カテゴリー「奥秩父」の4件の記事

2015年9月12日 (土)

「大人の遠足in西沢渓谷」

本日は、元職場の仲間と「西沢渓谷」に行ってきました。

本,年6月のリベンジでもありました。

出発準備中に大きな地震に見舞われ交通機関の状況が心配されましたが、JR中央線の「あずさ」は通常運転を行っていて、予定の「あずさ51号」で塩山に向かいます。

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塩山駅で地震の影響で到着の遅れる仲間を待ったのち、ジャンボタクシーで西沢渓谷入り口「不動小屋」まで入りました。天気は雲が多めですが日差しのあるまずまずの状況です。
よもぎ餅を購入したりして10時15分には出発しました。

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休業中の西沢山荘通過です。トイレ休憩としました。

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緑と土のトレイルがなんとも好ましい雰囲気を醸し出しています。

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「大久保の滝」を見下ろします。かなりの落差です。

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「三重の滝」です。

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ここ数日の台風並びに前線通過の影響か水量豊富で、ものすごい迫力です。

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「人面洞」です。

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人によって顔と認識する部分が違うようです・・・。

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渓谷沿いの整備された遊歩道を進みます。ハイカーはさほど多くありません。

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水と光と音に癒されますね・・・。

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「竜神の滝」です。

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こちらもなかなかの迫力です。

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「貞泉の滝」です。

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落ち口は水流に磨かれて滑り台のようです。

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われら8人パーティーは順調に進んでいきます。

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釜のエメラルドグリーンが素晴らしい。

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こちらも絵になる光景です。

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花はもうお終いですね・・・。

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いよいよ「七ツ釜五段の滝」に到着です。

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高校時代以来二度目の訪問となりますが、素晴らしい自然の造形美です。

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もう一枚露出を変えて・・・。

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最初にこの滝を訪れた人間はなんて思ったのでしょう・・・。やはり神様の造形と思ったのでしょうか・・・。

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もう一枚・・・。

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ここからは沢を離れて旧トロッコ軌道敷跡の遊歩道まで階段の続く急登を上がります。

トイレののある休憩スペースで昼食休憩とし、コーヒーを淹れて寛ぎます。大人数でわいわいといただく食事も格別です。

食後はトロッコ軌道後をおしゃべりを楽しみながら下ります。こちらは途中の大展望台からの「鶏冠山」の眺望です。

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途中に当時のトロッコが展示されています。サイドには手動ブレーキが装備されていました。

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何度も転落事故があったというのも頷けます。

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鶏冠山を見上げるネトリ大橋を渡ると朝通過したトイレの立つ広場です。

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不動小屋には2時25分に帰還し、迎えをお願いしていたタクシーで「はやぶさ温泉」に向かいました。柔らかいぬるめの掛け流しのお湯を堪能して再びタクシーで塩山駅の南口に向かいました。

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駅近くの「串蔵」という焼き鳥屋さんで打ち上げをして駅前のお土産屋さんに立ち寄って・・・

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新宿行のかいじに乗車して無事に帰京しました。

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春の高尾山以来の多人数の山行でしたが、20代から60代までの男女混成パーティーで大変楽しい1日が過ごせました。
今年6月の西沢渓谷訪問の際は、遊歩道の改修工事中で「貞泉の滝」で折り返しましたが、今回は無事に周遊コースを辿れて満足できました。

次回は「日向山」にこのメンバーで行こうとという話も出ていました・・・。

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2015年7月12日 (日)

「奥秩父・金峰山に登る」

ち今日は、早朝4時過ぎ発で車で越えられる日本最高所の峠「大弛峠(おおだるみとうげ)」を目指し、同所に車をデポして奥秩父の盟主、「金峰山」にピストンで登ってきました。

今回は3年前の日光白根山に続き、長男と次男がお供です。
自宅を4時に出発して大弛峠に到着したのは7時50分でした。バモスに大の大人が3人乗っての道中は結構きつかった・・・。
ただ、途中日本鹿に出会ったりの飽きない道のりでした。

峠に着いてみると駐車場は満車で、山梨県側手前500メートル位までの路肩は駐車車両が並んでいる状態です。
我々も路肩に車を停めて8時10分には峠からの山道に入りました。

故あって大弛峠から山頂到着までの前半の写真は没(どうやらSDカードの接触不良が原因だったようです。)となり、山頂からの後半戦のみの掲載となります。

山頂には無事に到着し、五丈岩前の広場でまったり昼食休憩とします。我々が休んでいる間に何人かの人が五丈岩クライムにチャレンジしていました。

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朝に比べると山梨側は雲が上がってきていて、登りの途中に見えていた富士山も確認できなくなっています。

