カテゴリー「上高地」の6件の記事

2015年7月11日 (土)

「上高地トレッキング②&美ヶ原トレッキング」(信州の旅二日目)

二日目は「徳沢園」から上高地バスターミナルまで晴天の下トレッキングした後、「美ヶ原高原ホテル・山本小屋」に転進しました。

まずは早朝の徳沢を少々散策してみます。

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宿に戻って朝食をいただきます。

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デザートまで付いて朝から食べ過ぎました。

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食後速やかにパッキングしてチェックアウト手続きを済ませて外に出てみると、前穂が迫力一杯に聳えています。

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途中の清流も昨日の雨とはまた違った味わいがあります。

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梓川沿いに出てみると絶景が広がります。それにしても天気に恵まれました。

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道中の緑も水分をたっぷり擁して素晴らしい。キジムシロでしょうか・・・。

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今日も明神池に立ち寄ることとします。

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今日は明神岳がすっきりと見えています。

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鏡のような明神池です。

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見上げる明神岳は迫力満点です。

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「いやあ・・・きれいだな」という以外に形容できない景観が広がります。

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ゴゼンタチバナでしょうか・・・。

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水面に明神岳の雄姿が映ります。

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穂高稜線の小屋への荷揚げと思われるヘリが飛んでいます。

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明神池から流れ出す水の美しさも格別です。

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穂高神社奥宮です。

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今日は焼岳が姿を見せてくれています。

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河童橋方面からのハイカーもまばらです。

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岳沢分岐です。

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うーん・・・きれいだ・・・。

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水と緑と空の青の織りなす絶景です。この辺りは岳沢湿原と言うそうです。

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穂高の稜線はやや雲が出ています。

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もう終わってしまっているかと思った石楠花が美しい花を咲かせています。

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河童橋手前から振り返ります。吊尾根も見えそうで見えない・・・。

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すっきり晴れればこんな展望か広がるはずなのですが・・・。

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河童橋到着です。六百山が迫力をもって聳えています。

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この清流は本当に美しい・・・。

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焼岳は何とか姿を見せてくれています。

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ソフトクリームで乾杯?です。

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今回は「MILO」の45リッターのザックで行きました。細君の衣装類を持ってもまだまだ余裕があり、良き選択だったと思います。

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夏山最盛期はこれからといったシーズンなので、まだまだ人の少ない上高地でした。おかげで雨と晴れと両方の上高地の景観を存分に楽しむことができました。

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舞台は「上高地」から「美ヶ原」へ・・・。バモス君はエンジンをうならせながら、やっとの思いで「山本小屋」に到着しました。ご苦労様でした・・・。

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チェックインを済ませてから、時間も早いので辺りの散策に出かけることとします。天気はそこそこ遠望も利いてまずまずです。

草原台地の向こうには蓼科山&南八ヶ岳連峰が連なっています。

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まずは「美しの塔」へ・・・。裏に回って鐘をついてみました。牛達がやや反応したような・・・。

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こちらは調査中です。ヤマラッキョかもしれません。

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ハクサンフウロですね。美ヶ原で一番多く見られた花でした。

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牛伏山に登ってみました。山本小屋と王ヶ頭が良く見えます。

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四阿山、根子岳そして浅間山方面です。

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再び八ヶ岳です。

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360度の展望です。子供たちが小さい頃、近くのオートキャンプ場をベースに登って以来の二度目の牛伏山です。

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途中山本小屋ふるさと館で仕入れたビールで乾杯します。最高・・・。

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長閑な景観です。

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こちらも調査中です。テガタチドリですね。

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写真から清々しい空気が伝わってくるような気がします。

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山本小屋に戻りました。看板猫?が迎えてくれます。小屋の方によるともともと捨て猫で小屋番の仲間入りしてから既に17年目になるんだそうです。

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決して新しい施設ではありませんが、暖かいサービスが提供される居心地の良い小屋です。

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さて夕食です。豪華・・・。

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細君ともどもお腹いっぱいいただきました。

さあ明日は最終日です。

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「上高地トレッキング」(信州の旅一日目)

