日 (日)

「百蔵山・扇山に登る」

本日は山梨県大月市の「秀麗富嶽十二景」にも名を連ねている「百蔵山」と「扇山」にソロで登ってきました。
百蔵山は決して登りづらい山ではないのに中央線の車窓から眺めるばかりで、なぜか今まで登る機会に恵まれませんでした。一方、扇山には高校を卒業した年の春に担任のT先生を囲む有志ハイキングで登って以来ですので37年ぶりということになります。

今日のプランは中央線猿橋駅から百蔵山に登り、扇山まで縦走した後に「君恋温泉」で汗を流そうという欲張りなものです。

高尾駅で大月行に乗り換えますが、ホームにこんな天狗様が鎮座しているとは、今まで知りませんでした。

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小仏トンネルを抜けると青空が広がっています。
猿橋駅は、大菩薩の牛の寝通りをMTBで走った際に利用して以来でしょうか・・・。
トイレに寄って7時10分に出発します。

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本日登る二山です。左が百蔵山(ももくらやま)、右が扇山です。赤い橋は中央自動車道です。

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要所要所に指導標があって道迷いの心配はありません。

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来月登る予定の岩殿山です。

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百蔵山頂をズームするとこんな感じです。

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この分岐は右に取ります。(左に行った方が良かったのかもしれません。)

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浄水場下から望む百蔵山です。写真には写っていませんが、私の前をソロの山ガール歩いていました。しばらく林道(と言っても舗装路ですが・・・)歩きが続きます。

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途中思わぬところで冠雪した富士山に出会いました。やはり霊峰です。

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東ルートと西ルートの分岐で件の山ガールを追い抜きました。彼女はなかなか健脚のようで私が百蔵山頂に到着後10分弱で登ってきて、写真を数枚撮っただけでザックを下ろすこともなく、もと来たルートを引き返していきました。

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さらに林道を辿って高度を上げていくと・・・こちらも素晴らしい・・・。

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秋の野草です。名前は後日・・・。「リュウノウギク」です。

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林道の終点からいよいよ登山道に入ります。

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セリ科の植物かと・・・。

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急登が続きます。

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紅葉にはまだ早いようですが、ところどころに色づいた葉が輝いています。

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こちらはベンチのある「展望台」ともいうべきところ・・・。富士山どーんという感じです。

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松の木に似合いますね・・・。

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こちらも要調査です。「ダイモンジソウ」でしようか。

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葛野の福泉寺から登って来る尾根道に合流です。

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あと一息で山頂と思われます。木々に巻かれた白テープを見て「四十七士」を思い出しました。年ですね・・・。

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山頂の一角に到着です。秀麗富嶽十二景の名に恥じぬ眺望を堪能します。

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大月市の秀麗富嶽十二景で登ってないのは「百蔵山」、「九鬼山」、「雁ケ腹摺山&姥子山」、「奈良倉山」だったのですが、「百蔵山」はクリアーできました。それもこの眺望です。感謝、感謝。
ちなみに到着時刻は、8時47分です。

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山頂にはこんな石碑があります。

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山頂標識と大月市・秀麗富嶽十二景の説明板付近から富士山を望みます。

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雲があるのが、また素敵ですね。

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もう一枚。

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来春にかけて「秀麗富嶽一二景」を踏破してみようかと・・・。

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参りました・・・。

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山頂では後から登ってきた山ガール以外に誰にも会いませんでした。休憩もそこそこに扇山に向けて9時02分に出発です。

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落ち葉に目を奪われます。

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はじめは急な下りが続きますが、その後しばらくはMTBで走ったら気持ちよさそうなトレイルが続いています。

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綺麗ですね・・・。

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「四十七士」再登場。

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モミジや楓の紅葉はこれからでしょうか・・・。

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登りが続くようになります。結構足にきています。百蔵山の登りがオーバーペースだったのかもしれません。

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陽が射すとこんな感じになります。

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扇山山頂近しです。

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到着しました。10時44分です。背中からズボンにかけて大汗でびしょびしょです。

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富士山はだいぶ雲がまとわりついています。

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お昼は天ぷらうどんです。生卵も背負ってきました。ストーブは久々にスノーピークの登場です。

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うどんをいただいた後、コンビニの「わかめおにぎり」を入れておじやにしましたが、お味はいまひとつと言ったところでした。

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こちらも美味しかった・・・。

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37年前に来た時の山頂はもっと広々していたような気がします。苗木だった樹々が育ったせいなのかもしれません。

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すっきり富士山が見えていれば、こちらのベンチは特等席ですね。

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食事をしている間に少々雲が取れて、富士山がなんとか姿をみせてくれました。

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扇山だけであれば楽々ハイキングですので、次回は細君を誘ってみようかと・・・。

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昼食後の11時25分下山開始です。最初はこんな快適なトレイルが続きます。そう言えば5,6人トレイルランナーと出会いましたが、こういうところばかりであれば私でも十分走れるなと・・・。

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大汗をかいたので君恋温泉で入浴して帰ることにします。

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こんな石仏がありました。古の登山道なのでしょうか・・・。

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沢に下りきると「不動の滝」です。なかなか優美な滝でした。

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ここから若干登り返して果樹園の中を通ります。富士山が美しい。

