カテゴリー「北関東の山」の6件の記事

2015年3月 1日 (日)

「大幽洞窟スノーシューイング」(2月28日)

昨日は、既になじみとなった水上のKさんにガイドをお願いして細君とスノーシューに出かけてきました。
関越のスキー客渋滞を回避すべく自宅を早朝に出発したのですが、事故渋滞に巻き込まれ、Kさんとの待ち合わせ場所の「道の駅 水紀行館」に7時半過ぎには着くだろうと見込んでいたのですが、8時50分到着とだいぶ時間がかかってしまいました。渋滞にはまらなければ2時間半かからない程度なのに・・・。

Kさんとは一昨年の谷川岳以来の再会です。Kさん曰く「今日の予定は一ノ倉沢ですが、天気もちょっと思わしくないので何にも見えないかもしれません。風があってもあまり影響のない『大幽洞窟』にしませんか?」との提案にOKを出してKさんの車にて宝台樹スキー場近くの駐車スペースを目指します。

道の駅からは30分弱といったところでしょうか・・・。到着すると狭いスペースには先行者が3台ほど既に駐車していました。

細君は一昨年1月の日光以来都合3度目のスノーシューです。

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大幽洞窟への道は遊歩道として整備されているようです。天候がどんどん回復してきて青空が見えてきています。本日「boreasのザック」デビューです。背負い心地は良好で50ℓの大型ザックも欲しくなってしまいました・・・。

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細君黙々と歩いていきます。

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Kさんにぴったりくっついて・・・。

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素晴らしい・・・。

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Kさんによるとこれはとちの木の芽でベタベタ成分があって、そのせいで凍らないんだそうです・・・。

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ルートはラッセルがしてあり歩きやすい。

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カラマツの雪景色が美しい。

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いい感じです・・・。

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Kさんに撮ってもらいました・・・。

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Kさんは既にロングスリーブシャツ1枚になっています。それだけ今日は暖かい( ^^) 。

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沢を離れて少々傾斜が増し始めます。

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細君は弱音を吐かずに元気に登っていきます。

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木々に積もった雪が日差しに照らされて時折バサッと落ちてきます。

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なんとも素敵な風景です。

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時折立ち止まって即席ネイチャー教室の生徒になります・・・。

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これはツキノワグマが木に登った際につけた爪の跡ですね。

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さらに傾斜が増してきました。

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Kさんによると足跡の主は「テン」ではないかと。

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それにしても天候が見事に回復してきました。

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ジュゴンみたいな雪形です。

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こちらはランチをとった場所にあった桂の木の室です・・・。二人くらいは余裕では入れる大きさです。今年は積雪が多く、この室の入り口も半分雪で塞がれていましたが、Kさんが食事の準備をしてくれている間にスコップで雪かきをして入れるようにしました( ^^) 。

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谷川の稜線がきれいに見えています・・・。登行意欲をかきたてられますね。

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さてランチです。

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といってもKさんの準備してきた野菜シチューをいただくだけですから細君もこの余裕です。

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ランチ後に出発して100メートルほどの急登を頑張ると大幽洞窟に到着です。このつららのようなものは「氷筍」と言うそうで、上からではなく下から成長するとのことです。超自然です・・・。

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何ともユニークな形です。

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天井からは霜が下がっています。こちらも結晶が美しい。

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可愛らしい氷筍たち・・・。

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見学を終えたら下山にかかります。

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洞窟の入り口には大きなツララができています。

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帰路は登ってきたルートではなく、若干急斜面をトラバースして尾根を目指します。左側は急傾斜ですが、細君も怖がることなく進んでいきます。

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急な尾根道を下ります。ちょっと重くはなってきましたが、トレースのないところを歩くのは正にスノーシューの醍醐味です。

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こちらのブナの木にも熊さんの爪跡が・・・。

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シリセーにチャレンジしますが、午後になって雪が重くなったせいか、うまいこと滑れません・・・。

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この頃には細君もだいぶスノーシューに慣れてきました。

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午前中枝に積もっていた雪はだいぶ落ちてしまいました・・・。

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さあ間もなくゴールです。その前に誰も歩いていない絶景ポイントに案内してもらいました。
細君大喜びです。

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記念撮影です。

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こちらは天神平から一ノ倉岳にかけての展望です。

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白毛門から笠ヶ岳、そして朝日岳です。

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こちらは巻機山へ続く稜線ですね・・・。スノーシューイング最後に刺激的な景観に接することができました。