7月9日(木)から7月11日(土)まで2泊3日で細君とのトレッキングを主体にした夏休み「信州の旅」に出かけてきました。

写真をたくさん撮りましたので少し時間をかけて整理したいと思います。

初日は6時過ぎにバモスで自宅を出発、上高地入口の沢渡駐車場をひたすら目指します。予報的中で時折雨のぱらつくあいにくのお天気です。

それでも10時10分には沢渡駐車場に到着しました。ここで2日分の駐車料金1200円を支払います。駐車場でバスを待つ間、出発準備しているとタクシーの運転手氏に「お客さん、上高地まで行くお客さんがあと二人いますので相乗りでどうですか?」と声を掛けられます。迷わずお願いした結果、時間も料金も節約となり道中のガイドまでしてもらえて無事に大正池まで到着することができました。

霧雨状態ですが、大正池の景観はやはり素晴らしい。

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大正池からしばらく進むと水の美しさが際立つこんな風景にも出会えます。

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木々の緑と清流が得も言われぬ美しさです。

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こちらはカラマツソウです。

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川床の美しさにも注目です。

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新芽のコントラストもいいですね。

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指導標も国立公園に相応しい・・・。

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こちらはズミのような気もしますが、ちょっと違うかも・・・です。

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大正池の立ち枯れの木は年々減ってきているそうです。

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田代湿原に到着です。ガスに巻かれて穂高の眺望はありません。

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こちらは調査中です。トリアシショウマでしょうか・・・。

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田代池に到着しました。こちらもいつまでも離れがたい雰囲気を持っています。

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遊歩道を取り巻く樹林帯も味わい深い・・・。

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途中梓川の河畔に出られる場所は、スノーシューで訪れた場所です。

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こちらは調査が必要です。「タテヤマウツボグサ」でしょうか・・・。

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行き交う人も少ない中、ウェストンレリーフに到着します。

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レリーフを後にすれば河童橋は間近です。残念ながら穂高も焼岳も厚い雲に覆われています。

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岳沢への分岐近くではこんなスポットに出会えます。二度目の訪問ですが、お気に入りの場所です。


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その後息を飲むほどの美しい流れに何度も出会います。

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本当に人が少なく快適に歩めます。

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みずみずしい緑も格別で、あいにくの天気も苦になりません。もっとも土砂降りだったら別ですが・・・。

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明神橋です。

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河童橋から小一時間で穂高神社奥宮に到着です。

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雨がややパラついていますが、ここも素晴らしい。何度訪れても飽きることはありません。

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結構な雨粒が池に吸い込まれていきます。

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穂高神社奥宮の狛犬です。

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嘉門次小屋で定番の岩魚の塩焼きとビールで小休止しました。

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小休止の後、徳沢を目指します。途中徳本峠の分岐を見送ります。上高地入りのクラシカルルートである島々から徳本峠越えの道は是非辿ってみたいと思っています。

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トリアシショウマかな・・・。

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今宵の宿・・・氷壁の宿「徳沢園」に到着です。

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こちらは我々が宿泊した部屋です。細君の記念日だったので奮発しました。

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夕食メニューも満足度の高いものでした。

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ステーキが出てきたのには少々驚きました。

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デザートもお洒落です。

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館内も雰囲気よく・・・

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できれば再訪してみたいと・・・。

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かくして一日目の夜は静かに更けていきました。

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2013年6月 8日 (土)

「上高地を歩く」

今日は、昨年に続いて細君とC社のツアーで上高地に行ってきました。
まずまずの天気に恵まれて上高地の空気にすっかり癒されてきました。

今回は渋滞回避のため新宿から松本まではスーパーあずさでの往復プランです。
朝7時に新宿を出るあずさは指定席車両まで立っている乗客が出るほどの混雑ぶりでした。
それでも松本には予定どおり到着してツアー会社のチャーターバスで上高地に向かいます。上高地バスターミナルには11時半過ぎの到着となりました。