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12時10分に君恋温泉に到着しました。パッと見、温泉旅館には見えません。

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玄関脇にかろうじてこんなものが出ています。

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名前は温泉ですが、温泉ではありません。500円の入浴料を払うと若女将とおぼしき女性が浴室まで案内してくれました。女湯しかまだ沸いていないので、こちら(女湯)でどうぞと・・・。

どうやら一番風呂のようで少々熱めのお湯は最高でした。そして湯上りには「味噌田楽」のサービスがありました。ただ、お客さんはほったらかしでビールをお願いしようと声をかけるも応答はなく、玄関の自販機に缶ビールがあったので購入しようと思ったのですが、休止の模様でした。

そんなわけで失礼ながら商売っ気はありませんが、また来てみたいと思える素朴さでした。

こちらは君恋温泉玄関から見る富士山です。

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宿でタクシーを呼んでもらい「鳥沢駅」に出ました。迎車料金込みで2000円くらいかと思いきや2400円ほどかかりました。鳥沢交通というタクシー会社でしたが、都合により10月一杯で廃業するそうです・・・。残念ですね。

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朝早かったせいか帰りの電車はうつらうつらしながら、それでも無事に帰宅しました。
休憩込みで5時間というハイキングでしたが、たっぷり汗を絞られて、「低山侮れず」との思いを強くしました。


※ 本日のルート図と高低図です。
  猿橋駅を出てしばらくしてガーミンをONにしていないことに気付いたので駅からの出だ  しのトラックが記録されていませんがご容赦を。

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2015年7月11日 (土)

「美ヶ原トレッキング②&八島湿原」(信州の旅三日目)

最終日は4時起きで牛伏山に登ってご来光をお迎えしました。
山頂に到着すると浅間山方面の空がオレンジ色に染まっています。

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西には北アルプスの穂高から槍までが綺麗に見えています。

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その北側には常念、大天井、燕、爺、鹿島槍、五竜、唐松、白馬三山と飛騨山脈が続きます。

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こちらは蓼科山と南八ヶ岳の峰々・・・そして編笠山の右肩には富士山が姿を見せています。

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こちらは南アルプスの峰々です。

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日の出まであと少々です・・・。

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王ヶ頭はすぐそこです。

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出ました。ご来光です。

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何とも素晴らしい・・・。

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穂高連峰もモルゲンロートになっています。

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牛伏山の山頂にはざっと20名ほどのハイカー&ツーリストがご来光を待っていました。
皆さんきっと満足されたのではないでしょうか・・・。

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説明を要しませんね・・・。

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牛君たちもお目覚めの様子です。

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今日は河童橋から、あるいは田代池から、すっきりとした穂高が見えているのではないでしょうか・・・。

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こんなお手軽に日本の名峰を指差せるのは、他にはなかなかないのではないでしょうか・・・。これも山頂付近の小屋に泊ってこその醍醐味に他なりません・・・。

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かなり明るくなってきました。

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中央は「木曽御嶽山」です。

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もっと陽が高くなると富士山も霞んで見えにくくなるのでは・・・。

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宿に戻ってから6時15分発のマイクロバスツアーに細君と参加・・・王ヶ頭はマイクロバスで通過、王ヶ鼻は200メートルほどの歩きで山頂を踏むという、なんちゃってトレッキングでした。

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王ヶ鼻からの穂高連峰と槍ヶ岳です。牛伏山よりも距離が縮まった気がします。見下ろす松本市も素晴らしい。

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中央に富士山を捉えます。

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この角度からの南アルプスもなかなか見られないかと・・・。

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蓼科から富士山までを1枚に・・・。

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再度富士山に登場してもらいます。

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こちらは中央アルプスです。

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御嶽山です。

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乗鞍です。

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槍&穂高です。

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表銀座から鹿島槍までもくっきりと見えています。

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鹿島槍から白馬三山までの後立山連峰です。

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イワキンバイです。

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王ヶ鼻山頂の石仏です。みんな御嶽山の方角を向いています。

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ウスユキソウです。

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調査中です。テガタチドリかな・・・。

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こちらも・・・。車軸草です。

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先頭でこちら向きに説明してくれているのがミニツアー引率の山本小屋のご主人です。昨夜のスライド上映会でのユーモアあふれるおしゃべりと言い、今朝のミニツアーのガイドと言い、人柄の滲む大変好感の持てるものでした。

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さて宿に戻ると朝食となりました。御覧のメニューです。パン、ミルク、スープはおかわり自由で朝から満腹です。

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お世話になった山本小屋をチェックアウト後は、ビーナスラインを霧ヶ峰方面までドライブしました。途中予定外の八島湿原に立ち寄ります。以前霧ヶ峰を歩いた際は濃霧で展望皆無でしたが、今日はこの晴天です。

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車山山頂のレーダーも良く見えます。山本小屋のご主人の話では、富士山山頂測候所のレーダーを移築したものだそうです。

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ニッコウキスゲも咲いていました。

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トラノオでしょうか・・・。カライトソウ?。

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オオカサモチ・・・?。シシウドかも・・・。

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池塘は人の心を癒す力を持っている気がします。

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こちらもニッコウキスゲ・・・。

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手前に見える元気な葉っぱはバイケイソウでしょうか。

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こちらは・・・。アヤメでしょうか。

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八島湿原ともお別れです。

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次回はレンゲツツジのシーズンを狙って霧ヶ峰を訪れたいと思います。

