カテゴリー「丹沢・大山」の2件の記事

2015年5月 7日 (木)

「丹沢山スピードハイキング」

本日は休暇が取れたので、当初は丹沢主脈縦走に日帰りで行くつもりでいたのですが、天気がどうもいまひとつのようでしたので計画を見直し、大倉から日本百名山の「丹沢山」に日帰りでピストンすることとしました。

大倉から丹沢に入るのは高校生以来なので37年ぶりといったところでしょうか・・・。と思いきや、マイ山行記録で確認したところ社会人二年目の1984年9月24日に大倉から二又、後沢乗越を経由して鍋割山に登っていました。帰路は塔ノ岳を踏んで大倉尾根を下っています。正確には31年ぶりでした。

小田急線渋沢駅から7時16分のバスで大倉に向かいます。大倉には大倉尾根のボッカ訓練や水無川流域の沢登りで高校時代に何度か訪れ、前述のとおり社会人になってからも一度来ているのですが、時が経ち過ぎて当時の記憶はほとんどありません。

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レストハウスのベンチをお借りして出発準備します。天気予報は午前中は曇りでしたが、青空が広がり始めています。大倉尾根を目指して出発です。

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「雑事場ノ平(ぞうじばのだいら)」で尾根に出ました。

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MTBで走るのにうってつけの尾根道です。

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見晴茶屋に到着です。今日は休業の模様で静まり返っています。

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茶屋の前から秦野市街を見下ろします。

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大倉尾根といえば、雨に浸食されて人が落ちると容易に上がれないくらいに登山道が掘れていた印象があるのですが、木道が整備されていてまったく別ものになっていました。

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新緑が素晴らしい・・・。

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駒止茶屋通過です。こちらも営業していません。

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堀山の家通過です。やっぱりやっていません。

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ここから花立山荘までは、きつい登りが続きます。

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おっと富士山が見えています。美しい・・・。
ところで先ほど来、「ドーン、ドーン」とまるで雷のような音が聞こえているのですが何の音なのでしょう・・・。

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花立山荘に到着です。こちらも「CLOSE」の札が出ています。

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左が先日細君と登った「大山」、右が「三ノ塔」でしょうか。

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富士山の頭は隠れてしまいました。山肌の新緑がパッチワークのようで美しい。

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正面が「塔ノ岳」でしょうか・・・。

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こちらの花は・・・。調査が必要です。

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新緑が美しい・・・。

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塔ノ岳までの道中で一か所崩落のため登山道が付け替えられていました。

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「金冷し」に到着です。余裕があれば帰りに鍋割山を回ってみるのもいいですね・・・。

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一番左が丹沢連峰の主峰「蛭ヶ岳」です。こんなに天気が良くなるのなら、焼山登山口をスタート地点にして主脈日帰り縦走を実行すれば良かったかな・・・。

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「塔ノ岳」山頂到着です。大倉から2時間2分でした。山と高原地図のコースタイムが3時間半ですからスピードハイクと言ってよいタイムではないでしょうか・・・。
残念なことに富士山は雲に隠れたままです。

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高度計もほとんどドンピシャです。

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今日はスピードハイクということで、足元はスカルパのローカットシューズを履いています。

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尊仏山荘といえば、高校生の時に荷揚げのバイトをしたことを思い出します。

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富士山見えてくれると嬉しいのですが・・・。

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羊羹を一個ほおばって、今日の目的地「丹沢山」を目指します。

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途中崩落個所がありました。

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振り返ると塔ノ岳山頂に尊仏山荘が見えています。

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なんとも好ましい景観が続きます。

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山桜の咲き残りです。

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ひたすら「丹沢山」を目指します。

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見下ろす谷間は「箒杉沢」です。「塔ノ岳」若しくは丹沢山の先の「棚沢の頭」から下るルートがあります。その先には休業中の「ユーシンロッジ」があるのですが・・・。

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新緑の先には相州の名峰「大山」です。

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ふたたび「山桜」・・・。

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「丹沢山」が近づいてきました。

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「丹沢山」山頂です。大倉から2時間58分かかりました。塔ノ岳からは、写真を撮りつつの道中だったので少々時間がかかったようです。山頂には前夜「蛭ヶ岳山荘」に泊ったとおぼしき4人組のパーティーが寛いでいます。

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日本百名山です。なぜ最高峰の蛭ヶ岳ではない丹沢山を深田久弥はセレクトしたのでしょうか・・・。

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山頂の山小屋「みやま山荘」で山バッジを購入しました。小屋の人に「あのドーン、ドーンという音は雷鳴ですか?」と聞くと「自衛隊の演習場の音が天候によって聞こえるんです。あの音が聞こえる時は天気が下り坂だと言われています。」とのことでした。

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今日は「Low Alpine」のスピードハイク用の軽量ザックをお供させています。

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次回は「みやま山荘」に泊って焼山まで縦走してみたい・・・。

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こちらは山頂から見る蛭ヶ岳です。山頂に「蛭ヶ岳山荘」が見えています。(ズームしています。)
丹沢山で栄養補給を終え、大倉を目指して往路と同じコースを戻ります。