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駐車場に帰還です。
楽しいガイドのKさんのおかげで、今までで一番長くスノーシューで歩いた細君も「楽しかった」と満足していました。

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今回のスノーシューイングは、一泊二日で初日は一ノ倉沢へ、二日目はKさんお任せのショートコースをお願いしていました。二日目の今日の予定は悪天候が見込まれたのでキャンセルとしました。

そのため宿泊先では、朝の時間を気にせずボリューム満点のおいしい食事と温泉を満喫し、久しぶりにリラックスすることができました。

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地ビールも美味しかった。

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宿泊先は谷川山麓「やど 莞山」でした・・・。写真は今朝の様子ですが雪が降っています。

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次回は是非細君ともども「一ノ倉沢」のスノーシューイング楽しみたいと思っています。もちろんガイドはKさんにお願いするつもりです。

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2013年7月 7日 (日)

「草津白根山でコマクサを愛でる」

先月の上高地から一か月ぶりに細君とハイキングに出かけてきました。
目的地は草津白根山で、お目当ては見ごろを迎えているらしい「コマクサ」です。

足は自宅最寄駅から出発するC社のバスツアーを利用しました。草津は遠く、往復の運転を考えると多少融通がきかないのは承知の上で、お手軽なバスツアーを選択した次第です。

車中はお元気なおば様方で出発から大変賑やかです。

高崎を過ぎるとお昼のお弁当が配られました。高崎弁当の「マイタケ弁当」です。
添乗員さんの指示でハイキング中に食べる時間的余裕がないかも・・・ということだったので白根山リフトに到着前にいただきました。大変おいしかった・・・。

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草津の温泉街を抜けてレストハウスを経由、本白根ゲレンデリフトを目指します。やはり白根山は遠く、リフトに到着した時には既にお昼近くになっていました。

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リフトを降りるといよいよ楽しいハイキングの始まりです。草津の温泉街では雨も落ちていましたが、幸い陽の射すまずまずの天気となりました。
リフトを降りて遊歩道を行くとツマトリソウの清楚な白い花が迎えてくれます。

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品のある花です。

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さていよいよコマクサの群生地に到着しました。

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大げさでなくコマクサだらけです。昨年の夏に登った燕岳のコマクサに比べると大変赤みが強い気がします。この写真はコマクサの後ろ姿になってしまいました。

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確かに馬の顔に見えるような気がします。(駒草)

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高山植物の女王というのも納得です。

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こちらはコケモモです。
ここではすっかり脇役ですね…。

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赤と白のコントラストも素敵です。

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コマクサ、コマクサ、コマクサです。

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こちらは遊歩道から見下ろす「から釜」です。稜線にはハイカーが数珠つなぎになっているのが見えています。

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これで六分咲きということです。来週末あたりが満開でしょうか。

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ピンクの株もあります。

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細君の足取りも軽い?。

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本白根山展望所に到着です。

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展望所からの眺望です。下界はまずまずの天候のようですが、白根山上空は雨雲に覆われてきました。
雨に見舞われないことを祈るばかりです。

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途中鏡池を見下ろします。休憩適地らしいのですが、今日は時間の都合で立ち寄ることができませんでした。

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ゴゼンタチバナです。この花も品格があります。

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こちらはツマトリソウです。

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ゴゼンタチバナとツマトリソウが見ごろという感じでした。マイヅルソウも多く見かけましたが、見ごろは過ぎてしまった模様です。

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次回は是非とも訪れたい鏡池。

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登山道はハイカーで一部渋滞しています。
添乗員さんの話ではC社だけで約1000名がこのツアーに各地から参加していて、茨城県からはバス15台が来ているそうです。

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花の写真を撮るのもなかなか容易ではありません。

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途中何株かギンリョウソウを見ることができました。何ともユニークな姿です。

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こちらはゴゼンタチバナ、ツマトリソウ、マイヅルソウの群落です。

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イワカガミも咲いていました。

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ゴール近くになってとうとう雨が落ちてきました。ロープウェー山頂駅からレストハウスに向かう間に結構な降りとなりましたが、カッパを出すほどではなく折りたたみ傘で凌ぎました。

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レストハウスまで戻ってきました。火山らしい山肌が見えています。

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今回はコマクサウォークということでC社が毎年企画しているツアーだそうです。目的のコマクサも堪能でき、そのほかの高山植物もたくさん見ることができました。
心配していた天気も最後の最後で雨に降られたものの、おおむねOKでした。