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かくして2泊3日の信州の旅は無事に終了しました。初日こそ雨に降られたものの昨日今日は最高のお天気に恵まれ、上高地&美ヶ原の自然を存分に味わうことができました。

今年の冬は美ヶ原でクロスカントリースキーをしてみたくなりました・・・。

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「上高地トレッキング②&美ヶ原トレッキング」(信州の旅二日目)

二日目は「徳沢園」から上高地バスターミナルまで晴天の下トレッキングした後、「美ヶ原高原ホテル・山本小屋」に転進しました。

まずは早朝の徳沢を少々散策してみます。

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宿に戻って朝食をいただきます。

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デザートまで付いて朝から食べ過ぎました。

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食後速やかにパッキングしてチェックアウト手続きを済ませて外に出てみると、前穂が迫力一杯に聳えています。

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途中の清流も昨日の雨とはまた違った味わいがあります。

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梓川沿いに出てみると絶景が広がります。それにしても天気に恵まれました。

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道中の緑も水分をたっぷり擁して素晴らしい。キジムシロでしょうか・・・。

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今日も明神池に立ち寄ることとします。

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今日は明神岳がすっきりと見えています。

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鏡のような明神池です。

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見上げる明神岳は迫力満点です。

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「いやあ・・・きれいだな」という以外に形容できない景観が広がります。

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ゴゼンタチバナでしょうか・・・。

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水面に明神岳の雄姿が映ります。

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穂高稜線の小屋への荷揚げと思われるヘリが飛んでいます。

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明神池から流れ出す水の美しさも格別です。

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穂高神社奥宮です。

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今日は焼岳が姿を見せてくれています。

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河童橋方面からのハイカーもまばらです。

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岳沢分岐です。

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うーん・・・きれいだ・・・。

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水と緑と空の青の織りなす絶景です。この辺りは岳沢湿原と言うそうです。

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穂高の稜線はやや雲が出ています。

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もう終わってしまっているかと思った石楠花が美しい花を咲かせています。

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河童橋手前から振り返ります。吊尾根も見えそうで見えない・・・。

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すっきり晴れればこんな展望か広がるはずなのですが・・・。

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河童橋到着です。六百山が迫力をもって聳えています。

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この清流は本当に美しい・・・。

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焼岳は何とか姿を見せてくれています。

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ソフトクリームで乾杯?です。

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今回は「MILO」の45リッターのザックで行きました。細君の衣装類を持ってもまだまだ余裕があり、良き選択だったと思います。

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夏山最盛期はこれからといったシーズンなので、まだまだ人の少ない上高地でした。おかげで雨と晴れと両方の上高地の景観を存分に楽しむことができました。

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舞台は「上高地」から「美ヶ原」へ・・・。バモス君はエンジンをうならせながら、やっとの思いで「山本小屋」に到着しました。ご苦労様でした・・・。

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チェックインを済ませてから、時間も早いので辺りの散策に出かけることとします。天気はそこそこ遠望も利いてまずまずです。

草原台地の向こうには蓼科山&南八ヶ岳連峰が連なっています。

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まずは「美しの塔」へ・・・。裏に回って鐘をついてみました。牛達がやや反応したような・・・。

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こちらは調査中です。ヤマラッキョかもしれません。

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ハクサンフウロですね。美ヶ原で一番多く見られた花でした。

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牛伏山に登ってみました。山本小屋と王ヶ頭が良く見えます。

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四阿山、根子岳そして浅間山方面です。

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再び八ヶ岳です。

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360度の展望です。子供たちが小さい頃、近くのオートキャンプ場をベースに登って以来の二度目の牛伏山です。

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途中山本小屋ふるさと館で仕入れたビールで乾杯します。最高・・・。

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長閑な景観です。

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こちらも調査中です。テガタチドリですね。

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写真から清々しい空気が伝わってくるような気がします。

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山本小屋に戻りました。看板猫?が迎えてくれます。小屋の方によるともともと捨て猫で小屋番の仲間入りしてから既に17年目になるんだそうです。

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決して新しい施設ではありませんが、暖かいサービスが提供される居心地の良い小屋です。

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さて夕食です。豪華・・・。

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細君ともどもお腹いっぱいいただきました。

さあ明日は最終日です。

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2015年6月13日 (土)

「再び入笠山に登る」


本日は、3月のスノーシューハイクに続いて本年2度目の入笠山に登ってきました。目的はスズラン見物です。

細君同伴ですから、もちろんゴンドラ利用です。でもいい天気になってよかった・・・。

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スキー場もすっかり夏仕様になっています。

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ゴンドラ山頂駅近くにはスズラン公園なるものが用意されています。当然人工的に作られたものなんだと思います。ちょこっと見てみましたが、スズランの色合いもあまりよくないためハイキングコースへと進むことにしました。

ただ、八ヶ岳の眺めは素晴らしい・・・。緑のカーペットのように見えるのがすべてスズランです。

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ハイキングコースに入ります。細君曰く「雪が有るのと無いのとではまったく違うよねぇー」とのこと・・・。