バス停から梓川河畔の遊歩道に出ると岳沢が出迎えてくれます。残念ながら奥穂や吊尾根は雲の中です。それでも日差しの注ぐハイキング日和です。

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あちこちでコナシの花が満開です。

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一昨年の9月に20数年ぶりに上高地を訪れてから、今日で4回目ですが、穂高が稜線まで姿を見せてくれたのは一度だけです。

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河童橋でカッパコロッケを食しました。

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観光客でにぎわう河童橋です。

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梓川の清流が素晴らしい。

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焼岳はすっきりと姿を見せてくれています。

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こちらは明神岳です。

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川面を写すとこんな感じです。

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六百山の岩稜も迫力があります。

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西糸屋でお昼にしました。一昨年の9月はここでお蕎麦をいただきましたが、今日はカレーにしてみました。驚くほどのボリュームで細君も私も残してしまいました。
恥ずかしいことにここの食堂の段差でやっと本調子になりつつあったふくらはぎを、また少々痛めてしまいました。
西糸屋さんのフロントで「冷えピタ」をいただいて何とか凌ぐことができました。テーピングしてくればよかった('_')。

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食後明神池を目指します。梓川の右岸のビューポイントからの岳沢の眺めです。なかなかの絶景です。
右岸ルートは初めてでしたが、大変変化に富んだ楽しい道でした。

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こちらは明神岳です。

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樹間からこんな清流が望めます。

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「ひゃー冷たい!」

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こんな開けた場所もあります。

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レンゲツツジでしょうか・・・。

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いやあ風情があります。

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なかなかの眺めです。

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明神岳に向かって木道を進んでいきます。

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水と光の織りなすシンフォニーと言ったところでしょうか。

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雪解け水なのか水量豊富です。

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さてこの花は・・・(調査中)。「ラショウモンカズラ」でしょうか・・・。む

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ニリンソウもあちらこちらで見ることができます。やや時期を過ぎてしまった感がありますが・・・。

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振り返ると焼岳が立派です。

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明神池が近づいてきました。

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美しい・・・。

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明神岳も近づいてきます。

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遊歩道はよく整備されています。

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梓川の河畔に出ると明神池の分岐となります。

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鳥居をくぐって・・・。

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到着です。昨年は雨でしたが、今日は日差しがあります。

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神様が降臨する池というのもうなづける美しさです。

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拝観料を収めるのもこの景観維持のためには必要かな・・・と。

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明神岳に抱かれているといった感じです。

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こちらは二之池です・・・。

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紅葉の時期にも是非訪れたいポイントです。

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美しい景観に癒された後は嘉門次小屋で大休止としました。まずは晴天に感謝してビールで乾杯です。

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イワナの塩焼きです。

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嘉門次のレリーフがあります。

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休憩後はのんびりと河童橋へと戻ります。
さてこの花は・・・。

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ニリンソウです。去年より花が少ない感じです。

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途中の清流に40㎝はあろうかというイワナ君が優雅に泳いでいました。

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新緑の緑が目に沁みます。

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小梨平キャンプ場まで来ると、炊事場のところにサル君が座っていました。観光客に餌付けされてしまったのかもしれません・・・。

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ニリンソウも見納めです。

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ビジターセンター周辺ではコナシの花が満開となっています。

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川底に藻?がびっしり・・・。

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河童橋まで戻ってきました。六百山が迫力をもって聳え立ちます。

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本日の見納めです。次回はいつ来れるか・・・。

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ソフトクリームで締めました。

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バスターミナル上空は青空が広がっています。

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一昨年から細君と毎年訪れている上高地ですが、その景観は飽きることがありません。今回はできれば徳沢まで足を延ばしたいと思っていたのですが、足を痛めてしまったこともあり見送らざるを得ませんでした。
明神池からの帰り道、「小梨平キャンプ場にテントを張って上高地をゆっくり楽しむのもいいかも・・・」と細君に水を向けると・・・「泊るんだったら帝国ホテルでしょ!」というお答えでした(-.-)。


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2013年1月21日 (月)

「上高地スノーシューイング」(2013.1.19~20)

先週末は、C社主催の上高地スノーシューハイキングに参加してきました。
土曜日の夜新宿をバスで出発し、冬季の上高地の入り口である「釜トンネル」を目指します。
バスは足下も広く、そこそこの睡眠が確保できました。