草津白根山は日本100名山でもあり、リフトを使った2時間強のお手軽ハイクではありましたが、第一級のフィールドで夫婦ともどもリフレッシュできたのではないかと思っています。

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2013年6月25日 (火)

「奥鬼怒・鬼怒沼に登る」

今日は以前から一度行ってみたいと思っていた「鬼怒沼」に登ってきました。
天気は曇りで今ひとつでしたが、まとまった雨に降られることもなく美しい風景を目に焼き付けることができ、満足できました。

前日に奥鬼怒四湯のひとつ「加仁湯」に宿泊しました。

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10年近く前に「八丁の湯」のログハウスには泊ったことがあるのですが、こちらは正真正銘の旅館といった趣です。
温泉は言わずもがなではありますが、源泉掛け流しの素晴らしいお湯でした。

二日目は7時に朝食をいただき、お願いしてあったお昼のおにぎり弁当をザックに入れて7時半には出発しました。

オロオソロシの滝の展望台で小休止します。

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地形図を見ても鬼怒沼の台地の端っこに辿りに着くまでは等高線の間隔の詰まったきつい登りですが、体感としてもそのとおりでした。

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鬼怒沼の中心部に到着です。加仁湯出発からちょうど2時間でした。

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さっき朝ごはんを食べたばかりのような気もしますが、ここで下りに備えて腹ごしらえします。

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天候はいまひとつですが、鬼怒沼の全景が見渡せますので「よし」としなければなりません。

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まったく人気のない静寂な山上湿原が広がっています。

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沼の入り口にはチングルマの群落がありました。

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イワカガミがあちこちに咲いています。

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これはヒメシャクナゲでしょうか・・・。

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コバイケイソウでしょうか。まわりにある白い果穂はワタスゲです。昨夜の雨でつぶれてしまっています。

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チングルマです。

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あちこちに点在する池塘も見事です。

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昨夜同宿だった20人弱の団体さんが到着しました。

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晴れていればもっと素晴らしいのでしょうが、大いに満足できました。ただ、花はこれからが本番という感じで、やや時期が早かったかもしれません。

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沼に滞在している時にポツポツと雨が落ちてきましたが、カッパを着用するほどではありませんでした。
下山は登りの辛さがうそのように快調に下ります。こちらの写真は、小休止した丸沼の分岐です。

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下りついた日光沢温泉の裏手にはクリンソウの群落がありました。

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クリンソウは今シーズン日光に見に行きたいと思っていて、時期を失してしまったので、思わぬところで見れてラッキーでした。

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風情のある建物です。

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加仁湯にはお昼ちょうどに帰還しました。宿の方のご厚意に甘えて温泉につかって汗を流し、バスを待つ間に祝杯をあげます。

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まったりとした時間を過ごしてマイクロバスに乗り込みお世話になった加仁湯を後にしました。

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鬼怒沼も素晴らしかったですが、宿の加仁湯のもてなしも素晴らしく、充実した2日間を過ごすことができました。
奥鬼怒四湯・・・残すは日光澤温泉と手白澤温泉ですが、いずれ機会を作って是非とも訪れたいと思います。

P.S. 痛めていたふくらはぎが気がかりでしたが、登りも下りもOKでまずは一安心でした。



※ 今日のコース図と高低図です。

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2012年12月28日 (金)

「雨呼山スノーシューイング」

本日は群馬県みなかみ町藤原地区に所在する「雨呼山(あまよびやま)」にスノーシューイングに行ってきました。

地元みなかみ町のH社にガイドをお願いしました。平日ということもあって貸しきりでした。
低気圧が近づく中天気もなんとか持ちこたえ、意外に遠望の利く楽しいツアーとなりました。

出発は寺山峠の駐車場になります。上越国境の尾根がよく見えています。

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積雪も十分で快適なスノーシューハイキングが楽しめます。

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ガイドのMさんから森を構成する樹や鳥の名前、そして雪に付いた足あとから、その主を予想したりと様々なレクチャーを受けながら、ソロの時とはかなり趣の異なるトレッキングを楽しみます。

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山頂への最後の登りは鎖の下がる岩場ですが、ここは尾根北面をトラバースして山頂の西側の肩に出てそこから登ります。

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山頂からは藤原地区が手に取るように眺められ、991メートルの里山としてはなかなかの名山ではないかと思いました。