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陽射しは強いですが、その分緑が美しさを増しているようです。

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ズミの花も満開です・・・。

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入笠湿原から仰ぐ入笠山頂です。何とも清々しい雰囲気です。

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ズミとレンゲツツジが絶妙に彩を添えています。

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白樺が緑に映えますねぇー。

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こちらはクリンソウです。日光沢温泉で見て以来です。

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こちらは山彦荘です。味わいのある建物ですよね・・・。

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白いクリンソウを発見。

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地元の高校生の実習でしょうか・・・。苗木を一生懸命植えています。女の子に何の苗を植えているのか質問してみると「モミジに桜・・・えーっと後はよくわかりません」との微笑ましい回答・・・。思わず「ご苦労様」と励ましました。

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こちらもクリンソウです。

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こちらは咲き残っていたニリンソウです。

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クリンソウです・・・。

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こちらも・・・。

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青空と緑のコントラストが素晴らしいですね・・・。

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本日最大のクリンソウの群落です。

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角度を変えて・・・。

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マナスル山荘本館で小休止しました。コハダとラッキーが迎えてくれました。

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こちらは小梨ですね・・・。

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レンゲツツジです。

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時間は短いものの少々きつい登りの後に山頂に到着しました。

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こちらは木曽駒ヶ岳です。

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仙丈ケ岳でしょう・・・?。

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鋸岳です。

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雲に巻かれているのが甲斐駒ですね・・・。この時期としてはクリアーな眺望ではないでしょうか。

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八ヶ岳も積雲にやや巻かれていますが、稜線が綺麗に見えています。

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赤岳と阿弥陀岳ですね。

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山頂にはざっと200人ほどのハイカーがいて騒々しかったので、首切清水に向けて下ることにしました。

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なんとなくジュラシックパークの雰囲気です。

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車道に降り立ってしばらく進むと首切清水に到着です。

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一見綺麗な清水ですが、飲用には適さないようです。首切の由来と何か関係があるのでしょうか・・・。

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さらに車道を辿ると大阿原湿原に到着します。

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大阿原湿原でもズミが主役を張っていました。

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遊歩道は良く整備されていました。

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ズミだらけですね・・・。

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入笠湿原のズミよりこちらの方が元気がいいような気がします。

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苔も美しいですね・・・。

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この湿原の「ウリ」は何なのでしょうか・・・とりあえず6月はズミですね・・・。

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こちらは「ウマノアシガタ」でしょうか・・・。キンポウゲの仲間です。

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ズミとレンゲツツジです。

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ズミの蕾はピンク色なのに花が開くと白くなる・・・。不思議です。

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水と苔のコラボレーション。

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こちらはマイヅルソウでしょうか・・・。

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光の織りなす緑の濃淡が素晴らしい。

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大阿原湿原一周は30分弱でした。

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マナスル山荘への帰り道の八ヶ岳ビューポイントからの眺望です。だいぶ雲が増えてきたような・・・。

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さて、マナスル山荘おすすめのソースかつ丼をいただきます。1,300円というプライスながらボリューム&味ともナイスでした。

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細君はカツカレーのハーフを注文。ハーフでもこのボリュームです。

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満腹のお腹を抱えて帰路につきます。

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一度は泊ってみたいものです。

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そういえばスズランの写真を撮っていないということで、山荘直近でスズランの写真撮影を・・・。ただ、被写体が極めて小さいのでなかなか難しい。

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マクロレンズと

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三脚が必須でしょうか・・・。

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今年の冬もまたスノーシューに来てみたい・・・。

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レンゲツツジの満開には、もう1週間位の時間が必要でしょうか・・・。

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再び「ウマノアシガタ」です。

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こちらは「アツモリソウ」です。

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戻ってきた山頂駅から八ヶ岳を望みます。阿弥陀岳、赤岳&権現岳です。

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ゴンドラ内から甲斐駒と鋸を望みます。甲斐駒はすっきりと姿を見せてくれませんでした。

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駐車場まで戻ってきました。少々気温が高かったせいで細君はかなり消耗したようですが、最後まで頑張りました。

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入笠山は、今回で3回目でしたが、ゴンドラが通年動いているおかげで大変お手軽なハイキングフィールドになっています。何度も訪れるとだんだんと根強いファンになっていくんでしょうね・・・。

帰りは、道の駅「信州蔦木宿」にある「つたの湯」で汗を流しました。
入浴料600円とリーズナブルな日帰り温泉でした。

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次回は、上高地トレッキングを予定しています。

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2015年3月14日 (土)

「入笠山スノーシューイング」

本日は細君と長野県富士見町の「入笠山」にスノーシューイングに出かけてきました。
入笠山は2011年3月に初めてスノーシューデビューを果たした思い出の山です。

前回は中央線各駅停車をアプローチに使いましたが、今回は愛車バモスで出かけてきました。

中央道はまったく渋滞もなく途中休憩を挟んで午前9時には富士見パノラマスキー場の駐車場に無事到着し、身支度をして冬山登山ゴンドラ券(1650円)を購入してゴンドラに乗り込みました。
御覧のとおり八ヶ岳は雲に隠れ、時折小雪がちらつくあいにくの天候です。