 

釜トンネル入り口でバスを降りたのは日曜日の朝8時です。

 

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小雪がちらついています。

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トンネル内はライトがないとちょっと辛いです・・・。

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トンネルを出ると青空ものぞいていて、焼岳がひょっこり顔を出しています。

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大正池ホテルまでは除雪された車道を辿ります。

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大正池ホテルでトイレ休憩となります。ホテルは冬季休業中ですが、ここにある公衆トイレは男女共用で一つだけ使えるようになっています。

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天気はすっきりした晴れではありませんが、焼岳の全容が見えています。

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大正池に近づくと素晴らしい景観が広がっています。

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大正池の池畔は水面がかなり凍結していて、ガイドさんの指示に従っておそるおそる乗ってみます。

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焼岳は日本百名山にふさわしい山容ですね…。

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岳沢も見えています。

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上空は結構な風か吹いている模様です。

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立ち枯れを入れると絵になります。

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田代橋に向かう途中から焼岳を振り返ります。

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霞沢岳の稜線を朝日が越えてきました。

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田代池の分岐まで来ました。ここで穂高がドーンと見えてくれれば最高なのですが・・・。
残念ながら明神岳しか見えません。

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河童橋へ向かう途中、梓川の川岸のビューポイントで小休止です。

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皆さんふかふかのパウダースノーの中を歩き回って撮影に余念がありません。

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美しい流れです。

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「静謐な」上高地です。

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吊尾根はなかなか姿を見せてくれません。

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ここからの焼岳の眺めも素晴らしかった。

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明神も迫力満点です。

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吊尾根が見えてきました。

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田代橋から見る明神岳です。

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人工物が入っても絵になるのは流石です。

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六百山ですか・・・。

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積雪は70~80㎝といったところでしようか・・・。

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河童橋へ向けて林間のトレースを辿ります。

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振り返れば焼岳です。

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河童橋到着です。
何枚も写真を撮りました。

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水がきれいなこと・・・。
河童橋で小休止中、付近の木にいたカラスが人間の食べ物を狙って何度か急降下してきます・・・。油断していると貴重な食料をさらわれそうです。食べ物のないこのシーズン、カラスも必死の様子・・・。

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私も1枚撮ってもらいました。

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河童橋からの帰路の風の通り道にはシュカブラができています。

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夏の喧騒が嘘のようなバスターミナルです。

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霞沢岳方面の稜線です。霞沢岳にはぜひ登ってみたいと思っています。

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午後の焼岳はこんな感じです。

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昨年ピークハントした時は眺望ゼロでしたので、今度は晴天時にぜひ登ってみたいものです。

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今日最後の焼岳です。

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パノラマに収めてみました。

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明神岳ともお別れです。

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朝通った車道をトンネル目指して戻ります。

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釜トンネルに到着です。ヘッドランプを出して出口に向かいます。往路と違って下りなので楽ちんです。

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無事トンネルで出口に到着しました。

今回は前夜発日帰りの行程でしたので現地での行動時間も十分で冬の上高地スノーシューイングを存分に楽しむことができました。欲を言えばすっきりとした穂高連峰の雄姿に接したかったところですが、また次回にということで・・・。

スノーシューには今まで、入笠山、日光戦場ヶ原(2)、谷川岳、雨呼山と出かけてきて、今回が6回目でしたが、上高地は間違いなく第一級のフィールドであることを実感しました。

 

 

 

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2012年6月 4日 (月)

「雨の上高地を歩く」(2012-06-03)

昨日の日曜日は新緑の上高地トレッキングに細君と出掛けて来ました。

天候は途中豪雨に見舞われ、決して恵まれたものではありませんでしたが、新緑と残雪の穂高と清らかな水の流れを堪能した半日トレッキングでした。

交通手段は、都内ターミナル駅を7時に出発する「C社」のバスツアーを利用しました。

ほぼ満席のバスで約四時間半かかって大正池バス停に到着です。

釜トンネルあたりから小雨が振り出していたので、下車後すぐに雨具を着込みました。その間にも続々とツアーバスが到着し「雨具持っているのかしらん」と思える観光客が次々に降りてきます。