藤原地区は利根川沿いの集落ですが、山に囲まれた地域で雨が降らないと地元の人々がこの山に登って雨乞いをしたことから「雨呼山」と名付けられたということです。

奥に見えるのは武尊山です。

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山頂を後に風神岩、雷神岩を巡ります。こちらは雷神岩ですが、なかなかの絶景が足下に広がっています。

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山頂、風神岩、雷神岩の中心点に「石舞台」があります。この岩の上で雨乞いをしたそうです。

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その後昼食となりました。Mさんが手早く暖かいうどんを作ってくれます。私はその間スノースコップで「腰掛け」を制作?しました。

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食後はMさんが良く行くカモシカの寝床&餌場に寄ります。

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すると真新しいカモシカの足跡があり、彼?が餌を求めて掘り起こした土が露出しています。Mさん曰く「もう少し早ければ遭遇できたかもしれませんね」・・・・。

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その後は尾根の北側斜面をトラバースして下山に向かいました。途中立派なぶなの樹と一緒の記念撮影です。

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下山してきました。10時半頃出発して2時過ぎの帰着でした。

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雨呼山は本当に小さな山で国土地理院の地形図にも名前は出ていないものの急峻な岩場と豊かな森を擁するピリッとした味わいの山でした。

Mさんは自然のみならず歴史に関しても博学で色々と勉強させてもらいました。
次回は一の倉沢のツアーに参加してみたいと思っています。
 

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2012年8月19日 (日)

「那須岳に登る」

本日は関東でも大気の状態が不安定という予報でしたが、「午前中勝負」で那須岳(茶臼岳・朝日岳・三本槍岳)に登ってきました。

前半戦は狙い通りの晴天で、2000メートルに満たないとは思えない稜線漫歩が楽しめました。

自宅を3時半に出発して那須岳県営無料駐車場に到着したのは6時半です。シューズを履いて6時40分には出発しました。

登山口や登山指導所の写真を撮ったはずなのですが、何故か画像が残っていません・・・(^.^)。

というわけで最初の一枚はこちらになります。

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そしてこの展望です。

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峰の茶屋跡の避難小屋が見えます。

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ウラジロタデです。峰の茶屋跡までは一番多い花でした。

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峰の茶屋跡から朝日岳方面を望みます。

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こちらは茶臼岳方面です。

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体を持っていかれるほどの強風吹きすさぶ日も珍しくないようですが、本日は比較的穏やかで多くの登山者が寛いでいます。

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茶臼岳へは硫黄臭を嗅ぎながら登っていきます。

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峰の茶屋跡避難小屋を振り返るとこんな感じです。朝日岳が少々雲に巻かれていますね・・・。

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主稜線の東側は見事な雲海が広がっています。

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稜線を西から東へガスが忙しく越えていきます。

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ウラジロタデですね。

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この辺りは火口跡といった感じです。

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噴火の跡ですね・・・。

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茶臼岳火口の淵に到着しました。

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那須岳神社の鳥居です。

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茶臼岳山頂です。那須岳神社が鎮座まします。

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那須岳だけが雲海から頭を出しているといった感じで、遠望はききません。

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火口をひと回りします。今日のベストショットですかね・・・。

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峰の茶屋跡へ戻ります。朝日岳山頂が見えています。

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峰の茶屋跡まで戻ってきました。

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避難小屋は立派な作りでした。

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朝日岳へと向かいます。こんな鎖場がありますが、危険はありません。

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朝日岳のトラバースルートです。ここにも鎖が張られています。

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朝日の肩に到着です。ここから朝日岳をピストンします。

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山頂はすくそこです。

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なんと言ってもここから見る茶臼岳は立派です。

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山頂から三本槍岳方面のパノラマです。

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ハクサンボウフウの群落です。

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三斗小屋温泉への分岐です。

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振り返ると朝日岳がガスに巻かれています。

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ミヤマシャジンですかね・・・ちょっと花期には遅かったようです。

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清水平方面を見下ろすとクマサザの茂る美しい斜面が広がっています。

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木道を通過します。

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味わいのある道標が立っています。

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ミヤマリンドウでしょうか。

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ミヤマキオン。

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北温泉、赤面山方面も機会があれば歩いてみたいところです。

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自然の造形美です。

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クジャクチョウです。

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三本槍岳を望みます。

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ガスがだいぶ上がってきました。

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三本槍岳山頂到着です。

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飯豊や磐梯山が見えるらしいのですが、ガスられてしまい残念です。