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ゴンドラを降りてハイキング道の入り口でスノーシューを履きます。細君も先々週に続き今シーズン2度目のスノーシューなのでスムースに履くことができました。

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準備ができたので出発です。積雪は4年前の3月に比べて明らかに多いようです。

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快調に進みます。

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鐘打平の案内板にも結構な量の雪が乗っています。

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名前があるのか判然としませんが、しぷーい雰囲気の小屋がありました。

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グリーンのとろろ昆布のようなものは「サルオガセ」でしょうか。

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冬季閉鎖の山彦荘です。いい感じの山小屋ですね・・・。

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ここに立派なトイレがあるのですが、細君そこにいた男性ハイカーを熊と見間違ったようです( ^^) 。

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マナスル山荘本館に到着です。帰りに立ち寄って名物の鍋焼きうどんをいただく予定です。

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予報では昼前から晴れるということでしたが、なかなかすっきりした天気にはなってくれません。

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細君山頂直下の急登を頑張ります。

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山頂の一角に到着です。

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お天気こそいまひとつでしたが、山頂に無事到着できて満足しています・・・。

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風を避けてマットを出してテルモスの紅茶とビスケットで小休止しました。

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山頂直下は登りが結構急でしたが、そこを下るので当たり前ですが、最初のうちは急な下りになります。

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いたるところにサルオガセがぶる下がっています。

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細君はスノーシューでの下りがすっかり気に入ったようで「下りは楽しいわ(^^)/」とご満悦でした。

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こちらは松ぼっくりでしょうか?

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さあマナスル山荘本館まで戻ってきました。

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お目当ての名物鍋焼きうどん(900円)です。こちらは塩味。

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こちらは味噌味です。どちらもたっぷりの具とコシのあるうどんで大変おいしく暖まりました。
食事が出てくるのを待っている間に、「予約していた○○です。」という男性登山者が到着。小屋の女将さん?とのやりとりを聞いていて、何ともうらやましくなってしまいました。天気は微妙ですが、こんな小屋で静かな夜が過ごせるのは幸せだなと・・・。

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食後は入笠湿原を通ってゴンドラ駅に戻ることとします。

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結構雪が降ってきました。

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積雪十分で3月ですが、もうしばらくはスノーシューが楽しめそうな感じがします。日光戦場ヶ原の貴婦人の趣です。

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振り返ると入笠山山頂が見えています。集まっているのはわんこ連れの人達でしたが、わんこは寒くないんでしょうか・・・。

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湿原を通過してからは林間のトレースを辿って戻ります。

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ゴンドラ駅が見えてきました。

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スタート地点に無事に帰還です。

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ゴンドラであっという間に下山して帰る準備をします。

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帰路は日帰り温泉「ゆーとろん」(ネットの割引券利用で700円)で汗を流しました。
帰りの中央道も調布付近で若干の渋滞があったもののほぼ順調に帰京できました。下の写真は休憩で立ち寄った八ヶ岳PAから見た八ヶ岳です。ちょっと風が強そうですが雪はまだまだたっぷりありそうですね・・・。

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かくして今シーズン2度目のスノーシューイングも無事に終了する運びとなりました。
これはマナスル山荘本館で購入した山バッジです。

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そして信州限定「ばかうけ」と

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信州限定「じゃがりこ」です。

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4月になったら栂池にスノーシューに行きたいと思っているのですが・・・実現できるか・・・。

※ 今回のコース図と高低図です。

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2012年6月12日 (火)

「霧ケ峰を歩く」

本日はウィークデーではありますが、長野県下の「霧ケ峰」を歩いてきました。

梅雨前線の影響で天気はいまひとつの予報でしたが、午前中勝負であれば雨の確率も低いと判断して、上諏訪駅から霧ケ峰インターチェンジまでタクシーを奮発(4800円)しました(バスの始発は9時50分までないんです。)。

インターチェンジは濃霧で「視界悪し」です。タクシーの運転手さんに車山への登山道入り口を教えてもらい助かりました。

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例年6月中旬がレンゲつつじの見ごろなんだそうですが、今年はまだこんな感じです。

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濃い霧で何にも見えませんが、すぐ近くをビーナスラインが走っています。

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指導標はこんな感じで、あまり整備されていません。もっとも晴れていればビーナスラインと平行して歩くことになるので、必要ないのかもしれません。

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コロボックルヒッュテです。一度泊まってみたいものです。

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少し霧が晴れてビーナスラインが見えました。時折大型バスが通ります。

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車山山頂に到着です。ここまで半袖で歩いてきましたが、動いていないと流石に寒い・・・。ウィンドブレーカーを羽織ります。

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二等三角点標柱です。

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気象観測所のレーダーがあります。

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車山神社に参拝しました。

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タンポポの仲間でしょうか・・・。

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山頂では写真を撮っただけで休まずに蝶々深山へ向かいます。山頂直下にはリフトの駅舎がありました。運行していますが人影はありません。長靴を履いた自然保護関係のスタッフと思しき方にお会いしただけでした。

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急な階段道を下っていくと車山乗越に到着です。

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緩やかな登りの後、蝶々深山に到着です。相変わらず濃い霧で何も見えません。

