「谷川岳に登る」
今日は二年ぶりに春の谷川岳に天神尾根から登ってきました。
ガイドはおなじみの水上のKさんにお願いしました。彼にガイドしてもらうのはこれで四回目になります。
新幹線上毛高原駅でドッキングして、ロープウェー駅へと向かい、ゴンドラに無事乗り込んで山頂駅に降り立ち、アイゼンを付けて出発しました。
いつも通りのっけから急登になりますが、Kさんのリードで着実に登ります。天神平スキー場ではスノボのイベントが開催されていて、DJが賑やかです。
それにしてもいい天気です。春の谷川は3度目ですがいずれも快晴に恵まれています。
この斜面を登りきると、ドーンと谷川本峰が聳え立ちます。天張っているパーティーがいます。
こちらは白毛門、朝日岳方面の絶景です。
俎嵓もだいぶ雪を落としています。Kさん曰く今年は「雪が多いといわれてるんですが・・・」とのことです。なかなか微妙かな・・・。
熊穴沢避難小屋は結構出ていました。2012年の春に登った時に比べるとだいぶ少ない。
右から笠ヶ岳、至仏山そして燧ケ岳です。
登山者よりもスキーヤー、スノーボーダーの方が多い感じてす。
右がオジカ沢の頭、左が俎嵓です。
肩の小屋の広場へ向けて大雪面の急登を登ります。下山してくる人も多い。始発のロープウェー組でしょうか・・・。
トマノ耳山頂付近では雨氷が見られました。
トマノ耳はパスして、本日はオキノ耳まで足を延ばすことにします。まだまだデカい雪庇が残っていますね・・・。
こんな穴ぼこがところどころに空いています。慎重に行かないと。
オキノ耳へのトレース沿いにも雨氷が見られました。
振り返るトマノ耳もシャープな山容です。
岩の表面が凍っています。昨晩雨が降り、今朝の冷え込みで凍ったものでしょうか・・・。
雨氷と平標山方面の主脈縦走路です。
山頂に到着しました。オキノ耳は2度目です。
トマノ耳山頂の人がだいぶ増えたようです。
夢中でシャッターを押したくなる風景です。
こちらは、巻機山ですね・・・。
奥に見えるのは左が越後駒ヶ岳、右が中の岳でしょうか・・・。
朝日岳方面です。
左から燧ケ岳、至仏山そして笠ヶ岳です。
左奥が日光白根山、手前右が武尊山です。
主脈縦走路です。
一ノ倉岳方面です。
それにしても立派な雪庇です。
オキノ耳への道中から振り返るトマノ耳です。
雪庇が落ちたら・・・・。
トマノ耳山頂で記念撮影です。
肩の小屋もすっかり出ています。
多くの登山者、スキーヤー、ボーダーが休憩中です。肩の小屋の脇で昼食休憩としました。居合わせた群馬県警谷川岳警備隊の方とKさんは顔見知りで、会話を弾ませていました。
休憩後は大斜面をアイゼンをしたままグリセードよろしく駆け下ります。
いつも思うのですが、俎嵓山稜は、ヨーロッパアルプスを彷彿とさせます。
西の方は少し霞みかかってきています。明日から天気も下り坂の模様です。
下りは早い。
この大雪面を滑走してくるスキーヤーが多くいました。
あちこちで雪がズタズタになっています。
余裕の下山です。
唯一の悪場ですが、少々渋滞しています。
先ほどの悪場の通過で皆さんの靴に泥がついているようで、トレースが茶色くなりました。
天神平直近のピークから振り返る谷川岳です。すこし薄雲が出ています。
こちらは白毛門、笠ヶ岳、朝日岳です。
武尊山、尾瀬方面です。これで見納めです。
天神平ロープウェー駅に向けて急斜面を駆け下ります。
かくして極めて穏やかな晴天に恵まれた春の谷川岳も無事に終了しました。今回も安全確保と楽しい話題を提供してくれたガイドKさんに感謝です・・・。
下山後上毛高原駅まで送ってもらい、新幹線で快適に帰京できました。下の写真は上毛高原駅構内にある天狗のお面です。
来年は武尊山や日白山にぜひ登ってみたいと思っています。
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