カテゴリー「大菩薩」の2件の記事

2015年9月 5日 (土)

「大菩薩嶺に登る」

ここのところ秋雨前線の影響で連日はっきりしない天候が続いていましたが、今日の日中はまずまずのお出かけ日和という予報に気を良くして、細君と日本百名山でもある「大菩薩嶺」に登ってきました。

朝は6時20分に出発しましたが、中央道は既に渋滞していて、自宅出発から3時間ほどかかって上日川峠の駐車場に到着すると満車。やむなく峠から200メートルほど手前の路肩に駐車します。

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駐車場所を確保してトレッキングシューズに履き替えて出発です。御覧とおりけっこうな駐車車両があります。半袖だと少々寒いくらいの気温です。

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上日川峠です。高校1年の時に初めて大菩薩を訪れた際の記憶はほとんどありません。陽射しはあるのですが、ガスも出ています。

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ロッジ長兵衛の全景です。閑散としています。

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福ちゃん荘までは林道を避けて登山道を辿ります。細君も快調に登っていきます。

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福ちゃん荘に到着です。

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ここから唐松尾根を雷岩目指して登ります。

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陽射しを受ける緑はいつもながら思うのですが・・・美しい・・・。

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こんな感じのトレイルが続きます。

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急登に変わると途中カミキリムシがじっとしているのを発見しました。

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こちらの花は・・・?。

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アザミですね。

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雷岩に到着しました。持参したスイーツをいただいて小休止とします。

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甲府盆地もガスに巻かれてすっきりとは見えません。大菩薩湖の全容が望めます。

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わらびもち入りのこちらをいただきました。

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雷岩上空は、時折ぽっかりと青空が見えるのですが、すっきりとは晴れてくれません。

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ザックを雷岩にデポして「大菩薩嶺」をピストンすることにしました。ここは高校2年で初めて訪れた時と変わらぬ印象で何も見えない平凡な頂でした。

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雷岩まで戻って「大菩薩峠」を目指します。

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晴れていれば気分のいい稜線なのですが・・・。

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残念です。

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こんなポイントを通過して・・・。

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「賽の河原」を目指します。

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ちょっとした岩場も登場しますが、細君順調に下っていきます。

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「賽の河原」の避難小屋です。もともとの青梅街道は、現在の峠ではなくこちらを越えていたそうです。

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歩いてきた稜線を振り返ります。

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「ウメバチソウ」ですね・・・。

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中里介山の文学碑だったような・・・。


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立派な介山荘が峠にあります。

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こんなお地蔵さんも・・・。

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峠に立ったのは実に39年ぶりです。高校1年の11月にソロで新宿を信濃森上行きの夜行急行で出発し、塩山駅で下車、5時の始発バスまでシュラフを出して寝たのが懐かしく思い出されます。その時は小金沢連嶺を湯の沢峠まで縦走し、初鹿野駅(現在の甲斐大和駅)まで歩いたと記憶しています。

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介山荘で記念の山バッジを買って下山します。このクマザサの斜面は私の好きな風景です。

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下りは快調に・・・。

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途中苔の美しいところがありました。

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「勝縁荘」を通過します。ちょっとレンズが曇っているかな・・・。私が高校生の頃はここにもキャンプサイトがあって利用しました。

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「ヤマシシウド」?

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上日川峠まで下りてきました。朝ほとんど満車だった駐車場もだいぶ歯抜けになっています。

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上日川峠までバス若しくはマイカーを利用すると休憩込みで3時間強の行程で、百名山の頂を踏めるということで入門者には人気のコースとなっているようです。また、ピストンではなく周回コースが取れるというのも人気に拍車をかけているようです。

8月に思い切った山歩きができなかったので、今日の山行はガスで眺望には恵まれませんでしたが、何にもまして私自身のガス抜きになりました・・・。

今日の日帰り温泉は「やまと天目山温泉」です。ぬるっとしたPH値の高いお湯を楽しめます。(写真撮るの忘れました。)
中央高速は小仏トンネル手前で渋滞が始まっていましたが、大して時間をロスすることもなく帰宅できてラッキーでした。