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ここも素通りして物見岩を目指します。

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物見岩に到着です。ここでゼリーを飲んで栄養補給しました。

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岩にできた水溜りの回りに美しいコケが張り付いています。

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カラマツの新芽でしょうか・・・。

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印象深い白樺の木がありました。

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車山で前述のお一人にお会いした後は、年配のご夫婦を一組追い越しただけです。時折鹿の鳴き声のする霧の中を歩いていると、少々寂しい気分になります。

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鹿よけのゲートがありました。高山植物をニホンジカから守るために設置しているとのことです。

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八島ヶ原湿原に出ました。晴れていれば絶景なのかもしれませんが、これはこれで風情があります。

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歩きやすい木道を辿っていきます。

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近くに駐車場があるせいか何人かのハイカーに行き会いました。折りたたみ傘を出しましたが、雨が降っているわけではなく、たっぷりと水気を帯びた樹の下を通るときの水滴よけで使います。

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こんな不思議な木が・・・。

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りんごの花のような白い花ですが・・・。また調べないと・・・。(調査の結果「ズミ」のようです。)

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湿原を離れて沢渡へ向けて林道を歩いていきます。

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御射山遺跡に到着です。

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中世にこのあたりで武芸の競技会が開かれていたとは・・・。

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花が開くには、まだしばらくかかりそうです。

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標高が高いだけあって、まだまだ新緑が美しい。

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ちょっといい雰囲気ですよね・・・。

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沢渡からインターチェンジへと続く登山道の前半はあまり歩かれていないようです。途中苔むした場所があり、こんな美しい緑が・・・。

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遊歩道に出ると、とたんに道が立派になりました。

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ちょっとピンボケです。キンポウゲでしょうか?。

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ところどころに置き忘れのような大岩がありますが、溶岩なんだそうです。車山も火山だったんですね・・・。

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蕨のようなシダのような・・・。

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いやあ自然の芸術ですね・・・。

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インターチェンジからこの自然研究路を100分で一周できるそうです。天気のいいときに細君と来てみたいものです。

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最後の休憩です。インターチェンジまで100m程度なのですが、カッコーとウグイスの鳴き声が高原にこだましています。

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今朝の出発点に戻りました。今朝は「車山肩」方面に進みました。

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案内板には大変わかりやすいルートマップが表示されています。

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しめくくりに「自然保護センター」に立ち寄りました。ドライブインで土産を買って1時過ぎの上諏訪行きのバスに乗り込みました。

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今回は終日霧に包まれた静かな山歩きとなりました。花の季節には少々早かったようです。

晴天を狙って再訪したいと思います。

※ 今日のコース図です。

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2011年11月 3日 (木)

「権現山(山梨)MTBツーリング」

今日は友人のOさんをお誘いして山梨県の「権現山」にMTBツーリングに行ってきました。天気は高曇りでしたが、気温は高めで久しぶりの本格山サイを堪能しました。

上野原市役所の駐車場に車を停めて出発します(市役所には事前に駐車の可否を電話で照会しましたので念のため・・・。)。

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のっけから道を誤ってしまい(昨年の一月に上野原駅まで輪行で行き、一度走っているにもかかわらず((+_+))。)、若干?時間をロスしました。

和見入口のバス停から一路「和見」を目指して舗装路ヒルクライムです。前回もきつかったのですが、今回もやはりきついことに変わりはありませんでした。ただ、同行のOさんと会話を交わしながらでしたので時間的には早く感じました。

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和見集落は前回と変わらぬ佇まいを見せてくれました。

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和見・棚倉林道の入口で小休止です。ここまでで既に結構な汗を絞られました。

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途中Oさんに仕事先から連絡が入って小休止です。

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脚力のあるOさんはぐいぐいと上っていきます。私も何とか頑張ります。

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林道ピークの登山道入口には昨年の秋に稜線上で熊が目撃されたとの表示が出ていました。今日は2人とも熊鈴を自転車に装着しています。

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登山道に入り標高を上げていくと・・・

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かなり木々が色づいてきます。

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雨降山のトラバース道のある地点からは富士の絶景が望めます。

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曇天のため富士山の眺望はあきらめていただけに感激もひとしおです。

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色彩豊かな尾根道を辿る楽しさはこの季節ならではのものです。

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押しを辛抱しつつ、しばらく頑張ると権現山と雨降山を結ぶ稜線上に飛び出しました。

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ここからは権現山を目指しますが、乗れるところは極力乗って行きます。前回山頂下の神社からの急傾斜を自転車を担いで登って懲りていたので、今回は神社下の平坦地に自転車をデポして山頂を目指しました。もちろん日本武尊をお祀りする神社にて柏手を打って頭を垂れました。

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ここまで一人のハイカーにも会わずに来たので山頂は貸し切りかと思いきや男性、女性それぞれ一名ずつの先客が寛いでおられました。

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我々はここで食事としました。今日のメニューは「おでん」です。ただおでんに欠かせない「和辛子」を忘れたのは痛かった・・・。

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食後はコーヒーで一服しました。北側には三頭山のどっしりした山容とその奧に雲取山から石尾根へと続く山々が見えています。