大正池の池畔からは残雪を纏う穂高連峰の一部が望めます。

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焼岳に雪が少ないのは地熱の影響でしょうか・・・。

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癒される景色です。

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あいにくの天候ですがラッキーなことに岳沢を見ることができました。

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美しい花です。名前は後で調べてみます。⇒ どうやら「ムシカリ」のようです。

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はっとする美しさです。

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西穂方面は稜線まで見えています。

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大正池から田代池方面へ向かうと観光客も少なくなります。

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田代池分岐からの眺めです。これで穂高の全容が見えれば言うことなしなのですが・・・。ここまで見えただけでも感謝しないと・・・。

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田代池です。新緑が素晴らしい。

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カモ君がしきりに何かをついばんでいます。

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ちょっと明るくなってきたような気もするのですが・・・。

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梓川の清流と新緑が素晴らしい。

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田代橋まで来ると、またまた観光客の集団に遭遇しました。

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橋の上からの眺望です。

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田代橋で梓川右岸に渡り、ウェストン苑池のあずまやで雨宿りがてらランチとしました。ランチはツアーのオプションでお願いしたおにぎり弁当でしたが、ボリュームも味も大満足でした。

ただ、食事をしているとバケツをひっくり返したような大雨となり大休止を余儀なくされました。

ここからは完全装備で出発です。

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河童橋も雨ですが、雨に煙る穂高も味わい深いものです。

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河童橋からは左岸を明神へ向かって歩いていきます。

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明神橋で再び右岸に渡って明神池を目指します。

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夫婦ともども26年ぶりの明神池です。鏡のような水面に細君も大感激です。26年前も雨でした。

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ニ之池の景観もなかなかのものです。

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嘉門次小屋で岩魚の塩焼きとビールをいただきました。本当はゆっくりしたいところでしたが、雨宿り大休止で時間を食ってしまい、バスの時間が迫って来ていることもあって、後ろ髪を引かれつつ帰路につきます。

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ところどころにニリンソウの群落があります。バスの添乗員さんの話では横尾にはニリンソウの大群落があるそうです。今回のツアー参加者もそれを目当てにしている人が多かったようです。(その場合上高地バスターミナル下車での横尾往復となります・・・。)

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雨にぬれた緑が鮮やかさを増しています。

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帰路は下り基調なので細君もハイペースです。

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小梨平キャンプ場まで戻ってきました。一度はキャンプしてみたい・・・。

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いつまでも眺めていたい清流です。

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河童橋からの穂高です。見納めです。バス出発まで時間があったので細君は職場と自宅用の土産物を調達しました。

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両手に土産物袋を下げてバスターミナルへ向かい、無事にバス車中の人となりました。

今回はあいにくの雨の上高地となってしまいましたが、雨装備を整えて行ったおかげで楽しい半日トレッキングを楽しむことができました。

それにしてもやはり上高地の景観は素晴らしいものです。平日の人の少ない時期に再訪できれば最高なのですが・・・。

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2011年9月28日 (水)

やっと実現できた「上高地トレッキング」

  本日は遅ればせながらの夏休で念願の「上高地トレッキング」に行ってきました。

同行者は細君であります。

新宿を7時半に出発するバスに乗り込んで上高地バスターミナルに到着したのはちょうど正午でした。

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途中大正池を通過する辺りから彼女は興奮気味で「わあーきれい」を連発していました。我々にとっての上高地は本日、実に25年ぶり2回目の訪問となります。8年ほど前に一度今回と同様のバスツアーの申し込みをしたのですが、台風の影響でツアー自体が中止となってしまったのです。そんなわけで正に待望の再訪だったわけです(私は3回目なのですが・・・。)。

バスターミナルからまずは梓川沿いに河童橋を目指します。するといきなりこの景観です。

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前穂から奧穂へと連なる吊尾根が素晴らしい。↑

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明神岳も迫力一杯に聳え立っています。↑25年前に宿泊した「五千尺ホテル」も変わらぬたたずまいを見せています。