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「竜ヶ馬場」まで戻ってきました。ピラミタルな「大山」が美しい。

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こちらはツツジの新芽でしょうか・・・。

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すれ違った登山者の後ろ姿です。

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本当に気持ちのいい縦走路です。

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尊仏山荘が見えます。

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「塔ノ岳」まで戻ってきました。山頂にはざっと14~15人の登山者が寛いでいます。ゴールデンウィーク中は、おそらく大変な人だったと思われます。
山頂から北方を見たところです。左が「蛭ヶ岳」、右が「不動ノ峰」でしょうか・・・。

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結局天気に恵まれて何よりでした。

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新緑万歳です。

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「塔ノ岳」山頂ともそろそろお別れです。

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丸っこいドームがなんとなく可愛らしい「蛭ヶ岳」です。

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こちらは下山路の「大倉尾根」です。

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往路にも撮った花。調査を急ぎます。

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花立山荘を過ぎると急な下りが続き坐骨神経痛が痛みます。

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緑に心を癒されつつ・・・。

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見晴茶屋まで下ってきました。

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坐骨神経痛をいたわりつつの下りなので走ることはできませんが早足ですたこらと下り続け、ようやく下界に到着です。

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朝は気が付きませんでした。

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結局1時半前には大倉バス停に帰還することができました。

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当初心配されたお天気も上々で、久しぶりに6時間近い長丁場のハイキングを楽しむことができて満足です。

また、平日ということで登山者、ハイカーも少なくコース全体にのんびりとした雰囲気が醸し出されていたのもグッドでした。

山と高原地図の標準コースタイムは8時間でしたが、休憩込みで5時間50分弱でしたのでまずまずではないでしょうか・・・。丹沢山からの復路に2時間25分ほどかかりました。

次回は何処へ・・・。

※ 今日のルート図と高低図です。
   大倉を出て1キロ弱の間、GPSをオンにするのを忘れていたのでタイムと距離は不正確ですがご容赦を・・・。

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2015年4月19日 (日)

「大山に登る」(4月18日)

昨日は、細君とともに丹沢大山国定公園に所在する「大山」に登ってきました。
小田急線を秦野駅で下車し北口のヤビツ峠行バス停に向かうと既に多くの人が並んでいます。座ることこそできませんでしたが、ヤビツ峠まで無事に運んでもらいました。

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天気は全国的に晴れということでしたが、北寄りの風が吹いています。イタツミ尾根から山頂を目指します。

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山桜が満開です。

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登山道はしっとりと湿っている感じで、歩きやすい。ただ、細君は、なかなか歩幅に合わない階段に手こずっていました。

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丹沢表尾根方面の眺望です。中央の堂々としているのが塔の岳でしょうか・・・。その右手の三つの頭は丹沢三峰ですね。

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下社からの道を合わせます。

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さて山頂までもう一息です。

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振り返ると富士山が大きい。

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山頂に到着しました。もっとクリアーな展望を期待していたのですが、春霞なのかあまり遠望は利きません。

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奥の院脇のベンチで小休止としました。

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下山は見晴台から二重の滝を経てケーブルカー駅に出ることとします。

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見下ろす大山川です。標高の高いこの尾根は、これから春本番といった感じでしょうか。

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この花はちよっと調査が必要です。おそらくドウタンツツジかと思いきや、アセビの模様です。

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こちらは山桜。

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途中細君が足のつま先の痛みを訴えたので、靴の紐を下山モードに締め直したところ、一発で解消し、ご本人も「靴紐ひとつでこんなに変わるんだ‼」と驚いていました。

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こちらはミツバツツジですね。

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見晴台までは距離の割に少々時間がかかりました。子供連れを中心に多くの人で賑わっています。

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二重の滝経由で下社を目指します。風さえ避ければぽかぽかです。

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この界隈でも熊が出るんですね。

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下社への道は大山の南面をトラバースするルートですが、道自体はよく整備されていて危険はありません。

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二重の滝に到着しました。力強さはありませんが美しい滝です。

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ミツバツツジですね・・・。

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下社に詣でました。

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ケーブル駅の手前にはわかりやすいハイキングコースの案内図がありました。

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下社からの下山はケーブルカーを利用します。この車両は50年に渡って活躍しましたが、間もなく現役を引退するそうです。

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ケーブル駅から今日の食事処の「東學坊」までの道すがらお土産を購入しました。

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見上げる山肌に春の息吹を感じます。

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目的地東學坊に到着です。

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お風呂と豆腐懐石をいただくこととします。

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おそらく本日の一番風呂をいただいてから、おいしい豆腐料理に舌鼓を打ちました。

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大山は社会人になって間もない頃に、蓑毛から春岳沢を遡行して登って以来ですから33年ぶりくらいになると思います。流石に登山道や山頂の印象は薄れていて、それだけに新鮮な山歩きを楽しむことができました。細君の足も大事に至らなくて良かった・・・。

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