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「雲取山」です。

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南側に目を転じると道志山塊の向こうに富士山が聳えています。曇天ですが遠望がきいて満足できました。

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食後にパッキングを済ませて山頂を後にしました。

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自転車のデポ地点からはほとんどノンストップで極楽下りを堪能しました。一部段差があって下車した以外芦垣の分岐までほとんど乗車で行けます。途中「ハッ」とするような紅葉に目を奪われました。

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こんなふかふかのシングルトラックが続きます。数人の年配の女性ハイカーにすれ違いましたが、「山の中でチャリンコに会うとは思わなかったわ」と激励を受けました。

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芦垣の分岐には緑のテープで目印が付いていました。

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ここからの下りは少々荒れ気味でしたが自転車で下るのに支障があるほどではありません。

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ただ、途中倒木が行く手を阻んでいる箇所が結構あって、その都度自転車から降りてやり過ごす必要がありました。この芦垣へ下る登山道は「山と高原地図」にも破線がなく、歩く人が少ないのかもしれません。

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もういい加減下るのに飽きた頃に芦垣の神社の脇に下り立ちました。ここからは舗装路となり、シングルトラックの下りでブレーキレバーを握る手が痺れていた我々は身勝手にも舗装路下りの快適さに感動しつつペダルを踏んでいきます。

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交通量も少なく快調に飛ばします。

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上野原市役所には1時半過ぎに到着しました。振り返ると山頂にアンテナの立つ雨降山が見えています。

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自転車をOさんの愛車に積み込んで、今日一日の汗とホコリを流しに「秋山温泉」に向かいました。

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3時には秋山温泉を後にして、渋滞のない中央道経由で無事に帰宅しました。Oさん今日も1日大変ありがとうございました。次の機会にまたよろしくお願いいたします。

※ 今日のコース図です。上野原から和見入口へ向かうのにルートミスで難儀した様子がうかがえるかと思います。

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※ 今日の高低図です。

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2011年3月 5日 (土)

「入笠山」スノーシューハイク

本日は念願の2000メートル級の山へスノーシューを使ったハイキングに行ってきました。

目的地は長野県の「入笠山(1955m)」です。

早朝6:14高尾発「松本行き」の各駅停車で出発しました。

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車内は各ボックス席に一人程度といった感じで空いています。天気はピーカンで絶好のアウトドア日和なのに、朝早いからでしょうか・・・。

富士見駅まで2時間以上の各駅停車の旅でしたが、車窓からは雪を纏った山々を眺めることができまったく飽きませんでした。(甲斐駒ヶ岳です。↓)

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富士見駅では富士見パノラマリゾートまでの無料バスを待ちます。

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無料バスは20分少々の待ち合わせでスキー場まで運んでくれました。冬山登山券(往復1600円)を購入してゴンドラに乗り込みます。

10分程度で頂上駅まで運んでくれました。

八ヶ岳のパノラマが眼前に広がっています。

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ハイキングコース入口のベンチに座ってスノーシューを履きました。実はこのスノーシュー2週間ほど前にアマゾンで衝動買いしたモノなのです。

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5000円台の安物ですが今日のコースでは不自由なく使えました。もっともトレースはしっかりとした圧雪状態でしたので、スノーシューがなくても全然問題はなかったと思います。

林間コースを快適に進んでいきます。

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ほどなくして入笠湿原に到着です。湿原と言ってもこのシーズンには雪原となっていますが・・・。

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湿原のすぐ近くに山彦荘が建っていますが、今日はお休みのようです。

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それにしても抜けるような青空と穏やかな風で歩いていると汗ばんできます。

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しばらく進むとマナスル山荘に到着しました。こちらは営業中です。

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マナスル山荘から本格的なの登りになります。スノーシューのクランポンが雪を良く捉えてくれて快適に?高度を上げます。しばらく登ると蓼科山が優美な姿を見せてくれます。

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赤岳&阿弥陀岳も迫力があります。

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傾斜がかなり急になってきました。

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最後の登りを頑張ると絶景が広がる山頂に到着です。北八ヶ岳の峰々です。

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こちらは南八ヶ岳です。

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あまりの素晴らしさに言葉もありません。八ヶ岳の右側には奥秩父の山々が連なります。

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甲斐駒と仙丈です。

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ネットでおなじみの山頂の標識です。

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続いて中央アルプスです。

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御嶽山です。

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乗鞍岳です。

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諏訪湖の向こうには北アルプスの山々。

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奧穂高から槍ヶ岳までアップしてみました。↑

こんな碑があります。

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360度の展望を楽しんでから昼食のためのお湯を沸かします。

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お湯が沸くのを待つ間も展望を楽しみました。赤岳のアップです。

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霧ヶ峰から車山高原です。

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蓼科山の左奧は上越の山々でしょうか・・・。

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登山者もだんだんと増えてきます。

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昼食はカレーラーメンです。

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食後にパッキングをしてスノーシューを履いてから下山です。

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下りは半ば滑りながらあっという間に湿原まで下り立ちました。

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ゴンドラ駅にはお昼前に到着しました。

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スキーヤーもスノーボーダーも絶景に向かって滑り込んでいきます。

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GPSの調子が今ひとつだったのでコース図を撮っておきました。