※ 本日のコース図と高低図です。(大菩薩嶺はザックを置いてピストンしたため、ログが取れていませんがご容赦を・・・。)

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次回の細君とのハイキングは・・・どこに行こうか・・・。

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2010年6月12日 (土)

大菩薩・牛ノ寝通りMTBツーリング

入梅前最後?の山サイに仲間のOさんと出かけてきました。

目的地は「大菩薩・牛ノ寝通り」です。前回の「御前山・湯久保尾根」以来、約一ヶ月振りの山サイとなりました。

最寄り駅から電車に乗り込みJR中央線の甲斐大和駅を目指します。

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Oさんとは車内で合流しました。

甲斐大和駅には定刻に到着し駅前へ向かうと上日川峠行きのバスは既に満員となっています。

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しかし、事前に電話で確認していたとおり、すぐに臨時便が配車され無事に乗車して出発できました。

小屋平(石丸峠入り口)で下車します。乗っていたハイカーのほとんどがここで下車しました。

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自転車を組み立てて出発します。山梨ナンバーの自家用車で小屋平へやってきた男性と会話しながら、のっけから厳しい登りとなります。しばらく登ると林道に出ました。おっとOさん担いだままで林道を歩いていきます。

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しばらく林道を辿って再び山道に取り付きます。急登はまだまだ続きます。

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さらに進むといきなり右手の展望が開けて眼下に大菩薩湖↓が望めます。

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行く手には石丸峠が見えてきました。

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ようやく石丸峠に到着です。短時間でしたがしんどい登りでした。

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小屋平から峠までは一時間弱でした。ここから尾根西面を巻いていくとすぐに牛ノ寝通りの分岐に到着です。ここで少々休憩を取りました。天気はまずまずでしたが残念なことにあまり遠望はききません。

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いよいよ牛ノ寝の下りです。最初は九十九折の岩がちな道で部分的に安全のために押しで下ります。やがてずっと乗って走れるようになります。緑のシャワーの中のトレイルは最高です。

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夢中で走り続けると尾根の一部という感じの「榧ノ尾山」に到着です。

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水分を補給して出発です。雲が多めですが太陽が出ると日差しが強烈で夏のようです。

緑のトンネルをどんどん下っていきます。

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途中緩やかな登り返しがありますが、石丸峠の登りで酷使した足には、わずかな登りもじんわりと効きます。

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そうこうするうちに大ダワに到着しました。伐採で切り開かれていて気持ちのいい場所です。

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行動食をとってカロリーを補給します。コーヒーを入れる準備をしてきたのですが、暑くて飲む気にならずに松姫峠にハンドルを向けます。

大マテイ山の北側を巻く「巨樹の道」を行きます。ゆるい登りが続いた後は快適に下れます。やがて小菅への分岐に飛び出します。

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続いて最後のピークの鶴寝山を目指します。こちらも「巨樹の道」と命名されているだけあり立派な樹がたくさん見られました。

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鶴寝山の登りはゆるやかでほとんど乗って行けます。山頂からは晴れていれば富士山がきれいに見えるようですが、今日は雲が沸いていて残念ながら確認できませんでした。

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山頂からは九十九折を交えた登山道を快適に下れます。最後の山道下りを楽しむとひょっこり松姫峠に出ました。

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峠はロード乗り、オートバイ乗りで賑わっています。休憩後は、猿橋駅までの豪快なオンロードダウンヒルの始まりです。

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何台かのロードバイクに抜かされつつ、延々と舗装路を走ります。やがて中央道の下をくぐり甲州街道に出ると猿橋駅はすぐそこです。

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峠から約1時間のオンロードダウンヒルでした。猿橋駅ではのんびりと自転車をパッキングし、ホームで祝杯をあげました。

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「牛ノ寝通り」は期待どおりの素晴らしいトレイルでした。途中三組のハイカーの方にお会いしましたが、皆さん大変好意的で「頑張ってね」と励ましをいただいたりしました。

こうした素晴らしいルートをいつまでも楽しめるように、今後もマナー第一の山サイを心掛けたいものです。

同行していただいたOさんありがとうございました。

※ 今日のルート図です。

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