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25年前はあいにくの小雨模様の天気だったのですが、同行した彼女は、何よりも梓川の水の美しさに感動して毎年のように「また行ってみたいね」と言い続けていたのです。今回は折り紙付きの好天に恵まれ、変わらぬ水の美しさに加えて周囲の景観に二重三重の感動を味わってくれたようです。

河童橋から見る穂高連峰は神々しく見えます。↓

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振り返ると焼岳も見えています。それにしても梓川の水面の美しいこと・・・。↓

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彼女のリクエストで西糸屋さんで山菜そばをオーダーしてエネルギーを充填します。700円というお値段でしたがボリュームもあって大変満足のいくものでした。

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「どこを切り取っても絵になるわよねー」という細君の言葉に私自身大きく頷いてしまうのでした。

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木漏れ日の差し込む遊歩道を快適に進んでいきます。↓

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ウェストン碑は今回初めての訪問です。

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本当に素晴らしい景観です(六百山)。

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こちらは前穂と明神岳です。↓

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途中遊歩道を横切る沢の水の美しさにも感激です・・・。

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要所要所には立派な指導標が立っています。

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緑の中の自然研究路を大正池に向けて気持ちよく歩きます。

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田代湿原に到着するとそこにも穂高連峰の勇姿が待っていてくれました。

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沢の水の奏でるメロディーにも心を洗われます。

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熊笹の茂る林間にも陽光が差し込んでいます。

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そうこうするうちに大正池に到着しました。焼岳が素晴らしい。

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途中の沢では岩魚君が気持ちよさそうに泳いでいました。

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湖畔では多くのハイカーが景観を楽しんでいます。今日は暑くもなく寒くもなく絶好のアウトドア日和です。

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ここのカモ君は人を恐れません。観光客に餌付けされてしまっているのかもしれません。

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ボートを漕ぐのも気持ちよさそうです。

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焼岳は活火山なんですねぇー。

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大正池からは再び河童橋を目指します。途中立ち寄った田代池の佇まいも素晴らしいものでした。

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ここでも水の奏でるハーモニーに感動です。

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復路では残念ながら穂高の山頂部は雲に覆われてしまいましたが、それでも美しい風景に飽きることがありません。

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河童橋界隈と異なり大正池から田代橋の間は人も少なく大変好ましい雰囲気となっています。復路は「林間コース」を歩きました。

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花を愛でたりしつつ・・・

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ルンルン気分で歩きます。普段ほとんど運動をしていない細君も歩くのが苦にならない様子です。

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再び梓川の湖畔を辿ります。穂高は雲に覆われてしまいましたが、明神岳は姿を見せてくれています。

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左岸には六百山が聳えています。

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本当にどこを切り取っても絵になります。

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もう一息で河童橋です。

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岳沢には雪渓が残ってます。

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ズームしてみるとこんな感じです。細君はこれが雪であることをなかなか信じてくれませんでした。左下に見えるのは「岳沢小屋」です。

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バスターミナルの付近ではナナカマドが赤い実をたくさん付けていました。

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やはり上高地は日本が世界に誇れる景勝地です。

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河童橋に戻って五千尺ホテルの「上高地ソフトクリーム」を味わって、お土産品を購入しました。穂高の雲も少し薄らいできましたが、帰りのバスの時間も迫っていて、残念ながら再びその勇姿を現してくれるのを待つことはできません。

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今日はGPSを持って歩いたのですが、準備不足で途中で電池がドロップしてしまいました。その代わりと言っては何ですが現地の案内図を掲載しておきます。

当初は大正池でバスを降りて明神池まで行き、河童橋まで戻ってバスターミナルから帰路につくというプランだったのですが、現地滞在時間が約4時間と限られていたため、上高地バスターミナルで下車し、河童橋から大正池往復のコースに変更したのですが、結果的に正解で、それでも時間が足りないくらいでした。

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往路はは大型観光バスに乗客18名でゆったり乗車でしたが、帰りはほぼ満席でした。

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  こうして念願の上高地トレッキングは、最高のお天気に恵まれて充実したものとなりました。次回は穂高が残雪を纏う季節に再訪したいと思います。

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