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下りのゴンドラからの眺めも秀逸でした。

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予定より随分と早く下山してしまったのでタクシーを呼んで駅まで戻り、12:39の「あずさ」で帰ることにしました。

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タクシーは駅前から来てもらって1400円と思ったよりリーズナブルでした。

今日はミレーのザックを使いました。このザックについてはまたリポートしたいと思います。

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「中央東線」という表記を見て「結構遠くまで来たんだなぁ・・・」と実感しました。

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帰りのの「あずさ」は流石に早く、14時半過ぎには新宿に帰ってきました。

今日のコースは距離からすると大変短いモノでしたが、早起きして出掛けた甲斐あって大展望を満喫でき、素晴らしい時間を過ごせたと満足しています。

スノーシューは初めて履きましたが、わかんと違ってかかとが上がるためクランポンを雪に蹴り込むことも可能で「結構使えそう」という印象を持ちました。

低山のスノーシーズンは間もなく終わりを告げますが、何とか機会を作ってまた出掛けたいと思います。      

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2010年11月23日 (火)

道志山塊「高川山」に登る

今朝は早起きして富士山の展望台として有名な「高川山」に登るつもりでした。

5時に目が覚めてインターネットで天気をチェックするとあんまり芳しくありません。半ばあきらめて二度寝してしまいましたが、7時過ぎに外を見ると雨はほとんど降っていない状態です。

そこで思い切って出掛けることにしました。最寄り駅で「ホリデーパス」を購入して電車を乗り継いで高尾で「ホリデー快速河口湖3号」に乗り込みました。

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当初は大月の一つ先の初狩で下車して北側から高川山に登るつもりでしたが、富士急行線直通のホリデー快速に乗ったこともあり、急遽予定を変更して、富士急行線の「禾生駅」で下車しました。

駅から登山口までは概ねの見当をつけて歩き始めます。桂川の清流を渡ったところで地元のおじさんに道を尋ねると親切に教えてくれました。

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登山口の標識のあるところで右折して

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林道を上っていくと「熊峠」というあまり有り難くない名前の峠を越えて古宿の部落を経由して大棚林道に入ります。

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林道に入ってしばらく進むといきなりこんな標識が出迎えてくれました。単独行なので慌てて熊鈴をザックに着けました。

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林道は大変好ましい雰囲気で、MTBで走っても気持ちよさそうなダートになっています。

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林道終点↑から道標に従って高川山の登山道に取り付きます。

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静寂の登山道に「チリーン チリーン」と熊鈴が響きます。

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沢沿いの登山道をひたすら詰めていきます。沢を離れるとロープの張ってあるこんな急登も現れます。

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やがて登山道は九十九折りで高度を上げていきます。雑木林の美しい紅葉に心が洗われます。

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はっとさせられる紅葉にもであいましたが、どうもスカッとした青空が広がってくれません。

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どんどん高度を上げていくと稜線に飛び出し、立派な道標が出迎えてくれました。

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高川山までは少しアップダウンを繰り返すと無事に到着しました。山頂は狭く先着の団体さんがいて写真を数枚とってすぐにお暇しました。今回高川山に登ることにしたのは山頂に10年あまりも住み着いていた「ビッキー」という名の犬に会ってみたいという思いからだったのですが、彼?は先月初めに山頂近くで亡骸となっているのを登山者に発見され、その思いは叶いませんでした。

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お目当ての富士山も雲の中です。↑

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九鬼山の左側に倉岳山がピラミタルな山容↓を見せてくれています。倉岳山に登ったのはもう30年以上前になります。

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山頂からもとの道を戻って禾生駅の分岐を分けて尾根通しに進むと人気のない休憩に格好のピークがあったのでここで昼食にしました。

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食事を終えて「むすび山」を目指します。ただ、ここからの下りは濡れた落ち葉が滑りやすく 、転落するとただでは済みそうもない感じで慎重に下りました。傾斜が緩くなるまで大変神経を遣います。

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どんどん高度を下げていきます。落ち葉で滑って二度ほど尻餅をつきました(^_^;)  。

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途中紅葉の写真をとったりしながら快適な尾根道を下り続けます。

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途中高畑山(右)と倉岳山(左)が望めるポイントがありました。

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要所には立派な道標もあります。

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馬頭観音です。優美な表情です。↓

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本当はこの付近に「むすび山」への尾根道の分岐があったはずなのですが気付かずに通り過ぎてしまったようです。

「弁慶石」を通過します。

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日差しはありませんが美しい黄葉です。

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さらに下って行くと舗装路に飛び出します。

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ここにも「熊に注意」という看板が設置されていました。本当は「むすび山」へ続く尾根道を歩いて大月駅へ下山するつもりだったのですが、それは山頂からの富士山の絶景と共に次の機会に譲ることにしました。

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田野倉駅に到着です。

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本日お供をしてくれたザックとトレッキングシューズです。

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駅舎内には「ビッキー逝く」の新聞記事が掲示されていました。

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帰路は富士急行線で大月へ出ました。大月駅のホームからは岩殿山、百蔵山、扇山(左から順に)が指させ、まだ登っていない百蔵山には是非近いうち登ろうと早くも次の山歩きを計画するのでした。

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※ 今日のコース図と高低図です。

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