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山頂側を見上げると、こんな感じです。

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昼食はお湯を沸かしてカップラーメンを食し、食後に長男が準備してきたこんなもので栄養補給します。まずまずの味でした。

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歩いてきた「鉄山」、「朝日岳」方面を望みます。

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多くのハイカーで賑わっています。

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山頂標識は「2599m」になっていましたが、こちらの展望案内は「2598m」になっています。なぜでしょう・・・。

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こちらは判然としませんが、仙丈と甲斐駒でしょうか・・・。

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左端が権現、その右が赤岳から横岳、硫黄と続く南八ヶ岳の山並みです。

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帰路、山頂で居合わせた登山者にお願いして写真を撮ってもらいました。

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こんな岩のトンネルがあります。

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手前の岩山が瑞牆(みずがき)で奥が八ヶ岳です。

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こちらは小川山です。

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手前右が朝日岳、奥に見えるのが三宝山、甲武信ヶ岳、木賊山でしょうか・・・。

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瑞牆山の向こうは佐久方面です。

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山頂を振り返ります。もう午後ですが、比較的穏やかで安定した天気に恵まれて何よりです。

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まだまだ多くの登山者が登ってきます。

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朝日岳と鉄山の間に見えているのが国師岳と北奥仙丈岳です。

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金峰山小屋を見下ろします。ここに泊って夕焼けとご来光を見るという企画も良いかもしれません。

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再び瑞牆と八ヶ岳。

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仙丈と甲斐駒。一番左に見えるのが北岳でしょうか・・・。

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新緑?、新芽?

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見晴の良い稜線から樹林帯のトレイルに変わります。

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鉄山はピークをかすめてトラバースで通過です。

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青空と立ち枯れと緑のコントラストが美しい。

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朝日岳の肩から金峰山を振り返ります。なかなか優美な姿です。

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朝日岳山頂で最後の休憩です。

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奥秩父らしい尾根道が続きます。

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長男が膝に故障を抱えているためピッチは上がりません。

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最後の絶景ポイントです。

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さああとひと踏ん張り・・・。

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大弛峠帰還です。

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大弛小屋をちょっとだけ覗いてみました。

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峠の駐車場の車も7割がた減っていて、朝とはだいぶ様子が異なります。

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路肩に停めたバモス君に無事に再会・・・。装備品の撤収後、帰路につきます。

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帰りは「笛吹の湯」に寄って汗を流しました。

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その後の中央道は恐ろしい渋滞で勝沼インターから自宅まで通常時の倍の時間を要しました。

金峰山には高校2年と大学1年の時、いずれも高校山岳部(1回目は現役で、2回目はOBで)の春山合宿奥秩父全山縦走で2回登っています。
したがって雪のない時期に登るのは今回が初めて・・・。それも36年ぶりということで感慨もひとしおでした。

この夏、できれば爽快な山歩きをあと何回か楽しめればなと思っています。

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2015年6月 9日 (火)

「西沢渓谷を歩く」

昨日は年休を使って職場の仲間と「西沢渓谷」に行ってきました。

新宿を七時半のあずさで出発し、塩山に九時前に到着。予約しておいたタクシーで西沢渓谷入り口の不動小屋前まで乗り付けました。

不動小屋で山菜おこわ弁当を購入します。ここでショッキングな展開が・・・。女将さんの話ではなんと「渓谷沿いの橋の工事のため、今は一周できないのよ・・・。七ツ釜五段の滝も見れないのよね・・・少し手前の貞泉の滝まで行って折り返して帰って来るようになっているのよ」と・・・。

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これには本当に驚きましたが仕方ありません・・・。

そしてもう一つショッキングなことが・・・。携行したリコーGR3の調子が悪く、撮影した写真が一枚もSDカードに保存されていなかったのです。

そんなわけで高校2年の時の奥秩父春山合宿偵察行の時以来の西沢渓谷は、何とも中途半端なものとなってしまいました。

ただ、三重の滝をはじめエルらルドグリーンの渕や釜の美しさはやはり感動もので次回は是非細君を連れて来ようと思った次第です。

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2012年11月 3日 (土)

「両神山に登る」

本日は日本百名山でもある「両神山」に登ってきました。
天気はほぼ快晴でしたが、日本海側の天気があまり良くなかったせいか遠望が利かないところもあり眺望は80点というところでした。