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昼食はラーメンの予定でしたが、食欲があまりなく羊羹でエネルギーをチャージします。

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小休止の後山頂をあとにします。

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山頂を振り返ります。

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ガスに包まれます。

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三本槍岳方面のパノラマです。

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キベリタテハです。

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那須の山はどちらかというと東北の山に近く、2000mに満たない標高ながら森林限界も低く、高山の雰囲気を十分に醸し出しています。

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朝日の肩まで戻ると再びトラバース道で峰の茶屋跡を目指します。

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茶臼岳もガスに巻かれています。

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下りは早い・・・。

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朝日岳を振り返ります。

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アカモノでしょうか。

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避難小屋まで戻ってきましたが、休憩せずにそのまま下ります。

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この時間から登っていく人も結構います。

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結局三本槍岳から一度もザックを下ろさずに下ってきました。

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駐車場から朝日岳を見上げると、ガスが取れて山頂が見えています。

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無事下山しました。

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駐車場の売店で記念の山バッジを購入し、濃厚な那須高原牛乳で祝杯を上げました。

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休暇村那須の日帰り温泉で汗を流してさっぱりしてから帰途につきました。

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那須岳には大学四年の秋に友人と黒磯からバスでロープウェー駅までアプローチしたのですが、11月だというのに朝日岳が積雪で真っ白になっており、急遽計画を変更して日光に転進したことがありました。

今回は、遠望こそききませんでしたが、素晴らしい雲海や火山らしい茶臼岳、アルペン的な朝日岳、たおやかな三本槍岳と、それぞれ特徴のある3峰を同時に楽しめて、満足度の高い山歩きができました。

紅葉も魅力的で、その頃は大渋滞になるようですが、一度は訪れてみたいなと思っています。


※ 今日のルート図と高低図です。

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2012年1月22日 (日)

「赤城・長七郎山に登る」

昨日1月21日(土)は、赤城山の「長七郎山」に登ってきました。今回はA社が催行する「雪山入門教室」への参加です。

雪山が初めての人達が対象の模様ですが、私の参加動機は、

①久しぶりに雪山を楽しみたい。②アプローチがバスに乗っていればいいというお手軽さ。③ひとりで行くよりリーズナブル。

というやや不純なものでした。

往路は事故渋滞等の影響で、大沼近くの県立ビジターセンターへの到着が予定よりも1時間強遅れてしまいました。

ビジターセンターで身支度を済ませて再びバスに乗って赤城スキー場に移動していよいよスタートです。

スキー場の東側を登っていきます。既に11時を回っているにもかかわらず、お天気が良くないせいか先行者のトレースはなく、新雪の感触が味わえます。

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参加者を三組に分けてそれぞれの組にプロガイドさんが付きます。(カメラの時刻設定が狂っているのでご容赦を・・・以下同様です。)

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八丁峠に到着です。ここで小休止して行動食を摂り「小沼(この)」を目指します。

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積雪は20から30cmといったところでしょうか。                                           005

小沼へは下り基調ですが、こちらも途中までトレースがありません。

ほどなく小沼湖畔に到着しました。辺りは静寂そのものです。

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さあここから長七郎山へは直登となります。ところによって積雪は50cmほどとなりますが、つぼ足ラッセルで十分に登っていけます。大学卒業以来30年ぶりの新雪ラッセルに少々興奮しました。

樹林帯を抜け尾根筋に出ると山頂が望めます。

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ここからはうっすらとしたトレースがありました。少々の登りで長七郎山に到着です。スタートからずっと雪が降り続いており残念ながら眺望はゼロです。

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ガイドさんに私の写真も撮ってもらいました。

010                                          記念撮影をして鳥居峠に向けて下山開始です。

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存分に雪の感触を味わって鳥居峠で待っていたバスに乗り込んでビジターセンターに戻りました。

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いつもひとりのことが多い私にとって団体行動は制約が多いのも事実ですが、短時間ながらも十分に雪の感触を楽しめた充実の半日スノーハイクでした。

帰路は日帰り温泉に立ち寄って冷えた体を温めて、バスに乗車した後は関越道の渋滞もなく、うつらうつらしているうちに予定より少々早めに出発点の新宿に帰着しました。

赤城山は初めて足を踏み入れる山域でしたが、アプローチさえ上手に組み立てれば結構楽しめそう・・・という感想を持ちました。

今度はソロで黒檜山や地蔵岳にも登ってみたいと思います。

※ 本日のルート図と高低図です。

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