両神山の白井差新道を登路に選択しました。この登山道は登山口にお住いのある山中氏の私有地ということで、入山料千円が必要となります。

登山口には7時前に到着して山中氏からルートマップを受け取り、簡単なレクチャーを受けます。
私の車は軽自動車なので、平素通行ができない林道の終点まで車を乗り入れさせてもらいました。

身支度をして出発します。最初は沢沿いの緩傾斜の道を進みますが、5分ほどで昇竜の滝という落差20mほどの滝を右下に見下ろします。
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そこからやや傾斜も強まります。
こんな神社がありました。

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標高が上がるにつれて紅葉が見られるようになってきます。

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黄葉の中にあってアカが目立ちます。

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やがて九十九折の急な登りとなります。
先行パーティーを二組ほど追い越します。

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朝日に照らされる紅葉は素晴らしい。

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こんな道標が要所要所にあります。

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熊笹との組み合わせもいいですね…。

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のぞき岩の岩壁に紅葉が映えています。

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春の新緑や新雪の冬山も素晴らしいですが、秋の山も私は大好きです。

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やや溜息ですね…。

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九十九折はかなり長時間続いた印象で結構絞られました。

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この辺りは大変好ましい雰囲気でした。

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パッチワークの落ち葉たち・・・。

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黄金色の輝きです。

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ようやく稜線に到着です。尾根の反対側に下る登山道(作業道)は、転落事故があったということでロープで閉鎖されていました。

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登ってきたルートを振り返ります。

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少々尾根伝いに進むと清滝小屋からの登山道と合流します。ロープが張ってあるのは白井差新道の入り口で、入山許可を得ていない登山者を規制するためのものです。

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山頂直下にはわずかな距離ですが、鎖場があります。

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鎖場を越えると両神山山頂に到着しました。抜けるような青空です。山頂は狭くゆっくり休憩するにはあまり向いていない感じです。

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百名山の標柱隣には首の落ちてしまったお地蔵様が立っています。

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甲武信岳方面です。甲武信岳には10代から20代にかけて3回登っています。懐かしい。

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パノラマも撮ってみました。

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八丁峠方面へと続く岩尾根の紅葉も素晴らしい。一度は八丁峠からの鎖場連続コースも歩いてみたいと思います。

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山頂からの眺望はブッシュ等に阻まれてスッキリ360度というわけにはいきません。

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岩峰をズームで狙ってみました。

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再び奥秩父主脈方面です。

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こちらは南八ヶ岳です。

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山頂には方位盤が設置されています。

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色とりどり紅葉が楽しめました。

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岩尾根と紅葉が続きます。

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南八ヶ岳から蓼科山まで八ヶ岳の全景が望めます。

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7時20分に駐車場を出て山頂までは2時間かかりませんでした。昼食にはまだ早いのでチョコレートをほおばって一息入れたのち下山開始です。

下山開始直後に振り返る山頂方面です。

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再び紅葉の登山道に入り、しばらく山腹をトラバースした後、ひたすら九十九折を降りていきます。続々と登山者が登ってきます。

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どこか休憩適所で食事を・・・と思いながら下り続けます。

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美しい葉が枝にひっかかっていました。

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のぞき岩の岩壁も見納めです。

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高度を下げてくると紅葉がまだまだという感じになってきました。

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沢を渡る地点まで降りてきてしまったので、結局休憩なしで駐車場所までこのまま下ることとしました。

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駐車スペースに到着です。

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まだ10時20分前です。結局駐車場所を出発して戻ってくるまで3時間弱でした。

今回は本来「上州武尊山」に行く予定をしていました。ただ、週末にかけて気温が下がるという予報だったので、目的地を少々標高を下げた「両神山」に変更しました。

ルートは地権者の管理する登山道ということで当初戸惑いもありましたが、事前に電話で予約した際の応対も大変丁寧でした。実際お会いした山中氏もいかにも山男という方でポイントを押さえたルート説明にも納得でした。
帰りに入山料を支払うためにお宅に立ち寄ると記念の山バッジまでいただけました。

帰路は「両神温泉・薬師の湯」に立ち寄ろうと思っていたのですが、ここは道の駅と併設の施設のためか地元ナンバーの車で駐車場はあふれていました。
そこで、ナビで付近の温泉を検索して「赤谷温泉 小鹿荘」に転進しました。結果として貸切の内湯と露天風呂を満喫しました。

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両神山は高校生の時に清滝小屋一泊で何度か計画した記憶がありますが、結局実現しませんでした。今回天候にも恵まれ、美しい紅葉を楽しめ、初めての両神山を堪能できました。


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